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アバウト

August 05 [Tue], 2008, 21:20
この小説ブログはあるてなの妄想の吐き出し場です。

二次創作中心
いわゆる801、BL、同人と呼ばれるものを取り扱っております。
上記の単語が分らない方はお引き取りください。

無断転載及び
荒らし禁止

現在、NARUTOのカカヤマ中心です。


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管理人 あるてな
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特技 妄想、イジメ
必殺技 腐ィルター、視姦
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憂鬱 大学、専門学校、ギプス実習、テスト
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「君、青い空 僕、緑の風」

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管理人 あるてな

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水鏡

August 07 [Thu], 2008, 19:08
浮世の因果を背負わされ
漫ろに這い出る忌み児



「 ワタシノカワイイ オニンギョウさん 」





水鏡に映った過この幻が朧に揺れている。
暗い空間にいるはずなのに、何故かその様子がはっきりと見える。

顔がすっぽりと入る位の大きさの水鏡
その中に、小さい頃のボクがいる。

笑顔で顔の無い人達と手を繋いで歩いている。

人事のように幸せそうだと思った。

自然と伸びた手は水鏡に触れそうな位置で止まる。
場面はいつの間にか、蛇に支配される日々に変わっていた。

喉を掻き毟ってのたうち回り
胸を押さえて絶叫する
阿鼻叫喚
鬼の形相
断末魔

冷たい床

異形のヒトガタ

ぬるぬるとした蛇が、水鏡の中から出てきた。
それは伸ばしたボクの腕を伝う。
ぬめぬめとおぞましい感触が這い上がってきた。
てらてらと艶かしい光を放ちながら。
黒い蛇だった。


目は

目が

あの目で

ピタリと合わさったその視線で

とうとう

殺されてしまうと思った。













汗で張り付いた髪と服が気持ち悪くて飛び起きた。
…と言い聞かせた。
柄にも無く動揺した自分を紛らわすために寝床を出る。
武装もせずに外を出歩くのは落ち着かなくて忍具ホルダーを付け、自分を隠すように猫の面を掴んで窓から飛び出した。

質素な部屋
いつ死んでも良いように
身元のわかるものも
余計なものも何一つ無い
だから、もうこの部屋に戻ることがなくとも未練はない。
この時も、そう思った。



ザッと着地した場所は、ボクもいつか眠る場所。
でも実際、ボクの死体はここには辿りつかずに終わるだろう。
名前だけ刻まれるに違いない。
嗚呼、でも細胞はまた取り出されるのだろう。

ボクの存在意義は、「初代火影の模造人形」なのだから。



慰霊碑にそっと近づくと、まだ新しい花束と、そこに残された良く知る気配。
全く、あの人らしくないな、花だなんて。
くすり、と口から笑みが出る。
そしてふと思った。此処に眠ることができれば、いつでも彼に想って貰えるのではと。
ボクの存在意義は果たされないかもしれないけれど。
蛇の残像に苦しむこともなく、
朧にしか憶えていない幸せな記憶を思い出すこともなく、
今を抱いたまま逝けるはずだ。

自然と口元が緩む。
こんな馬鹿げたことを思いつくだなんて、今日のボクはとことん狂っている。
スルリと太腿を辿ってホルダーを開ける。
カチャリと高らかに合わさったクナイの音が遠くで聞こえた。
体温よりも低いその温度にひどく安堵する自分。

クルリと回して胸にあてがう。

風の音すらも消えた。
このまま刺したら全てが終わる。



(カワイイオニンギョウサン)




胸が高鳴った。







ぐっ…








風が吹いて、
髪が揺れた。







パサリと草の上に髪が落ちる。(そんな感覚と音)

体中が痛くて
腕が特に痛い。
視界が明るい。
面は外れて、目の前には見たことのない顔。
でもおかしい。
ボクは多分この人を知っている。



「何、やってんの、お前っ…!」




「……あ、」




先輩か。
あまりにも必死なその顔をボクは見たことが無い。
(口布で顔を隠していないからでも、デ・ジャヴュでも無い辺り、ボクの記憶中枢はとっくにイかれているのだろう)





