チャーリーとチョコレート工場 

2005年09月28日(水) 17時00分
チャーリーとチョコレート工場
http://charlie-chocolate.warnerbros.jp/

 一番印象的だったのは、やはりウォンカのチョコレート工場内。
 落ち着いた色合いの中に、水色の目の覚めるような蛍光色。「ナイトメア」に通じるキモ可愛い形の造形物。うっとり気分が悪くなりました(笑)
 現実はティム監督の、映画ではウォンカの頭の中の世界を描いているかのような、夢の世界この独特なセンス大好きです

 ウィリー・ウォンカを演じるジョニー・ディップを、あらためて凄いと思いました。よく練り、いきとどいた演技。ウォンカという人に厚みを感じます。

 ウンパ・ルンパが絶妙の存・在・感
 工場で働くだけではなく、歌って踊ります。キモイ中にも愛嬌があります。
 後半ウォンカがスランプに陥り、回復した切っ掛けが父の愛情でしたが、君には愛すべきウンパ・ルンパ達がいるじゃない…と思いました。

 ブラックユーモアがティム監督によってぴりりと利いています
 ありえない、荒唐無稽な出来事が起こっても、話を進めるウォンカ。初めは仰天するものの、淡々と状況を受け入れる親子達。そんなシュールな世界にくすりと笑っていました。

 世界観も素敵だけど、内容も素敵。原作が児童書なだけに、登場人物や物語がしっかりしてシンプル。教訓もあり。最後はほろりとさせられました。

 語りたいことが、まだあります。ウォンカの子供時代やチャーリージョーおじいちゃん、親子達、リス…。話し尽くせないということは、細やかに創られた厚みのある映画で、それだけ観てるということは、自分の感性合う作品なのだと感じました。

ロボッツ 

2005年07月23日(土) 16時30分
ロボッツ試写会
http://www.foxjapan.com/movies/robots/

 日本語吹き替え版を観ました。草薙剛君が主人公のロドニーを演じています。主人公の父が三ツ矢雄二さんというのは個人的にポイント高かったです。

 とっても楽しく愉快でご機嫌な映画。アメリカンジョークがいい感じ

 CGの技術が凄くて、ひとつひとつの建物が細かく、ロボット達の動きや造形がとても個性的で、見飽きない。歯車様万歳って感じです全て想像で創られたなんて素晴らしい
 物語と画面にスピード感があり、あっという間の1時間半。ロボット・シティの快速乗り物の仕組みがとても練られたつくりで楽しく気持ちが良い。以前観たTVチャンピオン「進め!コロコロからくり装置王選手権」を思い出しました。『ジェットコースター・アニメーション』との言葉は的を得た宣伝広告です。

 個性的なキャラクターが沢山。ロドニーの友達になるフェンダーは特にアメリカのコメディ作品には欠かせない(笑)アメリカンなノリの良いキャラクター。声が山寺宏一さんはまり役です

 ロボットの赤ん坊誕生から、成長してゆく過程は、両親がパーツを歳月に合わせて組立ててゆくというアイディア。なるほどと、楽しいです。両親が楽しげに自分の子供を作ってゆく姿。新たな命。暖かかな家庭。祝福。凄く息子を愛しているのが伝わり、胸が熱くなって、ずっと目が潤んでいました。
 注目してしまうのがお父さん。ちょっとやんちゃな性格で、最後にも大活躍。主人公を食ってしまうかの様な存在感。なんとも美味しい役です。何となく。子供のいる親が作った作品なのかな…と思ってしまいました。

皇帝ペンギン 

2005年07月08日(金) 19時00分
皇帝ペンギン試写会
http://www.gaga.ne.jp/emperor-penguin/index.html

 もともとペンギンがもうもう大好きで、特大のぬいぐるみやフィギュアを飾り、目覚し時計も。と、ちょっぴり(?)怪しげペンギンセレクトな部屋なんです。試写会が当たった時は、気分が舞い上がりました

 ペンギンのつるんとした姿。手を体にそえ、もたもたした歩き。その姿にうって変わって、水中ではなんとも鋭い泳ぎ。このたまらん二面性。ヒナのまるい姿。生まれたての産毛。鳴き声。嗚呼…全てが愛しい1時間半が、あっという間でした。

