
味が馴染むまで1日置いた方が美味しいというフランスのと違い、アメリカでは、熱々のうちにという焼き菓子が多い。
先日習ったコブラーがそう。ビスケットもそう。
そして、アメリカン・べーキングの中でも最も多くの人に作られているであろう、今日の
"マフィン"も然りである。
ところで、そのアメリカン・マフィンの作り方は、大きく分けて2種類ある。
まずは、柔らかいバターと砂糖をエアレーションして作る方法。
このやり方だと、ケーキのような食感になる。
もう1つは、クイックブレッド法(或いはシュガーオイル法)と呼ばれるもので、液体(この中に油脂分も入る)と粉類と大きく2つに分類し、それを最後に合体させて作る方法。

以前習った
"レモン・ポピーシード・マフィン"は前者だが、今日習った2種類のマフィンは後者。
今まで、この2つの方法を、自分ではさほど意識したり比較したりしたことはなかったのだが、今日、焼き上がった
"シナモンシュガー・マフィン"を一口食べて、自分の好みがどちらなのか、はっきりと判った
ああ、これだ

私の求めていた食感…
これが本場アメリカの食感かと言われると、厳密にいえば違う。
それはレシピの問題ではなく、日米の粉の違い。
今回のマフィン、平野先生は「シフォンのような…」と表現したけれど、私は、甘食のようだと表現したい。
しっとりしていて、食べると上あごに貼りつくような。
しかしトップは、シナモンシュガーを載せて焼いたので、カリッと。
そのコントラストに関しては、メロンパンに近い。
そして、もう1種類のマフィンは、ブルーベリーが入り、シュトゥルーゼルがたっぷり載った、
"ブレックファスト・マフィン"。
別名"グローリー・ブルーベリー・マフィン"である。

このカリカリしっとり食感のマフィンの食べ頃は、焼けてから10分後〜5時間まで。
「マフィンは保存しておくものではありません。焼いたらすぐに食べるもの。」と、先生がいつもの如く、力のこもったトークを。