Grazie e VVTB

2012年05月14日(月) 20時28分



土曜日の夜は女友達を連れてアドリアーノのレストランへ。

女の子、わんさか連れてくからね!と言ってあったので、大判振る舞いしていただきました。
ちょうど、年上がお好きなカメリエーレ(ウエイター)のファブリッツィオくんのターゲット年齢の友達なので、しっかり準備をしておくようにとメッセージを入れといたりして(爆)

シェフであるアドリアーノはどちらかというとプリモが得意だそうで、女のこって、結構、プリモ好きでプリモを取るとセコンドは取らない方が多いんじゃないかな?

これも上手くかみ合って、熟女なあたくしたちの胃袋も、そしてファブリッツィオの軽快なサーブに素敵なディナーを満喫いたしました。
うふふふふふふふふ、ちょっと古典くさい芝居がかったファブリッツィオくん、「お嬢さんたちには!」なーんて声をかけられて、友人たちもまんざらじゃなかったり(笑)

ドルチェの後にシェフからとファブリッツィオがそれぞれに花をプレゼントしてくれるなんて心憎い演出。

珍しく厨房から出てこないアドリアーノにお礼をと思って厨房に入って彼を見つけた途端、なんだか涙が出て来ちゃいました。
ただの友人・・・・・しかも弟どころか、私の息子ほど年が離れているアドリアーノノ、何も言わずに抱きしめてくれたので、いやーこの際と胸を借りて、おいおい泣かせていただて、あーすっきりした(爆)
このお花も元気をだせよという彼なりのメッセージだったらしい。

日本じゃ、こりゃあやばいシーンですが、イタリアってこういうことが自然にできるのがありがたい。

あああああああああ、今日はもうベットからも出たくねーなーんてうだうだしていたときに、ローマの友人が素敵な詩を送ってくれていたのを携帯のメッセージで見つけたときも、嬉し涙がこみ上げちゃって、最近おばさん涙腺ゆるいかも(笑)

普段いろいろ文句を言ってるけど、友人たちの優しさに支えられてなんとか今日までやって来た訳で。
しかもめり込んでいたのは、仕事のことで、なんとも色気がないんですが(笑)

鉄の丘に引っ越してきて荷物を運んでいる途中に出会った、アドリアーノ。
そして彼の家族におばさん、おじさん、おばあちゃんにおじいちゃん。
幸せな出会いをいただきました。

そしてアルテーナに住んでいたときにローマへの通勤路で知り合ったアンナベッラにローリーたち。

Grazie mille amici miei e…
vi voglio tanto bene.








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I CONFINI DELL'URBE

2012年05月05日(土) 0時44分



I CONFINI DELL'URBEって・・・・・・うーんと・・・・・・郊外との境界線っすか?

住宅街の果てとでも言いますか?

住宅街、繁華街と郊外の境界線?

そんなところに視点を置いた写真の展覧会の招待を友人から受けましたので、早速、それこそ郊外から境界線を超えて行ってきました(笑)

友人マッシモとは・・・不思議な縁です。
彼は親友A君の彼女さんの妹さんとずっとおつきあいをしていて、マッシモ=「A君の将来の義理の弟」って遠いというか長い形容詞がついていましたが、A君がどうやら長年の彼女さんと別れ、その後、マッシモもその妹さんであった彼女と別れ、さらにどうやら最近はこの昔、義兄弟になりそうだった二人も疎遠になっているようなんだけど、なぜかそれぞれと私は幸い、まだお友達のおつきあいをさせてもらってます(笑)

システムエンジニアのマッシモくん、最近、やたら写真関係の展覧会を企画したり、開いたりしているようで、あれ?職変えたのかな?と思ったら、あら、なにやら後ろに新女性の影あり。ときどきFACEBOOKで見かける彼の写真はなんとも生き生きしていい表情をしています。

「え? 仕事じゃなくてこれはホビー・・・・の域を超え始めてるけどね(笑)」
ちょっとはにかみながら自分の写真の前に立つマッシモ。

しばらく見ないうちに本当に素敵な男性に成長されちゃっててまぶしいまぶしい(笑)

4月の長雨が終わり、ここ数日ローマは本当に良いお天気です。
13日まで開かれているこの展覧会、場所がローマのドーリア パンフィーリ公園内の小さな建物の中なんてすごいわかんないところでやってます(笑)

