Tanti auguri a ME!

2012年02月25日(土) 3時42分


こんな年になっても誕生日前ってなんとなく緊張する。
誰かからカードが届かないか?なんて郵便ポストを覗いちゃったり、想像力を総動員してロマンチックな、一生に一度、こんなお誕生日を過ごしてみたい!なことを考えては、現実にはそんなことは起こりえるはずもない狭間にナーバスになったり。

アホだわ・・・・・・と思いつつも、魚座なんだもーん。仕方が無いのよーん。

今年は夜に大好きなテレビドラマの新シリーズが始まるということで夜は動けません。すべてをキャンセルしてテレビの前に陣取らないと!ってキャンセルするようなことは木曜日ですから、起こりませんって(笑)

2年前まではお昼の仕事仲間とのランチでみんなから「おめでとう!」なんて言ってもらって、ケーキをぱくつくというのが恒例だったけど、共同経営者だったシモネッタがいなくなってしまった今は、あのランチタイムはない。

今年は2月に入ってから、なにかと問題が起る毎日が続き、胃がきりきりする毎日だったので、せめて、なんとか誕生日の日、一日24時間だけは新たな問題なんか発生しないで欲しい。心穏やかに過ごしたい。
これが一番の願いだった。

でも、やっぱり嬉しいサプライズも欲しい・・・・とわがままだったり(笑)

毎年、22日から23日になった途端の真夜中零時に相棒からお誕生日おめでとうコールが入る。
か、寝てるところを叩き起こされてシャンパンのグラスを持たされていたということもあった。

もう! 私は夕方に生まれたんだから!なーんて文句を言うも、いざその日になるとこれが待っちゃうんだな。

思わず12時前には携帯の電源確認したり、時計で秒を刻んだり。
ちゃんとおめでとうコールは来るだろうか?

1分、2分・・・・あれ? やだ電話が鳴らない。私の時計、もしかして早い?
まさか忘れてはいないと思うけど・・・・あれ?と思わず息を飲んでじーっと携帯の画面を見る。

ブルブルブル! ピーピーピー!

息を殺して画面を見ていたので、いざ着信音が鳴ると心臓が口から出そうなくらいびっくりしたり。

あほや・・・・・。

「お誕生日おめでとう! ごめん、遅くなっちゃったけど、僕が最初だよね? おめでとう言ったの? まだ家族から電話入ってないよね?」

日本の家族は君の家族のようにですね、日付変更した途端にオメデトオオオオオオコールなんかしませんって(笑)

「良かった。僕が一番乗りでいたいからさ。」

そんなことにこだわる前にもっとこだわって欲しいところが一杯あるんですが、まあお誕生日おめでとうはいくつになっても、やっぱり嬉しい。

お昼にいつものシチリア菓子屋さんにケーキを買いに行く。
「いらっしゃい! 今日のランチは・・・・」
ごめん、今日はいつものようにランチじゃなくて、ケーキが欲しいんだよね。

ここで敢て「お誕生日」は言わない。そんな事言ったら、年の話になります(爆)

いつも通りにうちでご飯のお昼ご飯だけど、食後のデザートはピスタッキオがまぶされたリコッタクリームのケーキ。

相棒が先日見つけてきたキャンドルを飾る。

・・・・・ちょっと大胆にぶすっと指しましたね、君・・・・。

まあ、いいか。このキャンドルを選ぶ前はキャンドルをどうしても私の年の数だけ買う!と言いはり、3袋だ、いや4袋買わないとだめか?とか考え込んでいて、私に殴られました。

「写真は僕が撮るから、ほらほら吹き消して!」

大慌てで吹き消して・・・・・

あっ・・・・願いごとするのを忘れました・・・・・(号泣)

まあ、幸い、本当に久しぶりになにも起こらず平安な一日でした。

せいぜいイタリア郵便の局員にむかついただけ。

心穏やかな一日は一番のプレゼントかも。

思いもよらなかったんですが、ツィッターやFBで一杯、おめでとうメッセージをもらいました。
ありがとう、みんな!


相棒が写してくれた「お誕生日ケーキ吹き消しシーン」の写真は新たに「老い」を感じました(爆)
ふとココ・シャネルの言葉を思い出しました。

「20歳の顔は、自然の贈り物・・・
50歳の顔は、あなたの功績よ!」


50歳までにはまだちょっと時間が・・・・あるな、うん、ちょっとはある。

自然の贈り物の方の20歳のときの顔は、どうも嫌いで、いや、本当ブスでございました。
かといって、今も全然きれいとはほど遠いけど、50歳の顔は自分の責任。
「老い」ではなく「年を重ねた」と言える顔になっていたいものです。






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イタリア暮らしは我慢大会?

2012年02月23日(木) 4時36分

注意。生きた動物を配送中。
ってまさにイタリアって動物の中を
かいくぐって生きているという感もします。


どうもここのところついていない。
所詮イタリア暮らしなんてこんなものではある。

毎日が「問題を解決する」ことに明け暮れ、一つ解決するとまた新しい問題が襲いかかってくる。そしてまたその問題を片付け・・・・のこの繰り返しだ。イタリア暮らしって実は我慢大会なんじゃないかと、時々思ったり。

こんな国に暮らして12年。多少のことは我慢できるようにはなったけど、ことが重なるとね、そりゃあ弱ります。

日本から帰ってきたら、郵便ポストには支払い期限が過ぎたガスの請求書が入っていたので、まずは支払う。
イタリアのガスの請求書は2、3ヶ月に一度やってくるので、1月に払ったのなら、2月に支払いはない。ちょっとラッキー。
と思っていたら2月にまたガスの請求がやってきた。

