タイタニック 秘話 

2012年05月16日(水) 19時50分




最近イタリアの各町の映画館では3Dとなったタイタニックがイタリアにしては珍しい結構長いロードショーをしている。

そうなんですよ。イタリアって上映期間が結構短い。
客足が今イチなんてなると、ひどいときは2週間もしたら、もう上映していないことも多々ある。
今週はちょっと用事があるから、来週・・・・なーんて思っていて見逃した映画は星の数ほど。

さて、そんなタイタニックブームを受けてなのか、ここ数週間、イタリア国営放送RA11で毎週日曜日の夜にタイタニック号誕生までのテレビドラマが放映されている。
ペースが結構ゆっくりなのでつまらなくって全然見てませんが、どうやらイタリア人技師がかかわっていたようなお話。

イタリア人技師? やだーだから機械の故障とか、火災事故になってたんじゃないの??????なーんて思われる方もいると思いますが、イタリア人エンジニアってついこの前までは世界でもかなり優秀だったんでございますよ。

広島や長崎に落とされた核爆弾の誕生の影にもイタリア人エンジニアたちがいましたしね・・・・。


ところで今日はそのお話ではなく、通っている歴史コースの中で今勉強している時代19世紀末の時代背景の説明として教授が話し始めたことに、タイタニックに触れたものがありました。

こんな小さなドラマは歴史の中で埋もれていってしまうのだろうと思い、私のブログなんて小さな場所だけど、書き留めて置こうと思う。

19世紀末は大不況が始まった頃である。
イタリアは当時、イタリア統一で結構お金がかかっちゃっていたので、国の経済を立て直さなきゃねーという時期でこの不況をもろに浴びちゃったりする。

しかもこの不況はまず工業都市が集中していた北イタリアを直撃したんざんすよ。
南イタリアの方が貧しいと思うでしょ? ところがどっこい、この当時、農業は問題なかったので食べるものに困ることはなかったんでございます。
で北イタリアの人たちが新天地を求めて移住が始まる訳です。

新天地はイギリスや北アメリカ、南アメリカ。さらに当時まだ誰も手をつけてないぞーと一気にイタリア人の中でアフリカへの情熱もわいちゃった時期でございました。
この流れでタイタニックの下級船室には多くのイタリアからの移住者も居たそうです。

レオナルド ディ カプリオが扮する主人公たちが正装で食事をしたあの上級客室のレストランは実は!!!!! 一足早くギリスに移住して上手く事業を大きくしたイタリア人家族によって経営されたレストランだったんです。

ってえことは・・・・イタリアンレストランだったのかな??????

総勢で30人を超えていたシェフとホール係のほとんどはイタリア人だったそうです。
彼らは一人も生還できませんでした。
映画でも皆さん記憶にあると思いますが、避難は上級客員の女性と子供から。
下級船員や乗務員は避救命ボートに乗る優先順位の枠外で、避難することができなかったそうです。

労働契約の際、非常時にも職場を離れることは論外であったそうです。
19世紀の後半から世界的に労働者運動が広がり始めた時代。
ちゃんとした生活、健康を維持する権利が叫ばれたその裏側には今の時代ではありえないくらい労働条件は悪かったのでしょうね。

タイタニック号のことは100年経った今も人々の関心を集めますが、彼らのように歴史の狭間に消えて行ってしまう人たちも多いと思います。

ひょんなことから知ったタイタニック号の悲劇のひとかけら。
忘れないためにここに書き留めておきます。



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Grazie e VTB! 

2012年05月14日(月) 20時28分



土曜日の夜は女友達を連れてアドリアーノのレストランへ。

女の子、わんさか連れてくからね!と言ってあったので、大判振る舞いしていただきました。
ちょうど、年上がお好きなカメリエーレ(ウエイター)のファブリッツィオくんのターゲット年齢の友達なので、しっかり準備をしておくようにとメッセージを入れといたりして(爆)

シェフであるアドリアーノはどちらかというとプリモが得意だそうで、女のこって、結構、プリモ好きでプリモを取るとセコンドは取らない方が多いんじゃないかな?