会場はレオーネ13世通り75番地
住所を探して歩き、やっと75番地を探し当てたときの私の気持ちをお察しください。
あったー!!!!と番地がふってある門を見てその向こうに建物を探したんですけど、私の目の前には遥か彼方まで広がる公園。(爆)

ジョギング中のイタリア人を数人引き止め、会場を聞いてみるも、みなさん「? バールならあっちだけど、これバールじゃないよね? 展覧会?」

天気はいいけど、この広大な敷地であたしゃあどーしたらいいのよ、マッシモおおおおおおお!!!!と思いながらずんずん公園の中を進むと、道の脇の木の幹に「展覧会はこちら。」という道しるべが結わえてある。

またしばらく歩くと「展覧会はこちら。」

なんだか宝物探しみたいでわくわくしてきちゃったぞ!

多少道に迷いながらもなんとかたどり着いた展覧会。


ローマに住むイタリア人の彼らから見たI CONFINI DELL'URBE
面白かったです。
写真の何枚かは、「あっ! ここ知ってる!!!!」という風景で、むふふふふふ、私もロマーナだもーんなんちゃってね。




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馬鹿と煙は高い所が好き

2012年01月18日(水) 3時10分


なにやっているの?と相棒の問い。
「東京タワーの真似。」

・・・・・・・あーたって本当に日本人だな。
ってどう日本人なんすか?


イタリア暮らしをする前は東京って遠かったです。
考えたら大学受験で行ったきり、ずっと行っていなかった。
なのに、イタリアに来るために申請した学生ビザを引き取るためにイタリア大使館に北海道から日帰り上京をやって以来、この12年間で、何回イタリア大使館に行くために東京に通ったことか(笑)

大使館へ行く道から見える東京タワー。
観光名所ではあるけど、労働ビザへの切り替えなんて妙にめんどうな問題を抱えての大使館参りでは、観光まではなかなか気持ちがまわらなかったものね。

こんな日々が終わって、無事ビザ取れたら東京タワーに登ってみようか?なんて思っていたけど、実際は思いがけない展開でビザを即日発行でもらっちゃったら、もう舞い上がっちゃったのと、いや、これって後から「嘘ぷーん!」なんてやられたらかなわないと、そそくさと東京を後にしようとしか頭になく、東京タワーなんかすっかり忘れちゃってました。

実は東京タワー、登ったことはあるんです。
小学校2年生の春。でも階段をぐるぐる下りたことした記憶にない。

今回は東京近辺にいる友人たちに会うためにイタリアに帰る前に東京に寄ることに決めた。

「どこか見たいところ決めといてね!」と友人たちから言われて、最初に思いついたのは東京タワー。
すごいべたな観光でごめんね。

で、ついでにこれからの東京のシンボルとなる東京スカイツリーも見ちゃおうと。

馬鹿と煙は高い所が好きと言いますが、あたしったら観光名所に行く度、なぜか高いところに登っていたり(冷や汗)
やっぱり馬鹿?

出張で行ったシエナのカンポ広場の高い塔のてっぺんまで登っちゃって、おまけに足場がすごい狭い上に安全のための柵がやたら低く、足下のカンポ広場を見下ろしながら、ここから落ちちゃったら明日は新聞に「日本人観光客、カンポ広場の塔から転落」なんて見出しはごめんよと足を踏ん張っちゃったし、ピサも仕事で行ったのに、やっぱりこれは押さえておかないととピサの斜塔に登ってきてるし。

そう言えば、ローマではまだそんな心臓がきゅーっとするような足場がせまい高いところに登ってないかも。
せいぜいエウルのビルの屋上にあるディスコくらい?(笑)
ベネツィア広場のエマヌエーレ2世記念堂の上くらいかな。

はて? ローマで高いところってどこだろう?
サン ピエトロ寺院のクーポラかな?