おや? どうしたことだろう。こんなことは初めてだと請求書を読む。
イタリアはこの手の料金請求は、検針して使用量にそって払うのではない。
検針をする人は数ヶ月に1度、あるいは数年に一度やってくるので、その間は「これくらい使うだろう」の予測で請求されるのである。
よってときどき、大きな誤差も出る(笑)

さてガスの請求書を読んでみると、私が日本に帰っていた間のものだ。しかも使用量は普通に冬の使用量の2ヶ月分。
いや、これはおかしいだろう。ガスの元栓はしめていったぞ?とは思うもこれも予測計算のもので検針されたものではない。


仕方がないので、メーターを見て、過去からさかのぼって計算してみると、やっぱりまだ請求額まではガスは使っていない。

「うーん、でもさ、今、使用量分だけ払ったら、春先に来る請求額が大きくなるかもしれないからさ、まあ前払いということで小出しに払っておいた方がいいんじゃない? 」とは相棒である。

まあ、そう言われるとそうかも。それなら払っておきましょうと思ったときに大家さんから電話が入る。

どうやら今から3年前の水道料金が、契約者である私ではなく大家さんに行ったらしく、しかもその金額が偉い高いという。

あの・・・・・私、この3年間水道料金払ってますけど? その2009年の請求書の前にも後にも払ってきてますけど、何故今頃?

「水道局がね、あなたと契約したときに間違った数字を渡してしまったらしいのよ!」

あの・・・・・それって水道局のミスで、私じゃないのに、何故私がその「偉い高い」らしい額を支払わないといけないわけ?
と思うも今後のことを考えると大家さんとの友好関係にヒビを入れるのは得策ではないので、大家さんと水道局に説明を聞きに行くことに。

ひとまず、半分は問題解決したとしておこう。




さてそんな間に去年の10月に内分泌科の先生から指示されたシンチグラフという検査の予約を入れないといけない。
「緊急という訳じゃないから、半年後の検診のときに検査結果を持って来て。」と言われていたので、1月くらいに検査予約を入れたら4月くらいには検査してもらえるかなと動き出した。

イタリアの医療機関総合予約センターに電話をすると、「その検査はこちらからは予約をできないので、直接病院に電話してください。」

はーい、と先生一押しのジェメッリという大きな病院に電話をする。がたらい回しにあう。
なんとか行き当たったところは「原子力科」って何?????

放射線科の間違いじゃないかと思うんだけど、この検査は静脈から放射線を発する点滴を入れてするものらしく、被爆量は健康を害するものではないけど、その日は小さな赤ちゃんには会っててはいけないらしい(ちょっと怖いぞ)

「その処方箋ではだめです。点滴量とどの薬を入れるかの指示がないので書き直してください。」と言われ、ホームドクターのところに戻るも「それって変だよ、検査技師が決めるものだろう?」と言われ、再度ジェメッリ病院に電話をするがここでひどい態度が悪い人種差別主義の電話係にぶちあたった。

「なんだか外人で行ってることが分からない! 副甲状腺のシンチグラフ検査らしい。」ってちゃんと私が言ったことわかってるんじゃん!

でも電話では「外人で言っていることがわからないので」できないと言われ、Faxすることになったが、今度は「処方箋が間違っています。副甲状腺だけじゃなくって、甲状腺のシンチグラフ検査と原子力科の診察を書き足さないと予約は受けれません。」

・・・・・・再度ホームドクターに戻り処方箋を彼らが言う通りに書き直してもらう。

3度目の正直になるか?と電話をする。

「あなた、なにか薬飲んでます?」

はい。この検査をする必要があるくらい甲状腺を患ってますので、甲状腺の薬を飲んでます。

「それではこの検査はできません。1ヶ月はその薬をやめてもらわないと。」

あの・・・・・1ヶ月も薬をやめると死ぬ可能性ありますけど?

「だめです。内分泌科医に確認してください。」

ふうううううううううううううううう、大きくため息をつき、今度は内分泌科の先生に電話をする。

「え? 副甲状腺って言ったのに、甲状腺のシンチも一緒にしないとだめって? うーん。確かに薬服用とこの検査と重なるとあまりよくはないけど、君の場合は大丈夫だよ。」

とお墨付きをもらったので、再々再々ジェメッリに電話をする。

電話に出たのはさっきの男性でこいつが2度目に電話をしたときの人種差別男だ。

「内分泌の先生がいいって? でもだめです。あなたの検査処方箋にですね、"医師による治療を受けているが、その医師からの指示による検査である。"と1行、内分泌科に書き足してもらってください。じゃないと予約は受けつけません。」

「まずは先生の1筆をもらって、再度電話ください。それから予約をお受けします。」


ここまで来て、怒り爆発どころか炸裂する。

「どうせ、今予約したって数ヶ月も待たないといけないんでしょ? 処方箋は書き直してもらいますから、せめて予約だけでもさせてくれません? 私、何度電話しているんだと思います?」

「だめです。」ガチャンと電話が切られた。

怒り頂点のこの状態、もうどうしてくれよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!と大声でわめきたい。

「ミカクン、午後大家さんと水道局行くんだろう? まずは気持ちを切り替えて。」

本当はジェメッリになんか行きたくない。
この病院のこういう対応が2年前、友人のシモネッタを死に追いやったのだ。
本当は完治しやすいガンだったのに、検査が送れ、手術が送れ、すべてが遅れて彼女の命を奪ったのだ。


もおおおおおおおおお! こんな問題がてんこ盛りになると気持ちなんか切り替えれない。
気分はゴジラだ。コロッセオに登って火吹きたいぞおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!

うがああああああああああああ!!!!!!



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嵐を呼ぶハーフブーツ

2012年02月22日(水) 1時01分


イタリアの靴ってどうしてこんなに魅力的なんだろう?

