11月14日放課後の別れ話と私 

2006年11月16日(木) 9時33分
別れたときに辛くなるのは、その人を心底愛していた証拠なんだよね。
すっぱり忘れられるほうが楽だけど、悩み抜いて行ったほうが、吹っ切れたときに糧になれる気がする。
そんなに好きでもないのに付き合っちゃったり、一度の喧嘩で別れたりしちゃうような関係が蔓延する世の中で、きっとあの子は良い恋愛をしたんだろうな。
私なんかの稚拙な恋愛論、恋愛にもなりきれないひとりよがり論で何が言えるのかって話だけれど。
誰かと深い関係になる前に逃げてしまう私。
同じところに長くとどまっていられない。
誰かに心の内を曝け出せない。
本当の自分を知られて嫌われるのが恐い。
でも、誰かに曝け出したいわけじゃないんだ。
隠しててもいいよ、言わなくてもいいよ。
そう言ってもらえるのが一番楽かもしれない。
だって一番恐いのは、
私が本心を明かしていないことがばれて、
信用できないって言われてしまうこと。
相手の秘密は言ってくれても、言わなくてもいい。
だから私もそんな風に受けとめてくれないかな。

そんな風に、ここに書いていることも…これは本心?

Rainy-rainy-day. 

2006年10月24日(火) 16時42分
一見インドアそうに見える手塚だが、趣味はテニスに釣り・山登りとかなりアウトドアだ。

灰色に曇った空から降り続く雨は当分止みそうにない。
約束した時点では週末の天気予報は晴れだったのだが、昨日突然雨に変わった。
湿気で曇った窓から外を恨めしそうな表情で見つめる手塚。

「そんな怖ぇ顔すんなよ」
「…テニスの予定だったのに」
「お前の趣味はアウトドアすぎんだよ。他に趣味ねぇのか」
「別に…ある。読書とか」
跡部の問いにムッとした手塚が答えた。
「だからそこにある洋書読んでいいって言ってるだろ」
「…今日はそんな気分じゃない」
「なんだよ、それ」
「…今日は本当に体を動かしたかったんだ…引退して以来テニスもしてなかったから」

そう言って手塚は手を握ったり開いたりを繰り返した。
懐かしいグリップの感触を思い出すかのような手塚の仕草。
表情は怒りから寂しさに変わっていた。

「…とは言っても、天候は仕方ないな…気を悪くさせてすまなかった。本、読ませてもらうぞ」
そう言って本棚に向かおうとした手塚の手首を跡部が引っ張って抱き寄せた。
触れる程度に唇を合わせて、跡部は自分が座っていたベッドに手塚を押し倒す。
「そんなに体が動かしたいなら、ここでできるスポーツがあるぜ?」
「…何を考えている?」
「お前の考えていることと多分同じだぜ?」

ふぅ、と息をついて手塚は力を抜いた。
「抵抗しねぇのな」
「思いっきり体を動かしたかったんだ」
「…それ、激しくしろってことかよ?」
「どうとでも言え」
「ふ、了解」

その日の手塚はいつもよりずっと大胆で、跡部的にかなり激しくしたつもりだったが、それに十分応えてきた。

室内コート、紹介しようと思ったけど当分やめとくか…。

汗を掻いてぐったり満足そうな手塚の姿を見て跡部は思った。

魔術師不二シリーズ第2弾? 

2006年10月13日(金) 23時10分
手塚の元彼、大和部長のことが気になる跡部。
不二の魔術により過去に飛んで大和と付き合っていた頃の手塚に会いにいく跡部。

今も覚えているよ 

2006年10月05日(木) 4時43分
ぼやけて見えるのは自分の部屋のものではない、でも見慣れた天井。
身に纏っているのはシーツのみで、隣にいた人物はいなかった。
寝起きの朦朧とした意識の中で手塚は、今日が自分の誕生日であることと、昨日から泊まりにきていて日付が変わる前から情事に耽って今に至ることを理解した。
とりあえず起きようとサイドテーブルにある眼鏡に左手を伸ばすと、カツン、と予期せぬ金属音がした。
はっとして手を見ると、薬指に光る銀色の指輪があった。

