お久しぶりです。何から書けば良いのでしょうか・・・ 

2012年01月12日(木) 22時49分
Coucou,

大変長い間、ブログを放っていました。さて、何から書けばいいのでしょうか。。。
本当はESITの二次試験についてアップすべきなのでしょう。そちらはエントリーを別に立ててアップしたいと思います。前回のエントリーの反応で、日本語・仏語の言語コンビネーションでESITに興味のある方が結構いらっしゃることが分かったので、いつかESITを受験してみよう、と思う方々の参考になれば幸いです。

筆者は結局ESITのRégime spécialに入学しました。今は日々、学校の勉強に追われています。やはり昨年度のパリ7大学に比べると密度が高いです。そのせいでブログがほったらかしになってしまったのですが

今は学校の前期試験が一段落し、少し一息ついているところです。

ESITの入試(フランス語・日本語翻訳課程、一次試験) 

2011年06月08日(水) 6時12分
Coucou,

現実逃避してブログを更新する日々です。今日は忘れる前に、この間受験してきたESIT (école supérieure d'interprètes et de traducteurs, パリ国立通訳翻訳高等学院)についてです。

この学校は通訳者・翻訳者養成学校として定評のある学校です。レベルは修士から。入学するには入試に合格する必要があります。

通訳者養成と翻訳者養成でコースが分かれているのですが、筆者が受験したのは、来年度から開設されることになったフランス語・日本語の翻訳特化コース(régime spécial)です。

特徴は二つ。まず、一年間で修了するコースであること。通常は修士一年、二年と最短で二年かかります。ですが、このコースは一年間。代わりに修士の修了証はもらえません。ESIT独自の修了証が出るそうです。その修了証で他の大学の修士2年に編入できるか、筆者は知りません。
そして、入試で課される言語が二言語のみであること。通常、翻訳や通訳の課程を受験すると、三言語の試験を受ける必要があります。INALCOの入試のように、フランス語と英語とあともう一つの言語です。ですが、この課程はフランス語と日本語のみが問われます。もちろん英語もある程度できないといけないのですが、ESITか課す英語の要件はなかなか高いので、通常だと筆者では無理なのです。(通常、フランス語は連続一年以上フランス語圏での滞在が、また英語は連続6ヶ月以上の英語圏での滞在が必須条件になっています。両方満たすのは結構難しいかと・・・)

5月上旬に出願が締め切られ、一次試験 (l'examen d'admissibilité) を5月の第3週目に受けてきました。試験の数日前に出願の際に登録したメールに招集状(convocation)が送られてきました。

試験会場はUniversité Paris Dauphineの中でした。INALCOも同じ建物内に入っているし(INALCOは来年度からパリ第7大学の近くに引っ越すそうですが)、語学系はここに集まっているようです。フランス語母語話者も外国人もどの言語で受験するかもおかまいなく、一次試験は全員同時に受けるので(一次試験はフランス語の試験だけです)、会場は人で溢れていました。ESITって人気あるんですね。
試験開始の一時間前に会場へ来るように招集状に書いてあったのですが、これだけ人が多ければ納得。受付するだけでかなりの時間がかかります。

一次試験について。なにせ志願者が多いので、簡単に一単語で答えられる問題や選択問題でのみ構成されていました。時間は一時間半。問題数はフランス語母語話者と外国人で違うようです。選択肢から括弧内に適当な単語を選び、必要なら性数一致、動詞であれば活用させなさい、という問題が最初数問続き、整序作文や文章から不適格な語を抜き出す問題、後半には文章読解が二題ありました。一題目はフランスの監獄制度の変遷と死刑廃止について。二題目は・・・もうよく覚えていないんですが、確か、今日は自由を擁護する社会のようでいて、その実、自由は制限されているというような話題だったと思います。

INALCOのように選択肢の単語が難しすぎるということもなく、適格にフランス語の標準的な能力を問われている感じがしました。ミスをしない正確さと一時間半で全て解き終わる速さが必要です。

一時間半にてあっさり一次試験は全て終了。結果は次の週の水曜に発表されました。無事に通っていました
実はこの一次結果が出るまでが非常に緊張しました。INALCOの試験が難しかったので自信もなく、ESITも早々に落ちてしまったら来年どうしよう・・・と落ち着かない日々でしたでも、とりあえず、一次試験受かって良かったです。

2次試験の様子もそのうちアップします。

++++(2011年6月13日追記)+++++
この一次試験については過去問集(15ユーロ)がESITの事務局で購入可能です。遠方に住んでいる場合はメールでの注文も受け付けているようです。筆者は出願がそもそも直前だったので買っている時間がなかったのですが・・・。買わずとも試験は奇をてらったものでは決してないので、個人的にはフランス語をきちんと習得出来ていれば特別に準備が必要ということは無いと思います。ですが、どんな問題が出るのか事前に知りたい人は購入するのも手かと思います。



INALCOの修士課程の入試(二次試験) 

2011年06月06日(月) 19時54分
Coucou,

相変わらず論文進んでいません。自発的に目を背けている今日この頃です。そろそろ危なくなってきました・・・

さて、前回のINALCO入試情報の続きです。修士課程はMaster Traduction, rédaction en multilinguesです。

一次試験の合格通知を受け、二次試験を受けてきました。一次がフランス語の試験だけだったので、二次は日本語と英語の試験だろう、と思っていたのですが、少し違いました。

試験時間は一時間目が2時間、休憩15分、二時間目が2時間(くらいだったはず)。

試験から時間が経っていて、そろそろ記憶がおぼろげになってきています・・・

一時間目はフランス語の文章に対し、質問が4問ほど用意されていて、それにフランス語の筆記で回答するという問題と、そのテキストの一部分を日本語訳しなさいという問題でした。前者の回答は語数の指定はなかったけれど、結構ぼやっとした質問だったので、語数を使って詳しく回答しました。後者に関しては、結構多めの分量を要求されました(3段落分ぐらい)。

