彼の選んだ道 

April 27 [Fri], 2007, 12:19
時が経つのは早いものだ

つい最近大学生になったような気がする長男も、今春から4回生になる。
去年の秋の後期からゼミが始まり、トップの人気を二分する有名なゼミに入った。
なんでも成績だけで選んだといわれる人選で、狭き門だったようだが
入学以来ただの一度も講義をサボることもなく、ひたすら自分の目標のために
努力を惜しまなかった長男には、入れてごく当然という感じがあった。
ところが、長男の入ったゼミは人気だけでなく、忙しさをも1、2位を争うところだったようで
現実に長男はめっきり家に帰ってこなくなった。
週のうち3〜4日多い時は5日くらいは泊り込みで図面を引いたり、模型を作ったりと
課題とコンペ、プレゼンに追われている状態だ。
学校生活を維持するためにも、バイトの欠かせない長男は、
スケジュール帳でしっかり管理をしているが、期日の迫った課題やコンペ作品など
寝る間を惜しんで抱えっきりになっている事が殆どだった。
当然食事その他も不規則になるし、慢性的な睡眠不足から、先月はとうとう倒れてしまった。
「過労ですね」と言った医者の言葉を聞きながら、今時ここまでやってる学生が
一体どのくらいいるだろうと思った。
我が子ながら、自分のやりたい事を極めるためには、自分の全てを投じてもやりぬこうとする
その姿勢に頭が下がる。
私の子供じゃないみたいだ・笑
丸1日半を死んだように眠って、長男は何でもない事のように日常に戻って行った。


今日はこの長男の誕生日である。
初めて見る我が子の愛しさに、涙を流して喜んだあの日から22年。
この子のおかげで母親になることが出来たと感じている。
この子がいたから、今まで生きてこれたと心からそう思う。
深く強いご縁で、この子と親子になれたことを、全てに感謝したい。
こんなに大きくなった息子に、面と向かっては中々言えないが
「ありがとう」
「あなたを変わらず愛してる」
「どこまでいっても、私の大切な子供です」


ゼミの教授に熱心に薦められて、あと2年『大学院』という場所で自分を磨く決心をした長男の
これからを頑張って後押ししたいと思う。
貴方は貴方の人生を貴方の足で歩いてる。
その事を母は心から誇りに思うよ。


