アウトオブコントロール 

February 09 [Fri], 2007, 22:47
CoRichに「No Good Tales」が載ってて驚いた。
情報を載せていただいて、レビューを書いてくださった方には感謝する。
するけれども、予想外のことだったので純粋に驚いた。
困惑した、という方が近いかもしれない。。

正直、今のところCoRichに過去の公演を載せるつもりはなかった。
載せようかなあと思ったこともあるけど、冷静に考えて、そういうことを自分でやっても、自分祭りになるだけのような感じがしたから。
と思った矢先だったので、とにかく本当に驚いた。

そりゃレビューを率先して書いていただけるのはありがたい。当たり前だ。
ただ、困惑してしまったのは、CoRichは実は劇団でコントロールできるものじゃないということに気付いたからだ。

極端な例えで申し訳ないけれども、例えば、様々な要素で書いて欲しくない公演があったとする。
劇団内ではその公演の話はもう触れないようにしておこうと、それがたとえ無責任だと非難されようとも、そういう方針で行こうと決めたとする。
でもCoRichはそんな方針とは無関係に、書きたい誰かがいれば書かれてしまう。

劇団を運営する上では、アウトオブコントロールな要素があるのは怖い。
ネットに、ブログに、自由に感想や意見を書くのと違って、おそらくこれから演劇人にとって重要になるであろうポータルサイトのコンテンツが、思うようにコントロールし難い状況というのは、ちょっと怖い。

ということに気付いて困惑した。

福岡の積極性を評価していただいてて、登録率を更に高めようとする動きは間違いじゃないと思うよ。
でも、登録数だけ増やして、詳細は手付かずの団体が増えたら、それは却ってその団体にとってのマイナスイメージになるだけだってことも、ちょっと立ち止まって考えてもらった上で動いてもらえればいいなあ。

適度にケツを叩いたら、後はほったらかす愛情ってのもあるんだし。

コンテンポラリー 

September 11 [Mon], 2006, 23:00
ダンスラボを見ました。
お客さん運が悪かったというしかない回に観たから、というのもありますが、あまり楽しめませんでした。

ダンスに関しては、ずーっと「わからない」と言い続けているのですが、今回もやっぱり「わからない」というのが正直な感想でした。
パフォーマンス中の映像で「BAR(酒飲むところ)」や「BARBER」や「BAR(棒)」が映し出され、そりゃ確かにタイトルに掲げてある「BARBABAR」ではあるのだけれども、いやだってそれ映像でしょう?
映像がなかったらどうしてたんだろう?
と強く思いました。

ある映像の専門の方がよく「あまり映像の必要性を感じない」「流行りだから使ってるっていう風に見えてしまう」とおっしゃってるのを聞いて、映像をやってる方がそういうことをいうのだからそういうことなんだろう、むしろ専門分野だからこそそう思うんだろう、なんて思ってたのですが、今回はそれがよくわかった。
あのタイトルであの映像だったら、やっぱり「映像で逃げた」と思われるんじゃないかなあ。

ダンス観るって言っても専ら「コンテンポラリーダンス」ばかりで、なんというんだろう、古典的なというか、割とダンスダンスしたダンスっていうの観たことないからな。
このままじゃダンス嫌いになりそう。
「コンテンポラリー」って言葉が、「なんでもあり」ってことにならないでほしい。
ダンサーの、創り手の、創っていく過程のおもしろさを、「作品としてのおもしろさ」と混同しないでいてほしい。

いつだって創り手がおもしろがってるのが観たいんじゃなくて、「おもしろい作品」が観たいんだから。
このままじゃダンス嫌いになりそうだ。

新人戯曲賞 

August 01 [Tue], 2006, 22:51
劇作家協会新人戯曲賞に応募しました。
今日の消印までだったので。
締め切りギリギリ。

ほんとは10日くらい前には原稿はできてたんだけど、チャレンジ!えんげきに行ってたので出しに行く暇がなかった。
ダメモトみたいな感じなんだけど、出さなきゃダメモトもクソもないからね。

実は再戦。
「こりゃもう書けないな。自分の持てるもの全部使って書いた」
と思ったのが箸にも棒にも掛からなかったので、「届いてなかったんかな?」と思ったりもしたけど、その後別の賞に出してみてもやっぱりダメだったから、「あ、これが世界かあ」と思った。

人が死んだりしない明るく悲しいお話だけど、なぜかもう期待はしてない。
今回は応募したこと忘れられそう。
前は気になって気になって仕方なかったからな。

まあ、一次審査くらいは通って欲しいんだけどなあ、というのがほんとのところ。
どうだろうなあ。

復活 

July 24 [Mon], 2006, 21:24
なにかに使えるかもと思って放置していたヤプログ版俺ブログですが、実はログインするための情報を忘れてしまっていたため、いじるにもいじられず、削除するにもできず、やむを得ず放置、という形になっていましたが、ログイン情報を思い出したので、こっそり復活しました。
とはいえ、重いので、あんまり使う気にもなれません。
サイドバーも扱いにくいし。
ヤプログに特にこれといった魅力もないし。