毎年、季節が変わる度に新しい靴が欲しくなる。
いやいや去年買ったのがあるから今年は買わない買わない・・・と思ってるのに、ちょっとのぞいちゃおうかなーなんてお店に入ると一目惚れしちゃって、帰りにはショッピングバックを抱えてたり。

イタリア生活してからずっと超貧乏だったので欲しいものが買えなかった時期の反動もある。
それと買えなかったので、持っていないということもある。
あるいはずっと同じ靴を愛用せざる終えなかったので、履きつぶしかけている、履きつぶしたということもある。

うきうきショッピングバックを抱えて帰ってきて、相棒の前を素通りで早速新しい靴を履いてみる。
鏡の前で自分を見直す。

うん、いいぞ!

「ははーん、そういうことか。どうりでクローゼットに直行だよね。」


どお? どお?と相棒の前で久々のヒールでよろめきそうになりながらもキャットウォークをしてみる。

「ぶふっ!!! すっごいタマーラだけど、可愛いじゃん。」

・・・・・・ねえ、そのタマーラってないでしょ?

「だってさ、鉄の丘の女の子っぽいんだもん。」

こいつがこんな風に言うときは、要は「派手」って言いたいのよね。
ローマ県の人ってなぜか、金ぴかじゃらじゃらゴージャス系が多く、田舎ものが頑張ってますという感じなのだ。
それをタマーロ、女性の場合はタマーラと言う。

鉄の丘に引っ越ししてから坂が多いこの町をがんがん歩くためにヒールの靴を買わなくなったが、最近、ロータリーの集まりなどでフォーマルな装いをする機会が出来て、そうなると足元はぺったんこの靴とはいかなく、夏、冬とバーゲンでヒールものを買い足した。
冬のバーゲンはこのハーフブーツ。
ふさふさのファーがちゃっかり足を細く見せたりする(笑)

早速こんなヒールを履いてお散歩に行きたいと騒いで、じゃあローマでお散歩をと決めたのは3週間前の土曜日。

ローマに行くには駅まで車で行って駅前に駐車しといて電車で出かけた方が早いし便利である。
が、駅前駐車場に社用車(BMWであだ名はボンドさん)を半日でも置いておくのは嫌だと相棒が言う。

じゃあもう一台のフォルクスワーゲンのルーポくんで駅まで行こうとなったが、ルーポくん、12月からガレージに入れっぱなしにしていたら、機嫌を損ねたらしくバッテリーが切れちゃって動かない。
それじゃあ、充電しようとコンセントにつなぐ。

が・・・・・・充電器が壊れているらしく、充電しない。

どうするよ?

じゃあ、ボンドさんとつなげてエンジンスタートしようとなったが、ボンドさんのバッテリーは後部座席の後ろ、ルーポくんはフロントのボンネットの中。

どう考えても、エンジンがかからないルーポくんを一度ガレージから引き出して方向転換しないとボンドさんとつなげれない。

相棒が大きくため息をつくが、一度エンジンがかかるとがむしゃらに物事を押し通す日本人。「人力で動かすしかないでしょーに!」

「ミカと二人で無理だって!」

だいじょーぶ! あたし雪にハマった車押すの得意なんだから!と訳わからない自慢をして車を押すことに。

こういう場合、普通は一人が運転席に座り、ハンドルを裁き、もう一人が押す。であるが、女の私が一人で押したってさすがに動くわけはない。
かといって、私は車を運転できないのでハンドルさばきなんかしたことがない。

仕方がないので、運転席のドアを開け、相棒は片手でハンドルを裁き、肩で車を押し、私は助手席のドアに肩を当て車を押す。

「うわっ! だめだ! 靴の裏がすべって力が入らない!」と悲鳴をあげる相棒の横で、私のこの10センチヒールはしっかりピンポイント集中で滑り止めになり、どんどんルーポが動く。

「ミカくん! 待って待って! ハンドル切るから待って! 今度は後ろに押して、そうそう、これでタイヤの位置を変えて、今度はまた前。」

はたから見たらきっとかなりおバカなシーンだろう。

ピンヒールの女が車をがんがん肩で押し、前に後ろに移動させるの図。

それでもなんとか90度回転させ、無事ルーポくんのバッテリーをつなげたが・・・・・どうやらバッテリー自体がアウトだったようで、充電がまったくできない。

腕時計を見たら、電車の時間が無情にも過ぎていた。
次は3時。そんな時間からローマに行くのもね・・・・とここで「ローマ散歩」は断念することに。

実はこの後、社用車のボンドさんまでエンジン故障で私たち、全く動けなくなりました(ため息)

久々の10センチヒールでとびきりおめかししたのに、車押しで終わってしまい、挙げ句この後、2週間、この辺りは60年来の大雪に見舞われタマーラなハーフブーツを履くことができなかった。

タマーラどころか久々のピンヒールは・・・・・嵐どころか前代未聞の大雪を呼んだようです。

ちなみにボンドさんはまだ修理工場から帰ってきません。




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ロバさんの愛をぎゅっと濃縮しました。

2012年02月17日(金) 2時21分


ブログでご紹介するのが遅れました。
ロバミルクから粉ミルク ネキシイラッテ新発売です!
イタリアロバミルク協会さんの自信作をプロテオフードからお届けします。


ことの発端は去年の3月、東日本大震災。

被災地、あるいは原発事故周辺、関東で赤ちゃんの粉ミルクが不足しているという話がニュースやツィッターを通じて入って来た。

しかも日本の粉ミルクは水道水を使うことを想定してあるので、ミネラルウォーターで溶かして使うには難があると聞き、イタリアの真ん中、ど田舎、ロバさんのミルクで作られたスキンケア商品を扱うプロテオフードの日本人スタッフ(あたし)は考えた。

ロバミルクならあるんだけど・・・・・・。

が、生の状態、フレッシュタイプで日本に送るのは検疫だのなんだのと問題があり、しかも!!!!!! 日本の税関ではロバのミルクは・・・・・・カテゴリーにさえ存在しない。

生がだめなら粉にしたら?
イタリアの粉ミルクはミネラルウォーターで溶かすことが前提だもの、この状況に会ってるんじゃないのかな?
粉なら配送だって軽くなるし、扱いやすいし。

とイタリアロバミルク協会のエットレに提案をしてみた。
とにかく、今の日本では赤ちゃんのミルクさえ大変なことになっているんだもの、なんとかならないのか????

