お知らせ

February 01 [Sun], 2004, 12:00
2017年9月17日の日記を更新致しました。


病気・手術を振り返って(2007年)

February 29 [Sun], 2004, 12:00
入院する度にいつも思う。

もっと一生懸命に生きようと。

生きたくても生きられない人がいる、食べたくても食べられない人がいる、学びたくても学べない人がいる、知りたくても知る事が出来ない人がいる。

今の私達の生活は、あまりに裕福で、本当に大切なものが埋もれかけ、もうすぐ完全に埋もれて見えなくなってしまいそう。

本当に大切なものって、失ってみると良く分かる。


再発を知る前までは、私もすっかり忘れていた。前の手術・入院の時感じた大切なもの。目に見えないからこそ、気をつけてないと忘れてしまう。毎日、何不自由なく楽しく贅沢に暮らす生活の中でも、忘れてはいけないもの。

この病気になって私はやっと大人になれた気がした。人が生きる事の大変さと難しさと責任を、人の生死に向き合う事で知った。そんな成長した自分を神様が正しい道へ導いて下さったのかとも思える、今は後悔のない人生。人生をかけてやりたいと思える事に突き進む志と信念という名のパワーを与えてもらった。

だから再発を告げられても怖くなかったし、動揺もあまりなかった。自分は一生懸命生きているので、仮に何か辛い事が起きても、それは神様からの宿題なんだと思える。

そんな気丈に振舞う自分も、やはり人間で、入院の前々日、極度のうつ状態に陥った。夜寝ようとするけど、何故か寝られない。そして色んな事が急に怖くなってパニックになり、涙がこぼれる。最後に思うのは、なんで自分だけが病気になったのか?

もしも悪性で、自分の寿命が告げられたら?
急に人の死が怖くなった。自分の人生を照らし合わせながら。。。

窓の外に見える無数のビルの赤い点滅が、今の自分とは正反対のものの様な気がして、涙がこぼれる。人の命の儚さと、人工建造物の絶対さ。

出来ると思うとやりたくなくなって、出来ないと思うとやりたくなる人間の欲。

子供は別にいらないと思っていた自分、でも出来ないかもと思ったら無性に欲しくてたまらなくなった。

病気になって色んな感情を経験し、我慢しなければいけない事、諦めなくてはいけない事、どうにもならない事、健康な人から見たら哀れに思われる事はたくさんある。

でも、今は思う。

病気にならなければ、今のように輝いている私はいないし、人に優しくなれる私もいない。

人の価値は、目には見えない、心の密度だと思う。


病気・手術を振り返って(2004年)

March 01 [Mon], 2004, 12:00
27歳、未婚の私は卵巣嚢腫と診断されてからは、「大学病院」とか「手術」とか今まで他人事でしかなかった事が自分の身に起き、本当にショックでした。でも、現代はインターネットを通じて情報が得られ、又同じ病気を経験している人がたくさんいる事を、インターネットを通して知ることが出来、自分だけではないんだ、と励まされる事がたくさんありました。この病気になったからこそ、知った事、経験した事、辛かった事があり、逆に人生の勉強になりました。ホームページを作ろうなんて考えた事もなかったけど、どうしても同じ様にに悩んでる人へ伝えたい気持ちが高まり本を買って勉強するきっかけも与えられました。

思い返すと、ここ一年、なんか元気がなかった。外でお酒飲むのが大好きだったのに、あまり飲めなくなった。疲れ易くなった。急にお腹周りが太った感じで歳だな〜と思う様になった。秋頃からはすごい頻尿で、仕事中何度もトイレに行き辛く我慢し続けた。生理がやたら軽かった(本来子宮内膜症だと重いはずですが)。今から考えると病気のせいだったかな〜と思う。ちなみにお腹周りは手術後弱冠減った位だったから歳のせいもあったと判明。でも手術前、陰毛の上あたりにこぶし位の物があるのは確認出来た。

私は病院には恵まれ、出会った先生方は本当に信頼出来る方達ばかりで、病院に対して不安な事は何もありませんでした。手術の方向になっていった時、仕事を休むなんて出来ないと、精神的にも悩んでいた時に、担当の教授先生は、一緒に悩んで一番良い方法を考えますから、不安な事は何でも言って下さいと、言って下さった言葉が、今でも忘れられません。信頼出来る先生とは病気だけを治すのではなく、精神的な部分も考えてくれる方だと思います。

病気だけに悩むのなら人生苦労はしません。私は病気の為に休まなくてはならない仕事の事が本当に辛かった。やりがいのある仕事だったので終日、深夜まで働き、泊りこみで働いている事もあった。でもそういう不規則な生活が病気の引き金となって神様が「休め〜」と言ったのではないかと思い反省しました。そして入院中は自分の人生、人間が生きるということを深く考えさせられ、目先の仕事に関してはあまり考えなくなりました。

