やさしい言葉で話したい〜MBAその2

December 21 [Wed], 2011, 15:32
続き☆

経済学のトレンド

○ ゲーム理論
たとえば、割り勘の飲み会で、みんなが「自分がトクをしよう」として、高いものを頼むと、結局支払いが高額になって、全員ソンしたりするよね。ビジネスの世界でも、自分ひとりが儲けようとすると、結局自分をふくめて全員ソンしてしまう、なんてことがあるんだ。じゃあ、全員トクするには、どうしたらいいんだろう。こんなふうに、ビジネスをゲームととらえて、どうやってソンしないで儲けるのかを考えることだよ。


○ レモン市場
買う人が買うもののことをよくわかっていないと、不良品ばっかつかまされたりするよね。そういう現象のことだよ。

○ シグナリング
商品やサービスのよさをアピールすることだよ。たとえば、デートのときに、とびきりのおしゃれをすることも、シグナリングだよ。

○ 期待収入
将来入ってくることが予想される収入のこと。「将来お金が入ってこないかも」と思うと、お金なんて使えないし、逆だと、今もっていなくても、使えるよね。
消費の動向を左右する未来サイフみたいなものかな。

○ メンタル・アカウンティング
心の会計って訳される。たとえば同じ10万円でも給料の10万円はぱーっと使えないけど、宝くじが当たった10万円はぱーっと使えるよね。手に入れた過程が違うと、お金の価値も違ってくるよね。そんなふうに同じ額面でも、価値やとらえ方が変化することを言うよ。

○アービトラージ
裁定取引って訳される。ある場所で不当に安く売られているモノを買ってきて、別の場所で売って利益を儲けること。ビジネスチャンスって言ってもいいけど、ちょっとずるいイメージもあるよね。

○ ボトルネック
瓶の首って意味。転じて物事の流れが滞る場所のこと。つまりダメダメとこ。たとえば工場の生産工程で、ダメダメなところがあると、それを改善しない限り全体の生産性はあがらないよね。

○ リバースエンジニアリング
先行する商品をバラバラに分解して、徹底的にマネること。

○フリー
最近、フリー(無料)のビジネスモデルが注目されているよね。フリーといっても、いくつかのビジネスモデルがあるよ。たとえばグーグルとかヤフー。これは消費者にはフリーで提供されるけど、広告で儲けている「広告モデル」の典型だよ。もうひとつは「ジレットモデル」。ジレットってカミソリの会社があると思うんだけど、ここがカミソリの本体を無料サンプルでくばって、替え刃で儲けたんだって。こんなふうに本体は無料もしくは安いけど、消耗品で儲けるっていうテクニックが「ジレットモデル」。昔の携帯もそうだよね。あとはプリンターもただじゃないけど、本体がやたら安くて、インクがバカ高いでしょ?これもジレットの典型だと思うな。


○ CC効果
なんで「ジレットモデル」が有効かというと、一回手に入れたら、継続して使ってしまう、という人間の性があるからなんだ。これを、CC(Commitment and Consistency)効果っていうよ。


財務諸表の読み方

○ バランスシート
貸借対照表。つってもなんだかわかんない。
企業の健康診断書のようなものらしい。

バランスシートは左右に分かれている。

右は貸方。これは会社の資金の調達先。
個人的にはインプットって考えると分かりやすい。
これはおおまかに2つある。

ひとつは純資産(資本)。
もともとの資本金だったり、
利益余剰金だったり、
株主から集めた資金だったり。
つまり、あり金だ。
これがあればあるほど、企業に体力がある、
ということになる。
あとは負債。借金だ。

左は借方。これは資金の使い道。
資産ともいう。
未来の売り上げのための、
材料や設備、売掛金などのこと。
アウトプットって考えると分かりやすい(違うかな?)。

たとえば純資産(資本)100万円、
負債(借入金)100万円で始めた会社の
資産は200万だ。

もしも資産価値が100万に減ってしまったら、
負債は減ってくれないから、
純資産(資本)が0円になる。

もしも資産価値が50万円になったら、
負債が資産を上回ってしまう。
(純資産がマイナスになってしまう)

これは債務超過と呼ばれる状態で、
企業はMYB(マジでやばい)。



○ デューデリジェンス
企業を買収する際に、その企業価値を算定する作業。
デューデリする、なんて使うと、
分かってるっぽく思われるかも。
使用例「あたしの価値を、デューデリしてごらん?」

○ 決算書
企業が株主や債権者に向けて、
自社の経営成績や財務状態などの
情報を教えるための書類。
財務諸表ともいう。
(なんで名前が2個もあるんだ!
いい加減にしてくれ!)