「何、やってるの、って聞いてるんだけど?」






そんなに強く言わないでくださいよ、ボクは貴方のその声にめっぽう弱いんですから。
でも、
その顔には強いみたいです。








「どうせなら、今のまま、死んでしまおうと思ったんです。」


「何、」


「ボクが土遁でここに潜って、ひっそりと死ねば、貴方に毎日想って貰えると思って。死体がまた実験に使われることもなく、蛇に脅えることもなく、今のまま、死」





手首を掴む力が強まって、痛くて奥歯を噛み締めた。






先輩は、
怒ってるのか
泣きそうなのかわからない顔をしていた。



ボクは
その顔にめっぽう弱いみたいだ。


訳がわからないまま、先輩はボクの唇を自分のソレで塞いだ。


人間同士の接吻だとは到底思えない。
唇同士は離れないまま噛み付くようなキスを繰り返す。
舌が乱暴に口内で暴れ回って
痛いくらいに舌同士が絡め合わさる。
お互いに息が上がって、
短くて早い呼吸が辺りに響き渡っていることだろう。
先輩の手は相変わらずの力でボクの手首をギリギリと締め上げている。

(痛い…)


やっと離れた先輩は、今度はボクを抱き起こして抱き締めた。
そこでボクはやっと理解する。
きっと先輩はボクを慰めているんだ。
そうじゃなきゃ、こんなことをする筈がない。
ふと手首を見ると、掴まれていたところは変色していた。
ああ、ボクは先輩みたいに手甲をしていないのに、どうやって隠せばいいのですか。







必死そうなあなたと
冷静なボク












いつもとは逆で、
込み上げる笑いを堪えるので必死だった。
















続く



あとがき
カカヤマはシリアスが特に好きです。
一貫性のある内容にしていければ良い…なぁ…。

水鏡2

August 09 [Sat], 2008, 20:57
ボクの記憶は、まず暗いトコロから始まる。


薄暗い部屋で、檻に入れられている。
いや、檻というより籠だったように思える。
小さな檻。
ベッドなんてなくて、布が一枚お情け程度に入っているだけ。
与えられるのは何だかわからない薬をたくさん。
それと、水。
出られるのはトイレに行く時だけ。
(それでも餓死しなかったということは、薬がある程度栄養を与えていたからなのだろう)


みんな、白いワンピース型の服を着ていた。
ボクも例外じゃない。
首には「製造番号」の書かれた首輪。
逆らうと籠められたチャクラが反応してその子を苦しめる。
ボクは利口だったから、そんな思いはしなくて済んだけれど。


暫く経つと、籠の数が減ってきていた。
今は初めの半分くらいしかない。
ボクは神経が繊細ではなかったからか、その夜(ただそう決め付けて眠っていただけだけど)、初めて知った。


何かの機械が壊れたのだと思った。

でも耳を澄ますと、それが人の言葉を発していることに気づいた。

言葉の羅列ではなくただの単語と母音の絶叫。

ガシャガシャと檻の中で暴れる音。


その日初めて耳を塞いで眠りに就いた。


恐怖という感情が、染み渡っていくように体中を侵食していく。



怖い怖い怖い



カチカチと歯の根が合わずに音が鳴る。
恐怖と戦うために指をガリッと噛んだ。

ぱったりと音が止む。
また誰かが死んだ。
きっと自分もそんな風に死んでしまうんだ。

こんな真っ暗なところで
あんな風に狂って
苦しみ抜いて
絶望を味わうに違いない。


ボクは、死ぬほど痛い注射を何回されても泣かなくなった。
声を出すこともなかった。


蛇が来る。
ボクの顎を掬い上げて舐めるように顔を見る。
「この子はまだ大丈夫。」
そうやっていやらしく笑う。

その隣

「あら、この子はダメね。すぐに解剖室へ運んでちょうだい。」

じゃあ次はボクかな。
口角が上がるのがわかった。




でもその願いは叶えられることなく、
その研究施設は廃棄されることになった。





生き残った全員を、
置き去りにしたまま。








薬が与えられなくなったボクたちは、
拒絶反応に苦しむことになる。






ボクも例外ではなく、
手の爪は剥がれて
血だらけになっていく




苦しい
痛い
苦しい
怖い
怖い
死にたい
殺して
痛い
苦しい
苦しい
苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい


