高みにのぼる猫 

2005年12月08日(木) 8時41分
パリの街角で目にする、たくさんのグラフィティ。
space invadersAndre、NEMO、Mesnager、Miss. Tic・・・有名無名問わず、たくさんのアーティストたちが競い合うように建物の壁を作品で埋め尽くしています。



そんな中で気になっているのが、白い歯を剥き出しにして笑う黄色い猫。これを描いたのは一体誰なのか、いくら調べてもずっと分からないままでいます。
唯一の手掛かりは、「CHATS PERCHES(高みにのぼる猫)」というクリス・マルケルの作品。2001年9月11日のテロ事件以降、パリの屋根の上に現れたこの猫たちを追いかけるドキュメンタリー。謎を解くためにも、一度この作品を観てみたいなと思っているのです。
今年初めに東京日仏学院で上映されたときは、チケットと一緒にこの猫のお面を渡されて、上映中にこれをつけて鑑賞することを義務づけられたのだそう!!!

ジャック・ヴィルレの訃報 

2005年12月05日(月) 8時36分
しばらくお休みしていましたが、また少しずつ、気になることを更新していきたいと思います。

今日たまたまOVNIのバックナンバーを見ていたら、フランスを代表する喜劇俳優のジャック・ヴィルレが亡くなったという二月の記事を見つけました。
セザール賞主演男優賞を受賞した「奇人たちの晩餐会」は、私の好きな映画の一つ。彼の存在はなんともユーモラスで、まるでこの役は彼のためにあるかのようでした。

「喜劇の中に涙を、悲劇の中に笑いを感じさせてくれた」というフランシス・ユステールの言葉が涙を誘います。

勉強の合間に・・・ 

2005年09月16日(金) 16時17分
先生がヴァカンスで故郷に戻っていたので、しばらく休講になっていたフランス語のレッスン。今月からまた再開されました。

私の頭の中もずっとヴァカンス中だったので、遅れを取り戻すべく必死に勉強します。でも忘れていることがいっぱい!
「これは男性名詞?女性名詞?」「こんなときはどう言えばいいのかしら?」
頭の中が「???」だらけで、パンクしちゃいそう!

こんな風に勉強に行き詰ったとき、私は心の中でフレンチポップスを歌うことにしています。France Gall、KaterineKahimi KarieJane Birkin・・・。そうすると、フレーズの中にヒントを見出すことがあるからです。

今日はKahimi Karieの曲にヒントをもらいました。
「Est-ce que j'ai dormi aussi longtemps?」「Est-ce que je me suis endormie?」
ちょうど今つまづいている、複合過去や代名動詞の複合過去も出てきました。

映画でお散歩パリガイド 

2005年09月15日(木) 13時39分


7月に発売されたJeu de Paumeの新刊「映画でお散歩パリガイド」を、遅ればせながら購入しました。「北ホテル」から「ぼくの妻はシャルロット・ゲンズブール」まで43タイトル、それぞれの舞台になった場所を紹介しています。

先日まで鎌倉で「映画でお散歩パリガイド」展が開かれていたのですが、そのフライヤーがこの本の表紙と同じデザインでした。実はその絵の「Tour Eiffel」の綴りが違っていて「!?」と思っていたのですが、本の表紙ではちゃんと直っています。



パリに関する映画の本と言えば、同時期に出版された「映画気分でパリを散歩」も気になるところ。



鈴木布美子さんの「映画で歩くパリ」もとても詳しくて好きでしたが、こちらは残念ながら絶版になっています。

パリで原爆展 

2005年09月07日(水) 12時33分
今月5日からパリ市庁舎で、「ヒロシマ・ナガサキ原爆展」が開催されています。被爆直後の街の様子を撮影したパネル、被爆者が身につけていた衣服、「はだしのゲン」の原画などが展示されているそうです。

これまで、広島・長崎両市が核保有国に原爆展の開催を働きかけ、いくつか実現したことはありましたが、核保有国の首都での開催は今回が初めて。
以前パリには開催を打診して断られたこともあったようですが、昨年広島を訪れたドラノエ・パリ市長の意向で今回の開催が決まりました。