しかし当時はまだ粉ミルク化は準備段階で日本にすぐ送れる商品化されたものがなく、悔しい思いをした。

あれから紆余曲折の数ヶ月。
とうとう出来上がりました! ロバミルクの粉ミルク。お名前はネキシィラッテ。

がっ・・・・・できたよーんとエットレが見本を持ってきてくれたけど、パッケージがめっちゃ、そそられない。

何これ? ガソリン?と言いたいくらい、赤ちゃんの粉ミルクというイメージからかけ離れた外見のミルク缶。

「仕方が無いんだよ。この商品はスーパーではなく薬局で売リ出すつもりなんだけど、イタリアの薬事法ではミルク缶に人物のイメージをつけれないんだよ。」

って・・・・それってなにかの間違いでしょ?
だって、あたし、昔、ミルクアレルギーの赤ちゃん用のヤギミルクのパッケージのデザイン修正の話があったけど、あれ、ばっちりお母さんと赤ちゃんの写真使ってるけどな?

と外人がぎゃーぎゃー言って発売が遅れるより、このミルクを必要としている人に早くお届けした方がいい。

外見はなんともそそらないネキシイラッテではあるが、その中に秘めた威力はすごいんである。

ロバさんのミルクってこんなにも良いものなんだもの、日本の人たちにもっと知ってもらいたい。

最近日本でもフランスから入ってきたロバミルク石鹸が話題になっているようだけど、ロバミルクの威力はスキンケア商品の素材だけでは収まらない。

何度も書いちゃって、もーミカしつこいって思わないでね(笑)

ロバミルクは母乳に一番成分が似ているので、新生児への母乳の代わりの人工ミルクとしてまったく無理なく使えるもので、西洋ではお乳の出が悪いお母さんの代わりに乳母ならぬ乳母ロバちゃんが使われてきた。

調べたら、日本ではミルクアレルギーの赤ちゃんには牛乳やヤギのミルクのアレルゲンとなるタンパク質を少なくするように操作をしたミルクを使うそうだけど、わざわざ人工的にそんな操作をするより、母乳に近く、それらのタンパク質をほとんど含まないロバミルクの方が自然じゃないのかな?

イタリアはローマの大学病院の小児科ではミルクアレルギーの赤ちゃんにはロバミルクが使われているんだもの、決して怪しいものではない。

しかも、効能をいろいろ聞いたら、ロバミルクは赤ちゃんだけのものではなく、年齢に関係なく体に良いんである。

腸の繊毛細胞の回復させる働きがあるので、まずお腹に優しい。しかもこれクローン病の治療としてもロバミルクは注目されているんである。

免疫力を向上させ、殺菌作用があるので、子供がかかりやすいロタウィルスの感染を防ぐ。
これを聞いたとき、去年甥っ子がロタをやったらしく、思わず妹にメールしちゃいました。

牛乳よりもカルシウムが多く含まれており、人工的に作られた骨にカルシウムをつける薬よりも遥かに骨へのカルシウム吸収が良い。よってご婦人に多い骨粗しょう症の予防にロバミルク!

悪玉コレステロールを下げる多価不飽和脂肪酸が豊富。

オメガ3、6も豊富なのでエイジング効果あり。

って良いことづくめじゃない?


ということは! アラフォーなあたくしもロバミルクのお世話になった方が良いということで(笑)

味は粉だけ舐めちゃうとクリープです(笑)
お湯に溶かすと、薄めのクリープ。
牛乳よりも甘いです。

ロバお母さんは授乳時期の6ヶ月しかミルクを出しません。
しかも子ロバちゃんの成長に必要な量、一日に1リットルほどしかミルクを生産しないので、去年は授乳時期ではない冬、エットレが言っていたけど、地元のミルクアレルギーの子供たちに届ける量を確保するのが大変だったそうですが、この1年でイタリアロバミルク協会も生産量を確保できるようになったそうです。

イタリアロバミルク協会の品質保証されたロバミルクだけを使ったネキシィラッテ。
ロバママたちの愛がぎゅっと凝縮された粉ミルクです。



ロバミルクの詳細はこちらをどうぞ。
プロテオフードオンラインショップ
http://proteofood.com/ecom/index.php?main_page=index







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聖バレンタインよりも聖レモ

2012年02月16日(木) 3時04分


ここ数日、イタリアのテレビニュースでよく「トルチコッロ」が聞かれます。

昨日から始まったイタリアの長寿番組であり、日本の紅白歌合戦のように国民に親しまれているサンレモ音楽祭。

毎年司会者の横で金髪と黒髪美女がアシストするのがお決まりだったんですが近年、司会者が女性だったり、あるいは超有名司会者と女性歌手とか、男性司会者が二人とか司会者のパターンにバリエーションが出ちゃったせいか、この金髪と黒美女の伝統は消えつつあるようで、去年は間を取ったのか茶髪(笑)美女が2人で司会者をアシストしておりましたが、今年はチェコ人モデルさんが担当すると噂が流れ、サンレモ音楽祭のテレビコマーシャルも、この謎の美女を匂わすもので展開していましたが、土壇場の土壇場、音楽祭開催の前日記者会見でも姿がなく「ひどいトルチコッロで、今日の会見は欠席です。」と関係者から説明があった。

イタリアで歴史があり超有名イベントであるサンレモ音楽祭の出演者が記者会見を辞退するくらいなことになる「トルチコッロ」とは?