助けて







籠の扉が開いた。
咄嗟に奥へと貼りつく。





「大丈夫。」








一瞬、痛みを忘れてその人の顔を凝視した。









「おい、生存者がいるぞ!」


「すぐに綱手様を呼べ!」







そして




ボクは此処に来てからはじめて涙を流した。





















続く

水鏡3

August 10 [Sun], 2008, 15:52
そして記憶は、木ノ葉の病院へと移る。

術式の敷かれた部屋にボクは横たえられていた。
四肢には枷。
(ただうっ血しないように丁寧に布が巻かれていたところに悪意はないと悟った)

その部屋に来るのは、術式を敷き直す人と医療忍者だけ。
一日に何度か来るだけ。
ボクとの会話はない。

何故なら
ボクの口にはしっかりと竹のようなものでできた轡(くつわ)を噛まされていたから。
苦しみながら舌を噛み切らないようにという配慮からだったらしい。
目が覚めた日からどれくらい経ったかわからないけれど、拒絶反応が段々と落ち着いてきた。
それから、部屋に来る人達は口々に「成功」「全忍者唯一無二」「初代様の再来」と呟く。
ボクは今日もまたやってきた強制的な眠りに誘われる。

毎日考えるのは
蛇のことか
記憶にない過去のことだけだった。




ある日、ボクの拘束は解かれた。
久方ぶりに起き上がると貧血を起こして体が傾く。
それを許さずに白い人達はボクに封印術をかけ、チャクラを籠めた札の貼られた縄で体を縛った。
顔は白い布ですっぽりと覆い隠され、無理矢理立たされる。
衰えた足の筋肉は思うとおりに歩かせてはくれない。
暫く歩いて崩れるけれど、ボクはすぐに立ち上がって歩き始めた。


殴られる。
そう思った。


冷たい廊下を素足で歩いている。
ペタペタペタ
もう疲れたと言えない。
早く目的地に着いてくれればいいのに。

なのに
ボクたちを呼び止める声がした。


「何だ、それはっ?!」


なんにんかいるみたいで、複数の足音が聞こえる。
ボクはまだ子どもだったから、それくらいしかわからなかった。

大人たちが口論している。
ボクはもう立っているだけでも必死なのに。
迷惑だ。

「これじゃあまるで罪人みたいじゃないか!」
「しかし拘束していないと暴走が…!」
「私の施した術で抑えている。更に薬も与えているんだろう?こんなもの必要ないはずだ。」
「ですがっ…!」

脚が震え始める。
フラフラする。

途端に明るくなった視界。
ホワイトアウトしたわけではないらしい。
目の前に広がるのは病院独特な白い廊下だった。
眩しさに目を細めていると、目の前にはボクを連れて歩いていた医療忍者の他に何人かの忍者。
ボクの隣には髪を二つに結わえた綺麗な女性。
腰を屈めてボクの顔を覗き込む。
近くに迫る顔に思わず顔を背けた。


ヘビ が クル。


「っ…あ…」


あの頃のように喉をかきむしりたい衝動が押し寄せた。


ヘビ

ヘビ

ヘビ


「大丈夫。」


ポンッと頭に置かれた手には覚えがあった。

その声にも覚えがあった。


『大丈夫。』



籠から出してくれたヒト。
その人は
ボクの頭に手を置いて、片手で喉へと伸ばした手を掴んで



ひどく優しく微笑んでくれた。




それが、二回目の出会い。









続く

あとがき
綱手様と自来也様とカカシとアスマ辺りがお迎えにあがったのです。
でもそしたら色々とおかしいんじゃね?という話はナシの方向でv
テンゾウ→13最
先輩→18歳
くらいのノリで。
あ、イチャパラ読み始めてるねvv←