ラツィオ州を見渡せる山とか、ラティーナ県で一番高い町、ロッカ マッシモなんてところには行ったことがあるけど、塔じゃないし。

いや、別に高いところには登りたくはないんですよ。実は高所恐怖症だったりするし。
でもイタリアの町を歩くと塔が観光名所のところがあるので、つい東京も高いところを攻めておこうと思っちゃったわけで。





東京スカイツリーはまだ開業していないので上には登れませんでした。
今度行くときにはぜひ登ってみたいです。
ってやっぱり「馬鹿と煙は高い所が好き」(笑)





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2011年1月11日

2011年01月12日(水) 4時11分


ラジオで「明日は2011年1月11日。すごい1並びの日です!」と騒いでいる。

イタリア人って結構こういうぞろ目の数字を気にする。
2007年の7月7日に久々にローマのお散歩を楽しんでいた私たち。
公園の中でやけに結婚式の写真撮影をしているカップルに会い「今日は新郎新婦が随分多いね・・・・。」なーんてぼよーんとしていたら後でテレビでやっていたけど、7並びのその日は「ラッキー7」のご利益に与ろうと結婚式を挙げたカップルがものすごく多かったらしい。
縁起担ぎます。イタリア人(笑)

2011年1月11日もすごいけど、そう考えたら2011年の11月11日の方がすごくないのかしら?

11が並んでもそんなにイタリア人をそそろないのかしら?
11よりはやっぱり1なのかな?

1月11日の今日は父の3回忌。
お葬式の後 「人一倍寂しがりやだったのに1月11日なんて真冬で、法事なども親戚が来にくいときに。」なんて母がぼやいていたけど、私は父が「見たかっ! 1並びだよ!」ってどこかでほくそ笑んでいそうと思った。

昔むかーし、母から「あんたってファザコンなのに、好きになる人って全然パパと違うタイプだよね。」って言われた当時、「過去の男たち」を思い起して、あらま・・・・本当だと思ったけど、我が相棒はまあ、よく私の父に似ている。
生まれ育った国も人種も違うのに、まあ本当によく似てる。

上半身ががっしりしてるのに足が細く、お尻がひらべったい。(いや、父の方が腰高だった)
身長も・・・・・・イタリア人の相棒より父さんの方が背が高かった(笑)
間抜けの小足。(これは一緒)

外見がどうというより多分、行動かな?
いや・・・・父さんは一緒に歩くとき必ず腕を差し出したけど、相棒は「年寄りみたいで嫌!」とか言って私たち歩くときはいつもバラバラだし(笑)

ところがときどき、どきっとさせられるような同じことを言う。
先日突然相棒が「インペラトーレって呼んで。」と言うのでなんじゃそりゃ?と思ったら、どうやら自分は私たちの会社の社長で私との間では自分の方が上、だから尊重していただきたいということだった。
インペラトーレとは「皇帝」である。
うーん、相棒が方が年下だからってそんなおざなりにはしていないんだけど。
自分の方が立場が上なんだからと言いたいところで選んだ究極の言葉が「インペラトーレ 皇帝」と来たか。

ふと思い出したのが昔、父もよく「天皇と呼んでくれ。」言っていた。
その心はやっぱり「家族の中で自分が一番偉いんだから、家族の中の天皇なので、尊重していただきたい。」だった。

父以外は女系な我が家。 母と妹と私、女3人鼻で笑って「天皇(てんのう)じゃなくって低能(ていのう)でしょ? 」と今思ったら親子でこういう会話ってすごかったなと思うけど父も笑い飛ばしていたし、これ以降父は「我が家の低能さま」に収まっていたっけ。

とそんなことがあったのよと相棒にイタリア語で説明してて、あれ?天皇もイタリア語ではインペラトーレじゃん
世代も国籍も違うのに相棒と父は偶然にも自分を尊重して欲しいと選んだ言葉が「インペラトーレ」
社長とか将軍とかじゃなくっていきなり「インペラトーレ」(笑)
男の人ってこういうもんなんでしょうかね?