シンプルなデザインだが、小さく二人に共通する「K」の文字が掘られている。
手塚はベッドサイドに落ちていたバスローブを着ると、キッチンにいるらしいその人物の元へ向かった。


ミネラルウォーターのペットボトルを飲み干す跡部に後ろからそっと忍び寄り、肩に額を乗せた。

「起きたのか」
「…ああ…これ」

手塚はそっと左手を差し出した。

「ああ…悪いな、お前がこういうの嫌いなのわかってんだけど、俺が欲しかったんだ」

ちゃらちゃらとアクセサリーを身につけることも、男女のカップルの真似事をするのも手塚は嫌いだった。
自分はどうあがいても女にはなれないしなる気もない。
法的にも社会的にも認められない関係だとわかった上で一緒にいるからこそ、恋人同士の真似事で安心したくなかった。
指輪で縛り合うなんてくだらないと。

でも、跡部の指にある同じ光を見たとき、そんな想いは自分のエゴに過ぎなかったと感じた。

「普段はチェーンに通しておけば邪魔にならねぇだろ?」

跡部はそう言って指差した先には、細長いベルベットのケースがあった。


「いや、別に…これでいい」

手塚は左手で跡部の左手をとった。
カツン、と金属のぶつかり合う音に恍惚によく似た想いが沸き上がるのを感じた。

「跡部…まだ眠い」
「まだ早いから寝てていいぜ?」
「一緒に…」


こうしてまたふたりはシーツの波に溺れていった。

[untitled] 

2006年10月01日(日) 1時50分
1組 立海大
2組 氷帝
3組 青学
4組 六角
5組 山吹
6組 不動峰
7組 聖ルドルフ

各学校がクラス設定の半パラレル。
部長=委員長
顧問=担任

手塚と跡部は思い合ってるけどクラス同士は対立しているのでクラスメイトには秘密。


続かなさそうだ…。

PaiN 

2006年09月26日(火) 17時55分
「んっ…はあっ!!」

内臓の奥まで突き上げられる甘い痛み。
繋がり合う場所に感じるどうしようもなく愛しい熱。

ああ、神様。
ふたりが愛し合うのが罪なら、なぜこんな快楽を与えたのでしょうか?

もっと深くで繋がりたくて、引き寄せて口付けた。


孫の顔も見せてやれない自分に家族は絶望するだろう。
非生産的な行為に溺れる姿を見て蔑むだろう。
ごめんなさい、ごめんなさい。

「ああっ…」

いつか愛する人が自分に飽きて捨てられる日まで。
この熱を重ねるだけ。
罪を、重ねるだけ。

[untitled] 

2006年09月02日(土) 1時29分
チャームポイントは泣きボクロ
作詞・作曲:UZA 編曲:大野宏明

チャームポイントは泣きボクロ
ゴージャス ホクロ
いつでも右目の下にある
チャームポイントは泣きボクロ
危険な ホクロ
そんなに 見つめちゃ怪我するぜ

やっばいなぁ 怒られちまった
初めてのデートでそれはないぜ
めんどくせーなぁ 駆け引きは No Thanks

しゃーないなぁ 泣くのは無しだぜ
重い沈黙 いやな雰囲気
妙な期待されても 困るぜ

あと3cm 近づいたら
触れてしまうだろう

チャームポイントは泣きボクロ
イカすぜ ホクロ
いつでも右目の下にある
チャームポイントは泣きボクロ
危険なホクロ
そんなに 見つめちゃ照れるだろ

やっべ〜なぁ 並んだ映画館
俺が涙もろいってバレそうだ
しかもこんな動物のシーンで

覗き込んだ その瞳に
告げてしまいそうさ

チャームポイントは泣きボクロ
輝け!ホクロ
触れたら 魔法にかけちゃうぜ!
チャームポイントは泣きボクロ
ハヒフヘ ホクロ
そんなに 見つめてどうするの?