 子育てブログランキング                

習い事 

April 26 [Thu], 2007, 21:57
マイナーだけど・・・

この春、パワーの有り余るピカやんのはけ口になれば、と習い事を始めさせた。
パワーのはけ口という事で、当然スポーツだ。
ちょっとマイナーで、あまり良く知らないと言う方が多いとは思うが
アイスホッケーのジュニアチームにめでたく入部させた。
現在4歳のピカやん。
こんなに小さなうちから入部できるのも中々の魅力でしょ!
でも・・・・
ちょっと計算違いな事が勃発
何と、ミニバスケットをやっている6年生の5男君も、一緒にやると言い始めたではないか。
幸か不幸か、アイスホッケーの練習時間は、日曜日の早朝6時から1時間。
例えばその日、バスケットの試合が入っていても時間が被ることはない・・・。
いやしかし、どちらもハードなスポーツだけに、体力的に無理があるんじゃぁ・・・・。
と、母は説得をしてみたが、本人はやる気満々である。
実はアイスホッケーというスポーツ、非常にお金がかかります。
身に着ける防具だけでも、ちゃんと買い揃えたら子供の分でも10万円近くになる。
思わず計算をしてしまいましたね。
ピカやんに始めさせようと思ったのは、就学前の子供はお月謝が要らないからなんだけどなぁ!
それに、関東のお友達から、防具を一式譲り受けていたし・・・。
また防具を探してってお願いしなきゃいけないじゃないか!
でもま・・・仕方ないかなぁ。
努力するって言ってるし、やらせておいたほうが悪いことする暇もなさそうだしね。
と意を決する頃、「私もやりたい!!!」と、瞳をキラキラさせて、お嬢様が訴えた!
・・・・うっ・・・・
(;゚ ロ゚ )ナン!( ; ロ゚)゚ デス!!( ; ロ)゚ ゚トー!!!
今まで、色んな事をやりたがっていたお嬢さんは、お金がないとか時間がないとか言って
テキトーに諦めさせてきた背景がある。
もちろん、この時も色々言って諦めさせようとしたが、敵の決意は固かった。
しゃーないか・・・・。
この際、一人も二人も三人も一緒だよな。(全然違うけど)
別れた亭主に、月謝は出させよう!!
そう決めると、ルンルンな3人は、スケートの練習に余念がありませんでした。
付き合わされて、4時間も5時間も滑っている母は、もしかしたら未来は浅田真央???
なんて冗談だけど、ちょっと上達してしまいましたね。
今更母が上達して、どないすんねん
そうして始まった日曜早朝の練習で、いきなりのハプニング!!
泣く!!
ピカやんが泣く!!!
あんなにスケートには慣れて、滑れるようになったのに、なぜか泣き喚く!!!
・・・どうやら、お兄ちゃんやお姉ちゃんと離れて一人で練習する環境がイヤらしい・・・。
一緒に入部した年の変わらない子とかもいるんだけど、滑れるピカやんだけを連れて
見知らぬおじさんにあちこち引っ張りまわされるのが、納得出来ないようだ。
リンク中に響き渡る声で、氷に突っ伏して泣く姿に、
母のイライラはピークに達する!!!
そばに行って、根性たたきなおしてやりたい気分だけど、教えてくれてる方が
そんなピカやんをなだめすかして、実に申し訳ないくらい優しく付き添ってくれている。
あぁぁぁぁぁっ!!!怒りたい!!!
結局第1回目の練習は、後半半分くらいを泣き続けて何も出来なかったピカやんでした。

パワーアップ!! 

April 26 [Thu], 2007, 10:45
再び、春!!
早いものです。
アッという間に春です。
年度替りの忙しさは、半端なものではありません。
ようやく子ども会育成会会長と言う肩書きから解放されると喜んでいたのも束の間・・・。
回り持ちで回ってくる、町内の「組長」なるものの順番が来ました。
ま・まぁ・・・それは仕方ないとしても・・・・。
6年生に進級した5男君のクラスで、委員にならざるを得ない状況に追い込まれました。
しかも、専門委員長・・・。
更に更に、昨年度子ども会育成会の会長を務めてる際に、役員やその他子供たちにも
負担の少ない、有意義な会にしようと、非難轟々の嵐の中改正に改正を重ね
システムを合理化してしまった私は、その維持とサポートを兼ねて、子ども会育成会の
副会長として残留する事になり、役のトリプルプレーと相成ってしまいました。
今現在、ほぼ毎日何らかの役員の仕事をしています。
はい・・・追われまくりです。