 青と白の過酷な世界。
 その中で、遥か遠い地へ異性を求め、子供をつくり育ててゆく。自然の厳しさを乗り越えてゆく姿を追ったドキュメント。命のはかなさに、胸が込み上げてきて、目頭が熱くなる。
 動物って自然の中を適応してゆくけど、人間はそれだけにとどまらず、過ごしやすい環境へと自然も変化させてゆくんだ…と、ひしひし感じました。

 吹き替えの言葉は多くを語らず、映像に添えたシンプルなカタチで素敵。おフランスを感じました(笑)★声がやわらかく、包み込まれる様な感じ。
 ペンギンのいろんな鳴き声を聞き、鳥に近い声をしていたんだと、あらためて知りました。

 もう。もう。DVDが販売されたら、絶対買います

マラソン 

2005年06月29日(水) 19時00分
マラソン試写会
http://www.marathon-movie.com/

 この映画は、健常者でも過酷なフルマラソンを完走した、実在の自閉症を持つ人物をモデルにしています。
 広告の内容では『5才の心を持つ20才の青年。ボクは走っている時が一番幸せ』『泣いて笑える』といったもので、爽やかな映画と思っていたのですが、実際観て印象が違いました。
 マラソンが好きな青年の物語と言うよりは、社会と適応する能力が欠落し、独りでは生活するのもままならない息子を持つ母と、家庭の現実というものの方が強く感じられて、切なかったです。

 マラソンは母キョンスクが息子のチョウォンの走りに才能を感じ、長所を伸ばしてあげたいとの思いで薦めたもので、チョウォンが走るのが好きで走っているのか、母のために走っているのかが判らないのが複雑でした…。両方だとは感じましたが…。母が執拗に走る事を強要するのが印象的でした。母の息子に対する愛情に息が詰まりそうになります…。
 
 『笑い』も複雑でした。チョウォンは人の笑顔が好きで、わざと笑わせているのではなく、病の行動が自然と人を笑わす結果になっている。笑わしているのではなく、笑われているのです…。笑った後に、笑えなくて、胸が痛みました。
 でも、哀れみを感じ病を意識しているということは、差別している事に繋がり、自己嫌悪して、ますます落ち込んでしまいました…。

 広告では、『勇気と希望を与えてくれる』という綺麗な言葉のオブラートに包まれ、実際は凄く重くハードな内容で、私は素直に世間でうたわれた文句に、正面から受け止められませんでした…。

 ひとつ好きなシーン。
 チョウォンのマラソンコーチのチョンウクは走る事に、諦めにもにた感情を持っていて、指導を投げやりにしていました。しかしチョウォンの熱心で楽しく走る姿にしだいに胸を打ち、走る事の喜びを思い出してゆく…。チョウォンとの距離も近くなり、息子の様に接してゆく姿が好きです。心がほっこりあったまってゆく感じ。

はじめまして 

2005年05月28日(土) 6時43分
はじめまして。 ハンドルネームmiyukiといいます。
なにげない日常には、うきうきする事やどきどきする事。とまどいや鬱々もしたり、さまざまです。

できるだけ気持ち良く、自分らしく生活してゆきたいと思っています。
ささやかな楽しみを、ぽくぽくとおぼえがきをつづっていくことで、日々を好きでいられたらと始めてみました。

このおぼえがきで共感したり、笑って楽しんでくれたり、自分も本や映画をみたり、どこかへ行きたくなったり。
そんな風に思っておもえたら、うれしいです。

about…案内。
every day…日常。
kyoto…京都。
book…新書。文庫。めも
comic…漫画。アニメ。めも
movie…映画。めも

ZOO 

2005年05月21日(土) 12時45分
ZOO
http://www.zoo-movie.jp/

 映画館が動物園前シネマフェスタ4で「映画のタイトルとちなんだのかな(笑)」と、友達の鋭い意見。

 監督とプロデューサーと原作者の舞台挨拶を見ました。原作の乙一さんは以前爆笑問題のススメのゲストで見た印象と同じように、独特の雰囲気を持ってる方で、とても謙虚な青年でした。まだお若い。「この場にいるのが、いたたまれない」等とコメント。あの方が「GOTH」等の作品を創ったのだと思うと、不思議な現実感を感じました。
 館内の後ろを向くと、立ち見の人、熱の入ったファンの学生さん達がそわそわとしていました。ここにいる人達は、乙一さんの創る物語が好きで、今共有しているんだと思うと、くすぐったく、嬉しく感じました。