水鏡4

August 11 [Mon], 2008, 18:54
それからボクは、とある部屋へと連れていかれる事になる。



医療忍者達は、ボクの拘束を解くことはなかった。
咎めた大人達は反論していたけれど、ボクの「何か」に脅えた彼等は頑に拒んだのだ。
屈しない彼等に痺を切らした女性が強攻手段に出ようとしたけれど、大柄で白い髪を一つに結わえた男性に止められて惨事になることはなかった。
ならせめて、と顔を覆う白い布は外されることになったけれど、ボクは逆に恐怖を覚える。
過程が見えるほうが、恐怖だと感じたのだ。

歩くスピードが極端に落ちた。
疲れのせいもあるだろう。しかしそれ以上に恐怖が襲う。
蛇がいるかもしれない。
またあの冷たい目に囚われてしまうかもしれない。

フルフルと震える足
踏み出した一歩が地面を捉えてくれなくて
ガックリと崩れた膝

そこでぼんやり思った


(ボクは)


(ボクは今、どんな顔をしているのだろう)



傾いた体は、抱きとめられて難を逃れた。
やはり銀髪の綺麗な顔をした青年だった。


「無理しちゃ駄目デショ?」


一言そう言われると、大柄な男性にひょいっと脇に抱えられた。
状況がわからないけれど、ボクを拘束する繩を掴んでいる医療忍者達が慌てている様子を眺めていた。
そこではじめて、目的地であろう重厚な扉(当時のボクにはそう見えていただけで実際はただのドアだった)が見えてくる。

ビクッと体が怖張った。
そしてボクは、はじめて抵抗した。
バタバタと足をバタつかせるだけの、細やかな抵抗は細やかな抵抗なだけで終わったけれど。
コンコンとドアが鳴らされる。
中に連れられる。


いたのは、蛇ではなかった。






椅子に座らされた。
勿論、拘束は外されている。
目の前の老人が咎めただけで、周りは恭しく従う。
何も知らないボクでも、この人が一番偉いのだろうとわかった。
柔和な笑みを浮かべるその表情から目が離せない。

その間、ボクをかばってくれた(というか連れてきてくれた?人たち)はボクの後ろに控えていた。

後ろ向きなボクは、
ボクが「何か」を「暴走」させてしまうかもしれないから、だと思っていた。
途端にブワッと冷や汗が吹き出す。
それでも視線は目の前の老人から外すことができない。
震えそうになる手を握り締める。汗がひどくて、ヌルヌルしている。それでも握り締める。
そうしていないと、耐えられない気がした。
籠越してはない、拘束をしていないままの他人との「接触」。

無意味に体が緊張した。




「名前は、何というんじゃ?」





そんなボクの心情を知ってか知らずか、穏やかな声音で問い掛けてきた。

そこでボクはハッとする。

そうか、ボクには名前があるはずだ。

名前

名前



『カワイイ オニンギョウ さ ん』



違う、とかぶりを振る。
でも、ボクには名前を呼ばれた記憶が無い。
わからない。



「あ…」



沸き上がってくる衝動は、はじめての感覚だった。

温かいような
熱いような

吐き出したら気持ちが楽になりそうだと思った。

でも、周りの空気が張り詰めるのを感じて冷静になる。
ボクを恐れている。

医療忍者達が印を組もうとしていた。
それでも目の前の老人は眉一つ動かさない。


「辛いじゃろうが、ゆっくり思い出してみなさい。」


名前
ボクの家族

手を引いた人


頭が痛い
何かが沸き上がる
痛い
痛い


頭を抱えて体を縮める。
楽になったわけじゃないけれど、楽になったと思いたかった。


「火影様!」
「すぐに封印術を!」


嫌だ。
苦しい。
痛い。
苦しいのは
冷たいのは
嫌だ。


「助けて、」


椅子から崩れ落ちるとその場にいた全員が身構えた。(それでもやはり目の前の老人は動かなかったけれど)