そんなこんなで忙しい母を尻目に、ピカやんは毎日絶好調です。
特に、大きなお兄ちゃんたちの教育がよろしいせいで、「4歳の子供のすることか?」的な事を
連日平気でやらかしてくれてます。ハハハッ・・・
まずは、『ブレイクダンス』
【スーパーチャンプル】とかいう、ダンスバトルの人気番組にハマっているお兄ちゃんたち!
色々、難易度の高そうなダンスに挑戦するんですね。
それを見ているピカやんが、ただ黙ってみているわけありません。
果敢に自分も挑戦です。
何となく似たような格好になって、お兄ちゃんたちに褒められでもしようものなら
もう、マンハッタンをも制したかのような得意げポーズで大威張りです。
( ̄^ ̄)エッヘン!!!
「ほら!俺には、出来ない事なんかないって言うたろ!!」
・・・・さいですか・・・・
この自信は、衆人環視の元でも大いに発揮されるのです。
子ども会の一年生歓迎会の折、一人家に置いておくわけにも行かず、
ピカやんも歓迎会に連れて行くことになりました。
副会長としての母は、経験者でもあるので忙しく立ち働いていましたが、
奥の倉庫でゴソゴソ作業をしていると、なにやら大きな歓声と拍手が・・・・。
気にもせずに、自分の仕事をして戻って行くと・・・・。
役員のお母さん方に取り囲まれて、中心でピカやんがジタバタのた打ち回っています。
どうしたのかと思って、顔を突っ込むと、
「ピカやんすごいねぇ!!!今、ブレイクダンスを見せてもらっていたのよぉ!!」
と、皆さんの満面の笑顔が・・・・。
あ・・・・
母は見た事なかったけど、のた打ち回っているように見えたアレって
ブレイクダンスだったんだ・・・。
い・いや・・・・こんな所でやるか?フツー!!!
「ヒーッ!!ピカやん・・・。恥ずかしいよ、やめて・・・・」
母の悲痛な声など、当のピカやんはどこ吹く風です。
そして、一言!
「俺がどんなにすごいか、わかったろ、お母さん!!」
・・・・恐れ入りました・・・・。
その度胸の方に・・・・。


かと思うと、家では【最強伝説】を作り上げるピカやん。
今、我が家ではちょっとした『北斗の拳』ブームなんですね。
毎日誰かが「アタタタッ!!キェーッ!!」などと奇声を発しているんです。
で、映画のビデオを見ながら、拳の真似事とかをしているわけなんですよ。
当然、それに参加をしないピカやんではありませんよぉ〜!!
コソォ〜っとお兄ちゃんたちの背後に回り、後ろを取ると攻撃開始です。
パンチに蹴り!!!
仕返しなど出来ないお兄ちゃんたちが、降参するまでやめません。
5男君は、いい加減ゲンナリして母に訴えます。
「ねぇ、お母さん!もうそろそろ、僕キレていい?」
いやいやいやいや!!!
キレて貰っては困ります。
でも、お兄ちゃんたちが手を上げないことで、完全に勘違い野郎になってるピカやんは、
天狗よりも鼻を高くして、とうとう最終兵器を繰り出してきました。
数十発のパンチと蹴りの後、ピタッと型を決めて唸るように一言!!
『必殺・・・・』
・・・おぉ!必殺技だったのか・・・。
という事はこれで終わりか???
母や、5男の期待のまなざしの中、必殺技は披露されました。
『・・・・必殺、【盗み食い】の拳!!』
・・・・・・はいぃぃぃぃぃぃっ??????
一瞬の沈黙の後、堪え切れなかった母と5男君は、大爆笑してしまいました。
ぬ・盗み食いの拳って・・・・。
盗み食い???
この言葉を発したピカやんの頭の中を想像しながら、母は涙が流れるほど笑いました。
ご本人は、大きく足を開いて低く身を構え、非常にご満悦の様子。
きっと、どこかで『盗み食い』と言う言葉を聞きかじったのだと思いますが
その意味まではわからないのに、なんか魅力を感じたんでしょうね。
5男も、仕返しなんかどこかにすっ飛んだようで、大笑いをしています。
何はともあれ、一触即発の兄弟げんかは回避されたし・・・・。
んんん?
もしかして、すごい必殺技だったんじゃないだろうか?
【盗み食いの拳】って・・・・。




 子育てブログランキング                








また当たりぃ??? 

January 04 [Thu], 2007, 13:41
当たらないようにしてよぉ!!