○ 損益計算書(PL)
決算書の一つ。
一定期間儲かったかどうかを示す。
手に入れたお金(売上高)から、
材料等(売上原価)と販売や管理のお金(販管費)
を引いたのが、本当の儲け(営業利益)。
こういうのが書かれているらしい。

○ フリーキャッシュフロー(FCF)
企業が稼いだお金から、活動するのに必要なお金を差し引いて余ってお金。
事業を拡大するもよし。株主に配当するもよし。M&A(合併・買収)では大概、このFCFを基にして企業価値を測るらしい。


○ゴーイング・コンサーン
訳は「継続企業の前提」だって。これは「この会社が倒産しないで、ずーっと事業を継続する」っていうていで考えていきましょうね、ということ。

やさしい言葉で話したい〜MBAその1

December 20 [Tue], 2011, 15:31
仕事でビジネスについて学ばなければならないので、


ビジネスプロフェッショナルの教科書

で勉強する。

MBAのスキルを言葉から学べるムックだ。
この本自体はわかりやすいのだけれど、
MBA用語って、やたら、「どーだー!」って感じだけど、
意味を知ると「なーんだ」ってものが多い気がする。

MBAもってたって、パワポでプレゼンされたって、
びびる必要はないんじゃないかなーと疑惑が。

個人的には、
文章は簡単であれば簡単なほどいいと思う。
とくに文芸以外は。

ときどきすごく簡単なことを、
難しい言葉で書く人がいるけれど、
あれはなんのためにやるんだろう。
同じ民族であっても、
言語圏が違うんだろうな。

とりあえず、自分のために、
ビジネス用語をやさしい言葉で書き換えてみた。

例とか勝手に作っているので、
間違っていたら、教えてください。

ビジネスに強い方!


ロジカルに考える

○初期仮説
「こうしたら解決するかな」「これが原因じゃないかな」っていう最初の思いつきみたいなものだよ。

○ 思いつきと仮説
思いつきも、事実を元にした根拠が説明できれば仮説になるよ。

○ MECE分析
もれなくダブりなく物事を整理しようという考え方。3C分析や4C分析などの方法を使って、商品をよくしたり、売り方を考えたりするよ。

○3C分析
3Cっていうのはcustomer(お客さん)、competitor(ライバル)、company(自社)のことだよ。お客さんのニーズと、ライバル社の製品や売り方、自社の製品や環境をもれなく考えることだよ。

○ 4P分析
4Pっていうのは、product(製品)、place(場所)、price(値段)、promotion(プロモーション)のことだよ。どんなものを、どこで、いくらで売って、どうやって宣伝するかをもれなく考えることだよ。

○ PAC思考
PACはPremise(前提・事実)、Assumption(仮定)、Conclusion(結論)の頭文字をとったものだよ。この考え方をすると「仮定の間違い」に気づきやすいよ。たとえば、「みともさんがひとりでイブを過ごすなんて、なんてさびしい人だろう」という主張があるとするよね。この場合、前提が「みともさんがひとりでイブを過ごす」、結論が「なんてさびしい人なんだろう」になるんだけど、PAC思考で考えると、前提と結論の間に「仮定」が入るよね。この場合の仮定は「イブをひとりですごす女はさみしい人だ」。この仮定が合ってるか間違っているかを検証することで、この主張が論理的かどうかわかるよね。
もちろん検証しなきゃいけないのは、仮定だけじゃなくて、前提もだよ。「みともさんがひとりでイブをすごす」のが、「予定がなくてぼーっとしている」のか「急ぎの締め切りのために仕事に追われている」のか「ひとり旅に出ている」のかで、導き出される結論は変わってくるよね。こうした前提や仮定を検証するのが、PAC思考だよ。