フランス国民の間でも関心が高まっているそうです。

キャトルセゾン 

2005年09月05日(月) 17時46分
shihoさんのサイトで知った、Quatre Saisonsの「18eme anniversaire de quatre saisons」。日本に店舗展開をして18周年を迎えた、記念のイベント。フラコンやキーホルダーなど、パリのエッセンスが詰まったアイテムが限定販売されています。
その中でもエッフェル塔をモチーフにしたグッズがかわいらしくて、つい購入してしまいました。



エッフェル塔がプリントされた灰皿。もったいなくて汚せそうにありません。そのまま置いておくだけでもかわいいの。



エッフェル塔のオブジェも購入。なんだかんだで、我が家にはエッフェル塔が4つも存在します。

フリーペーパーも素敵です。各店舗のスタッフが、「それぞれのパリ」を綴っています。それはBonne Maman、「勝手にしやがれ」、マカロン、クロワッサン、カフェオレだったりするのです。私だったらやっぱりエッフェル塔・・・かな?

1968年にパリで誕生したQuatre Saisons。現在のパリの店舗は全面的にリニューアルをし、店名も「For You」に変わってしまいました。そのお店はモンパルナス墓地に程近い、88 Av. du Maine 75014にあります。

香りについて 

2005年09月01日(木) 16時40分
インテリアフレグランスブランドであるエステバン(ESTEBAN)は、ジャン・マックス・エステバンとカトリーヌ・メタスによって創りあげられました。南仏の、地中海に面した美しい街モンペリエに彼らのアトリエがあり、そこから素敵な香りが生み出されます。



最近ESTEBANの商品が気になっています。香りはもちろん、この色合いも好きな感じ。


先日、「BONHEUR CHAMPETRE」というルームフレグランスを購入しました。
甘い香りの「FLUITS DU VERGER〜陽ざしの果樹園〜」は自分に。不思議な香りの「AVOINE ET BLE〜麦と種〜」はお友達の誕生日プレゼントに。

困惑したこと 

2005年08月31日(水) 19時51分
パリからの女の子は、東京を満喫して帰ってくれました。私もほっと一安心。
一緒にいたのはたったの4日間でしたが、その短い間に日本とフランスの違いを感じる出来事がたくさんありました。

私たちは日常の会話で否定疑問文を使うことがよくありますが、これに対する答え方が、彼女は全く逆なのです。外国語を学習する上で、日本人はここでよくつまづきます。
例えば「これ食べないの?」という質問に対して、日本人だったら「うん、食べない」「ううん、食べる」と答えますが、彼女の場合は「うん、食べる」「ううん、食べない」と答えます。「はい、いいえ」の返事の後に言葉が続けば理解できますが、返事だけだと日本式に解釈してしまうので、そこで誤解が生じます。慣れてしまえば気になりませんが、最初は思い違いが多かったです。

もう一つは、彼女の性格的なことです。
「外見は日本人、心はフランス人」の彼女。まだ若いのでアイデンティティが確立されていないこともあって、時々「私はパリにいると『きみは立派なフランス人だ』って言われるの」と言ったり、その逆に「私は日本人だもの」と言ったりします。
私の目から見る彼女は、完全にフランス人です。生意気だととられかねないその態度や言葉は、やはり日本人というには違和感があります。彼女の気持ちを汲んであげないといけないことは承知していますが、それでもやはり注意してしまうことの方が多かったように思います。
「人種の入り組んだパリで日本人として生活していくには、たくましさと自己主張が必要なのでしょうね」
そう言ってくれた方がいましたが、まさにその通りだと思いました。

さいごのひ 

2005年08月27日(土) 23時50分
今日はバイバイの日。午前中はなんだかぐったりしてしまって、お家でDVDを観ていました。



お昼はかた焼きそばと中華街重慶飯店で買った肉まん。私はかた焼きそばを食べるのは初めて。麺がパリパリで不思議な食感。「苦手なら無理しなくていいからね」と言われたけれど、私はこの味が気に入りました。でもジャスミンティーはちょっと残しちゃった。

