花とイタリア男

2010年03月09日(火) 20時54分


先日、お隣のマンションに住んでいるアドリアーノとばったり玄関先で出会った。
「あちゃああああああああ。昨日の雨で茎がやられちゃった。」と花好き青年アドリアーノの自慢の庭でしょぼーんと下を向いちゃった花を摘み、「ヴィンチェ、はい、これ!」と同じく花好きおじさんヴィー助にアドリアーノは差し出した。
「お! ありがとう! さっそく飾るよ!」と家に帰るなりジャケットも脱がずにお気に入りの一輪挿しの花瓶に飾るヴィー助。

二人のイタリア人男性の間にやり取りされた一輪の花は、同じ場所にいた唯一の女性であった私の前を素通りした。



ここ最近、日本から買って来た田丸 公美子さんの「シモネッタのデカメロン イタリア的恋愛のススメ」を読んでいる。

イタリアに住んでいてなんでまた?なんだけど(爆)

イタリアのおもしろいところは、こうやってイタリア、イタリア人について書いてある本の内容を見事に裏切るバリエーションの広さである。

「イタリア男性はよく花を女性に贈る。」
確かに通説ではある。しかし当りが悪かったのか、我が相方は正真正銘のイタリア人だけど、彼との10年間の間で花を貰ったのはたった3回
しかしその3回が3回とも、
一緒にいた相方の男友達が彼女にバラを買ってあげた手前、横にいた私にも買わざる追えなくなった。

あるいは、私たちの同居人だった女性から「明日は女性の日だけど、きっと誰も私にはミモザを贈ってくれないわ。」とぼやかれて、友情に厚い相方は可哀相に思って彼女にミモザを買った手前、同じ家に住んでいる私を差し置く訳にはいかなくなって、私にも買ってきた。


といつも「仕方がなく、買わざるおえない」状況だった故である。

そう、昨日は女性の日。
イタリア男性が妻や恋人にミモザを贈る日である。
がっ!!!!! あたくしミモザにアレルギーがあるので、相方はそれを言い訳にもう何年ももらってません!!!!!!!!!

「ミカクン、女性の日、おめでとう!」

ありがとうございます。・・・・・・で終わっちゃいます(涙)

「じゃあ、先に事務所に行ってるね!」と家の玄関を出ると、いっきにのどがイガイガイガ・・・・・。
咳き込むついでに大きく息を吸い込んだら・・・・・・どええええええええええええ!!!!!!ミモザの強烈な香り!

相方のアパートの方たち、毎年この時期、玄関ドアの足下にミモザを飾るんでございますよ。
魔除けならむ、「ミカ除け」でこの時期は相方の巣に近づけない(爆)

お昼に定食屋のシルビオからも「おめでとおおおおおお!!!!MIKA!」と言われても、店内にいた女性が持っていた大きなミモザに反応しちゃって、鼻水タラリン。
「あれ? 今日ミカ機嫌悪い?」
「いや、ミカさ、ミモザにアレルギーがあるんで、今日は女性の日どころか、受難の日なんだよ。」とチリ紙で鼻をチーンしている間に相方がシルビオに説明する。

「よりによって女性の日のシンボルのミモザにアレルギーっての。最高だよね、ミカ!」と相方は横で大笑いだ。

こらこらこらあああああああああ!!!!!! 女性に花を贈ることで有名なイタリア人が何を言う! 君もイタリア人のはしくれでしょうに!

「だってさ、俺、嫌なのが、女性には二通りいるもの。本当に花が好きな人と、男性から花を贈られることが好きな人。」

「バラが好きなミカには昨日、いっぱいバラを注文しただろ?」

はい・・・・・・。間違いはございません。
今週中に植木屋さんから数本のバラの若木が届く予定です(爆)






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MIKA
chii。*さん

ミモザって黄色のぽんぽんがいっぱいついていて可愛いですけど、この黄色のぽんぽんが全部花粉まき散らしてますからね(笑)

はい、ずっと欲しかったバラの苗を3本ほど買っていただきました。
植木鉢のお花や苗はいっぱいプレゼントしていただいているんですけどね、女心は複雑ですから(笑)
2010年03月11日(木) 18時57分
chii。*
少し日が過ぎてしまったけど、3/8ミモザの日だぁ〜〜って思って
ました^^*あ、女性の日ですね!
mikaさんに教えてもらって、去年から知りました。
近いうちに花屋さんに行ってみます〜♪
ミモザに近づいた事がないので、アレルギーがあるか判明すると
思います(笑)
バラの花束じゃなくて若木ってところがオサレですね〜ムププ
でもそっちの方が育てられるからいいですねー
2010年03月11日(木) 7時00分
MIKA
ihokoさん

確かに・・・・ローマの町中でバラを一輪もって歩いているのは、観光でローマに来た外国人カップルの女のコが圧倒的に多いかも。
イタリア男性って仲直りに使いません? この手?

うちのヴィーさんが言うには、本当に花が好きな人に花を贈るのは好きだけど、だけど、女性の中には別に花は好きでもなんでもないけど、男性から花を贈られる女である自分が好き、だからあたしに花ちょうだいっていう根性が嫌なんだそうです(笑)

で、私にはいっぱい植木鉢の花をくれてるので、彼にとっては「花が好きなミカには花を贈っている」となるわけです。
でも、たまには花束とか・・・・・一輪でもいいから私のために、他の人のためとか、仕方がなくではない花のプレゼントが欲しいんですけどね。
まあ、植木は間違いなく私のために買ってくれるんですけど。
2010年03月10日(水) 21時39分
MIKA
Baronciaさん
あっらー、Baronciaさんも?
この時期辛いよね(笑)
ミモザの花ってぱーと明るい黄色でまさに春の訪れで嬉しいのに、のどがいがいが、頭痛はするしで。

イタリア人男性、確かに私のまわりでも花を贈る人もいるけど・・・・・・我が相方はこうです(爆)
相方の大親友のAくんなんか、彼女のためにテルミニ駅で大きな花束抱えて待ってたなんて・・・・・・あああああ、そういう経験一度してみたいわ。
でも鉢植えはものすごい数をもらってるから、文句は言えないんだけど。
2010年03月10日(水) 21時28分
ihoko
花を贈るイタリア男のイメージよりも、そのイメージの真似をしようとしているイタリア在住の外人男の方が、花を贈る事って多くない?
少なくとも私の知り合いの中のイタリア人男性でこまめに花を贈る人はあまりないような・・。

>だってさ、俺、嫌なのが、女性には二通りいるもの。本当に花が好きな人と、男性から花を贈られることが好きな人。」

ごめん。この意味がわかりません。ヴィーさんは<花が好きな(女性)人>が嫌いなわけ?本人、花が好きなくせして、その理由がわからない。
2010年03月10日(水) 17時20分
Baroncia
私もミモザにアレルギーが・・・(涙)
大好きなのに、すごくつらいことになるので
女性の日が近づくと、「 ミモザは贈らないでねー!」と周囲に言いまくり、当日はなるべく外にでない、商店にも近づかない・・・という哀しい習性が。
それにしても、イタリア人、花をよく贈る・・・って、人によりけりだよね(笑)
家は非常に気まずいほど私の御機嫌を損ねない限り、花は贈られたためしがないなぁ。
過去2回。(爆)

2010年03月10日(水) 6時29分
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プロフィール
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グラフィックデザイン、
イラストレーター
2000年のローマに活動・
生息拠点を移す。
現在はローマ県片田舎在住。

感情と第6感で大嵐の海を泳ぐ魚座。
天真爛漫、おおざっぱなO型

メールでのお問い合わせはこちら http://www.mikaworld.net/
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