病気になったからこそ、自分の体・健康を見つめ直す良い機会を与えられた訳です。経験は無駄にはなりません。今病気で悩んでる方達が少しでも楽になりますように、お祈り致します。



2004年3月6日

March 06 [Sat], 2004, 12:00
仕事へ行く準備をしていると、なんだかお腹が痛い。生理予定日前日の為、生理痛かな〜と思いながら少し違うような。我慢してお化粧をしていると、次第に激痛へと変わって行き、経験した事のない痛みに両親に助けを求める。

救急車を呼ぶか迷っていたが、生理痛で救急車を呼ぶのも抵抗があり、市販の鎮痛剤を飲み、地元の内科の先生に父が電話で相談すると、激痛ならば詳しい検査が必要なので救急車で大きな病院へ行った方が良いとの事。

その間少し痛みが治まったので様子を見る事に。その後痛みはなくなる。

2004年3月8日

March 08 [Mon], 2004, 12:00
心配なので地元の産婦人科へ行き内診、超音波、血液検査、おりもの検査、子宮ガン検査をする。以前何度か産婦人科に行った事はあり、良心的なおじいちゃん先生なのであまり抵抗はなし。

超音波を見て「卵巣が腫れているね〜、もう少し詳しい検査が必要かもしれないな〜」と言われ検査結果を待つ事に。

只お腹の激痛は卵巣が腫れている事とは関係ないかもしれないとのこと。卵巣嚢腫の茎捻転・破裂は痛みが治まる事はないらしい。

2004年3月13日

March 13 [Sat], 2004, 12:00
検査結果を聞きに病院へ。血液検査で腫瘍マーカーの値が異常値を示しており(CA125: 530 (正常値:35以下),CA72-4 : 13 (正常値:4以下))、卵巣が5pに腫れているとの事。卵巣嚢腫であると診断され、大学病院レヘ゛ルで詳しい検査をしてもらう必要があるとの事。大学病院?私ってそんな悪い病気なの?とお先真っ暗になる。

病院は先生が決めて紹介書を書く事も出来るし、知り合いの紹介やインターネットで調べて自分が指定する事も出来るので、次回迄に決め手おいてね、と言われる。

それから親戚の医師へ相談したり、インターネットで卵巣嚢腫という病気を調べまくる。

2004年3月17日

March 17 [Wed], 2004, 12:00
地元の先生の所へ病院を決めた旨報告し、紹介書を書いてもらう。

2004年3月22日

March 22 [Mon], 2004, 12:00
紹介書を取りに行く。この日ひどい腰痛があるが、病気と関連しているのかは分からず。

2004年3月24日

March 24 [Wed], 2004, 12:00
大学病院へ母と初めて行く。

紹介して貰ったH教授先生はご都合で外来にはおらず、変わりの素敵な女のM先生に診てもらう。内診、超音波、血液検査を行う。MRIを取って腫瘍の内容を調べないと今後の治療法は決められないとの事なれど、卵巣嚢腫であることは確かで、この病気の説明を聞く。生理中と排卵時に腹痛があるかもしれないとの事。激痛の際は救急車で運んでもらって下さいとの説明に、遠くにいたら高速道路で運んでもらうのかな〜と不安になる。

検査結果によっては手術で取る事になるかもしれないと宣告され、他人事でしかなかった「手術」と言う言葉に更にお先真っ暗。

大病院でMRIの予約がすぐには取れず4月7日に決定。只、地元の病院では卵巣嚢腫、大変だ〜という感じだったが、大学病院では朝飯前みたいな感じで少し安心。

※治療費 ¥4,000(初診料)+17,220(検査料)

2004年3月26日

March 26 [Fri], 2004, 12:00
血液検査の結果を聞きに再度病院へ。やはりマーカー検査の値は高いが、最初より少し低くなったとのこと。

※治療費 ¥680(再診料)
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27歳で卵巣嚢腫と診断されて以来、暗闇の中へ突き落とされたような気分を味わい、何故自分だけがと神様に問いかける事もありました。

しかし、この病気になったからこそ得た大切なものはお金では買えない人間の力でした。

04年、右卵巣に9pのチョコレート嚢腫で腹腔鏡手術。まだブログが定着していなかった為、HPの本を買って1からタグを学び入院日記をアップしました。誰かに何かを伝えたかったから。

07年、左卵巣に9pのチョコレート嚢腫の再発。悪性の可能性が疑われた為、開腹手術。その入院日記の追加と共にHPをこちらに移転しました。

この病気で悩んでいる、苦しんでいる方が少しでも楽になる事を願って。。。

※日記は古い順からの記載です。

※費用は総額であり、窓口支払いは3割です。
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