これも上手くかみ合って、熟女なあたくしたちの胃袋も、そしてファブリッツィオの軽快なサーブに素敵なディナーを満喫いたしました。
うふふふふふふふふ、ちょっと古典くさい芝居がかったファブリッツィオくん、「お嬢さんたちには!」なーんて声をかけられて、友人たちもまんざらじゃなかったり(笑)

ドルチェの後にシェフからとファブリッツィオがそれぞれに花をプレゼントしてくれるなんて心憎い演出。

珍しく厨房から出てこないアドリアーノにお礼をと思って厨房に入って彼を見つけた途端、なんだか涙が出て来ちゃいました。
ただの友人・・・・・しかも弟どころか、私の息子ほど年が離れているアドリアーノノ、何も言わずに抱きしめてくれたので、いやーこの際と胸を借りて、おいおい泣かせていただて、あーすっきりした(爆)
このお花も元気をだせよという彼なりのメッセージだったらしい。

日本じゃ、こりゃあやばいシーンですが、イタリアってこういうことが自然にできるのがありがたい。

あああああああああ、今日はもうベットからも出たくねーなーんてうだうだしていたときに、ローマの友人が素敵な詩を送ってくれていたのを携帯のメッセージで見つけたときも、嬉し涙がこみ上げちゃって、最近おばさん涙腺ゆるいかも(笑)

普段いろいろ文句を言ってるけど、友人たちの優しさに支えられてなんとか今日までやって来た訳で。
しかもめり込んでいたのは、仕事のことで、なんとも色気がないんですが(笑)

鉄の丘に引っ越してきて荷物を運んでいる途中に出会った、アドリアーノ。
そして彼の家族におばさん、おじさん、おばあちゃんにおじいちゃん。
幸せな出会いをいただきました。

そしてアルテーナに住んでいたときにローマへの通勤路で知り合ったアンナベッラにローリーたち。

Grazie mille amici miei e…
vi voglio tanto bene.








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ロバミルクからトリートメントマスク発売です 

2011年07月01日(金) 0時00分


ロバミルクファンの皆様。
ロバミルクから集中トリートメントマスクが新発売です。
Velvmってラテン語を引くと、カーテンとかベールという意味らしい。
1枚、輝くベールを身にまとうという感じなんでしょうか?



もともとロバミルクの入浴剤が保湿マスクとしても使えるとは開発者のフェデリーカさんから聞いていましたが、今回、アンチフリーラジカル作用で外部からの刺激ストレス予防、アンチエイジング効果もある、アーガンオイルとスイートアーモンドオイルを配合して、保湿プラス、肌表面の角質を取り除き、シワ対策ばっちり!なんてものが出ました。

見た目は・・・なんじゃこれ? ヨーグルト?って感じですが 指に取ると意外にももっと固い。
塗った瞬間からぐんぐん保湿されてますねって感覚なんです!

使い方は簡単。顔、首、胸元、手元、気になる部分に塗って、15分ほど置く。トリートメントマスクが塗ったときより固くなった、乾いたという感じになったら、ぬるま湯で洗い流すだけ。

寄る年並みには勝てない。昨今、手元がやっぱりキメが荒くなったな・・・とハンドクリームを塗るも、ハンドクリームってその場の乾燥は対応できるけど、手元にも使える保湿マスクって聞いたことないぞと、お試しに塗ってみましたが、ひゃああああああ!!!!! 嫌になるくらい、マスク塗ったところと塗らなかったところの手触りも違うし、そこはかとなく、キメが整ったような感じ。

なんだかずごい期待しちゃいたくなる集中トリートメントです。

こちらは現在、ご予約販売とさせていただきますので、ご注文をいただいてから発送までに数日いただきますが、ぜひお試しあれ!な1品です。

店長が帰ってきたら、私用に注文かけてもらっちゃおかな・・・・・。



プロテオフードのオンラインショップはこちらから
http://proteofood.com/ecom/index.php?main_page=index





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I CONFINI DELL'URBE 

2011年07月01日(金) 0時00分



I CONFINI DELL'URBEって・・・・・・うーんと・・・・・・郊外との境界線っすか?