6歳のときに戦争に向かう父親を見送ったのが父にとって自分の父親を最後に見たときだ。
だから私が生まれたとき、父はひそかにパニクったらしい。
小さな私に向かって「父親」としてどうしていいのかわからなかったらしい。
当時流行っていたアメリカのテレビドラマを見て「父親像」を学んだ父は確かに典型的な「日本のお父さん」とかかなり違っていた。

私がお年頃になってからの父からのアドバイスは「父親」ではなく年が離れたボーイフレンド。
「おまえのものの言い方は男の気持ちをへこますので気をつけなさい。」
「そういう服はあまり男はそそらないもんだぞ。」


何気に父がくれたアドバイスを普段相棒と対するときに思い出す。
確かによく観察すると相棒の方が私より繊細で何気ない言葉に傷ついてたり、気にしてたり。
へこまさないように、傷つけないようにと言葉に気をつける。

典型的な日本のお父さんではなかった父は「男の可愛さ」や「男の単純さ」「男の弱さ」をよく見せた。
というよりそういうものを隠せない性格だったのだろう。
母がときどき父親のことをぼやいて電話をしてくると「男ってそんなものよお母さん。確かに夫として見たらうちの父さんやっかいかもね。」なんて答えてきたけど、男の人も自分とまったく同じように自信がないことがあったり、ぬけてるところがいっぱいだったりなんだよねと思えるように父が教えてくれたんだろうな。

ひとつのことを考えると他のことがどんどん抜けたり、車の鍵をかけて数歩歩くとかならず「鍵かったっけ?」と聞いて来る相棒を見ても、なんだこの人とならない。
こんなもんです(笑)

新しい電化製品を買うと数日はあっちこっちいじりまわして悦に入っていても、
新しいおもちゃをもらった子供と同じでも、こんなもんです。

「新しい車、名前つけなきゃね! ルーポくんの弟だから・・・・・」
愛車に名前をつけて我が子のように可愛がっていた父とこれまた同じように愛車が可愛くってたまらない相棒。
「ミカのパパ、絶対生まれた国間違ってたと思う」と相棒が言っていたけど、もしかしたら父がイタリア人っぽかったのか?

父と相棒、まあよく似ています。
多分、こんなに似ているから疲れないでそばにいれるのかも。

2011年1月 11日。父の命日に「多分少しは「男とは」を学ばせていただきました、とーさん。
これからも相棒と仲良くやっていけますよーに。」
我が家には2年半前、やっと手にした労働ビザを持ってイタリアに出発する私を駅まで見送ってくれた父親にイタリア式に抱きついてお別れをした私と照れた父が写った写真がある。
これが私にとって最後に父を見たときだ。




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色いろとりどり

2010年04月08日(木) 23時33分


昔はモノトーンが大好きだったはずの私だけど、黒ばっかり着ていたら相方に「未亡人みたい・・・・・」と言われてからちょっと考えるようになった。

そして気がつけば、随分ワードロープはカラフルなことになっている。
今では反対に黒の服が・・・・・・片隅に追いやられてたり。

紫に黄色、そして緑。
どーやらここ数年、私の中でブーム。

家も昔はまっしろなしっくいの壁が好きだったのに、今では隠れ家の薄い黄色がたまらなく好き。
最近陽がすっかり長くなってきて午後になると隠れ家の中に太陽が差し込み、壁の色がなんとも優しい暖かい空間になる。

最近インテリア雑誌を見るときは、ついつい壁の色を気にしてしまう。
いつの日か、家を建てたら、家を持てたらこんな色の壁の部屋にしようか、キッチンの片側をこんな色にしてさらに壁に絵を描こうか????なんて、妄想はどんどん膨らむ。
そう、今では壁は真っ白よりなにか色のアクセントが欲しい。
家の外装の色だって気になるところだ。
ウンブリアやトスカーナみたいに自然の石の風合いを活かす家はここr−マ片田舎ではあまり見かけない。
多分・・・・・・建材が高いのかな?なんて妙に現実的なところを心配して(笑)
外装はローマンピンクと呼ばれるサーモンピンクもいいし、それとも黄色にして鎧戸の色をアクセントにしようか?

先日のセーニの町でこんな可愛い扉を発見。
薄いマットな感じのピンクが可愛い。

うーん、この色もいいな・・・・・・・・・・・・・。
と妄想は暴走し始める・・・・・・。





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親子喧嘩も親孝行?