思考の落とし穴

○ 幻想の因果関係
うっかり思いついた仮説にとらわれてしまって、間違った因果関係を信じてしまうことだよ。

○ 適応
ダメな環境に慣れてしまうこと。適応すると、重い腰があがらず、なかなか問題解決できなくなっちゃうよね。こういうのを無意識のワナっていうよ。


○ レファレンス・ポイント
価値を判断するときに比較する基準だよ。たとえば私は5本500円のきゅうりがあると「高い!」って思うけど、それは私が「きゅうりって5本200円くらいじゃないの」と思っているからで、この「5本200円」がレファレンス・ポイントだよ。

○ 確認バイアス
いったん仮説をもつと、あらゆる情報が「仮説を確認する」方向で解釈されてしまうんだ。いったん「あの人素敵!」と思うと、いいとこばかり見てしまうし、「あいつヤなやつ」と思うと、ヤなところばかりが目に入ってしまうことって、あるよね。誰にでも確認バイアスがあることを頭に入れて、第一印象をよくすることが大切だよ。


○ アンカリング効果
最初に出された情報にしばられて、判断してしまうこと。
たとえば、定価10万円のバッグが3万円に値引きされてたら。。。
「定価10万円」という最初の情報にしばられて、「3万円って安い!」って思うよね。そういうこと。


戦略・マーケティング

○ Mimicする
他社の成功している理由(KSF-Key Success Factor)を分析して、自社(自分)で再現することだよ。ただパクるんじゃくて、根っこの部分を分析して、自社で再現できるかどうか検証して、ミミクることが大切だよ。

○ RBV
RBV(Resource Based View)っていうのは経営資源(Resource)をベース(Based)にして、戦略を立てる(View)こと。つまりは、自社の強みを生かそうぜ!ってことだよ。その際、有形資産(いい工場とか、すごい機械とか)、無形資産(ブランドとか、企画とか)、ケイパビリティ(実際の能力)の3つから経営資源(Resource)を割り出すよ。これは就活なんかでも使えるよね。たとえば有形資産(健康な体、本を読むのが苦にならない)、無形資産(大卒)、ケイパビリティ(書くことが得意)だとして、自分の経営資源(Resource)を割り出し、出版社を狙う、とかさ。

○ SWOT分析
SWOTとはStrength(強み)、Weakness(弱み)、Opportunity(機会)、Threat(脅威)のことで、この4つの視点で分析してみよう、ってことだよ。この4つは内的要因(自社の問題、強みと弱みのこと)と外的要因(環境の問題、機会と脅威のこと)の2つに分けられるよ。なんのこっちゃかわからないので、「みともさんが結婚するにはどうしたらいいのか」SWOT分析して、RBVに基づいて戦略を立ててみるね。

個人的な要因
Strength(強み)
経済的にだいたい自立している。だいたい楽しそう。話が面白い。音楽好き。いい仲間がいる。
Weakness(弱み)
美人でも、スタイルがいいわけでもない。歳をとっている。変わり者。男の人と話すのが苦手。忙しい。

環境的な要因
Opportunity(機会)
日本のどこかに、一緒にいて幸福を感じてくれる男子がいるはずだ(仮説)。
Threat(脅威)
たいていの男子は、美人でスタイルがよくて、若い女が好きだ。

だめだ。
Opportunityがあいまいすぎて、RBVでの戦略が立てられない。。。

○ ファイブフォース分析
「もうかりやすい業界かどうか」「この業界に新規参入して勝ち目があるのか」を判断するために、「業界内の競合」「新規参入の脅威」「代替品の脅威」「売り手の交渉力」「買い手の交渉力」の5つの力(フォース)を使って分析することだよ。たとえば出版界だったら、をまとめてみるね。