住宅街の果てとでも言いますか?

住宅街、繁華街と郊外の境界線?

そんなところに視点を置いた写真の展覧会の招待を友人から受けましたので、早速、それこそ郊外から境界線を超えて行ってきました(笑)

友人マッシモとは・・・不思議な縁です。
彼は親友A君の彼女さんの妹さんとずっとおつきあいをしていて、マッシモ=「A君の将来の義理の弟」って遠いというか長い形容詞がついていましたが、A君がどうやら長年の彼女さんと別れ、その後、マッシモもその妹さんであった彼女と別れ、さらにどうやら最近はこの昔、義兄弟になりそうだった二人も疎遠になっているようなんだけど、なぜかそれぞれと私は幸い、まだお友達のおつきあいをさせてもらってます(笑)

システムエンジニアのマッシモくん、最近、やたら写真関係の展覧会を企画したり、開いたりしているようで、あれ?職変えたのかな?と思ったら、あら、なにやら後ろに新女性の影あり。ときどきFACEBOOKで見かける彼の写真はなんとも生き生きしていい表情をしています。

「え? 仕事じゃなくてこれはホビー・・・・の域を超え始めてるけどね(笑)」
ちょっとはにかみながら自分の写真の前に立つマッシモ。

しばらく見ないうちに本当に素敵な男性に成長されちゃっててまぶしいまぶしい(笑)

4月の長雨が終わり、ここ数日ローマは本当に良いお天気です。
13日まで開かれているこの展覧会、場所がローマのドーリア パンフィーリ公園内の小さな建物の中なんてすごいわかんないところでやってます(笑)

会場はレオーネ13世通り75番地
住所を探して歩き、やっと75番地を探し当てたときの私の気持ちをお察しください。
あったー!!!!と番地がふってある門を見てその向こうに建物を探したんですけど、私の目の前には遥か彼方まで広がる公園。(爆)

ジョギング中のイタリア人を数人引き止め、会場を聞いてみるも、みなさん「? バールならあっちだけど、これバールじゃないよね? 展覧会?」

天気はいいけど、この広大な敷地であたしゃあどーしたらいいのよ、マッシモおおおおおおお!!!!と思いながらずんずん公園の中を進むと、道の脇の木の幹に「展覧会はこちら。」という道しるべが結わえてある。

またしばらく歩くと「展覧会はこちら。」

なんだか宝物探しみたいでわくわくしてきちゃったぞ!

多少道に迷いながらもなんとかたどり着いた展覧会。


ローマに住むイタリア人の彼らから見たI CONFINI DELL'URBE
面白かったです。
写真の何枚かは、「あっ! ここ知ってる!!!!」という風景で、むふふふふふ、私もロマーナだもーんなんちゃってね。




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失われたローマ 

2012年05月02日(水) 19時52分


失われたローマと言うとちょっと大層な感じがしますが、人々の記憶から消え去ってしまいそうな風景、歴史を再認識する、そんなイベントがローマにはあります。

先日、そのイベントに参加してきました。
今回はローマ市のエウル地区のガイド付きお散歩。

エウル地区はイタリアに来たばかりの頃、近くに住んでいたけど、私にとっては特別興味を引く地区ではありませんでした。
この地区はムッソリーニ政権の頃、イタリアファシズムの時期に作られた地区で、あまりにもローマ中心地区と建築様式が違い、違和感ばかりに圧倒されていたんですが、食べず嫌いは辞めて、ちょっとお味見をしてみようと思いまして(笑)

ファシズムの時代、そのプロパガンダとして作られた地区。
世界大戦で中止になってしまった1942年に行われるはずだったローマ万博に向けて世界に向けてイタリアの優秀さ、技術力の強さを誇示するためにローマ市内から海へ、オスティアへの続く道として作られた地区ですが、その当時作られた構想プランは今回ガイドさんに見せていただきましたが、すごかった!!!! 
まさにイタリア、古代ローマの子孫が20世紀にその集大成を作ろうとでもしたような、斬新なアイデアが盛りだくさんな市街地整備計画。