首の寝違え、または肩こりです。
Torcicolloと書きます。

まあモデルさんだもの、顔が、首が上手く回らないのは商売上問題なんだろうな。記者会見はパスして本番に備えた方がいいよね。うん。
ここまで謎に包まれたチェコ美人モデル、なんだか妙に気になります。

今年の音楽祭はサン バレンタインの夜に始まったわけですが、そんな1年に1回なロマンチックな夜、レストランオーナーをしている友人アドリアーノとそのウェイターくん、ファブリッツオから「今夜はうちのレストラン来るだろう?」という熱いお誘いを「うーん聖バレンタインって今イチ、感じ悪いし、今年は浮気して他の聖人にしとくわ。」


「今夜のあたしを待っているのは聖レモよーん。」

なんじゃそりゃ?と横にいた相棒も。

「サンレモよ! 今夜から始まるんだもん、逃せないからあたし今夜は早く帰りますのであしからず。」

と気合いを入れて帰宅をしてテレビをつけたけど、チェコ美人さんが見当たらない。

約4時間近いこの番組、ってまだ数日続くんですけど、2時間経ってもチェコ美人が出て来ない。

一体どーしたんでしょう?
と思いつつ番組を見ていると、去年、司会者の横でサポートしていた茶髪美女のお二方が出てきました。

なんと・・・・・チェコ美人モデルさん、トルチコッロで病院送りになったとか・・・・・・。

一体どんだけすごいトルチコッロなの、それって?????

病院送りってそれってトルチコッロじゃない、なにか他の病気なんじゃないの?と心配した私ですが、

「・・・・・ミカくん。どーして言い訳だってわかってあげないかな? もうそうっとしておいてあげなさい。」

・・・・・・あっ、そういうことですか。ごめんなさい。日本人、真に受けてました。

でも実は私、去年担当したこの茶髪美女の二人結構好きです。
番組の半分ほどから出演した二人、どうやら急に声がかかったようで、ドレスももちろん、このために用意していたものではなく、急遽駆けつけて来たら控え室に「置いてあった」そうです(笑)
番組最後に「明日も私たち二人がいるとは限らないわよ!」なーんてはしゃいでましたが、本当にそれくらい急な話だったんだろうな。

それにしてもバレンタインの夜に急遽、こんな美人さんの出演OKを取ったスタッフも大変だったでしょう。

まあ、カナーリスは恋人だったジョージ クルーニーと別れたばっかりだし、なんとなくわかるけど、もうひとりの茶髪美女バレンちゃんは恋人も一緒に駆けつけて番組中は控え室で彼女を見守ったそうですが。

去年のサンレモ音楽祭、バックステージ情報で、カナーリスさん、緊張していたのか的外れなハイテンションだったらしいお話が聞こえてきてましたが、今年はなんだか貫禄もあり(笑)

おばさんとしては正直、このお二人で今年のサンレモ音楽祭続行して欲しいな・・・なんて思ってます。




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雪なんかには負けていられない

2012年02月14日(火) 2時08分



今週末もローマ県、雪降りました。
鉄の丘で生まれ育って半世紀な方たちに聞いても、こんなことって初めてだそうです。

先週からすでに週末にまた雪が降るという予報が出ていたので、ローマ市、ローマ県の学校や公共サービス事務所関係は早々に金、土曜日と天候不慮のための休校、休業となり、
個人的なお話なんですが、うちの下の階の中学校になる娘さん、ここのところずっと学校がお休みなようで、あたくし、朝の惰眠をむさぼれるなんてラッキーなことに。
いつもは下の階の家族が起きると同時に始まる騒音で目を覚ましちゃうんでございます。

学校の先生をしている相棒も結局、先週は水曜日のみ出勤となり、挙げ句行ったと思ったら帰ってきちゃった。
「今夜、俺3時間目担当だったんだけど、夜間学校だろ? 1時間目が終わった時点で山間の町から来てる生徒たちは帰り道の道路が凍って危ないって帰っちゃって、誰も教室にいなかった。」


降雪量は北海道出身の私から見ると、それほでどでもないんですが、雪を想定して国が作られているかどうかでこんなにも普通の生活ができなくなるものなのかとちょっと驚いています。

確かに雪道の運転には慣れていない、冬タイヤをつけていない車が多いけど、ちょっとぼた雪が降って来ると、道のあっちこっちで右往左往な車続出で危なくって運転もできない。

家の屋根も雪が自然に落ちるようにはなっていないから積もって来ると雪の重さで潰れる危険性がある建物が出て来るし、あるいはベランダからの雪が塊となって道行く人の上に落ちる危険が出て来たり。
フロジノーネという町の小学校の屋根に積もった雪を軍隊出動で数十人の兵士たちが必死にスコップで雪かきって・・・・・・それってあまりにも効率悪いんですけど?
でもママさんダンプない国だから仕方が無いのか?