 映画感想。
 小説から入ったので、小説の細やかな心の動きまで再現するのが難しいものなのだと、少々うな垂れました。ぷう。

 「カザリとヨーコ」ヨーコの表情や表現は素晴らしく凄い小説を読んだ時のイメージを上回り、むしろ自分の想像力は貧困だなぁとあらためて痛感。
 
 「SEVEN ROOMS」あまり生生しくない程度に表現。最後のシーンにやっぱり眼に涙が溢れる。

 友達が「「陽だまりの詩」は一服の清涼飲料剤やな」とのコメントに大いに頷く(笑)少女のロボらしい動き、視線がカメラを覗くようなカット割りは凄い

 「SO-far」男の子が可愛いかった

 「ZOO」小説は男が狂気から良心を取り戻す物語に対して、映画はどの様に狂気へいったったのか、までを表現(だよね?)繰り返す悪夢。
 「シマウマの模様を眺めていると吸い込まれそう」と女。「シマウマを見なくなった」と男。「ZOO」へ向かう路線とシマウマの印象を重ねている映像表現は、凄く素晴らしい
 男も女も夢を見ているかのような、独特の世界を持ち「ZOO」の微妙さを、さらに引き出してます 
 
 全作品、場面を繋げる間に、音声無と音楽を入れる方法を使われていたので、何だか異様な感じがしました。

デンジャラス・ビューティー2 

2005年05月06日(金) 18時30分
デンジャラス・ビューティー2試写会
http://www2.warnerbros.com/misscongeniality2/

 ヒロインのグレイシーは粗野で男っ気もないFBIの捜査官。
 FBIの任務というアクション綺麗に変身してゆく姿昔なじみの友人との友情ライバルが良きパートナー美味しいところをギュッと凝縮。観ていて気持ちの良い映画。

 姿が綺麗になっても、心は元の、ありのままのグレイシーで素敵
 アメリカンジョーク(笑)がちりばめられていて、笑いがいっぱい
 後半になるほど面白さが上り、ひーとあっぷ
 あと。どうしてスタイリスト系の男性ってカマっぽいんだろう(笑)「ザ・ロック」の美容師もそうだったよ…★良い味出しすぎ
 エンディングにジャッキーチェーンのようなNG集がついていました。
 安心して楽しめます。なにも考えずに、すっきり。さっぱり。爽快な気分に女友達と観に行くのが吉

世にも不幸せな物語 

2005年04月28日(木) 19時00分
世にも不幸せな物語・試写会
http://www.fushiawase.jp/

 コミカルでシニカル。ブラックユーモアな映画
 すごく凝っていて、丁寧な創り。単純で素直な創りはいい、お見本
 世界観、建物や小道具に雰囲気があって超好み 
 エンディングのテロップも可愛く邪悪な仕上がりが、ますます世界観にあって好き好き
 人為的な不幸に、幼い3人がいかにして知恵と勇気で乗り越えてゆけるかが見所。
 
 三人の役割分担や登場人物がはっきりとして、さすが原作は童話、よく出来ていると関心

 長女ヴァイオレットは天才発明家。唇が色っぽくてうっとり衣装が様変わりするたびに、魅力的で可愛くって釘付けに
 
 長男クラウスは何万冊もの本を読み、読んだことを記憶している、本の虫。が★くり〜むしちゅ〜上田さんに似ていて、本の知識を話す姿に「あ。うんちく披露や」と、ちょっぴりくすっとしたかっこかわいい!