息が苦しくなる。
視界が揺れる。

肩に置かれた手はひどく優しかった。


「助けてやる。必ず、助けるからな。」


プツッ



何かが切れる音がした。


ひどく安心すると同時に




この安息は




ボクにひどく似つかわしくない





そう、自覚した。






続く




あとがき
ドロドロ。楽しくなるくらいにドロドロですね!(ウキウキ)

NARUTO 絵ログ

August 11 [Mon], 2008, 23:11

カカシ先輩


ベスト間違えた後輩


ベーシストテンゾウ


空も飛べるはず


目に悪いサクラちゃん

ゴチャ混ぜ。

August 12 [Tue], 2008, 15:12
ALL マウス絵なので、汚いですが。



ミクたん好きなんです。


劣化してますが、原版はリンク集から見れます。


あんまり気合入ってn(殴)


チビサクラ


塗り忘れは気にしない。

水鏡5

August 13 [Wed], 2008, 13:08
ボクは自分の名を思い出した。





名前がある。
ボクを現す名前が。





テンゾウ





呟くように。
だけどしっかりとした口調で、名を口にする。
目の前の老人はボクの名を二度呟くと、自分は三代目火影だと名乗った。

火影
何処かで聞いたことのあるような。(今さっき耳にしたからではない)
拙い記憶の中に幾分か引っ掛かるのは確かだ。
その引っ掛かりが、中々手中に引き入れられない。
それでもその単語に聞き覚えがあるのは確かだった。


考えているうちに、体が重くなっていることに気付いた。
意識はあるのに体は動かない。
だるいような、痺れるような、とにかく力が入らなかった。

火影様はピクリとも動かなくなったボクの肩を優しく擦りながら言った。


「テンゾウ、お前に施している術と与えている薬のせいで体力が極端に落ちているのじゃよ。詳しい話は、また次の機会にするとしよう。今はゆるりと休むが良い。」


そしてボクは、その場に寝かされた。
眠たいわけじゃなかったから、意識はしっかりはっきりと覚醒している。じっと見つめた先では、火影様含むその場にいた全員が額を寄せあって話込んでいた。
医療忍者達が声を荒げている辺り、穏やかではなさそうだった。
時折、ボクを運んだ大柄な男性がボクを気遣うように様子を窺う。

ふと、一人足りないことに気付く。

件の青年だ。

視線を移すとボクの傍らに膝を付いて、顔を凝視していたらしく、ボクが視線をそちらに向けるとバッチリ目が合った。
人の目をこんな近くで見たことがなくて、驚いて目を伏せる。

何が楽しいのか理解できないまま、ひたすら浴びせられる視線に耐える。
それは怒りに似た感情を沸き上がらせるほど執拗に行われた。


「テンゾウくん、さ」


少年と青年の間にあるような心地良い声に視線を上げて、青年を見上げる。

そしたら、彼はにっこりと笑みを浮かべていた。


「目、大きいんだねぇ。」


そんな顔をしているのか、ボクは。

その言葉に対して思い付いたのが、その言葉だった。他に気の利いた言葉は無かったのかとかは思わなくて、ボクの目に見えないボクの情報を得た事に安堵したことを覚えている。
とりあえず人のカタチはしているようだ。(拘束の解かれた体は自由で、だるい腕を無理矢理上げて顔の形を確認したから、ほぼ確実に。)


「猫みたいだ。」


そう言ってボクに手が伸ばされる。
避けよう、とは思わなかった。
頭に置かれた手。
膝を付いて頭を撫でる彼の顔は穏やかだった。


吐き出したいと思っていた熱は、いつの間にか収まっていた。


そのまま目を閉じてしまいたくて、





ボクは逆らわずに目を閉じることにした。









続く

あとがき
そろそろカカシ視点も書きたいです。早くも懐き始めたテンゾウくん。

水鏡6

August 15 [Fri], 2008, 12:48
ボクの生きる場所が変わった。






病院の中なのは変わらなかったけれど、ちゃんとベッドのある部屋に変わった。
体を拘束するものもなくなったけれど、天井にはやっぱり術式が敷き巡らされている。
それから、服も変わった。
白いシャツに白い七分丈のズボン。いわゆる病人の服装であることに変わりはないけれど、ボクは先日まで閉じ込められていた広い部屋よりも快適に過ごす。
毎日することと言えば、食事(と言っても玉子粥と小さく切った果物少しという胃に優しいもの。足りない栄養やらは点滴で補われた。)と一緒に持ってくる忍術の巻物を読むくらいだった。