自宅はなにせ小高い丘のてっぺん。どこに行くにもこれまた斜度45度以上のすごい坂を下りて行かないといけないけど、これがすべって危ない。

しかもね、この秋にブーツの靴底にちゃんとゴムを張り替えていたんですが、このゴムが冬の滑り止め用ではなく、固い石畳を歩いてもかかとが減らないためのもので、雪や氷の上では滑って歩けない。

おまけにこのあたり、雪が降るとなぜか雷も一緒に鳴ります。
北国育ちの私ですが、初めて見ました。猛吹雪に雷。
でそうなると停電も起こり、仕事してても数分刻みで電気が落ちて、作業中のデーターがぱあです。

雪道運転に慣れていない相棒はちょっと吹雪いて来ると、不安げに窓の外を見始め、「帰るよ・・・・。」と言い始めるし。

このくらいの雪で足止めくらってたまるかっ!と週末前に長靴を買うことにしました。

1週間前の大雪で靴屋さんが急遽長靴をお店に置いたようで、このあたりでは初めてみました。
長靴って普段は日曜大工、園芸のお店にしか置いていないんですよね、このあたり。
ヴェネツィアみたいにアクアアルタってこともないし。

長靴を買いたいと叫んだ私に相棒の一言は「畑でも耕すの?」でした(笑)

木曜にそう思って靴屋を覗くと、まさに中高年の方たちが雪の上でも滑らなさそうな靴を吟味してて、ああ、みんな同じこと考えているのだなと(笑)

いかんせん出遅れた私、サイズがなくアウトレットまで走ることになりましたが、思いがけなく可愛くおしゃれなものをGet。しかも冬のバーゲンの売れ残りで超お安値。(わーい!!!)

金曜日はみぞれの中を食材を買いに出かけましたが、週末の食料買い出しイタリアンマンマ軍団が町中に溢れていて、どこにいっても長蛇の列。
水もパンもお肉も売り切れのお店が続出でなんだか戦争みたいでみなさん、殺気だっていて怖かったです。

週末、どうせどこも行けないし、ゆっくりパンでも焼こうかなと思い、強力粉を探すとこれも売り切れ。
パンを買えなかったマンマたちが、じゃあ自分で作ると強力粉とイースト菌を買い占めたようです。

この週末も確かに雪は降ったけど、路面も凍ったけど、おニューの長靴、いいえ、最近はレインブーツなんて言うんですね。これで随分自由に動くことができました。

相棒は相変らず「畑を耕すのにいいね」と暗にイケテナイと言いますが、私にはもうひとつ使い道があるんあもーん。

オンラインショップに商品を卸してくれる生産者さんたちは農家さんが多いんですが、インタビューに行くとかならずと言っていいほど彼らの仕事場である畑の中を歩く事になります。

こういうときに、都会人を気取って素敵な靴なんて履いちゃいかんです。
ヒールなんか履いてっちゃ、一歩一歩、土に埋まり込んじゃって歩けませんし、農家さんたちとも目線の違いが出て来ちゃいます。
以前ロバくんたちに会いに行ったとき、相棒、ん百ユーロもするブランドものスリッポン履いていっちゃって、見事に「うんち臭く」なって帰ってきたしね。


「・・・・だから! オンラインショップのためにも買ったの!」

「ミカクン・・・・・君って女はどんだけ言い訳が上手いんだ・・・・。」

って本当にそこまで思って買ったんだから!


プロテオフードのFacebookページを作りました。
ぜひ覗きに来てね!
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イタリアにイタリア人しかいなくなったら

2012年02月09日(木) 0時15分





年末の日本への里帰りに久々にアリタリアを使いました。
日系の航空会社から比べるとサービスは期待できないけど、個人的にお気に入りなことがあります。

一つは機内ではイタリア語が通じる(笑)
いきなりは日本語調整ができないので、ローマ、東京間の12時間を日本語訓練時間として使えることと、機内で見れる映画サービスにイタリア映画がある!
これがなかなか憎いセレクトなんであります。

善悪はっきりなハリウッド映画よりも小さな映画館で上映されるイタリア映画が好きな私。
映画はエフェクトよりも人間ドラマが見たい。

それにね、機内で見れる映画の吹き替えってすごい下手じゃありません?
日系の飛行機の機内で日本語吹き替えのものを見ると、台詞棒読みで味気もない。
幸いにもイタリア映画の吹き替えってあまりないし(笑)
これ、実は日本からの帰り道はイタリア語の感を取り戻す訓練時間になります(笑)

さて、今回機内で見て、もう絶対お薦め!と思ったものがあります。
空港に迎えにきてくれた相棒にストーリーを説明したら、「そのストーリーで、移民の一人である君が笑えるの?」と不思議そうにしてたけど、笑えます。
内容ギリギリラインのシニカルなコメディーですが、だからこそ人間の本質を語っていて笑えます。

さて、そんなにも私を魅了した映画は「Cosa dell'altro mondo」


知らなかったんですが、この映画は去年の秋イタリアで封切りになっていたらしいんですが、内容が人種差別な話だと見なされ、ボイコット運動があったそうで、どうりで広告も見なかった。

そうストリーはかなりきわどい人種差別な発言から始まります。

北イタリアは多分、ベネト地方のとある実業家 マリーゾ ゴルフェット氏がお抱えのテレビ局より「イタリアの未来、イタリアの若者の未来を守るためにもイタリアを、我らが文化を汚す移民たちにはとっとと国に帰ってもらおう! GO HOME NOOOOOOOOOOOOW!!!」と演説をぶちかまします。

町の第一人者でもある彼の政治的なアピールであっただけの演説ですが、あーら不思議。
次の朝、外国人たちがイタリア中から姿を消した。



ここまでだと、確かに日常の生活でイタリアの街角に生息、あるいは犯罪を巻き起こす外国人にうんざりしているイタリア人たちなら、さぞかしこんなことが現実に起こってくれたならと思うに違いない。
確かに「人種差別」と一言でまとめちゃうことはできるお話です。

が・・・・・みなさんも想像していただきたい。
このイタリアから移民たちがひとっこひとり居なくなってイタリア人だけが残ったら、どうなると思います?

