「迎春」でひんしゅくをかうことがあります 

May 04 [Fri], 2007, 21:39
「迎春」でひんしゅくをかうことがあります

「どうしてお正月なのに春なの?」
「昔は1〜3月を春としていたし、立春頃から新しい年になったからだよ」
例えば「迎春」「謹賀新年」「明けましておめでとうございます」の中でどれを選びますか?形式にとらわれすぎた年賀状は味気ないものですが、なんとなくコレ……と安易にセレクトしていると、思わぬ失敗をしてしまうことがあります。最低限のマナーを守るために、年賀状に不可欠な賀詞についてまとめてみました。

・賀詞とは?
祝いのことば、祝詞。(本来は年賀状には限りません)

主な賀詞の意味

「A Happy New Year」は「よいお年を」…というニュアンスなので、年が明けたら使いません。クリスマスカードなどに書くときに使いましょう。年賀状の場合、A はつけません。
まずは、それぞれの意味を知っておきましょう。

■1文字の賀詞
・寿 :めでたい
・福 :幸せ
・賀 :祝い
・春 :新年、年の初め
・禧 :よろこび

■2文字の賀詞
・賀正 :正月を祝う
・賀春 :新年を祝う
・頌春(しょうしゅん) :新年をたたえる
・迎春 :新年を迎える
・慶春 :新年をよろこぶ
・寿春 :新年を祝う
・初春 :新しい年、年の初め
・新春 :新しい年

「賀」が含まれる賀詞は相手に対してお祝いを伝える感じになり、「春」がつく賀詞は春になりましたね という感じになります。「春」が新年をあらわすのは、昔は立春頃から新年が始まり、1月〜3月を春としていたからです。

■4文字の賀詞
・謹賀新年 :謹んで新年をお祝い申し上げます
・謹賀新春 :謹んで新しい年をお祝い申し上げます
・恭賀新年 :うやうやしく新年をお祝い申し上げます
・恭賀新春 :うやうやしく新しい年をお祝い申し上げます
・敬頌新禧(けいしょうしんき) :うやうやしく新年のよろこびをおたたえ申し上げます

■文章の賀詞
・明けましておめでとうございます
・新年おめでとうございます
・新春のお慶びを申し上げます
・謹んで初春のお慶びを申し上げます
・謹んで新春のご祝詞を申し上げます


失敗しない賀詞の選び方 

May 04 [Fri], 2007, 21:35
失敗しない賀詞の選び方

新年早々、失礼しちゃダメ!
賀詞の意味を考え、相手によって選びましょう。

■相手が目上の場合
・「謹賀新年」「恭賀新年」など4文字の賀詞
・謹んで新春のご祝詞を申し上げます
・謹んで初春のお慶びを申し上げます

■相手が目下・友人の場合(目上の人に使ってはいけないもの)
・「寿」「福」など1文字の賀詞
・「賀正」「迎春」など2文字の賀詞

■相手を選ばず使える賀詞
・明けましておめでとうございます
・新年おめでとうございます
・新春のお慶びを申し上げます
・Happy New Year
・(相手が目上の場合の賀詞もOK)

相手によって賀詞を変えられない場合には、相手を選ばず使える賀詞、または相手が目上の場合の賀詞を用いると無難です。

なぜ1文字、2文字を目上の人に使ってはいけないの?

「元旦」とは1月1日の朝のこと。
「平成○年1月1日 元旦」は重複表現なので間違いです。
もともと、賀詞の基本は「謹賀新年」「恭賀新年」「敬頌新禧」などの4文字からなるもので、「謹(謹んで。相手を尊ぶ)」「恭(うやうやしく。礼儀正しく丁寧)」「敬(尊んで礼をつくす)」「頌(ほめたたえる)」といった相手の方への敬意と丁寧な気持ちを表す語が入ることで、礼儀にかなった挨拶の敬語となります。

ところが、漢字1文字の「寿」「福」「賀」などは「おめでたいことです」といっているにすぎませんし、漢字2文字でも「賀正(正月を祝います)」「迎春(新年を迎えました)」「新春(新しい年です)」といっているだけで、相手に対する敬意や丁寧さに欠けてしまいます。だから、漢字1文字や2文字のものは目上の方には使わないほうがよいとされているわけです。

なぜ柚子湯に入るの? 

May 04 [Fri], 2007, 21:32
なぜ柚子湯に入るの?

【ユズ】ミカン科の常緑植物。耐寒性に優れているので東北地方でも栽培。表面がでこぼこしていて大きなオオユズ、小ぶりのハナユズがある。
柚子(ゆず)=「融通」がきく、冬至=「湯治」。こうした語呂合せから柚子湯に入ると思われていますが、もともとは運を呼びこむ前に厄払いするための禊(みそぎ)です。昔は毎日入浴しませんから一陽来復のために身を清めるのも道理ですし、現代でも新年や大切な儀式に際して入浴する風習がありますね。冬が旬の柚子は香りも強く、強い香りのもとには邪気がおこらないという考えもありました。端午の節句の菖蒲湯も同じです。

もちろん、柚子湯には血行を促進して冷え性を緩和したり、体を温めて風邪を予防したり、果皮に含まれるクエン酸やビタミンCによる美肌効果があります。さらに、芳香によるリラックス効果もありますから、元気に冬を越すためにも大いに役立ちます。

