相手の状況をつかんでいないと・・・ 相手の様子にかまわず声を掛ける人

September 20 [Sat], 2008, 12:58
あいさつを「しない」「できない」人が増えている。

あいさつしたほうが良いことは分かっているのに・・・。

 せっかく挨拶したのに、返事をしてもらえず、場の空気が冷え込んでしまうこともある。

すると、ますます挨拶が億劫になる。

「挨拶をしたつもり」

挨拶すれば、いい返事が返ってくる、という保証はない。

ただ、挨拶の仕方を工夫すれば、いい結果が生まれる可能性は高い。

 なぜ、返事をしてもらえなかったのか・・・。

第一の理由は、声が小さいこと。

自分なりに挨拶をしているつもりでも、声が相手に届かなければ、挨拶したことにならない。

 新しく赴任した上司に、Kさんは小さい声で挨拶をした。

上司はちらっとこっちを見るなり、ブスっとした表情になった。

なんとなく嫌な空気が漂って、Kさんは冴えない気分だった。

その日の帰り、上司に呼ばれて「顔が合ったら挨拶ぐらいするものだ」と叱られた。

「挨拶しました」と言い返そうとしたが、言えずにうなだれた。

以来、上司とは上手くいっていない。

 こしたことにならない為には、声に力を込めること。

声に力を込めるには、相手のほうを見て、挨拶するのがいい。

相手の目をきちんと見ると、相手に挨拶を届けようとする意識が強くなる。

声をかけるその瞬間、目を合わせるといい。

 返事がない第二の理由は、相手に応える用意がない為。

相手は四六時中、声をかけられるのを待ち受けているわけではない。

声をかける前に相手を見て様子を観察することだ。

 あいさつの上手な人は、いい結果が出なかった場合、次の一言が上手にだせる人だ。

場の空気を察知して、次の出方を工夫するのだ。

「席を譲ったのに断られたら」

Fさんは仕事の帰り、仲間と一杯やって夜の10時頃、帰路につこうと地下鉄に乗った。

車内は混んでいて、座る席はなかった。

ほろ酔い気分でつり革につかまってこれから40分間立っているのかと思うと、気がめいる。

 ところが、目の前に座っていた若い女性がさっと立ち上がって、「よろしかったらどうぞ」と席を譲ってくれた。

ありがたいことなのに、Fさんはショックを受けた。

自分はまだそんな年齢ではないとの思いから「いいですよ」と、彼女の申し出を拒否してしまったのだ。

 このままでは若い女性の行為は宙に浮き、彼女は気まずい思いをする。

ところが彼女は笑顔でもう一言。

「召し上がっているようですから、よろしかったらどうぞおかけください」と。

 Fさんがほろ酔い気分だったから譲ってくれたのである。

心から感謝してFさんは席を譲り受けた。

 彼女の一言は、乗ってきたときのFさんの様子をよく見ていたからこそ言えたのである。

相手に関心を向ければ、挨拶した後の気まずさも、プラスに転じられるのだ。

挨拶の上手な人は、返事がなかった場合、次の一言が上手に出せる人。

「場の空気が読める人 読めない人 (福田健 著)」 引用

  • URL:http://yaplog.jp/mint_tea/archive/3
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