無国籍な雰囲気 

April 25 [Fri], 2008, 0:00
最近すごく暖かくて、本格的な春の到来、という感じです。そしてこのお日様の匂いが、季節のめぐりを感じさせます。

ジュネーブ生活はまだ2年にもなりませんが、いわゆる同期として一緒に始めた31人はもう18人になってしまいました。日々、仕事に追われていると寂しさを感じる余裕もあまりないのが正直なところなのですが、さっき、辞めてしまった同期を書き出してみたらなんだかとっても寂しくなりました。

私自身、ゲロ吐きそう!と思うことも多々ありますが、幸か不幸か私は最初の1年が常軌を逸したストレス環境にいたためかなり神経が図太くなり、今はちょっとくらい理不尽なことがあっても「まあこのくらいのことは仕事していればどこでもあること」と流せるようになってしまいました(繰り返すと、これがいいことなのかどうかはよく分かりませんが)。

ただ、私は今の職場に関してとっても好きなことが一つあります。それは「truly international」。これは物理的な人種や国籍の配分のことではなく、精神の上でのこと。

私は今までいろんな土地でいろんな人たちと接してきましたが、やはりどんな環境でも「多数派」だったり、力を持つ人種や国籍グループというのが出来ていました。インターナショナルスクールに通った高校時代、いろんな国から学生が集まっていた韓国留学時代、世界中にオフィスを持っていた会社時代、留学生が多いことで知られる総合大学での大学院生活。

私の偏見が入っていることは百も承知ですが、やはりみんなが混ざり合うというのは難しいし、人種や国籍によるポリティクスが出来るものです。「○○人は固まる」というのはよくあることだし、「○○人は〜」というようなくくり方も日常茶飯事。アメリカにいた時、いわゆるアメリカのWASPっぽくない言動があると、よく「That is so ○○(国籍が入る)」とか「それはあなたの文化ではナントカカントカなの?」とか、どうでもいいこと、つまらないことをいちいち文化にくくって分析するのに頻繁に遭遇し、私は「別にそんなの国籍の問題じゃなくて性格だから、セ・イ・カ・ク!」とイライラしていました。

ところが今の職場は国連のようにマルチラテラルな組織ではなく、れっきとしたスイスの組織であるにも関わらずそういうことがかなりゼロに近いのです。ランチを食べるカフェテリアでも○○人が集まるとかいうことは全くなく、公用語は完全に英語。人をみる基準、判断する基準はあくまでその人の性質にあるのが当然で、いちいちいちいちその人の国籍や文化につなげることはありません。

この文化がどのように醸成されたのかはよく分からないのですが、一つにはほとんどの人が少なくともバイリンガルであるということがあるのかもしれません。英語は最低できなければならないのですが、英語しかできないという人は結構稀でほとんどの人が最低でも2ヶ国語は話します。もちろん、多重国籍の人もたくさんいます。

多くの人が多様な文化にわたるアイデンティティを持っているということがこの無国籍な感じの雰囲気の源泉なのでしょうか。いずれにしても、この国際的な文化は私にはとっても居心地がよく、替えがたいものがあります。

Y子さんと 

April 24 [Thu], 2008, 0:00
今日は大好きな日本人トモダチのY子さんと仕事の後に会いました。まずは先週行って以来大好きになったマッサージで待ち合わせてそれぞれコリをほぐしてもらってから、Y子さんオススメの韓国料理へ。私は初めてのお店だったのですが、海鮮パジョン、マンドゥ、海鮮スンドゥブチゲとシェアして、デザートにアイスクリームとコーヒーとすべて美味しくて大満足!

Y子さんとはアフガニスタンで親しくさせていただいて以来の中ですからもう6年越しの仲。一緒にくつろげる大切なお友達というかお姉さんで、年の差は一回り以上もありますが、とにかくおしゃべりしているだけで楽しい。会話の内容も、スーパーで売っている冷凍イワシの活用法から、仕事のバランスのとり方、恋愛観、おすすめコスメ情報、アフガニスタンの思い出話と何でもありです。

結局、お店が閉店するまで居座ってしまってあわてて帰ってきました。当初は半年の任期で転勤してきたY子さんですが、また延長して12月までいることにしたとのこと。本当にうれしい!

最後の写真は、夕方、空に浮かんでいたサッカーボールの形のバルーン。かなりの大きさのバルーンなのですが、写真で見ると誰かが蹴り上げたサッカーボールみたいで面白くないですか?