驚いたことは、一次試験の長文読解のフランス語に対し、二次試験のフランス語がやたら難しくなっていたことです。
話題がブルターニュ半島の海藻被害についてだったのですが、何とも日本語に訳しにくい単語が連発していました。ブルターニュの海藻大繁殖によって有毒ガスが発生し、観光業も打撃を受けているそうです。有毒ガスの種類らしき単語があったのですが、勘で訳して、おそらく間違っています

二時間目は英語の文章に対し、英語の筆記で回答する問題が3問と、もうひとつ別の英語文章の一部を日本語訳する問題一問でした。

読解力問題の話題はイギリスの自動車会社MGローバーの倒産事件(2005年)について。倒産寸前の会社で役員が高給をもらっていたとか、粉飾決済していたんじゃないかということで現在も捜査中。やっぱり質問が微妙な感じで問1と問2の回答が微妙に被ったり、問3が結構短い回答になったり・・・

日本語訳の文章はギリシャの財政危機について。こちらはフランス語のときと比べて少しだけ分量が減っていました。2パラぐらいです。

結果は一週間後には出るわよ、と試験監督のひとりが言っていたんですけど、未だに出ていません。
2週間待って、事務の責任者にメールして、シカトされ、仕方ないので3週間目に修士課程の責任者にメールしたら、まだ採点中とのことでした。さすがフランス・・・

出来てまだ年数の浅い修士課程とのことですが、外国語教育に定評のある機関なだけあって、幅広い言語から出願者がいました。日本語選択者は二次試験で筆者を含め3人いました。他の2人はフランス人の日本語学習者でした。

早く結果でないかな・・・

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INALCOの修士課程の入試(一次試験) 

2011年06月02日(木) 7時49分
Coucou!

5月上旬にINALCO(パリ東洋語学院)の修士課程の入学試験を受けました。この進学先に興味のある方のために情報共有したいと思います。

筆者は日・仏の通訳か翻訳の修士に進路変更しようとしていて、ググっていたらINALCOのMaster Traduction, rédaction en multilinguesという修士課程を見つけました。
フランス語とINALCOで教授している言語どれか、あと英語の3カ国語の組み合わせで、翻訳のスキルを磨くという修士課程です。

(昨年はTraduction, rédaction, médiation en multilinguesという名前だったので、もしかしたらまた課程の名前が変更されるかもしれません・・・)

先方に問い合わせたところ、修士2年からの編入は認めていないとのことで、修士課程2年間フルでやってMasterのディプロムが出るそうです。入学するには、選抜試験を受ける必要があります。試験は無料です。
4月中に必要書類(確か「詳細な」履歴書と志望動機書)をメールで送って、「受け取りました」というメールが先方から来て、一次試験の数日前に招集状がまたしてもメールで送られて来ました。

一次試験は5月の第一土曜に行われました。全部フランス語の試験です。
時間を正確に覚えていないのですが、確か2時間+2時間(途中休憩15分)くらいだったと思います。フランス語がネイティヴの人と非ネイティヴの人で試験が少し違うみたいです。もちろん筆者は非ネイティヴの試験を受けました。

1時間目の試験は、フランス語の文法問題です。TCFっぽいです。括弧にもっともふさわしい語を以下の選択肢から選びなさい系の問題とか、語順並び替え問題とか。ただ、選択する語彙がすごく難しくて、知らない単語がぽんぽん選択肢に入っていて・・・ひぃ。問題の量に対し時間はたっぷりありました。
あと、少し翻訳っぽい問題もありました。以下の文章からふさわしくない語を指摘して、直しなさい。というもの。ふさわしくないだけで、普通に読むと意味が通じてしまうので、外国人には結構難しいと・・・
今から思えば、INALCOの試験を受けた後で受験したESITの一次試験もこれと形式が良く似ていました。フランス語のテストの定番なのかも。

2時間目の試験は、フランス語の長文読解です。こちらは文法問題に比べると楽でした。長文2題です。相変わらず括弧にふさわしい語を〜の選択肢の単語は難しいのですが・・・。話題は一般的な他言語主義の話とパキスタンにおける他言語状態の話でした。回答はすべて選択肢。文章の内容にあっているものは以下の選択肢のどれか系。
こちらの方が結構時間が余りました。選択肢が多くて疲れるのですが、そんなに微妙な選択肢は多くなかったので比較的楽です。

試験前に何が出題されるのか、何語の試験なのかさっぱり知らずにドキドキしていったので、なんかすごく疲れた記憶があります・・・
おっと、受験者ですが、一次試験を受けた人は30人強でした。昨年の合格者が12人だったらしいので、受験者のレベルにも拠りますがここから半数強が絞られるのでしょう。

次の土曜にはすぐに二次試験なので、一次試験の結果は早めに出ます。次の週の水曜には発表されました。(もちろんこれもメールで。)

筆者は無事に一次をクリア。二次試験も受けてきました。
ということで、二次試験については、時間のあるときに別の記事に書きますね。

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