2010年01月26日(火) 3時07分


母とイタリアに戻ってきて早10日経ちました。
出発する前、初めての海外旅行への不安と本当は夫婦そろって来たかったイタリアにたったひとりで来ることになってしまった寂しさと母の思いは複雑骨折状態(笑)

今回の里帰りの間に何度、「イタリアにはもう行かない!」
「じゃあ、キャンセルは自分でしてね!」なんて親子喧嘩をしたことか。

そんなどたばたがあったけど、なんとかこんとかスーツケースを作って、ローマ行きの飛行機に乗った私たち。
成田からローマまでは12時間。機上の人となってたった2時間で母はもう後悔し始めた。

彼女にとって飛行機で一番遠くまで行ったのは京都。
北海道と関西の伊丹空港までは1時間半。それ以上は彼女にとって未経験の飛行時間。考えてみたら確かに長いよね。

初めて来た成田空港も、初めて経験した出国手続きも、なにもかもが初めてで緊張しっぱなし。
イタリアに着いたら着いたで、初めて見るイタリア人たち。
そして我が相方とのご対面。
そう言えば、親元を離れて暮らしていた私のつきあった男性たちを、両親は一度も会ったことがない。
会わせたかったけど、残念ながらいつも両親に紹介する前にぽしゃっちゃったもので(爆)

水ひとつの扱いでも勝手が違う。
家の窓も鎧戸だって、どうやったらこれ開くの?
おまけに初めての海外なものだから、体を現地時間に合わす術も知らず、母の腕時計は未だに日本時間を刻んでいる。
到着2日目にとうとう緊張がピークに達したのか、母は体調を崩した。
こんなとき幸いなのはホテル暮らしではないこと。
家で日本から持ってきた食材を使って、のどごしの良いおうどんを食べる日が続いた。

去年、父が亡くなってから母を力づけようと1周忌には帰るから、そのとき一緒にイタリアに行こう、そのためにも元気で頑張ってよとはっぱをかけて来たが、長年の連れ合いを無くした悲しさなのか、なかなか彼女の気持ちをイタリアへは向けなかった。
せっかく行くんだから少しは下準備をしてよと妹とガイドブックと簡単イタリア語の会話集を母にプレゼントしたが、でもそこからさらに1歩が進まない。

私は私で1ヶ月ちゃんと進まなかった仕事を取り戻したい焦りとそんな母へのイライラと。

普段は仕事があるので遠出はできないけど週末は親子二人でイタリアの超信用ならない電車に飛び乗りローマへと通っている。
母は初めて写真を撮ろうとカメラを持った。が、残念ながら電池が切れていてフィイルムが上手く入らない(笑)

「大丈夫だよ。デジカメで撮っておいてあげるから、帰りにCDで持って帰るといいよ。」

共和国広場の地下鉄駅から地上へ上がる階段で母が感嘆の声を上げる。
初めて目にした重厚な作りのヨーロッパの建物たち。

「写真撮ってあげるからそこに立って。もっと右! あっ行き過ぎ! そこ! 止まって!」とカメラを母に向ける。
ファインダーの向こうの母に初めて笑顔がこぼれた。

たまたま私の横にいたイタリア人のおじさんが、私の真似をして母に立ち位置を指示していたらしい。

車が危ないからこっちに来てと母の背中を押したとき、その小さな背中に一瞬どきっとした。
考えたら半ば強制的に連れてこられたイタリアで彼女なりに必死に順応しようとしているのだ。

1週間経った今も母は思いっきり日本語で相方とコミュニケーションを取る。
相方の方がこの10日間でまた日本語の語彙を増やしたようだ。

「マチコサン、ダイジョウブ?」
「大丈夫、少しづつ慣れてきたよね? 最初はどーしてこんなところに来ちゃったんだろうって思ったけど。」
もちろん、相方は「大丈夫」の後は理解不能である(爆)

緊張でこわばっていた母の顔にぱーっと笑顔にほころんだとき、改めてしっかり母に私が暮らしている国を見て行って欲しいと思った。
楽しい旅行になって欲しいと思った。
そして言葉もまったくわからない母を暖かく迎えてくれた私の友人たち、相方の優しさを改めてかみしめている毎日です。

でも親子って寄れば寄ったで喧嘩もするもんです(爆)
でも親子喧嘩も親孝行のうちよ!なんてね。






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初売りに考える

2010年01月09日(土) 0時10分

初売りみなさん、もう行かれました?


