「授業始めるぞ。」
ひっそりと街の片隅に、夜間定時制高校がある。
「それ説教してるの?」
もと非行少年。不登校を経験した少女。学業不振。
自分の素の姿を友人にさらせなくてぎこちない少女たち。
「ああウゼェ!」
社会からこぼれおちそうな若者たちが、すべったりころんだり、
「無理ですぅ。」
教育システムの最底辺でもがく姿は、そのままリアルな日本の現実なのかもしれない。
「頭悪いって言うな。」
そこでひとりの教師がささやかにがんばっている。
「ちょっとわかるかな…」
生きることに希望を見いだしにくいこの時代の矛盾にあらがって教壇に立つ。
「やーん、こわーい。」
生徒たちにメッセージを送る。
「愛してる。」
あきらめたくない。あきらめないでいこうよ。
「それがとてつもなくわかんないんだよ。」
一時間目が終わるともう夜だ。長めの休憩時間、
「みんなでひとつになって!」
津島君はいつもあわててパンをほおばってのどにつまらせる。
「そりゃあそうかもな。」
飲みかけの牛乳をふきだして、机も床も白く染めてしまう。
「待て待て、待とうよ。」
津島君たちのエネルギーは夜まで白く染めてしまうのかもしれない。
「鼻赤いんだよ。可愛い。」
津島君は一人じゃない。一人じゃないはずなんだ。
「聞いて津島っち、私さ。」
43期卒業公演「牛乳で夜を染めたい」
2月20日14:00/18:00
2月21日13:00/17:00
六本木・俳優座劇場
皆様のご来場をお待ちしております。
ひっそりと街の片隅に、夜間定時制高校がある。
「それ説教してるの?」
もと非行少年。不登校を経験した少女。学業不振。
自分の素の姿を友人にさらせなくてぎこちない少女たち。
「ああウゼェ!」
社会からこぼれおちそうな若者たちが、すべったりころんだり、
「無理ですぅ。」
教育システムの最底辺でもがく姿は、そのままリアルな日本の現実なのかもしれない。
「頭悪いって言うな。」
そこでひとりの教師がささやかにがんばっている。
「ちょっとわかるかな…」
生きることに希望を見いだしにくいこの時代の矛盾にあらがって教壇に立つ。
「やーん、こわーい。」
生徒たちにメッセージを送る。
「愛してる。」
あきらめたくない。あきらめないでいこうよ。
「それがとてつもなくわかんないんだよ。」
一時間目が終わるともう夜だ。長めの休憩時間、
「みんなでひとつになって!」
津島君はいつもあわててパンをほおばってのどにつまらせる。
「そりゃあそうかもな。」
飲みかけの牛乳をふきだして、机も床も白く染めてしまう。
「待て待て、待とうよ。」
津島君たちのエネルギーは夜まで白く染めてしまうのかもしれない。
「鼻赤いんだよ。可愛い。」
津島君は一人じゃない。一人じゃないはずなんだ。
「聞いて津島っち、私さ。」
43期卒業公演「牛乳で夜を染めたい」
2月20日14:00/18:00
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六本木・俳優座劇場
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