「代理母」を英語で "
a surrogate mother"
「代理出産」を"
surrogate birth"
というのだそうです。
あらゆる不妊治療を試しても効果がなく、自分が子供が産めない体だとわかったとして、私はどうするだろうか。。。
現在日本では代理出産は認められていません。従って、代理出産をしてくれる産院・病院はないのです。唯一日本に1人だけ代理出産をしてくれるドクターがいますが、それでもいろいろな条件があります。
今のところ代理母を依頼するとなると、海外で行うケースが主だと思います。これには、2千万・3千万という費用

がかかると言われています。
また、現行の日本の法律ですと、例え自分たちの遺伝子であっても、産んだのが別の人であれば、子供を養子として戸籍に入れるしかありません。自分たちの遺伝子から成る子供であっても。。。です。
それでも。。。自分たちの子供を抱けるだけで幸せだから、、、と、代理出産を希望する人が後を絶たないのだと思います。
私がもし子供が産めない体だとわかったとしたら、同じように思い、代理母を依頼することも視野に入れたかもしれません。お金があるということであれば、なおさらそうかもしれません。行動に移すかどうかはわかりませんが。。。
でも、実際に妊娠&出産を体験して、費用云々ではなく、代理出産を安易に考えてはいけないなあと思いました。
というのも、、、
代理母をテーマにしたあるドキュメンタリー番組

を観ていた時に、子供を産めなくて悩んでいるご夫婦のインタビュー

があったのですが、その時に奥さんがこう言いました。
「子供はほしい。代理出産をしてくれる人がいたら、本当にうれしい。でも、その人を命の危険にさらしてまでもすること(代理出産してもらうこと)なのかと悩んでしまう。」
日本では、代理母の立場が低くなってしまうということも懸念されていて、そういった見地からも、代理出産禁止ということになっているそうです。
出産を経験して思ったのですが、本当に命がけの仕事だと感じました。出産で命を落とすことも実際にあるのですから。
自然分娩で傷もできます。治るまで時間がかかります。
帝王切開も、術後は相当の痛みがあるそうですし、何年経っても季節や天候によっては傷口が傷むそうです。
妊娠中は妊娠中で、免疫力が弱くなって、様々な病気にかかりやすくなります。
何よりも、安定期に入るまでの悪阻(つわり)は辛いと思います。幸い私は軽い方で、ごはんもちゃんと食べられたのでよかったのですが、本当にひどい人は、入院しなくてはいけないのですから。
また、お腹の赤ちゃんに栄養をどんどん取られてしまうので、母体が摂取している食物で足りない場合は、母体に蓄積されたものを持っていかれてしまうそうです。わかりやすいところで言うと、カルシウムなんかは、お母さんの骨から取っていってしまうんだそうです。文字通り、骨身を削るんです。
妊娠中も産後もそうですが、ホルモンバランスの崩れや肉体疲労などから、情緒不安定になったりと、メンタル面へのダメージもあります。
こういったことは本

やインターネット

などでも情報収集して、だいたいの様子がわかるとは思いますが、実際に経験してみないとわからないことだって、たくさんあるのです。
妊娠&出産を実際に経験してみて、簡単ではないことがわかると、安易に代理母を依頼できないと思うようになりました。
また、代理出産したにもかかわらず、生まれた子供に情がわいて、子供を手放したくないと裁判になるケースもあるそうですが、この代理母の気持ちもわかります。
次回は「日本における代理出産」について考えてみたいと思います。