日本は早いところは元旦から、普通のところも2日から初売りセールが始まりましたね。
私も2日の日本の初売り、行ってきました(笑)

ここ北海道の地方都市旭川には大手の百貨店はたった2件。
丸井さんと西武。
それ以外は地元旭川のファッションビルが2件となんともお寒い。
そこにもってきて去年のこの時期、北海道の地場大手百貨店の丸井さんが経営不審のため、地方都市にある支店閉店を決めた。
というわけで現在、街の中心部、一等地にあった丸井さんは閉店となり、なんとも寂れた町の雰因気を醸し出している。

明治5年に札幌に開業した高級百貨店、丸井今井を道民は親しみを込めて「さん」付け「丸井さん」と呼ぶ。
天下の三越も西武も大丸も道民は呼び捨て。でも丸井さんはいつも丸井さんなのだ。

たった二つしかなかった大手百貨店のうちの1件が閉店してしまったのだからさぞかし、初売りは人出がたった1件残った西武に集まるだろうと思ったら、開店10分後に着いたら意外にもすでに人出もはけてて、つつがなく各階をゆっくり見て来れちゃった(笑)
旭川ってほどよく田舎でいいです。こういうストレスなくって(笑)

札幌の初売りに挑んだ妹夫婦からは「こんなもの来るものじゃねええええええ!!!!」とあまりの人出の多さに戦力喪失だったみたい。

それにしても日本の皆様・・・・・・たまにしか帰国しないから勘違いかもしれませんが・・・・・
数年前と比べると全体的に単価がお安くなっていません?

2年前の初売りも実はあたくし、ここ旭川で走りました(笑)
そのとき、とあるブランドのセール除外品、春のストールが気に入ったんですが、高すぎました!!!!!布一枚に!

こんなお値段じゃ、いくらセール除外品とは言え、もう論外と思って辞めたのを覚えてます。
で今年もですね、同じブランド、同じお店でセール除外品の春のストールの新作に目をつけてしまったあたくし(冷や汗)

アホや・・・・・2年前と同じことしてると値段を見ると・・・・・・ありっ?
そりゃあ違うデザインだけど・・・・・2年前に見たストールのほぼ半額。
でセール除外品(!?)

なにかの間違いか?と他のお店もふらふらと見たんですけど、全体の単価というかセールになっているものの元値自体が2年前と比べると随分お安くなっているような。

ブランドものではない、ちょっとした雑貨だったら可愛いものでも千円以下で見つけれるなんて!!!!!!
なんかこの不況の中の企業努力ってえやつですか? お買い求めしやすいお値段設定になっていて。それでいて可愛くって質もいい。
頑張れよおおおおおおおおおおおお日本! きっとこの努力は日本経済を立ち直らせるぞっ!!!!!なんちゃって。


それに比べてイタリアは・・・・・・・・・。
みなさん、イタリアのバーゲンは一筋縄では行きませんよ!

イタリアでも冬のバーゲンが始まったようですね。
さっそくバーゲンを覗きにいった相方からは、「なんかさ・・・・今年のものとは思えないんだけど・・・・。」というコメントが来た。

そう。この夏もそうだった。
前もってバーゲンの下見をしていた私は初日に勇んで行きましたとも!
が、ない。
絶対買うぞと思っていた、ベルトもワンピもサンダルも・・・・・・つい昨日の夕方までウィンドーに飾られていたものはなーんにもない。
もう売れてしまったとは思えない。
おまけになんだかラインアップが、これ去年見なかったっけ?というものばかり。
変だな・・・・・・と結局なんにも買わないでお店を後にしたのを覚えてる。
そして1ヶ月後のもう後2日ほどで夏のバーゲンも終わるという頃、ふらっとそのお店に行ってみた。
残り物には福があったりして・・・・なんちゃって。


・・・・・・・・・福ありました。本当に。
お店の中にはバーゲン前に下見をしていて欲しかったベルトもワンピもサンダルもあったんですのよ!!!!!
そう、初日には去年の古いものを出しておいて、後出しで今年のものをセールに出していたのだ!