午後は桜木町駅に行ったの。よこはまコスモワールドで大きな観覧車に乗ったよ。コンコルド広場の観覧車よりも大きいのかな?ともちゃんがゴンドラの中であちこち歩き回ったら大きく揺れて、高所恐怖症のよーさんはしがみついていたの。面白がってもっとグラグラさせたら、本気で怒っちゃった。私はびっくりしてともちゃんを見たけど、やめようとしないの。どっちが子供なんだか・・・。

私はパフェを食べたことがなかったの。パフェってフランス語の「parfait(完璧)」って意味なんだってね。そんな完璧なデザートを食べないでパリに帰るなんてもったいない!そんなわけでワールドポーターズでフルーツパフェを食べました。大好きないちごのショートケーキには負けるけど、なかなかおいしかったです。

待ち合わせをしていたランドマークタワーでお母さんと会って晩御飯を食べたの。そこでここ数日のことを話していると、驚くべきことが起こりました。なんと、私たちが回転レストランの話をしていたまさに昨日のあの時間、お母さんは有楽町の回転レストランに行ってたんだって!ともちゃんは私のお母さんの予定なんて知らないのになぜあんな話を?!ともちゃん自身も「『回転レストラン』なんて言葉、三年に一度くらいしか発しないのに!」と言ってびっくりしてた。驚くべきことに、この前もこんなことがあったんだって。その時は「保険証のカード化について」だったんだって。まっ、まさか、超能力?



展望フロアに行って、夜景を見たの。観覧車のライトアップがきれいだったよ。こんなに素敵な日本から離れてしまうのは悲しいけれど、いつか私は日本で暮らすって決めたんだ!

たいふうのあと 

2005年08月26日(金) 21時12分
初めて経験する台風は、全然怖くなかった。夜中に何度か目が覚めて風がビュービュー吹いている音を聞いたけれど、気にならなかったな。

今日行った渋谷駅前の交差点には人がたくさんいたの。ともちゃんは、「平日の午前中だから人が少なくてよかった」って言ったけれど、もし休日だったら私はどうなっちゃうんだろう?



お昼はパスタ屋さんに行ったの。ビルの8階の窓際に座ったの。街を見下ろすのが面白くてやめられなくなっちゃった。「メニューを決めてからにして!」って怒られちゃったけど、それでもずーっと外を見てた。だってありんこみたいな人間が、ぶつからずに歩いていくんだもの。それに私はこんなに高い場所でご飯を食べたことがないの。カルボナーラもすっかり冷めてカチコチになっちゃったよ。日本には回転レストランっていうのもあるんだってね。いつか行ってみたいな。

それから近くのビルに変な文字が書いてあったから、「『オイオイ』ってなーに?」と聞いたら、旦那さんのよーさんが「ベタな間違いをしてくれたなぁ!」と笑ってた。本当は「マルイ」なんだって。ちょっぴりムキになって、「私はパリに住んでるの。分からなくって当然でしょう?笑わなくたっていいじゃない!」と言ったの。そしたらいつものようにともちゃんに怒られたの。「何度言ったら分かるの?その言い方はやめなさい!」って。フランスではこれが普通なのに、どうしてともちゃんは怒るんだろう?

キディランドには去年も連れてきてもらったの。友達の中ではキティちゃんが一番人気あるけれど、私はたれぱんだが好きなの。でもグッズがなかったから悲しくなっちゃった。

その後はともちゃんのお供で「ようこそパリの子供部屋」展。途中でインベーダーを見つけたよ。パリにもたくさんいるけれど、日本にもいるんだね。パリの子供部屋は、こんなに素敵なのは一部だけよ。日本人はパリのいいところばかりクローズアップするけれど、本当はそれほどいいところじゃないよ。



PIERRE HERMEのケーキを買ってもらったよ。ともちゃんは「パリのお店と味が違う!」って言ってたけれど、私のはおいしかったな。