お正月の2日から、我が家は災難でした。
のんびりとPCで友人にメールを打っていた時の事です。
ピンポ〜ン♪とチャイムが鳴りました。
はぁい!と玄関を見ると、昼過ぎに遊びに行った5男君が、
大人の男性3人に連れられて立っています。
一瞬何が何だかわからなくて、目をパチクリとさせてその光景を見つめていました。
「お母さん、消防署の人達が・・・・」
5男くんの声に、ハッと我に帰る母。
そう言えばその男性たちは、消防署の人が着る制服姿です。
母の頭の中は、5男君がどこかで火遊びでもしてて、
何かに火がついて放火という事になったんじゃないかと、そんな事を考えていました。
もう顔から血の気が引いて、脂汗がじんわりです。
心の中で色んな事を計算してました。
『もしもそうなったら、補導とかになって、鑑別所?』
『あ、11歳ってまだそこまではならないんだったっけ?』
『でも警察には連れて行かれるんじゃないのかしら』
『もう!何でそんな事したのよぉ!!!』
母の頭の中には一度に色んな事が思い浮かんで、ぐるぐる回っています。
呆然と立ち尽くしたまま5男と消防署職員を見つめている母に
その内の一人が口を開きました。
「お母さん、それがですね・・・・。」

明けましておめでとうございます 

January 01 [Mon], 2007, 13:52
皆様、明けましておめでとうございます!


2007年が明けました。
皆様、明けましておめでとうございます。
昨年中はブランクがあった後にも、変わらず仲良くして頂いてありがとうございました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。


我が家にも、とりあえずお正月が来ました。
おせち料理を並べ、祝い箸を持って親子8人で新年を祝いました。
一番小さなピカやんは、見慣れぬ料理に目がキラキラです。
おめでとう、の挨拶のあと「いただきます」と言った途端に
「お母さん、豆ぇっ!!!」と叫びました。
そうなんです。
ピカやんは、えびより数の子よりロースとビーフより、豆がすきなのです。
長男に黒豆を取り分けてもらって、自分の取り皿に載せてもらうと
まぁるい祝い箸を必死で操って、黒豆をつまんでいました。
その形相たるや、黒豆は仇敵か、と言うほどの真剣な顔で必死でしたよ。
おかげで食事をしている時間の静かな事静かな事・・・。
いやぁ、この一年、この静かさが続いたらいいなぁ・・・・。
・・・・な訳ないか。
もう大声で叫んでるしぃ・・・・。
「お母さん、えび!!えび剥いて!!それと、かまぼこ!お花の絵のかまぼこぉっ!!!」
・・・はいはい・・・。
今年もきっとこんな風にけたたましく追い立てられる一年になるんだろうな。
ま、みんなが元気ならそれが一番ですけど・・・・。
母の安息の日々はまだまだ遠い!!!!!



 子育てブログランキング                

罪を憎んで人を憎まず 

December 29 [Fri], 2006, 23:29
誰もが辛い


11月30日に退院してから、もう一日も休めないという事で
大学とその合間にリハビリのために通院をしている次男。
毎日毎日それはもう、遅れを取り戻そうと必死で頑張っている。
いかんせん理系の彼は、実験などの授業もあり、講義のみの科目はともかく
実験を要する科目は、実験そのものに出ていないからということで
すでに幾つか単位を落とす事となってしまった。
もうどうにもならないことだし、やむを得ないと諦めるしかない。
そのほかの科目でも、追いつくためにはただただ友人のノートを見ながら
一人で勉強するのみである。
そんな姿を見ながら、上手く行かないリハビリに焦りも感じるらしく
弱気な発言も出てくると、さすがにいたたまれなくなる事がある。
このところの冷え込みで、折れた鎖骨が痛むらしいのだ。
そして痛みがあるときには、リハビリを進める事が出来ないとかで、
中々思い通りには動かない肩に不安と焦りを持っていた。
「お母さん、もう完全には元に戻らないんじゃないかと言われたんだけど(リハビリの病院で)
戻らなかったら、何か支障が出るだろうか。」
次男は就職などに差し支えないかと思っているようだ。
「う〜ん・・・・。どうなのかなぁ・・・。まぁ、まだどうなるかはわからないし、
頑張ってリハビリしてごらんよ。時間をかければもっとよくなるかもしれないじゃない。」
母には、これ以上言ってやる言葉がない。
医者じゃないから、この先どれくらいまで回復するのかわからないし
理学療法士でもない母にはリハビリによって何がどこまで出来るかもわからない。
それでも母親だから、次男が希望を失わないように足元を照らすくらいの事はしてやりたい。
こんな中でも、当事者ではない母には次男の本当の心までは計り知れないのだから・・・・。