基本やら印の結び方やらが記されたそれらをボクは黙々と読んでいく。
選択肢は最初からない。

ボクは近い将来、忍になるのだろう。

未だわからないボクの今までとこれからがわからない代わりに、それだけははっきりとしていた。
そして、更にわかったことがある。

忍術の巻物を読んで、ボクは何の違和感もなくそれらを受け入れ自分のものにしていく。



ボクは、元々忍者として育てられてきていたらしい。



巻物によると、いくつか忍の里がある。
ボクがいるのは、火影様を筆頭とする木の葉隠れの里であることもわかった。


窓には札の貼られた鉄鉱子が付けられていて、多くは見渡せない景色から里の情報を得る。
記憶にはないけれど、入ってくる風の匂いは懐かしい気がしてならなかった。


床に座ってベッドにもたれかかり、いつも通り応用忍術の巻物を読んでいると、変な時間にドアが開いた。

ボクは動くこともせずにぼんやりと行く末を見ていたら、火影様と何人かの忍達が入ってきた。

ボクは、無言で立ち上がって指示に従う。

選択肢なんて元々ない。







連れていかれたのは、病院の中庭だった。四方を建物に囲まれているせいか、外に出ている感じはしない。そして、更にそう感じさせるのは四隅で結界を張る人達を見たせいだ。
ぽっかりと切り取られた空にはドーム型の結界。四人で張っているくらいだから、容易に強力であることは窺い知れた。


そして、再び気付く。(気付いてばかりなのは、きっとボクの注意力が元に戻っているからに違いない。)

その場に蔓延る思念だとか、そう呼ばれているもの。

恐怖。
怖れている。
ボクへと注がれる視線。
ボクは余程特別なのだろうか。
ずきりと頭が痛む。

同じ人の形をしているのに、ボクと彼らは根本的に違いがあるのだとわかった。







その日から、ボクの修行は始まった。









「目覚しいですね。」




水遁と土遁の術は、らくらくと使いこなせるらしい。
それから、
ボクは「木遁」をも使いこなせる。

そして、初代火影のみが使える術。

その過程で、ボクはボクについて色々と聞くことができた。




60人の子供が木の葉の里から消えた。
とある地下実験施設に収容された子達は、彼の実験に使われることになった。
初代火影の尾獣を操る能力を手に入れるために。
拒絶反応がひどく、バタバタと子供たちは死んでいった。
そんな中、木の葉の忍達が施設の場所を発見すると、大蛇丸はその施設を廃棄。
生き残った子供たちも残し、逃亡。
忍たちが発見したときには3名の生存を確認。
うち2名、拒絶反応と合併症により死亡。
少年1名、生存。
危機的状況回避。


名前「テンゾウ」





「家族は、


皆、殺されていた。」





微かに記憶に残る笑顔で手を引く人
アレが、両親だったのか。



おかしい。
悲しくない。



家族がいないことは、悲しいことなはずなのに。



ボクの心は冷え切って、涙も出ない。




その話を聞いた後も、ボクは修行を続ける。
黙々と。
明日はどんな術を覚えるのだろうかと、少し期待しながら。





そして、その日ボクは、


初めて木遁の術を使うことが出来た。








続く
あとがき
また、ヤマト視点、で。

ゴチャ混ぜ2

August 17 [Sun], 2008, 21:40

gravityを聴きながら。ヤマトのつもり。
お絵かき掲示板のを修正済。




ブラック★ロックシューター




泣いてなんか、ないんだからね。な、ヤマト。




ヤル気でなかった、んで、す。




毎度顔が変化する罠。