でもブログの世界に入るための第一歩だったからなあ。
うーん。
親戚みたいなJUGEMのブログ使ってるからここ辞めてもいいかなあ。
使い道思いつくまでしばらくは取っとこう。

戦いの日々の中 

April 02 [Sat], 2005, 1:51
シアラボ。
心の傷シアターラボ2005。
まあ悪いことばかりでもなかったんですが。
とにかく、「俺は俺の闘い方がある、見てろ数ヵ月後1年後5年後」ともやもやと思ってた1か月間。

そして1か月後。
見事にその戦いの中に居ます。
直球勝負じゃなくて、変化球の球種勝負みたいな感じがして、なんか邪道なのかしらと思うこともありますが、とにかく、それでも「やりたかったことはこういうこと!」って言えることをやっていて、その生活の中に居て。

良くも悪くも意識してしまうシアターラボ2005。
ほんっと、トラウマですよトラウマ、一種の。

そんな中に居て、1か月前への勝算と、1か月前までへの答え(応え)と、弱点と、弱音と、本音と、その中での建前と、うそとほんとと、冬と春と、いろいろありますが、

楽しいよ。
1か月前に比べて確実にね。
1か月前にいたみんなが今まわりにいないのが少し淋しいけど。
でもそれを埋め合わせられる、それ以上に楽しい生活の中に居るよ今。

それが今の段階での答えです。

長い夢の終わり 

February 20 [Sun], 2005, 0:47
明日でシアラボはおしまい。
1ヶ月ちょっと関わって、ほんとうにいろいろな物事をすり減らしてきました。
それなのに作品を提示して、僕個人が勤めてきた仕事が評価されることは当然ないわけで(まあそれは他のいろんなスタッフの方も、報われねーなと思われているかたがいらっしゃるかと思われますが)。

なんだったんだろうこの1ヶ月、とよく思います。
ほんとうにわからない。
いつ、どういったシチュエーションで、何を思えばいいのかわからない。
抽象的な表現ですが、からっぽになった感じ。

彼女に別れ話をしたり、ぶっ倒れたり、何回も泣いたり。
心も身体もすり減らして、このお芝居を創ってきました。

成仏させてやる、という表現がいちばん近いのかもしれない。
明日で、すべてが成仏してくれる。

振り返ってみればあっという間の1ヶ月だったけど、毎日はほんとうに永くて、色みのない日々でした。
夢の中のような日々が、明日で終わります。

そのとき、何を思えばいいんだろう。
結局、なんとも思わない、思えないような気がします。
そういう日々の中にいて、そういうふうになってしまって、それがいいことなのかどうなのかも、今はまったくわかりません。

淋しさと向き合うための方法 

February 05 [Sat], 2005, 2:13
現在シアラボの演出助手というポジションにいます。
一期一会(じゃないんだけどねこの世界)のメンバーと、約1ヶ月で創る舞台。
個々人とはまた再会することはあったとしても、この座組みで、ってのは、最初で最後。
まあ、どんな舞台もそうなんですけど。

演出の仕事、を真横から見ていて、考えるのは、自分と台本との距離のこと。
「自分」とは言っても、「本書きの自分」もいるし「演出の自分」もいるし、たまに「役者の自分」もいます。
まあ役者はイレギュラーですが。

演出の仕事、を見ているのに、本のことにどうしてもフィードバックしてしまう。
で、わかったのは、たぶん淋しさと向き合うということが僕の中にずーっとあるテーマなんだろうな、ということ。

庭の公演はたったの5本ほどですが、どれも毛色はまったく違ってて、痛かったり緩かったりコントだったり、まあ、いろいろやってます。
ただどれも(で、これは初期の本に特に強く現れていたのですが)、「思い出す/忘れる」ことの淋しさが前提としてあって、それをそのまま描こうとしたり、何らかのテーマに置き換えたり、それとは全く逆のベクトルを提示することで淋しいなんて思わないで済むようにしたり、そういう作品ばかりだったような気がします。

それでもたぶん淋しさを「忘れる」ことを描こうとしたことは一度もないはず。
たぶん死ぬまで淋しいという感覚は付きまとってきて、下手をすれば自分の死後も誰かの寂しさを引き起こしてるかもしれないわけで、そこから目をそらすようなことはしてこなかったはず。

常に淋しくなるような、もしくは淋しくならないで済むような世界を書こうとしてきたはず。
たぶん。

庭の次の次の公演は、ちょっとストレートに淋しさというテーマに向き合ってみようかな、と、そんなことを、次の公演の台本もままならないのに、考えていたりします。

本音と建前 

January 23 [Sun], 2005, 2:42
なんてこったい。
fringeの「注目のブログ」に俺ブログが両方紹介されてた。
うう。
これでこっちもほったらかしにはできないぞ。