なぜ、このエウル地区の建物は、妙に白いものばっかりなんだろうと奇妙に感じていたものは、本体はセメントで作られた建物の外観をカラーラの大理石でお化粧させているからだと今回知りましたが、これも当時、イタリアによるアフリカ侵攻、第2次エチオピア戦争の頃の経済政策といいますか、政府がね、アフリカがこうだから、建設資源、物資がないのよーという嘘を言い通すために(笑)国産でいくらでも使える資材、カラーラの大理石が使われたそうです。

このお話を聞いたとき、思わず「イタリアってこの頃から、なにも変わってない」と思ってしまいました(笑)

しかも、戦争で政府が経済困難に陥り、大理石の支払いが見送られ、つい数年前までエウル地区に使われるはずだった大理石がとある倉庫に保管されていたそうです。やっとついここ10年ほどにエウル地区の再興公社みたいなものができあがり、このお化粧大理石はめでたく使用されたそうですが、半世紀もそんな状態のままにできる・・・・・って本当イタリアだわ。

結局、この経済困難で当時の構想プランは未完成のまま、土地は切り売りされちゃって、民間のお金がある企業が独自にビルを立てちゃったり、あるいは、骨組みは作ったけど、そのまま見捨てられちゃってるものも。

エウル地区にある人工池を囲んだ公園から作りかけのまま放置された高層マンションのようながれきが見えるんですが、私も周りの戦争後に生まれたイタリア人たちも「作りかけのまま放置された高層マンションのようながれき」と思っていたものは、実は1930年代のエウル地区整備プランで当時コンペにも勝った有名建築家が計画した全面ガラス張りの税務局ビルだったそうですが、建設は途中で頓挫したまま放置。ちなみにこの建築家の方は竣工も知らないうちにお亡くなりなられたとか。
というか、このがれきって・・・・半世紀以上もほったらかしなわけ?????とそっちの方が驚いたり。

このエウル市街地区整備計画はなんだか、まさに現在イタリアの抱える問題をそのまま見せつけられているような感じがしちゃったり。

ゼロからなにかを計画することは、ここの国の人たちは素晴らしい想像力を持っているけど、じゃあ、実際作りましょう!となると机上の計画で技術が伴わなかったり、国からのお金が途切れると金の切れ目が縁の切れ目よろしく工事は遅れ、なんとか外枠は作ってにしても、それを活かせず放置しちゃう・・・・・ことが多いんですよ、この国。

イタリア全国、税金をふんだんに使って作った病院とか、学校とか公共施設が使われずに放置されているところが一杯。

半世紀以上放置されているがれきを見て、やっぱり「イタリアってこの頃から、なにも変わってない」

そして変わらないのかも・・・・・・と不安になりました(笑)





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Mostra internazionale dell'Artigianato 

2012年04月28日(土) 1時44分


先週末のいきなりフィレンツェ1泊2日旅行はMostra internazionale dell'Artigianatoという見本市見学のため。

という名目で、フィレンツェ近郊にお住まいでブログやツイッターで知り合った日本人の方たちにお会いする方がメインになりかけましたが(笑)実り多い2日間となりまりました。


Mostra internazionale dell'Artigianato 工芸品の国際見本市というからには、私たちが知らない素敵なものが一杯あるに違いない!