しかしバーゲンでもう細々と買っちゃったんで今更また衝動買いはできないと涙を飲んだのを覚えてる。
とか言いながらも夏のはじめからウィンドーに飾られていてずっと気になっていたワンピは・・・・買っちゃいましたが。
きっとみんなも同じだったんじゃないかな・・・・・。
で、そんな最後の最後まで今年のデザインものが残っていたなんて(笑)
おまけにサイズも揃っていたし(爆)

そうかと思えば、数年前の夏のバーゲンでは、これまた夏の始まりからずうっと欲しかった手の込んだTシャツを買ったときのことだ。
たかがTシャツだったんですが、アップリケや刺繍がしてあって手がかかっている分、お高かったのでバーゲンまで残っていたら・・・・なんて考えていた。
通勤途中にあるそのお店、バーゲン前に何度も売れちゃっていないか心配で見に行っていた。
これまた初日、出勤前に駆け込んでやったー30パーセントOFF!!!と喜び勇んで、人混みでごった返すお店の中でするんとTシャツをつかんでお会計にダッシュ!

ただ、30パーセントOFFなわりに、なんか高い気がするけど、まあ30パーセントOFFだから!と。

会社に着いてから、なんとなくバーゲンの戦利品のお値段に納得がいかず、 赤い文字で30パーセントOFFそして元値とセール価格が殴り書きしてある値札を見る。
なーんか変だ。バーゲン前に見ていた価格からそれほど値段が下がっていないような。

なにせデザイン事務所には紙を扱う道具はいっぱい。
上からペタっと貼られたセール価格の値札を注意深くはがし、元のお値段はっと・・・・・・・・・・・・・こらこらこらあああああああああああああ!!!!!

なんと元値の値札の上にペタっと貼られたセール価格と一緒になぐり書きされていた元値がですね!!!!!
ちゃっかり高く設定されてて、元値ねつ造(脱力)

元値をあげて、そこから30パーセントOFFされてもね・・・・・・、全然お安くなってません。
ああああああ、なのに値札の赤く書かれた30パーセントOFFにだまされた私。

ちょっと!!!!! これ!!!!税務署に訴えてやるうううううううううううううう!!!!と息巻いた私ですが、イタ友たちからは「だめだよ。そんなものを買っちゃったミカ自身がそういう悪徳商売に加担したことになって、歩が悪いよ。」

へ? イタリアって・・・・・・・こんなところにも正義はないんすか?

みなさま、イタリアのバーゲン、くれぐれもお気をつけあそばせ。





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たった1キロ差です

2010年01月06日(水) 18時20分


3人兄弟の2番目と末っこコンビはいい味だしてます。

3歳違いのこのふたり、体重がたった1キロしか変わらない。
1キロ重いお姉ちゃんを抱き上げるとふわっと軽いのに、1キロ軽い弟を抱き上げるとどしっ!!!!!重っ!!!!

そんな大人もひいいいいいこいつ重っ!と思う弟をたった1キロ差のお姉ちゃん、笑顔でおんぶ。

人間の力って・・・・・・・すごいのね。




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恋の街、さっぽろ(笑)

2010年01月04日(月) 20時50分

電車の窓を暖房であたためられた雪が水に変わって流れる。
でもその先から凍って行くんですけど。



先日札幌まで行ってきました。

札幌は私の生まれ故郷。
両親の転勤やなんやかんやがあってもイタリアに行くまでの人生の半分以上を過ごした私の街。
京都の短大を卒業して社会人として働き始めたのも札幌。
自分のイラストが描かれた大型ポスターが各地下鉄駅に張り出されたときは嬉しかったな・・・・・。
初めて真剣な恋なんかもしちゃったのも札幌。まさに「恋の街、さっぽろ」(爆)
大失恋をしちゃったときは、いつかは時間が解決してくれるさ・・・・なんて街の真ん中を流れる豊平川の流れを何時間もぼーっと眺めたっけ。
この河川敷、私にとってのヒーリングエリア(爆)

雪のない季節は通勤途中の北大のキャンパスや道庁の庭を自転車で横切り、北3条通りの歩道のタイルですべって思いっきり横倒し。
昔はいつかここで結婚して、きっといつまでも札幌で暮らして行くんだろうな・・・・なんて思っていた。
ところがどっこい! 人生って何があるかわかりませんね(笑)

お正月に里帰りしてくるのっていいですね。
各地方に散っている友人たちの里帰り時期にも当るので、思いがけなく東京近郊に移住してしまった友人たちが実家に帰ってくると言うので、私もいそいそ札幌まで出かけてきました。

