薄桜鬼 お弁当とアンパン U

July 29 [Mon], 2013, 17:44


間が空いてしまいましたが更新です。


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安月に弁当をもらって食べ終えた。久しぶりにお腹がいっぱいになった気がした。



「マジでありがと。」


「どういたしまして。」



ニコニコと安月は、弁当を片付けた。
薄桜学園で、少ない女子である安月は、女の子そのものだ。
少しばかり天然。だけど、料理や家事は得意、成績もそれなりにいい方。

そして顔でもダントツである。まあ、もう一人女子はいる。安月の親友雪村だ。

だけど雪村は彼氏がいる。



そんなこんなで理屈から考えてしまうと安月がモテる。
そして安月はその事実に気づいていない。


「…気づけよ。」


「どしたの?」


「いや、なんでもない。」


安月の鈍感さは、入学して一か月の俺にもきちんとわかる。


「マジ助かった、今度なんかお礼する!」


「そんなのいいのに!」


「いやでも、お礼しないと俺の気が済まないから、なんか礼するよ。金は使えねえけど…」



経済的にも無理だ、芹沢さんが金をくれるとは思わない。
それに、これ以上の出費は、俺の生活に影響してくる。


う〜んとあたまを抱えて悩んでいると、安月が静かに笑った


「じゃあ、今度なにか、書いてほしいな」


「え!!それだけでいいのか?」


「うん、私にとってはすごくうれしいことだから」



俺は二言返事で頷いた。

予鈴が鳴る。



「あ、じゃあ座るね!今度また、おにぎりか作ってくるね!」


「あ、サンキュー!!」



安月は、笑って席に着いた。

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