工芸品ばかりではなく、イタリア各州のブースには美味しそうなものがいっぱい!
これ、ぜひプロテオフードでご紹介したいいいいいいいいい!!!なんて素敵なものがたくさんありすぎです。

甘く見てましたね。全然4時間くらいじゃ見切れない。
しかも気にいっちゃったものはやっぱり、今後お取り引きにつなげたいから、ついつい話し込んじゃったり。
来年はもう絶対数日時間を取って行きます。



こちらは一押しのピスタッキオのクリーム! パンに塗って食べるものですが、もう病み付きになりそうです。




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ブリーナ フィレンツェに行く 

2012年04月26日(木) 1時29分


B&Bのお部屋のトイレのドアにもフィレンツェのゆりの紋章。
これを見ると「ああああ、フィレンツェに来たのね・・・・」と感無量だったり。

トスカーナに行くと「カクキケコ」「ハヒフヘホ」になる。

私の名前ミカ「ミハ」になってしまい、かの有名なコカコーラホハホーラとなる。
いきなり決めた1泊2日のフィレンツェ旅行。

実は9年振りの再訪なのよーん。
何度か出張で行ったことがあるのでなんとなく土地勘はある。と、うろ覚えな記憶をさぐって宿泊先を取り、電車に飛び乗りフィレンツェへ。

9年前とは大違いで今ではローマからたった1時間半でフィレンツェに到着。
さて駅を出て宿泊先へ向かおうとしたら、9年前にはなかった路面電車が駅脇から出ているではありませんか。

ほえええええええええええ? と眺めた路面電車には「ATAF あたっふ」と書いてある。

あの・・・・・・・これってなにかのパロディでしょうか?

とブリーナ(ローマ県民)はまじめに思いました。

というのも、ローマ市の公共交通機関の会社は「ATAC 」と書いて「あたっく」と読む。

トスカーナではカキクケコはハヒフヘホ。

ということは!!!! 「ク」「フ」ですよね????

ローマ市のATACはここではATAFなの??????

フィレンツェ市、すごいわ! このギャグ!!!!!と感心しちゃいましたが、
まさかね・・・・いくらイタリアとはいえ、もう少し真面目に名前をつけたに違いない。

考えられるのはAGENZIA DEL TRASPORTO PUBBLICO DI FIRENZE? あれ、でもこれじゃあ2個目のAがないぞ?

でローマは・・・・・・AGENZIA DEL TRASPORTO PUBBLICO DI ROMで考えるとATARになっちゃうし・・・・・とローマ県に帰ってきてからも悶々している日々でしたが、どうやらローマ市の場合、「ローマ市」のところを強調したかったらしく、

Agenzia del trasporto autoferrotranviario del Comune di Roma.というのが正式名で 略してATACだそうです。
なるほどね・・・・・・。

でもこれって・・・・・Cで始まるカターニア市とかだと、どうなっちゃうんだろう・・・・・。
と新たな疑問で悶々してます。




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今度はシンチグラフ検査 

2012年04月20日(金) 2時33分




苦節半年、やっとシンチグラフ検査をいたしました。

それにしても、この検査、放射線を発する物質を体内に投与して行うというのはわかりますが、いきなり「放射線科に行って」と言われるとビビります。

イタリア語だとReparto Medicina Nucleare.
そのままやんかっ!!!!!

しかも同じ検査をしたことがある友人の話では「数日は人ごみに行っちゃ行けないんだよ。特に、妊婦さんや子供には会えないからね。なにせ君自体が放射線発しちゃってるんだから。」

って一体なに????????

なかなか予約が取れないと落ち込んでいた復活祭前の朝、携帯が鳴る。

「シニョーラ ミカ? シンチグラフ検査受けることになってますよね? 今度の土曜日来れますか?」

・・・ってあたし、予約できてたんですか? よくわかんないけど検査してくれるのなら行きます!と大喜びで返事したけど、よくよく日付を確認したら「復活祭の前日」

あ・・・・・・てことは復活祭には誰にも会えないということですね?
これってきっとこの日に予約できていたイタリア人がカレンダー確認してドタキャンしたってことね(笑)

どうせいいです。イタリアで独り、家族も親戚もいないガイジンですから。復活祭に会わないといけない人なんかいないしとぶーたれたり。

と観念していたら前日に「薬が届かなかったので、来週に延期します。」と連絡が入った。

実はほんの数週間前のことである、イタリアのプライベートクリニックで簡単な検査を受けた女性が死亡する事故があった。
なんとこの病院、検査薬を安く手に入れるためにネットで買ったらしく、その薬が中身と表示ラベルが間違ったものが貼られており、中身は実は劇薬で投与された患者が死亡した事故だったのだが、私が検査を受けるのは公立病院だけど、復活祭前に届かない薬って?????とちょっとちょっと大丈夫なのおおおおおおおお!!!!!