鶏雑炊 

April 23 [Wed], 2008, 0:01
もともとお粥好きですが、最近、神戸やクアラルンプールで美味しいお粥を食べてお粥ブームが爆発しています。

というわけで昨晩は家で鶏雑炊。出張に出かける前に、作ったばかりのゆで鶏を慌てて冷凍庫に放り込んでおいたのを解凍して鶏をゆでたスープと冷凍ごはんと一緒にコトコト煮て、味付けはお塩のみ。最後に葱と胡麻油をアクセントにしてみました。

んーおいしい!無水鍋で作ったのですが、まろやかに火があたった感じで大成功。骨と皮つきのもも肉だったのでコラーゲンもたっぷりです。

ゆで鶏(要するに海南チキンライスを作る時の鶏の味付けする前の状態)を冷凍しておくと、いろんな用途がありそうでよいアイデアかもしれません(片栗粉をはたいて揚げればフライドチキンになるし、細くさいてバンバンジーにすることもできます)。

最近つくづく、冷凍庫を活用しても、インスタント食品を使ってもいいからきちんとした生活(規則正しく、全体としてまとまっているという意味)をすることの重要性を思います。

今の私のジュネーブでの生活はとにかく出張が多かったり、精神的にぐったりしてしまうことなどが多い一方、日本のサラリーマンの方々が深夜まで働き、満員電車で通勤することを考えれば余程恵まれた環境にいると思います。睡眠時間も今までにない程きっちり確保していますし。

でも何となく気持ちがささくれてくる時って、どうしても家のことをないがしろにしがちです。例えばごはんはパスタ一皿で、出張から帰ってきても荷解きをさっさと終えない、ベッドには読みかけの本が散乱・・・・そして極めつけに落ち込むのは、食べなかった食材を捨てる時!この罪悪感というか自己嫌悪の気持ち、働く独身女性はみんな思うものなのかしら?

というわけで、100点満点を目指すと「もう無理!」となって疲れてしまうので、毎日80点くらいをとれるようにちゃんと家事をするようにしたいと思います。こんなこというと、家庭があって子供もいながら家事をこなしているワーキングウーマンから怒られそうですが・・・・。

ただいまヨーロッパ 

April 23 [Wed], 2008, 0:00
またアムステルダムで乗り換え中です(今月3回目のアムステルダム空港です・笑)。

短いクアラルンプール滞在でしたが、出国前には大好きなピータンのお粥を食べることもできました。でも実は今、ヨーロッパに帰れることにちょっとホッとしていたりします。

東南アジア大好きの私ですが、やっぱり勝手がわからないことも多いし、マレーシアでは英語がかなり通じるものの、訛りや独特の言い回しなどで意思疎通がうまくいかずにイライラしてしまうこともあります。

しかも最近、出張や旅行続きで荷造りしたり、移動や宿泊などの手配をすることに疲れてきていたというのもあります(私の職場ではこういうことも全て自分でしなければならないのです)。しばしジュネーブで落ち着いた生活をしたいと思うのも当然かもしれません。なんだかんだ言っても、今、生活の拠点があるのはジュネーブなので・・・・。

次回出張は予定では3週間後。しばらく、ジュネーブで朝市に行ったりデパートに行ったりと、平穏な環境を楽しみたいと思います。

ナマの社会地理 

April 21 [Mon], 2008, 0:00
シンガポールもそうですが、マレーシアは多民族国家で、大多数派のマレー人(66%)、華人(26%)、インド人(8%)、そしてその他、という具合です。本屋さんに行くといろんな言語で書かれた書籍が並び(日本語の本も充実しています!)、レストランも本当にいろいろです(しかも、私が見た感じでは、マレー料理のお店にはマレー人の客、中華のお店には華人の客、という傾向がかなり強いと思う)。

こうした光景を見て思い出すのは「プミプトラ政策」という1970年代に導入されたマレー人優遇した政策。中学校の世界地理の授業で習った記憶がかすかにありますが、その時は黒板の字を追って暗記しただけで、こんなに面白い国があることなんて想像だにしなかった・・・・。

私は頭が悪いので、いろんな科目の中でとにかく暗記、暗記の地理が大嫌いでした。つまらなくてつまらなくて、とにかく試験前にまとめて頭に放り込んで、試験が終わると忘却の彼方、の繰り返し。

だけど、マレーシアにはこんなにいろんな人が暮らしていて、お粥もラクサもロティーも隣に並んで食べられる、街を歩けばベールをかぶったマレー人の女の子があちこちにいる一方で、肌の露出ドキドキの華人のギャルがいて、優秀な非マレー人は機会を求めて海外にどんどん流出してしまい、そしてそういう社会をまとめたマハティールさんという人がいて・・・・と、「生きた社会地理」を学ぶことができたらどんなに楽しかったことか!