ブルータス・・・お前もか・・・ 

December 27 [Wed], 2006, 12:09
兄弟なんだなぁ


さて、我が家の紅一点のお嬢様。
彼女にも逸話がゴロゴロです。


昨日三男の高校に行かなければならなかった母は、夕方もうあたりが暗くなってから
自宅へと帰りました。
夕食の事を考えると、気持ちに余裕などありません。
コートを脱いで、一緒に帰ってきた三男とバタバタ台所で準備を始めました。
最近2階の三男の部屋で、小さい子達はテレビを見ているため、下には誰もいません。
三男と話をしながら、買ってきた物を袋から出していると、いつの間に下りてきたのか
お嬢様が母の横に立ちました。
母は、これと言って気にもせずに冷蔵庫にしまうものをしまったり、
これから使うものを並べたりと、慌ただしく動いておりました。
そこで不自然なのがお嬢様です。
何も言わず、どこにも動かずただただ母の横に立ち尽くしているんですね。
正直、とっても邪魔!なんです。
「ちょっとぉ・・・邪魔なんだけど・・・。何してるの?そんなところに突っ立って!
母の問いかけにも、お嬢様は何も答えず、一点を凝視しているだけです。
母は「ん?」と思い、チラリとお嬢様の様子を観察しました。
心なしか目が潤んで、今にも泣き出しそうな雰囲気です。
さては4男か5男と喧嘩でもしたのかな・・・・・?
「なに泣きそうな顔してるの?喧嘩でもした?何があったの?」
それでもお嬢様の口は動こうとしません。
忙しいのに、いい加減にしてよぉ・・・・と思いながら
「もう!・・・・どうして黙ってるの?言わないと何があったかわかんないじゃないの。」
と、ちょっとイライラした声で言ってしまいました。
とたんにお嬢様の顔がくしゃくしゃに歪み、しゃくりあげてしまいました。
やれやれ・・・・・。
「それで?一体どうしたって言うの?本当に言わないとわかんないでしょ。」
母は、仕方なく手を止めてお嬢様に向き合いました。
しゃくりあげながら何やら言っているのですが、聞き取れません。
「泣き止んでしゃべらないと、何言ってるかわかんないわよぉ。」
お嬢様は、必死で泣き止む努力をしているようです。
ようやくしゃべれるくらいに落ち着いたようなので、母は改めて聞きました。