「業界内の競合」同じ著者を取り合ったり、ベストセラーが出ると、似たような本がいっぱい出てくるよ。
「新規参入の脅威」ソフトバンクのソフトバンクパブリッシング、吉本興行のよしもとブックス、ほぼ日など、他業種からの参入もたくさんあるし、電子書籍の会社もたくさんできてきたよね。
「代替品の脅威」ネットでひろえる情報はみんな書籍や雑誌の脅威になるね。
「売り手の交渉力」売り手は著者。最近は著者がエージェントに所属して、エージェントが条件交渉をしてきたりするよね。
「買い手の交渉力」買い手は書店。最近はツタヤと連動して企画をすすめたりするなど、企画の段階から書店と組むパターンもあるよ。


○ 「尖り」「平均点」「哲学」
ブランドが成立する3条件だよ。「尖り」は圧倒的な強み、「平均点」は弱みも競合他社の平均レベルはクリアしていること、「哲学」は強みの背後に、買い手を感動させるこだわりや物語があること。


○ 物語マーケティング
商品やサービスに物語性をもたせることで、関心を引いたり、価格を上げることを可能にするよ。たとえばシャネルには創業者ココシャネルの物語やマリリンモンローの「寝るときつけるのはシャネルの五伴」なんていう様々な物語があるよね。

○ ミメーシス
感染的模倣って意味。つまり、「すごい!」って思ったものを、思わずマネしたくなっちゃうことだよ。


くにのしくみ

July 27 [Wed], 2011, 10:33
経産省の官僚の古賀茂明さんのインタビューを途中まで見て、
ふうむ、と思う。

官僚っていうと、原発事故対応に出てきた人を見る限り、
上に言われたことをただオートマティックにこなし、
泣いているおかあさんの訴えを冷たい顔で無視する、
天下りのことしか考えていないロボが出世する世界、
という印象だったけれど、そんな世界の中でも、
自分の利害を省みず、ちゃんと自分の脳みそを使って、
真剣に国をよくしようとしている人もいるのだなーとべっくり。

そういえば、原発のことを調べていると、経産省が、文科省は、
という単語が出てくるけれど、今って、各省庁はどうなってるんだろう。
だいいち私が公民を習った時代は、経産省も文科省もなかったし。

というわけで、くにのしくみをおさらい。

【くにのしくみ】

内閣 総理大臣がしきっています。

国をよくしたいとあれこれ考えます。

この中に内閣府があります。
定員 13,127人年間予算 5913億4200万円(07年)

内閣府の中には、以下ような集まりがあります(抜粋)。

○北方対策本部 北方領土問題をなんとかしたい。
○金融危機対応会議 金融危機をなんとかしたい。
○食育推進会議 子どもにちゃんとした食事をとらせたい。
○少子化社会対策会議  子どもを増やしたい。
○高齢社会対策会議 お年寄りをサポートしたい。
○中央交通安全対策会議 交通事故を減らしたい。
○犯罪被害者等施策推進会議  被害者に泣き寝入りさせたくない。
○自殺総合対策会議 自殺を減らしたい。
○宮内庁 天皇とその家族についてのあれこれ。
○公正取引委員会  悪い商売をとりしまろう。
○国家公安委員会  警察庁が悪さしてないかチェキラ。警察庁はこの中にあります。

その他、いろいろな省があります。

総務省  総務大臣片山善博さんがしきっています。
定員 5175人 年間予算 16兆7510億円(07年)

ちゃんと行政が行われるようにします。
地方行政との橋渡しとかをします。
地デジや郵便局のあれこれも。
中央選挙管理会、政治資金適正化委員会、
公害等調整委員会、消防庁なども集まりも。

法務省 法務大臣江田五月さんがしきっています。
定員 51,899人 年間予算 6511億2100万円(07年)

法律について全般。戸籍や出入国管理など。
法務大臣は死刑執行にGOサインを出す人
としてニュースになったりします。
検察庁、公安審査委員会 、公安調査庁
などの集まりも。

外務省  外務大臣松本剛明さんがしきっています。
定員 5,498人 年間予算 6,709億円(07年)