私が先生だったら、「世界の車窓から」みたいなビデオでも観て、マレーシアの料理を食べて、イスラム教のベールをみんなでかぶって、楽しい世界地理の授業をやってみたいものです(だって世界地理を勉強した時に『ここの国に行ってみたい』とか一度も思わなかったし・・・・ナントカ熱帯気候とか温度のグラフ見ながら暗記したけど全部忘れた)。

しかし最後に先生をかばっておくと、ここまで基礎教育の内容を忘れてる私も極端らしいのですが・・・・おしべとめしべってナニ、とか、北斗七星って動かないの、とか聞いて絶句されることよくあります・・・・。

「スーパークラス」と「とんがり鴉」 

April 20 [Sun], 2008, 0:01
そういえば、機内でこんな記事を読み、いろいろと考えてしまいました。

人間は、権力への限りない欲を持つ一方で、権力を限りなく憎む、そんな二面性を持っていると思うのですが、どちらをどのようにうまく使うと世の中ってよい方向に行くのでしょう?

グラミン銀行を作ったモハメド・ユヌスが著書の中で、「人間は、強い金銭欲を持っている一方で、人のため、社会のために何かをしたいという気持ちを強く持っている」と言っていたのを思い出しました。まぁ、社会のために何かをしたいというのもエゴの一環であることが多かったりもするのですけどね。

一方で、村上春樹の「とんがり焼の盛衰」に出てくる「とんがり鴉」さんたちが、このニューズウイークの「Superclass」に通じるものがあるような気もするのは気のせいかしらん。

誰かこのニューズウイークの記事読んだ人がいたらぜひ感想教えてくださーい。

KLM体験 

April 20 [Sun], 2008, 0:00
今日の夕方、クアラルンプールに到着しました。

今回はKLMだったのですが、なんかオランダっぽい親しみのあるサービスで結構よかったです。日本の航空会社の客室乗務員さんは皆、美形でしなりしなりした感じですが、日本以外(それともアジア以外というべきか)の客室乗務員さんたちはゲンキ印みたいな人が多いのは周知の事実。

でもその中でも特にKLMは、「ここは近所の定食屋?」みたいな(いい意味で)、素朴で温かいサービスなのです。オランダの国のイメージにぴったりな感じですね(笑)。

アムステルダムで乗り換え中にリップグロスを買ったのですが、その後立ち寄ったラウンジにうっかり置いてきたことに気づいたのはゲートでまさに搭乗する時。ラウンジまで戻る時間はないな、でも悔しいな、電話して取っておいてもらって水曜日にまたアムステルダムで乗り換える時にもらえないかな、などと思っていると、KLMのお姉さんがリップグロスを持ってゲートに登場!私が立ち去った後に忘れ物に気づき、免税店で買うものはレシートに搭乗便の番号などが書いてあるのでそれを見て届けてくれたのです。ありがとう!

なぜか機内には週刊文春があり(おそらく機体を日本フライトに使ったのでしょう)、機内食も素朴で温かい感じの食べ物で満足でした。夕食は海老をココナッツミルク風味のソースで煮込んだのにオクラをそえたナントカというブラジル料理、朝食は林檎のパンケーキ。

日本の航空会社の食事サービスがすごーく丁寧ゆっくりで時間がかかるのに比べ、ちゃちゃっと食べ物が出てきてちゃちゃっと下げて、ゆっくり眠れて実は私、結構好きなサービスだったかも。皆さんフレンドリーな感じだったし。朝ごはんなぞは、ホテルのルームサービスの朝ごはんのように紙に自分で何がほしいかを書き込んで(シリアルはコーンフレークORミューズリー、メインはパンケーキかオムレツ、ヨーグルトはプレーンかフルーツかなど)、寝る前に渡しておくというなんとも現実的というか機能的なシステムでなんか笑える。。

さてクアラルンプールは摂氏30度です!暑い!