続・事故の真相 

December 25 [Mon], 2006, 12:59
飲酒のひき逃げという罪



前記事の続きをまず掲載します。


「同乗って・・・。一緒にいたんですか?」

私の問いに、泣きながら奥さんは続けます。

「はい。息子さんが倒れているのを知っていたんですけど、そのまま車を発進させた主人を

止められませんでした。」

「・・・・・」

言葉なんか出てきません。

この人は何を言ってるのだろう、と思いながらその顔を見ていました。

「実は、その時居酒屋に飲みに行ってて、その帰りだったんです。」

それはきっと、お酒でも飲んでいたんだろうなぁ、という漠然とした思いはありました。

だけど、奥さんも一緒だっただなんて思いもかけないことでした。

「それで、一時停止すべきところに来たとき、ミラーに息子さんのバイクも映っていて

来ている事も分かっていたんですけど、もっと遠くだと思ったんです。

だから間に合うと思って、全く止まらずにその道路に飛び出しました。

そしたら思ったよりも近かったみたいで車の後ろのほうにぶつかってしまったんです。

そのあとは息子さんが倒れているのも二人とも分かっていたんですけど、

主人が車をそのまま発進させて、私もそれを止められませんでした。」

次男の記憶は事故の2〜3時間前から途切れて消えています。

バイトに入ったところまでしか覚えていない。

それから2時間以上働いているのにその記憶がないのです。

だから何故自分がそこにいたのかも、どの道を通って何が起きたのかも全く分かっていません。

お店に欠品したものを買いに行ってきてと、お使いを頼まれて出ているのに

そのことも何も全く覚えていないのです。

強い脳震盪を起こしたようですので、一時的な健忘症にかかっているのだろうと言われました。

自分の身の上に起きた事なのに、何が起きたか分からずに次男は事故の翌々日まで

「何があったの?俺一体どうなったの?」と聞き続けていました。

その次男に謝罪に来て、実は嘘の上塗りをしていたんです。

私はショックで、何を言えばいいのか分からなくなっていました。

どうしてもご本人に事実を話したいといって、次男に同様のことをカミングアウトするその人を見て

横についていた彼女の顔色が変わりました。

口の中で「知っていて逃げたの?」とつぶやいています。

次男は、どう反応していいか分からないようで、しきりと私の顔を振り返ります。

とりあえず、今日のところはお引取り下さい、といってお帰り願いました。

次男も、私も彼女も交わす言葉さえ見つからず、黙りこくっていました。

どうやら、事故の前後の足取りを捜査されれば、全部分かってしまうと思って

奥さんのほうが観念したようでした。

まだ当人のご主人は自供してないという事で、警察からかなり厳しくお叱りを受けたようです。

言い逃れられるとまだ思ってるのでしょうか。

飲酒の上のひき逃げという事故の重大性を自覚していないのでしょうね。

2歳の子供さんが、母親のそばに行かせて貰えずにずっとぐずっていて

その光景が余計私を悲しくさせました。

怒りは、まだ湧いてこずに、ただただ悲しくてやりきれなかったです。





帰って事の次第を聞いた長男は怒り狂いました。

「不誠実」を最も嫌う人です。

「家族に罪はないと同情した気持ちを返せといいたい!!」

そう言って怒る長男の気持ちが、私には理解できるだけにまたやりきれないのです。

事故の真相 

December 25 [Mon], 2006, 12:38
世論と自覚


前回の記事の続きで、事故直後のよくわからない、という混乱した様子と
何があったのかという事がわかったときの記事です。



不幸中の幸いで、致命傷ではなかったために回復のための手術待ちでしたが、

肺の改善を待っていたのでは、鎖骨が折れっぱなしの状態で本人にかかる負担が大きいという事で

やらないといってた肺の内科的治療が行われました。

そして並行して、昨日折れた鎖骨をボルトでとめる手術も行われ、

いよいよ後はよくなっていくのを待つだけとなりました。

先週の金曜日の夜の事故でしたが、2日後に当たる日曜日の夜には

逃げた犯人を警察が探し出して、逮捕に至りました。

捕まってみると、まだ22歳の若い人で、けれど奥さんも子供さんもいる人でした。

本人は逮捕拘留されていますので、その奥さんと本人のお母さんが謝罪に見えましたが、

なんともやるせなかったのが本音です。

まだ、2歳の子供や、奥さんや親には罪はないですからね。

ずっと泣かれっぱなしで、こちらとしても返す言葉も見つからなかったです。

とはいえ、もしも頭やお腹を強く打ってたりしてて、それで誰も通りかかってなかったらと思うと

ゾッとして、逃げた、という行為をおいそれとは許す気にはなれません。

割り切れない気持ちのまま、今は本人の回復のことだけを考えて

毎日病院通いです。



と、この時はそういう複雑な気持ちでいたのですが、この2日後事態はまた一変してしまいました。

ひき逃げ事故 

December 25 [Mon], 2006, 11:53
次男が事故に!!