町の道路を清掃していた外国人たちが、
工場で安い賃金で働いていた外国人たちが、
年老いた親の介護、介添えをしてくれていた外国人が、
南イタリアでトマトや果物の収穫を手伝っていた外国人が一晩でいきなり消えてしまったら、この穴埋めがイタリア人にできるだろうか?

できるわけがない(笑)
日本と同じように3K労働は今更イタリア人がやるとは思えない。いや、やらない(笑)
外国人労働者の穴埋めに町でたむろする失業者に声をかけるマリーゾ氏に失業者たちは「時給15ユーロ? ざけんなよ!」と言い放つイタリア人たち。
工場生産は人出不足で停止している。そんな横で、残ったイタリア人労働者たちはただ、おしゃべりに花を咲かして、働こうともしない。

もちろん、労働者だけの話ではない。
恋に国境はあまり考えないイタリア人たちである。肌の色を越えて愛し合うカップルだって多い。
あなたの愛する人がある日突然、いなくなってしまったら?

イタリアの小学校だって今では半分近くが移民の子供たちである。
学校から半分近い生徒たちがいなくなってしまったら?
大切なお友達が突然いなくなってしまったら?

家事手伝いの外国人が消えてしまい、あたふたするマリーゾ氏に奥さんは「イタリア人はみんな弁護士や医者で学歴があるのよ。誰が今更こんな仕事につくわけ? 南イタリア人を雇う?」ってそのアイデア笑えます。

でもここで一応南イタリア傾倒な私から言わせていただくと、南イタリアは就職が難しいので、みんな勉学に励んで仕事につこうとします。なので大学に行く、時間はあるので(笑)博士号まで食い下がって取る人が多い。
返って北イタリアの方が仕事口があるので大学に行かずに働き始める人が多かったので、ある年齢層を比較すると断然南イタリアの方が学歴高いと追うんだけど。


「GO HOME NOOOOOOOW!」と叫んだ本人自体、アフリカから飛行機で一気にアフリカ人わんさかを連れてこようとしたり。

これってちゃんと見たら、全然人種差別の映画ではないと思うんです。
外国人が増えることへの不安、不満を言いたいだけ言えるけど、実はこの映画で描かれていることは、もしイタリアにイタリア人しかいなくなってしまったら、どうにもこうにも大変なことになってしまいまっせ! 文句言う前に現実を、あんたのまわりをよーく見て見なさいと言いたいのではないかと。


「おーい、おーい、帰ってこーい。私たちが君たちを嫌いなのではない。君たちが私たちを嫌いなんだろう? おーい、おーい、どうか帰ってきておくれ!」

雨乞いならず、移民戻り乞いが行なわれ、怪しげな魔法使いが叫ぶ。

そうなのよね・・・・・ここに住んでいると、ときどきイタリア人が嫌いになっちゃう(笑)
でもお互い、仲良くやって行こうよ。今更、わたしはあなたの一部なのよ。だからこの現実にお互い巧く折り合いを見つけないとって本当は言いたい映画なんだと思います。








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雪のローマ県

2012年02月07日(火) 3時03分

セリエAのローマVSインテルは雪のため延期になりながらも
日曜のお昼というゴールデンタイムに行なわれましたが、
セリエ・・・・・ C1かな? C2かな? な鉄の丘チームの試合は・・・・
グランドがすっぽり雪かぶっちゃってて、ひとっこ一人いません。



ローマ、明日も学校お休みだそうです。
多分・・・・・ローマ県もだろうな。

学校お休みのお知らせ電話が鳴ったのは確か先週の水曜日のお昼。
相棒が勤めるのは州立の夜間学校。
低地にある鉄の丘はまだ雪は降っていなかったけど、生徒たちが住む近隣の町はここよりさたに小高い丘、いや日本人的には「山」の中腹に位置しているので、生徒たちがすでに山を下りて来れない、下りてこれた人がいても帰る頃には間違いなく道は凍結しているであろうから危険と判断され、学校閉鎖となった。

そしてとうとうこの鉄の丘も木曜日の夜から降り出し、金曜日に打ち合わせ予定だったものは先方が雪のため足止めで延期。
そして私たちも、昼から事務所を閉めることに。

なにせ相棒の車は夏タイヤ。
南イタリア出身の彼はタイヤにチェーンがかけられない(笑)
社用車にはこんなこともあろうかと冬タイヤを先月つけたばかりなんですが、1週間前に BMW特有のギアチェンジとエンジンの接触部分の故障で只今動きません(冷や汗)

金曜日の朝、歩道脇についている手すりにしがみつきながら坂を下りて事務所にやってきた私。
問題は帰り。徒歩5分の道ではあるけど、傾斜が45度近い坂をこれまたイタリア仕様の靴では上がって行けない。
この朝は同じマンションに事務所を置く友人たちも誰も出勤して来なかった。
さらに上の階の軍警察にお勤めのアンジェロさんからもお昼に、「これ以上雪が降ると危険だよ。」という忠告にビビりまくった相棒は、はい、13時にもならないうちに帰ること決定。

靴さえ北海道仕様、そう、滑らないように柔らかめのゴム底がついている靴に履き替えれば私は動けるけど、かといって町に出てもお店もお休み。
 
にこのあたりのローマは、雪に慣れていないどころか、そんなことは想定していないので、町の機能が雪が降り始めたのと同時に完全にアウトである。
確かにね・・・・古代ローマの人たちの服装を思い出してみよう。
あーんな薄着で平気だった国ですもの、雪なんか想像の枠外だよね。


ローマの環状線ではすごい渋滞になった挙げ句、車を路上に見捨てて歩いて帰った方も多かったようで、次の日、ローマ市で除雪車を入れようにもこの路駐の車が邪魔で作業が進まず。