と戦々恐々とはしてたけど、腹をくくって次の土曜日に検査に呼ばれた病院へ。

実はこの公立病院は1年半前に鉄欠乏貧血の治療で行ったことがあるところ。がっ!!!あのときも検査もしないでいきなり静脈から鉄剤投与で度肝を抜かれたところ(汗)
今回は放射線ですから、もう少し慎重であって欲しいとひたすら願ったり。

放射線薬学科とかかれた病棟の待ち合い室で受付を済ませると検査についての説明、注意事項などが書かれた紙を渡してくれる。「質問、わからないことは医師に聞いてくださいね。」って、まず読むところからだよっ!!!と言いたいが、前もって日本語でいろいろ調べてあったので、なんとか理解できましたが、やっぱり検査後は子供や妊婦さんには会わないようにと書いてあります。

でも、あたし帰りは地下鉄乗って、電車も乗って、思いっきり人ごみにもまれて帰りますが、ご容赦ください。

それにしても検査が始まって中に入ると、なんだかすごいものものしい・・・・・。
すべてのドアに「放射線危険マーク」が貼ってある。
検査室だけではない。トイレのドアまでである。

最初に医師から問診、そして薬が投与されるんですが、まずすぐ1回目の放射線の反応を取って、その後1時間半時間を置いて、放射線の分布の変化を再度撮るという検査で、聞いていたより早く終わりそうでほっとしましたが、1回目の検査から2回目の検査の間は放射線が強いのか?投与された患者算用の待合室に隔離されます(笑)

「1回目の検査が終わったら、24時間以内にしっかり薬が体内に出るようにするために朝食を取ってください。」

って・・・・あのどこで、そのようなものが取れるんですか?

「待合室の出口から出て階段登って少し歩いたらバールありますから、カプチーノとか、オレンジジュースとか水分取ってください。」

って!!!! あの・・・・隔離されてる患者が外部に出ちゃっていいんですかい?
しかもこの待合室、入り口と出口が別々で、出口は外側から外部の人が入って来れないような厳重なものなのに、中からは出て行っちゃっていい訳?????

まあ、イタリアですから、何でもありです。
おなじく隔離されている患者さんたちが、にこやかに「大丈夫よ、あなたが帰ってきたらノックしてくれたら、ドア開けるわよ。」

安全管理は・・・・・抜け穴だらけ。

案の上、医者が教えてくれたバールには乳幼児を連れたお母さんがいたり、必死に距離を置くようにするしかない。

バールで腹ごしらえもして、一応死ぬようなことにはなってませんと安全確認電話を相棒に入れる。

で、気がついたんですけど、さすが放射線科です。
病棟自体の壁は検査などで使われる放射線が上の階などに漏れないように頑丈に作ってあるらしく、病棟内は携帯が通じない。

がっ! 待合室の出口から体半分だして電話をすると通じる(笑)
なにせ出口を完全に閉めちゃうと外からは入ってこれないので、こういう中途半端な体勢になります。
それこそ皆さんイタリア人ですから待ち時間は親戚や家族、友人たちからひっきりなしに携帯に電話が入ります。で毎回、誰かが出口から体半分出している状態で、これって・・・・・放射線漏れ漏れです。


ドアにも待合室の壁にも放射線危険マーク。
待合室には「検査を受ける患者のみ入室許可。付添人は立ち入り禁止。」と書いてあるけど、あまり意味はないですね。


幸い、お医者様も検査技師もみなさん、とっても親切な方達で、放射線危険マークに囲まれてはいたものの、和やかな雰因気で検査は滞りなく。
結果はまだ出てませんが、心配するようなことは初見で出てないそうです。
イタリアに来てから、いろんな経験するものです。




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前進あるのみ・・・なんだからっ! 