こっちのブログにもね、書こうとした記事が何個かあったんです。
真面目な話で、要するに、芝居作りについてだったり、表現についてだったり。
こっちのブログの前に記事にも書いたけど、悩んで悩んでその過程、というのは、別に見世物にする必要もないし、これは僕個人が単純にそう思うだけなんですけど、

「要は、面白いのか、面白くないのか」

というアウトプットの部分が非常に重要である、と考えているので、真面目な話を書くにしても、やっぱりそれが「面白い」ものでないといけない……
と書いてる途中でいやになった。
だって最近のlivedoorのブログ、面白くないんですもの。
それは棚に上げよう。

最近時期的に「お前の本音と建前を見せてみろ」と言われてる気がする。
誰にかって言うと、えーと、神様に。
演劇の神様に。
まあ誰でもいいんだけど。

庭の主宰をやってて、本音と建前の使い分けは覚えたし、それが悪いこととも思わなくなったし、むしろ本音というのがむしろ胡散臭く思えるときのほうが増えた。
「お前の本音は何だ?」と問われて出す本音って、本音かよお、と、思うんですね。
自分でも書いててわかりにくいぞ。

まあ要するに、コミュニケーションにそこまで「本音」が必要とは思っていなくて。
大事なことを話すのと、本音を話すのは違うことだし、
好きな人と一緒にいるときでも、
「あなたのことが好きです、って言おうかな、言えないな、今日言うってきめたじゃん俺!」
って思って言うのは大事、でも
「セックスしたいです、って言おうかな、言えないな、今日言うってきめたじゃん俺!」
は、なんてこったい男子の本音、言えれば立派、でも最低、
たとえが悪いんですけど、
まあ、そんな感じです。

俺はいつだって本音を言う準備はできている。
そういうのさえあれば、別にいいんやないんですかね。

胸ポケットにいつでもナイフを潜ませてるんだぜえ、いつでもブスッ、てできるんだぜえ、
みたいなもんですか。
これもたとえがよくないな。

まあ、ペンは剣(というかナイフ)よりも強い、ということで。

秘密 

December 21 [Tue], 2004, 1:28
子供ながらにいけないことだと思っていました。
マンガを描く、ということは、要するに、立派なひとになれないってことだと考えていました。
それでマンガは、こっそり描くものになりました。

もうどんなものを描いたかも覚えていないし、「恥ずべき行為」の証拠は年に1、2回のタイミングで捨てられていたので、現存もしていません。
まあ要するに剣と魔法のファンタジー、友情と努力と勝利、みたいなもんだったのでしょう。
コロコロとボンボンとジャンプが合わさったような、子供ゴコロに名作な、最強のマンガです。
「書き上げた」ってことは一度もなかったんですけど。

中学、高校となるに従って、その「恥ずべき行為」はだんだんと消えていきました。
今ではもうマンガなんて描かないし、描こうとも、描きたいとも思いません。
いや、たまにテキトー描いて友だちを笑わせてやろうなんてことを考えたりもするけど、結局は、考えるだけ。
描いてない。
たとえ書いたにしても、それさえももう照れ隠しのオブラートに包まれたものなので、
要するに、マンガを描きたい(マンガで何かを表現したい)だなんて、もう少しも考えていないってことです。

今はそれが台本書きに変わってしまった、
と言ってしまえばそれまでなのですが、この7年くらい台本を書くという作業を行ってきて、よくわかるのは、これが別に「恥ずべき行為」ではないということ。
で、これを以て何かを表現しようとしている、ということに、ちゃんと向かい合っているということ。

学校のノートにまぎれてこっそりと挟まったノートに描かれていたそれは、「恥ずべき行為」の証拠であり秘密であり、自分だけのものでした。
誰かに向けて描いてるつもりで、でもおおっぴらにできない。
そんな矛盾した表現を、

そういうものは、もうどこかに捨ててきました。
取っておけばよかったかもなって思うこともたまにあるけど、それ以上に、今いるところのほうがいい。

来年を 

December 08 [Wed], 2004, 13:46
人間誰しもいろいろ考えるときっちゅうのはありますけれども、それでもやっぱり「開いている」状態というのがいちばんよい、と思います。
ちょっとしばらくは手持ちのものだけでなんとかしてみよう、と思う時期というのは、そりゃ確かにあることはあるんだけれども。
やっぱりそれじゃいつまで経っても成長はせんわな、と。

来年は庭としてもたぶんそうだし個人的にもちょっと「開いて」いきます。
どんなチラシ作って配ったって、どんなプロモーションをしたって、やっぱり次の公演のいちばんの宣伝になるのは、その現在関わっている公演だと思うんですわ。

こういう23歳になりたかったんだろ?って高校生の自分に胸を張って訊けるなあ今。

とにかくまあ、来年をお楽しみに。
いま準備中ですいろいろと。
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