おもに外国とのやりとり。

財務省  財務大臣野田佳彦さんがしきっています。
定員 7万1344人 年間予算  1兆341億円(07年)

税金をとりたてます。
国税庁などの集まりがあります。

文部科学省 文部科学大臣木 義明さんがしきっています。
定員 2,197人 年間予算  5兆8,039億円(07年)

学校についてのあれこれ。
スポーツや科学技術を推進。
宗教についても。
日本学士院、地震調査研究推進本部、
日本ユネスコ、文化庁などの集まりも。

厚生労働省  厚生労働大臣細川律夫さんがしきっています。
定員 32,599人 年間予算 21兆4,769億円(07年)

医療や福祉や年金についてのこもごも。
労働や雇用についてもがんばります。
中央労働委員会も設置されています。

農林水産省 農林水産大臣鹿野道彦さんがしきっています。
定員 23,150人 年間予算 2兆6,927億円(07年)

農家や林業、漁業をサポート。
食べ物をみんなに安定して供給できる
ようにがんばります。
農林水産技術会議、林野庁、水産庁
などの集まりがあります。


経済産業省 経済産業大臣海江田万里さんがしきっています。
定員 8,601人 年間予算  1兆237億円(07年)

日本の経済や産業を盛り上げます。
鉱物資源やエネルギーを安定して供給します。
資源エネルギー庁があります。
そのなかに、原子力安全・保安院も。
その他、特許庁、中小企業庁も。

国土交通省  国土交通大臣大畠 章宏さんがしきっています。
定員 62,485人 年間予算  6兆626億円(07年)

国土を開発します。
道路や都市、河川、湾岸ありとあらゆる国土を。
交通や観光も守ります。海も守ります。
国土地理院、小笠原総合事務所 、海難審判所
観光庁、気象庁、運輸安全委員会、海上保安庁
などたくさんの集まりがあります。


環境省 環境大臣江田五月さんがしきっています。
定員 1,185人 年間予算  2,199億円(07年)

公害問題や自然環境保護など。
公害対策会議があります。


防衛省 防衛大臣北澤俊美さんがしきっています。
定員 27万1024人 年間予算 4兆7741億円(07年)

国の安全を保ちます。自衛隊をしきっています。
防衛省設置法、統合幕僚監部、陸上幕僚監部、海上幕僚監部、
航空幕僚監部、陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊
情報本部、技術研究本部、装備施設本部、防衛監察本部
などがあります。

会計検査院
定員 1,278人 年間予算 175億1251万3000円(07年)

国の収支の決算をします。

【以上】

古賀茂明さんによれば、キャリア官僚は、
生涯保障をされているらしい。
つまり、できそこないでもポンコツでも、一定のポスト
につき、収入を得ることができるのだ。

よくよく考えてみよう。
みんなのクラスの中に「博士」というあだ名の物知りが
いたと思うけれど、はたしてその「博士」がクラスをちゃんと
しきって、信頼を得ていたかい? 
みんな彼をリーダーとして一目おいていただろうか。
だいたい変人として、とんちんかんなことをいって、
みんなから煙たがられていたんだじゃないかな。
(まあ、私は好きだったけど☆)

すごい偏見だけど、
東大はこうした「博士」的な人が
いっぱいいるかもしれないし、
官僚は東大の集まりだ。

なかにはものすごく優秀で、理知的で人の気持ちもわかり、
改革への情熱をもって精力的に働いている人もいるだろうけれど、
てんで使えない人もいるだろう。

仕事のできる人、できない人と学歴はまーったく関係ないと思う。

でも国は仕事をしない彼らのためにも、
天下り先まで用意しなきゃいけない。
生涯保障の原則があるから。

彼はそこに警鐘を鳴らし、官僚制度を変えようとして、
くびにされそうになってるらしい。なんだかなあ。

さて。
各省庁について、原発がらみで考えてみたい。

経産省はバリバリ原発推進派だ。
原発が本当に経済を豊かにして、
エネルギーを安定に供給するために
必要なのかはおいておいて、とりあえず推進。
というのも、若い官僚は別にして、上のほうは、
東電とふかーい関係があるから、脱原発は無理。
(って、古賀さんが)