 末っ子サニーは噛むことが大好き。言葉の代わりに奇妙な声でしゃべる。ほっぺがぷにぷに愛らしく、噛む姿がコミカルオレフ伯爵に「猿」言われるたびに、ムスッとした反応がすっごく可愛い

 オレフ伯爵。彼はボードレール三姉弟妹の巨額な遺産を狙い、やたらと付きまとう。いわゆる悪役。しかしその行動は、うきうきイキイキして、なんともご機嫌な人(笑)いちいちリアクションが楽しいよう。ジム・キャリーはまり役。
 しかし物語だから微笑ましく観れるけど、現実は伯爵のような人は危ないストーカー彼のような人は、基本的に近づかないことうけあいです(苦笑)
   
 「3人がいるところが家。だから不幸ではなく本当は幸せなの」…素敵なフレーズ。涙がぽろぽろ溢れる。
 ―でも冷静に考えれば、3人が遠縁の親戚のもとへ訪れるたびに、伯爵が親戚を死に追いこもうとするので、むしろ不幸なのは親戚なのかもしれない…

キングダム・オブ・ヘブン 

2005年04月27日(水) 18時30分
キングダム・オブ・ヘブン試写会
http://www.foxjapan.com/movies/kingdomofheaven/

 キリスト教徒の王ボードワン4世の切なる願い。平和の象徴、宗教と文化を守る理想のヴィジョン。キーワードのキングダム・オブ・ヘブン=<天国の王国>その国は、国土という目に見える全体像だけではなく、1人1人の目に見えない心の中にもあるという。メッセージ性の強い映画。

 環境や自分の行いが時代ととも巡る、という創りにトキメク。考え練りこんだ作品。ひたすら関心そういった構成が全体として綺麗におさまり、安心して心を預けられると感じました。

 戦闘シーンが独特。動と静。静から瞬間的な動。ゆらいだ空気。あまりにも激しい戦いに、気分が悪くなる…。うぷ。
 衣装や装飾品が美しくて、観るところがいっぱい。見飽きない。

 印象的なシーン。
 イスラムの後半サラセン軍率いるサラディンと、エルサレムをかけての戦い。バリアンは戦いを知らない民たちに、カリスマ的な存在で指揮を高めるシーンに胸がきゅんとした。心の中で思わず「バリアン隊長!!と叫ぶ。また父ゴッド・フリーの教えを、そのまま継ぐ姿は、父を心から慕っているあらわれと感じる。以前の鍛冶屋から、りっぱな騎士に成長し、大きくなったのうと、親心を感じてしまった☆(あほ)
 
 印象的なシーン。その2。  
 戦の最後。指導者サラディンバリアンは問う。「エルサレムに何の価値が?」そのサラディンの返答に、思わず世界の中心で心の中の奥底から「サラディン様!!と叫ぶ☆(やっぱり、うち、あほです…

 戦の行く末は客観的な事実として、悲しい結末。
 善悪の問題ではなく、自分が今行うべき事を行う勇気や信念を貫き通す心。そのバリアンの魂が輝いていて、悲観的で物悲しいという事実よりも、受け継がれる騎士としての誇りある生き方が、穏やかな気持ちで物語の最後を見とどけました。素敵な映画です。

ロング・エンゲージメント 

2005年03月02日(水) 18時30分
ロング・エンゲージメント試写会
http://long-eng.warnerbros.jp/

 映像の美しさに惹かれる。美しい黄金色の風景。
 どこか懐かしさを感じるセピア色の世界。
 マチルドが凄く綺麗で、うっとりしてしまう。 

 物語の幾つかのテンポが「アメリ」らしい、おしゃまなリズムを思いおこす。
その独特のリズムが悲しげな物語を和らいでくれます。
 話はとても複雑で、まさにパズルを解いていくかのよう。幾つかの言葉や物のキーワード。大好きな題材!!しかし集中していないと、話から取り残されてしまう。本なら、自分のリズムで進める事が出来るけど、映像では少々苦しい。以前観た映画「ペイチェック」のパズル謎解きの構成の方が好き。と辛口批評★

 郵便配達の人がいい味だして好き。マチルド家族とのかけあいがグ〜!

 マチルドの愛は悲しげで信じるひたむきな強さを感じた。
 逆に対極の位置にいるティナ。彼女の愛は、彼を死に追いやった者達を殺してゆき「後悔はない」という。そんな彼女は最後、ギロチンの処刑に。猛々しい愛の強さに、そんな生き様に、はらはら涙してしまう。
 
 長い道のりを経て、それでも愛と信じる強さは素敵。と思える映画。
 でも・・・個人的に総合して「アメリ」の方が好み。などと、比べてしまいます★
2005年09月
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