2012年04月17日(火) 20時51分



プロテオフードからのお知らせです。


テッレ デイ パーピさんのロバミルクスキンケアシリーズ、そのグループ会社のグルッポ オデルフェさんのロバミルクを使った栄養補助食品、サプリメント、モディカ チョコレートなどの商品はイタリア国内の販売を中止いたします。

製造元様の意向により、これらの商品の販売は日本語ページ、及び英語ページ、今後開設予定の他言語のページのみといたしますのでご了承くださいませ。

と書くと、「なにか商品にやばいことでも?」と思われるお客様もいらっしゃると思います。

まったくそんなことはありません。
商品の安全性に問題はまったくありません。これからもイタリア国内でこれらの商品は販売されていきますが、プロテオフードからは販売することができなくなりました。

仰々しく書いちゃうといらない心配の種にもなりかねないので、ぶっちゃけて書いてしまいますとモノポリに負けました(笑)

テッレ デイ パーピ、グルッポ オデルフェさんがイタリアの化粧品屋さん組合と専売契約を結んでしまいまして、その手前、プロテオフードから売られては困るという要請がありました。
イタリアって本当になんでもありです。
そんな契約をするのなら、こっちにもちゃんと知らせてよと言いたい。

プロテオフードはテッレさんからいただいている売値最低価格、この金額を絶対下回らないようにと向こうから決められた値段で販売しているんですけど、この金額がなんと専売契約を結んだ化粧品屋さんから販売されている価格を大きく下回っていたらしく、昨今の消費者さんはより安い価格を探すためにネットで調べますよね?

で当然、ネットショップとなるとプロテオフード、細々とではありますが、頑張って広告なんかも打ってますので、すぐたどり着くわけで(笑)うちのお安いお値段の商品を発見しちゃった化粧品屋さん、なのかそのお客様なのか?
これはなに?となりました。うちだけが専売じゃなかったっけ?となったわけです。

ところがこの専売契約もイタリアの場合は、店頭販売のカテゴリーを超えると効力を発揮しません。
ですので、法律に乗っ取って考えても店頭販売ではなく、インターネットを介してのオンラインショッピングですので、プロテオフードはこの状況でもテッレさんの商品を売ることができるんです。というか権利があるわけですが、せっかくこんな素晴らしいスキンケア商品を作っているところと戦争始めちゃうのは意味がないだろうとということで、テッレさんの要望にそって、イタリア語ページから関連商品を削除することにいたしました。

「イタリア語ページからはうちの商品を削除してください!」と言われても、正直、そんな簡単なお話ではないんです。
他言語オンラインショップとして開店したプロテオフード、ショップのシステム上、各商品のデータベースは他言語間で共通ですので、文字を消してもイメージ写真や在庫数など日本語ページ、英語ページのものが反映されてしまうんです。大掛かりな修正作業になります。私にとっては2年分の仕事を削除するのはかなぴー・・・・・・。

しかもとりあえずの応急処置をしている間にも、この1年半で築いたイタリア国内のご愛顧いただいているお客様たちから、「一体どうしたの? なにがあったのおおおおおおおお!!!!!」などの問い合わせのメールが。
その対応にも大わらわ。

私だってなにかを買うとき、購入前にやっぱりネットで最下値を探すもの。そりゃあ消費者心理だと思うんですけど。

しかもですね、イタリア国内販売停止といきなり言われても、イタリア語ページはイタリア国外に住むイタリア人のお客様も来ます。こちらはイタリア国内販売ではないのに、私たちはこういうお客様のニーズを取りこぼすことになります。

去年の秋からやっと軌道に乗り始めたイタリア語ページで、ちょっとがっくり来ちゃいましたが、それならそれで、もっともっと良いもの素敵なものを見つけていきますので、前進あるのみです!
みか負けないっ!!!!