この友人たちとはもうかれこれ20年近いおつきあい。
職業は全然違うし、住んでいるところもこの20年間であっちこっち果ては海外とお互い変わるのに、決して途切れる事がなく続いている。
「私たちきっとね過去の人生で家族や兄弟だったのよ。だからこの現世でもこうやってつながっているんじゃないかな?」なんて友人の一人が言っていたけど、もしかしたら本当にそうかも。

待ち合わせまではちょっと時間があるので、先にトイレなんか行っちゃおうかな?
なにせイタリアは外出先でのトイレ確保は大変ですから、「チャンスがあるときはしておく!」が基本です(爆)

と思って、とある百貨店のトイレに行ったら、なんとその日に会うことになっていた友人とばったり!
「もうびっくり! お化粧をなおそうと思って鏡に向かっていたら、後ろをミカさんそっくりの人が通り過ぎるんだもの!」


それにしても不思議ですね。札幌の人口は200万以上。年の暮れで賑わう町中心部には何件もの百貨店が並ぶ。
おまけに各百貨店にはそれぞれ女性客を引き込もうと趣向をこらしたきれいなトイレがいっぱい。
そんなすごい確率の中をかいくぐっての1年と半年ぶりの再会はとある百貨店のトイレでした(笑)

友人たちが予約していてくれた和食のレストランで、雪が舞う札幌の街のパノラマを見ながら、美味しい和食に舌鼓を打って。
やっぱり北海道って食材が美味しいですね。海産物の活きがいい!


盛りつけの美しさって仕事であるデザインの勉強にもなります。

札幌駅の地下鉄駅に下りたとき、もうすぐホームに入って来る電車が起す風が懐かしい匂いを運んで来た。
あ、これ。気がつかなかったけど、これって札幌駅の地下鉄駅の匂い!
昔は毎日ここで地下鉄に乗っていたんだっけ。

朝、ばたばたと札幌へ向かう支度をする私に妹が「そうだよね、ミカちゃんにとってこれが今回の里帰りで一番のお楽しみだものね。」

確かに・・・・・とーさんの1周忌は・・・・・「一番のお楽しみ」ってえ訳にはいかないからね・・・・・(苦笑)

懐かしい友人たちと美味しい和食。
なんだか「心の洗濯」のような素敵な時間を過ごしました。
本当に去年はなんだか心がささくれだつこと多かったからな(笑)




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いよいよカウントダウン

2009年12月31日(木) 18時50分


いよいよ2009年も後数時間ですね。

こんな時間にぼよーんとブログを書いてて来年あたしは大丈夫かしら?(笑)

今年は日本で年越しそばにありつけそうです! わーいわーい!
去年は大晦日のこの日もお引っ越し作業。お昼過ぎに相方はミラノに出発し、さて日本はそろそろ零時。まさに新年!なんて時間に大急ぎで日本の家族に電話をしたっけ。

甥っ子に姪っ子、母が電話リレーで出て、父さんは?と聞いたら、今日はなんだか疲れたらしく、もう寝ちゃったのということで父の声を聞くことができなかった。

今思い起こすとあのときが最後のチャンスだったんだよね。残念です。

来年はきっときっと良い年でありますように。
来年は我が相方ヴィー助がいよいよおじさんになる予定。
意外にも彼はものすごく嬉しそうにまだまだ数ヶ月も先のその日を楽しみにしてます。

去年の暮れ、私たちとそしてお兄ちゃんたちはそれぞれ引っ越し途中ですごいことになっていた。そして約1年経って、空に飛んでいってしまった命と新しく生まれようとしている命。

先日4歳になる私の甥っ子が、「しゅんちゃんね、いっぱいたのしいこと、おもしろいことしたくって生まれてきたの! しゅんちゃんね、みんなにたのしいことうれしいことをいっぱいもってきたの!」と話していた。

小さな天使のつぶやきは意外に真実かもしれません。

子供たちはそうやって迎える家族に多くの幸せをもたらす。
来年はきっと相方の姪っ子ちゃんがいっぱい幸せをもってきてくれるでしょう。

みなさんも良いお年を。



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プロフィール
  • ニックネーム:MIKA
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グラフィックデザイン、
イラストレーター
2000年のローマに活動・
生息拠点を移す。
現在はローマ県片田舎在住。

感情と第6感で大嵐の海を泳ぐ魚座。
天真爛漫、おおざっぱなO型

メールでのお問い合わせはこちら http://www.mikaworld.net/
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