柚子湯のやり方

銭湯などでは、かなりたくさんの柚子を丸ごと入れています。
柚子湯の方法も各家庭によって違いますので、幾つかご紹介します。柚子湯に入りながら「一陽来復」と唱えると、さらにハッピーになれるそうです。

●丸ごとお風呂へ……1個や2個では香りを感じるほどにはなりませんので、たくさん入れたほうが良いでしょう。

●輪切りや半分にカットしてお風呂へ……香りもよく、成分も出やすい方法です。ただし、だんだんグシャグシャになってきて果肉や種がお湯に浮いてくるため、お掃除がちょっと大変かもしれません。

●輪切りや半分にカットし、袋に入れてからお風呂へ……ガーゼなどで袋を作り、中身が出ないようにします。柚子が見えないのが残念ですが、香りや成分も出やすくお掃除も楽。洗濯ネットでもOKです。

●このほかにも様々な方法があり、複合技にする場合もあります。
・皮を何ヶ所か削いで、丸ごと入れる。
・浅く切り込みを入れてから、丸ごと入れる。
・皮だけしか入れない。
・液をしぼって入れる。
・半分に切って熱湯でよく蒸らしてから、お風呂へ入れる。






冬至の行事食についてご紹介します 

May 04 [Fri], 2007, 21:28
冬至の行事食についてご紹介します

いとこ煮って?

【いとこ煮】かぼちゃ400g、小豆100g、砂糖大さじ4、醤油小さじ2(4人分) ※甘いゆで小豆を使えばおやつになります。

1:小豆を水煮しておく。
2:小豆とかぼちゃに水を加えて20分煮る。
3:砂糖と醤油を加えて味を整え5分煮る。
4:火を止め、しばらく置いて味を含ませれば出来上がり!

冬至には小豆とかぼちゃを煮た いとこ煮 を食べるという地方もあります。本来、いとこ煮とは硬いものをおいおい(甥)入れて、めいめい(姪)炊き込んでいくことから いとこ煮 と名付けられた料理なので、小豆とかぼちゃ以外の場合もあります。

運盛りって?

「南瓜(なんきん)」だから「ん」のつく運盛り!
冬至には「ん」のつくものを食べると「運」が呼びこめるといわれています。にんじん、だいこん、れんこん、うどん、ぎんなん、きんかん……など「ん」のつくものを運盛り といって縁起をかついでいたのです。運盛りは縁起かつぎだけでなく、栄養をつけて寒い冬を乗りきるための知恵でもあり、土用の丑の日に「う」のつくものを食べて夏を乗りきるのに似ていますね。

また、「いろはにほへと」が「ん」で終わることから、「ん」には一陽来復の願いが込められているのです。


なぜ、かぼちゃを食べるの

かぼちゃを漢字で書くと南瓜(なんきん)。つまり、運盛りのひとつなのです!特にかぼちゃはビタミンAやカロチンが豊富なので、風邪や中風(脳血管疾患)予防に効果的。

本来かぼちゃの旬は夏ですが、長期保存が効くことから、冬に栄養をとるための賢人の知恵でもあるのです。

冬至粥って?

かぼちゃなどの運盛りのほかにも、冬至の行事食には小豆(あずき)を使った冬至粥があります。昔から小豆の赤は邪気を祓うと言われていますから、冬至粥で邪気を祓い、翌日からの運気を呼び込もうというわけです。

冬至に こんにゃく?

冬至にこんにゃくを食べる地方もありますが、これを「砂おろし」といい、こんにゃくを食べて体内にたまった砂を出すのです。昔の人は、こんにゃくを「胃のほうき」「腸の砂おろし」と呼び、大晦日や節分、大掃除のあとなどに食べていたことの名残りでしょう。

冬至の過ごし方 

May 04 [Fri], 2007, 21:24
冬至の過ごし方

冬至って?

冬至(12月22日ごろ)とは北半球において太陽の位置が1年で最も低くなる日で、日照時間が最も短くなります。太陽の位置が1年で最も高くなる夏至(6月21日ごろ)と日照時間を比べると、北海道の根室で約6時間半、東京で約4時間40分もの差があるのです。

冬至といえば思い出す、かぼちゃと柚子(ゆず)湯。一般的には、風邪をひかないためや語呂合せと言われていますが、本当にそれだけなの?……いえいえ、ちゃんと理由があるのです。しかも、冬至はとてもハッピーなイベントなのでした。

一陽来復って?

「一陽来復」 あなたの運も上昇させましょう!
1年で最も日が短いということは、翌日から日が長くなっていくということ。そこで、冬至を太陽が生まれ変わる日ととらえ、古くから世界各地で冬至の祝祭が盛大に行われていました。太陰太陽暦(いわゆる旧暦)では冬至が暦を計算する上での起点です。

中国や日本では、冬至は太陽の力が一番弱まった日であり、この日を境に再び力が甦ってくることから、陰が極まり再び陽にかえる日という意の一陽来復(いちようらいふく)といって、冬至を境に運が向いてくるとしています。つまり、みんなが上昇運に転じる日なのです!

【ちょっぴり雑学】 冬至はクリスマスのルーツ
クリスマスは、太陽の復活を祝う古代ヨーロッパの祝祭とキリストの生誕が結びついたもので、その年の冬至が12月25日だったため、諸説あったキリストの降臨日が12月25日になったといわれています。