日本語、英語、他言語ページからは今まで通り、テッレさんの商品、モディカチョコレートなど販売していきますので、お買い物の際はそちらのページからお願いいたします。

イタリア国内164のプロフメリア(化粧品屋さん)と北イタリアなどの薬局でテッレ デイパーピさんの商品は取り扱っているそうです。

プロテオフードのオンラインショップ日本語ページはこちらです。
http://proteofood.com/ecom/index.php?main_page=index





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一か八かのカフェランチ 

2012年04月13日(金) 1時07分


「女性の方が浮気性だ」とはイタリアロバミルク協会のスキンケア商品開発担当ジュゼッペさん。

要は本当に気にいったものを見つけても、新しいものや、目新しいものについ浮気をしたくなっちゃう女性の購買心理だそうで、うん、ごもっともである。

イタリアの男性を見ていると、服はどこどこのお店、ブランドと決めている人も多いけど、女性はそのときの流行や、広告で見たものに目移りしちゃうもんね。

お昼は友人、アドリアーノくんのレストランか、鉄の丘のシチリアンバールかの二者選択な日々であるが、私はいろいろ浮気がしたい。

といっても鉄の丘ではそうそう食指が動くところもないので、最近ちょっぴりハマっているのがローマでカフェランチである。

木曜日の歴史コースが終わるのは午後1時。お昼ご飯ターイムである。
なのでこれを理由にローマで素敵な雰因気のカフェランチ、あるいは美味しいレストラン探検隊をしちゃっているのである。

が・・・・結構ローマって新規開拓は一か八かの冒険である。
ローマの町中だとね、日本人ですからぼったくられちゃうことだってある。
もちろん、お店の前にちゃんと料金表が出ているところもある。

しかしイタリアの場合、路上テーブルが店内より高かったりすることもある。
うっかり今日は天気もいいし外で食べようかな?、いやあああ気持ちいいな・・・・と思っていて最後にお会計であれ?

あるいはテーブルに運ばれてくるパンや、グリッシーニがコペルトと呼ばれるテーブルチャージが付いちゃったり。
さらに、食いしん坊なあたくし、ついつい雰因気であれもこれも頼んじゃいたくなっちゃって、最後にお会計を頼んで、あちゃあ・・・・・ということもある。

それでも、結局はただの食いしん坊なので、美味しいものが食べられたり、素敵な時間を過ごせたと思うと、まっいっか・・・・・と思って終わるんである。

最近、ローマのスペイン広場界隈にずいぶんおしゃれなカフェレストランが多くなったので、これはぜひいろいろ試して行きたいのである。

最近の一番のヒットはお値段も結構しちゃったけど、サンタ・チェチーリア音楽院の近くの小さななレストラン。

店内のテーブルがなんだか妙に素朴な木製で、ちょっぴりパリっぽいというか、ニューヨークっぽいというか、あまりローマでございという感じがない。
働いているウェイターのお兄さんたちは妙に細腰でゲイさんかしら?と思えるが、きびきび働いていて気持ちがいい。

各テーブルに運んでくれるパンがローマなら駕篭に入っていることが多いけど、すきっと紙袋に入っているのが新鮮だったり。これがねまた全部食べたくなっちゃうくらい美味しい!

料金がちょっと高め設定だからなのか? それともスペイン広場界隈からちょっと1、2本離れた場所のせいか、観光客より常連さんのような人たちが多いようだ。
お隣はゲイのカップル。その向こうで激論している女性4人組はどうやらどこぞの政党の方たちのようで、どう法案を通すだのを熱く語っていたり。会話を盗み聞きしていると面白い。

ついついグラスワインも、しかもお店の人にお任せで頼んじゃったり、デザートも頼んじゃって、お会計は鉄の丘でのお昼ご飯、3日分くらいになっちゃったけど、たまにはこんなおしゃれな環境に身を置きたいのよね・・・・・。

は・・・・・・幸せなひとときでございました。







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グラフィックデザイン、
イラストレーター
2000年のローマに活動・
生息拠点を移す。
現在はローマ県片田舎在住。

感情と第6感で大嵐の海を泳ぐ魚座。
天真爛漫、おおざっぱなO型

メールでのお問い合わせはこちら http://www.mikaworld.net/
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