高速道路に入った除雪車が下を走っている国鉄の線路上に雪を放り投げちゃって電車のダイヤは乱れに乱れ、挙げ句には停電した地区も多く、この週末、暖房も水道にも事を欠いた人が多く出たらしい。

東ヨーロッパから走ってきた長距離輸送のトラックの外国人運転手に「こっちのヨーロッパからは下に見られる国だけど、俺たちだって冬にはマイナス30度になるけど、道路は普通に走れるよ。なに、イタリアってこれくらいの雪で、全国高速道路閉鎖? やってられないぜ。恥だよ、恥!」なんてすごい辛口コメントをいただいちゃったり。

幸い、うちの巣は停電になることもなく、ぬくぬくのんびりした週末を送らせていただきました。
貨物運送も止まっている状態だったので、金曜日のうちに食材買い出しも済ませたので、週明けまで越冬準備万端(笑)


金曜日にこんもり降った雪は土曜日の朝、道の中央は除雪車が入ったけど、道の脇に駐車している車はそれぞれ、自分の周りの雪をはねておかないと、これが固まっちゃったら大変だぞ・・・・・・と見ていたら、案の上、土曜日の午後、日曜日に、道の脇にできちゃった路肩にはまり込んじゃって、タイヤが空回りで抜けれない車続出。
道産子、これ見ててめちゃくちゃ歯がゆい。
かといってうちにも雪はね用のママさんダンプも、スコップもないので、どうしようもない。
申し訳ないけど、助けて上げれません。

日曜日に少し太陽が出たのに元気が出たのか、相棒が「お昼のドルチェ買って来ようよ!」とルーポくんを雪から出す事に。

が・・・・・・相棒よ。君もか・・・・・。
フロントガラスの氷をアイドリングで暖めて落とそうって、あーた一体どれだけ気が長いわけ?(脱力)




週明けの今日も学校と公的サービス事務所はお休み。
あっちこっちのお店も閉まっているところがまだ多いです。
学校はどうやら明日の火曜日もお休みになったようです。
私もそろそろホームドクターにお薬の処方箋もらいに行きたいんですが、歩道の雪が消えるのを待つしかありませんね。




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さぶうううううううううううううううううううう!!!!!!

2012年02月03日(金) 3時04分



今日から日曜日までローマ市、ローマ県の学校は悪天候のため休校となりました。

今年は穏やかな冬だね・・・・なーんて思っていたら来た来た来た!!!!
只今イタリアすっぽり大寒波にハマってます。

もともと南国ですからこうなるとインフラがもろいんですのよ。

インフラどころか、南イタリアでは暖房がない家だって多いから、こうなると寒さは身に染みる。

幸い、鉄の丘の我が隠れ家は、暖房しっかり完備。
おまけにちゃんとセルフコントロールできるようになっているので、常にぬくぬく温度になるように設定してあるので、アルテーナに住んでいた頃と比べるとだいぶ文明的な生活をしている。
おまけに常に一定の温度に保った方が急激にガスを炊かないので、ガス代節約になるんだそうです。(確かに)

が、一歩外に出ると寒いね・・・・・・・。
もちろん、道産子ですから多少の寒さ、いえ、マイナス40度でも平気と言えば平気ですが、この湿気がある寒さは寒い!

しかもここは北海道みたいに家の中がサウナ空間ではないので、すでに体が冷えてる状態で外に出るのでこれがおぞぞぞぞぞぞっっと寒い。

今日もお昼休みに一歩事務所から出るとぶるぶるぶるぶるぶる・・・・・

思わず「さぶさぶさぶさぶうううううううう!!!!!」と口に出る。

でまた一歩歩くと「ひいいいいいいい、寒いね!」

でまた数歩歩くと「ぶるぶるぶるぶるん! あー寒い!」


「ミカ!!!! 寒いのはわかったって!」と相棒に怒られちゃったり。

「もうどうして日本人って寒いとか、暑いとか連呼するかな? 聞いてるこっちも寒くなるよ!」

だってイタリア人だって寒いでしょ? 寒いっていうでしょ?

「寒いって1回言ったら、それまでだよ。連呼する必要はないって。」

そう言われると確かに私たちって連呼しません?

「いやああ、今夜は冷えるね。」
「本当、本当! いやあ寒いね。」
「さむさむさむっ!!!!!!」

と例えば日本人が3人がいるとそれぞれ1回は「寒い」と言い、今度はそれに相づちを打つようにそれぞれが「寒い」返しをする。

札幌なんかだと特にこういう光景はすすき野の居酒屋さんの前なんかで良く目にするものだ。

ところがイタリア人の場合・・・・・・確かにそう言われてみたら、「うわっ寒いね!」と誰かが言うまではあっても、そこから「寒い」の連呼にはならない。

かといってイタリア人が我慢強いわけではない。
でも寒さ、暑さは連呼しないらしい。

「寒い寒い寒いっっ!!!! うううううう・・・・・ぶるぶるぶるぶるぶる!!!!」

「だーかーらー!!!! 1回言えばわかるってミカ!」

でもさ、一杯口に出した方がちょっと寒くないような感じしない?
口を使っている分、筋肉は運動しているから暖かくない?

「・・・・・・でも聞いてると余計寒くなるから勘弁して。」


写真は我が隠れ家の中で一番暖かい場所。
居間と寝室を繋ぐ廊下(笑)




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プロフィール
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グラフィックデザイン、
イラストレーター
2000年のローマに活動・
生息拠点を移す。
現在はローマ県片田舎在住。

感情と第6感で大嵐の海を泳ぐ魚座。
天真爛漫、おおざっぱなO型

メールでのお問い合わせはこちら http://www.mikaworld.net/
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