ここに、保安院がおいてあることがまずおかしい。
原発の安全をチェックする集まりなのに、
「危険です」なんていったら、推進できないから、
そりゃー危険でも隠蔽するしかない。
なんだかなあ。

その他、各省がどう原発事故に対応するのか見てみよう。
被災者支援、原発の技術助言など、全部内閣府らしい。

汚染された食品から国民を守るのは誰だろうと調べると、
どうやら、消費者庁らしい。
蓮舫さんが大臣。これも内閣府。大変だなあ内閣府。

放射能による健康被害に関しては、厚生労働省。
汚染された食品を出荷する側のフォローは農林水産省。

農業を守ろうとするあまり、農林水産省は、
農産物を洗って測定したりしている。
ルール違反だ。なんだかなあ。

各地のモニタリングデータをとったり、学校を守るのは文科省。
学校がよく「文科省の指示がなければ動けない」というけど、
文科省が放射能データをジャッジしてるからなんだな。
子どもも年間20ミリシーベルトOK(去年までの20倍)だと
しているのも文科省。どうやら文科省は、子どもではなく、
学校を守る部署のようだ。

こんなふうに、各省バラバラに問題解決にあたっている。

文科省「外部被ばくはこのくらいならOK」
消費者庁「内部被ばくならこのくらいならOK」
国民「足してみたら、超えてるやん!(どっちらけ)」

みたいなことになったりしないのかな。

それにしても、国土交通省は
「せっかく整備した土地を汚しやがって」
とむかついてるだろうし、
環境省は、「自然を汚すなよー」と
土地の除染をしなきゃいけないかもしれない。
外務省は「お茶の輸入ごめんなさい」
と外国にあやまったりしなきゃ。

みんなそれぞれ原発事故の後処理で大変だ。
なのに、「原発もううんざり!」ってならないのが謎。
よっぽど経産省がつえーのかな。

経産省の人は、は冷静に考えて、ほんとに、
ほんとに原発があったほうが
豊かになれると思ってるのかな?
2万年後の子孫のことも視野に入れて。

というか、ひょっとして日本は東電がにぎってるのかもな。
資本主義ってこわいな。

それにしても防衛省。
震災当時は自衛隊があんなに大活躍して、
「軍隊はいらない」と思っている私でさえ、
「自衛隊さんありがとう」と思っていたのに、
今、どうしているんだろうか。

原発は冷温停止とかいってるけれど、
とけた燃料棒がメルトスルーしてるんだから、
水かけてるところに果たして敵がいるかすら
わからないらしい。

英インディペント紙
いまふくいちで働いている原発作業員ワタナベ氏の
インタビューがのっている。

「燃料は溶けた。でもそれが貫通したかどうか、分からない」
「原子炉の底に落ちている。これが底を溶かして外に出て
水と接触したら、とんでもないことになる。
エンジニアの人たちが何とかしてコントロールしようと努力をしている」

ひー。勝負は終わってないのだ。

しかも1600人の作業員がすでに50ミリ被ばくしている
と東電から発表があったし、作業員不足は深刻だ。

国の安全を守る部署である自衛隊が手伝ってくれないものか。

最初はたしか手伝ってくれていた。
どーも、安全だからと東電がうそをいって、
自衛隊にお願いしたら、爆発しちゃったんで、
自衛隊側がむかついてるらしい。

どんなに官僚が優秀だとしても、
東電がうそついちゃあおしまいよう。

東電のうそ。

今年の流行語大賞の最有力候補だ。





















プロフィール
  • ニックネーム:ミトモタカコ
読者になる
ソウル好きのボーカル。オリジナルを歌います。ライブもします。セッションにも行きます。本の編集やライターもしてます。江古田在住。ダニーハサウェイとやっぱり猫が好き。

2011年5月、京都の潤さんちでアンプラグド録音。 ちいさな声で 知りたいこと、それは すばらしい世界 四十路へ
メールフォーム

TITLE


MESSAGE