10月20日の夜、次男がひき逃げ事故に遭いました。
その時の事をもう一つのブログに上げていますので、忠実にたどるためにもそのまま転載しますね。


夜、私は出かけていました。

知人と話をしていました。

珍しく携帯が鳴り、見てみると長男から・・・・。

今日の出かける趣旨は話していたので、よほどの事がない限り

私の携帯にかけてくるはずがありません。

いぶかしげに携帯をとり、かけなおしてみました。

どうやら向こうも何度もかけなおしているようで、留守電になります。

何度か様子を見ながら、不在着信を繰り返しようやく息子から着信しました。

出てみると、長男の緊張した声。

「○○(次男)が、当て逃げされて、救急車で運ばれたらしい。」

・・・・・は?

「なんて言ったの?もう一度言って!!」

繰り返される同じ内容の言葉。

「帰るから。すぐに帰る。」

とるものもとりあえず、タクシーに乗った。

どこの病院に運ばれたかも分からない。

どの程度の怪我なのかも分からない。

頭に浮かんでくるのは、彼(次男)の笑顔だけ・・・。

タクシーの中で情報収集に奔走する。

ようやく、病院の名前が分かる。

長男と待ち合わせ、合流して病院に向かった。

運び込まれた病院で、救急処置室からレントゲン撮影のため、放射線科に移動していた。

レントゲン室の前で待つように言われ、とにかくソファーに座った。

ちらりと開いたドアの向こうに、ストレッチャーに横たわる次男が見える。

血の気のない青ざめた顔。

こちらへ、と言われるより早く駆け寄った。

「大丈夫?痛みは?」

次男は私の顔を見ると、一筋二筋涙をこぼした。

すぐに医師の説明が始まった。

レントゲン写真を医師が袋から出した時に、鎖骨が折れているのが分かった。

鎖骨が2箇所折れていた。

おそらく倒れた時の勢いで、肺がパンクしている状態だった。

漏れた空気のせいで肺が潰れている。

「気胸ですね。」

その写真を見ながら私は医師に確認した。

「はい、気胸を起こしています。鎖骨は当然手術になりますが、

気胸が治らないと全身麻酔は出来ませんので、気胸の治療の後に鎖骨の手術と言う事になります。」

30日から40日の診断結果が出た。

重傷の交通事故ということになる。

逃げた車はまだ見つかっていない。

だが、車種は特定されたらしい。

後は時間の問題だろうか。

次男は私の顔を見ながら泣き続けた。

私はこの子を、こんな風に死なせるためには育ててない。

良かった。

この子の命が私の手元に帰って来て良かった・・・。





事故当日の夜の記事でした。
母には青天の霹靂で、本当に驚いたし何より自分の子供がそんな事故の被害者になるなんて
思いもよりませんでしたが、誰の上に起きてもおかしくない事でもあるんですよね。
それは被害者としてだけでなく、加害者の方としても・・・・。




 子育てブログランキング                


P R
2007年04月
« 前の月  |  次の月 »
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
最新コメント
アイコン画像なかむら
» 彼の選んだ道 (2010年07月01日)
アイコン画像●押尾学 六本木マンションで繰り広げられた薬と女【画像・動画】
» 彼の選んだ道 (2009年09月01日)
アイコン画像いいよいいよーーwwwww
» 彼の選んだ道 (2009年06月16日)
アイコン画像もう無理www
» 彼の選んだ道 (2009年05月11日)
アイコン画像汁大臣
» 彼の選んだ道 (2008年09月30日)
アイコン画像みしゃ
» 彼の選んだ道 (2008年09月26日)
アイコン画像50t
» 彼の選んだ道 (2008年09月24日)
アイコン画像流移ママ
» 彼の選んだ道 (2007年05月19日)
アイコン画像流移ママ
» 習い事 (2007年05月19日)
アイコン画像一花
» 彼の選んだ道 (2007年05月19日)
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:micchi43
読者になる
ママ・パパヤプニティ
コメント・トラックバック歓迎!ママ・パパヤプニティ
ブログ占い師ツール
 
Yapme!一覧
読者になる