うっとりステーキ 

April 18 [Fri], 2008, 0:00
急に明日からクアラルンプールに行くことになり、バタバタしています。飛行機もラストミニッツなので、満席だったり異常に高かったりでしたが、なんとかアムステルダム経由の便をとることができました。

そんなバタバタで、朝はスターバックスのカプチーノとクッキー。お昼はカップラーメンと朝ごはんの残りのクッキー。うぅぅ(涙)。

でも夜は、イギリスに住む高校時代の友人がジュネーブに遊びにきてくれて何年ぶりかの再会。家の近くのお気に入りのワインバーに行って、いつもの「シェフおまかせコース」。このお店では、私がごはんを食べてから来た時に限って他のお客さんが美味しそうなステーキを食べていて、私がお腹をすかせていくとステーキがない日で、ということが1年も続いたのですが、今日はステーキにありつくことができました!!!

お塩と黒胡椒だけで勝負するシンプルステーキ。お肉は柔らかく、まわりは香ばしく、今までジュネーブで食べたステーキの中で文句なしで一番おいしかったです。

他には、ポテトとレーズンのパテ、お魚のパテ、レンズ豆とソーセージの煮込み、などを少量ずつおつまみとして出してくれて、デザートにはクリームタルト。ワインバーなのですが、今日は白ビールなるものを注文してみたら、なんとジュネーブの地ビール。こんなものがあるとは今まで知らなかったのですが、キレがよくてかなり好みのビールでした。

最後にはシードルをサービスしてくれて、大満足♪あーおいしかった!

マッサージ♪ 

April 17 [Thu], 2008, 0:00
今日、ついに顔のアレルギーが耐えられない状況になって、スイスに引っ越してきてから初めて病院にかかりました。クリニックはどこも来月まで予約で一杯だったので、ジュネーブ州立大学病院に行ってきました(この大きな病院は我が家のすぐ近くなので便利です)。

なんか知らない国で病院にかかるのって、なんかプロセスとか分からないこととかが面倒で(しかもフランス語をしゃべるのがイヤで)、どうも腰が重くなってしまうのですが(そんなわけで実は2月からこの症状が出ていたにも関わらずずっと放っていたのもいけなかったのです)、行ってみたら何のことはなく、保険証を出して、順番待ちの券をもらって、処方箋をもらって、と日本と大差ありませんでした(ただ、支払いは後で請求書を送ってくるので当座は現金がいらないのは日本との違いですね)。

とりあえず診てもらってお薬も出してもらってホッと一息。

その後、今週はずっと肩こりがひどくて辛いなーと思っていたので近所にあるマッサージ屋さんにふらりと行ってみました。ずっと気になっていたお店なのですが、前に一度、電話をしたらその日予約一杯だったことがあり、その後なんとなく足が遠くなっていたのです。すると今日も予約で一杯だったものの、湖の反対側にあるお店なら大丈夫とのことなので、そちらまで行ってみました。

うあぁぁぁ。

今までジュネーブで行ったマッサージの中で一番の満足感!!!お値段も日本と同じくらいでリーズナブル。力の加減や揉み方などかなり好み!!!お店に一人しかいないという男性マッサージ師さんに当たったので、女性よりも腕力があるのもよかったのだと思います。最後には、ストレッチをしてくれて、固まっていた体が伸びた感じ!

お店もきれいで、BGMやアロマの香りなどリラクゼーションっぽい雰囲気もあり、終わった後にお茶とお茶菓子(バナナチップ)を出してくれるところもナイスな感じ。

今、肩が軽くなって相当体調がよくなった気がします。そんなわけで今かなりご機嫌。ここをみつけたことによって、私のマッサージ難民生活には終止符が打たれそうです。毎週通わせていただきます!

ただいまジュネーブ 

April 14 [Mon], 2008, 0:00
昨晩、3週間以上ぶりにジュネーブに帰ってきました。長いこと留守にして、自分のアパートの建物に入る暗証番号を忘れてしまったほど!!!

オフィスに戻るのは憂鬱なのかしらんどうなのかしらん、と思いながら出勤したのですが、私やっぱりワーカホリックなのか何なのか、オフィスにいると落ち着くというか、「やっぱりここが私の居場所」みたいなものがあるんです。もうこの仕事環境ゲロ吐きそう!と思うことしょっちゅうなのに、こうしてオフィスが元気の源だなんて、自分でも嫌になっちゃいます!!!

日本に帰っても誰も歓迎してくれないのに、ジュネーブでは皆「お帰りー」とホッペ3回チュッチュッチュッとキスで迎えてくれますし(笑)。

これからジュネーブはいい季節になるし、また頑張ろう!と思います。
P R
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