チャームポイントは泣きボクロ
ゴージャス ホクロ
いつでも右目の下にある
チャームポイントは泣きボクロ
輝け!ホクロ
触れたら 魔法にかけちゃうぜ!
チャームポイントは泣きボクロ
ゴージャス ホクロ
いつでも右目の下にある…

断片 

2006年08月31日(木) 2時49分
俺は自惚れていたのかもしれない。
俺は跡部に優しくなんてできなかった。
気持ちを伝えることも、気遣うことも…。
それでも跡部は俺の側にいてくれたから。
甘えていたのかもしれない。
それなのに、いつも俺は跡部に要求ばかりして…。

僕が跡部の夢の中に入り込んで無理矢理引っ張りだしてくることもできるよ?

そんなことしなくてもいい…。
これは俺の罰だから。
跡部が夢の俺を選んだならそれでいい。
でも…
それでも跡部が俺の所に戻ってきてくれたら…その時は…。

ファンタジーモノあらすじ 

2006年08月30日(水) 3時38分
跡部と手塚は恋人同士。
不二は夢を操るのが得意な魔法使い。
無愛想で冷たい手塚の態度に嫌気がさしてきた跡部は、不二の魔法で「従順で純情な手塚」の夢を見る。
しかし夢の手塚に溺れた跡部は夢の世界から戻ってこなくなってしまう。
眠り続ける跡部の傍で目覚めを待ち続ける手塚。

忍塚1 

2006年08月27日(日) 4時31分
氷帝学園中等部の屋上からは、テニスコートがよく見える。

「青学の部長さんが、こんなトコで何しとるんかな〜?」
「…忍足、か」
「練習試合の打ち合せはもう終わったんやろ?一緒に来てた副部長さんは…」
「大石なら先に帰った」
「そんじゃあ一人残って偵察かいな」
「そういうわけじゃない」
「そやな、あの汁眼鏡と違って手塚はそんなことせぇへんもんな」
「…乾のことか」
「そや、俺アイツ苦手やねん」
「…確かに敵には回したくない男だ」
「はは…前フリは置いといて…大好きな跡部のこと見てたんやろ?」
「!?」
「隠さなんでもええで、俺そういうの気付いてしまうタチやねん」
「…そうか」
「ほぉ、えらいあっさり認めるんやなぁ」
「…嘘ついてまで隠すことではない」
「青学の部長はホモや〜って、言い触らすかもしれへんで?」
「…お前はそんなこと、しないだろう?」
「その言い方、ずるいわぁ」

忍足は手塚の横に並んでテニスコートを見下ろした。

「…そんで手塚は、どうするん?」
「どうもしないが?」
「跡部に告白とか、せぇへんの?」
「そういうつもりはない」
「それでええんか?」
「別に…相手を困らせるだけだろう」
「そうかもしれへんけど…まぁ、手塚がそれでええなら俺は何も言えへんけど」
「…」
「……手塚、俺と付き合わへん?」
「…何の冗談だ」
「冗談ちゃうで?…まぁ、そこまで真剣ってわけでもあらへんけど」
「お前の目的がわからない」
「手塚も、俺のそばにおったら今よりもっと跡部のこと近くで見れるで?」
「…」
「それに、俺が手塚のこと気になってたんもホンマやねん。少なくとも、屋上に手塚がいるんが見えてコートから駆け付けてしまうくらいにはな」
「跡部のことが好きだと知っていても、か」
「まあ、付き合ってるうちに俺のこと好きになってくれたら嬉しいなあって気持ちはあるんやけどね。心配せんでも手塚が嫌がることなんもせぇへんし、いわゆるお友達から〜ってやつや。軽く考えてくれて構へんよ」

やんわりとした笑みを浮かべ忍足が差し伸べた手に、気付いたら手塚は手を重ねていた。


「そんじゃあ、よろしくな、手塚」
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