パサパサでもボソボソでもホロホロでもない。
食べた瞬間、パウンドケーキとは思えない意外なしっとり&なめらかさに、「おおっ

」っと衝撃

が走ってしまった、
『エニスモアガーデン』のパウンドケーキ。
この店、ちょっと前に女優の菊川怜さんが

で紹介して知ったのだが、西郷山公園の目の前のマンションの1Fにあるパウンドケーキ専門店。

代官山の喧騒から離れた閑静なところにある。
内装は、こげ茶と紺を基調にしていて、英国的サロンというよりは談話室的雰囲気。
行った時間も17時過ぎでお客さんも少なかったこともあり、ゆったりと過ごせた。
そして、ここのパウンドケーキは4種類。
私は、"黒ごま"と"チーズ"をオーダーした。

別添えの抹茶のクレーム・シャンティイは、"黒ごま"のパウンドケーキにつけて食べるためのもの。

見て、この漆黒のケーキ

底生地は、パート・シュクレである。
口に入れた瞬間に広がる胡麻の香ばしさと、最初にも書いたが、しっとりなめらかな独特の食感に、殺られてしまった

スッキリした甘さ…というか、私にしてみれば、全然甘くない。
抹茶のシャンティイをつけると、多少甘さが補強されるといった感じ。
けど、「甘くないじゃん

」という不満には繋がらず、それを上回る胡麻の風味と食感の魅力


"チーズ"の方は、中にクリームチーズが入っている。こちらもしっとり滑らかな食感。
チーズのほかにも、卵のまろやかさ、粉の風味が感じられ、家庭で作るパウンドケーキといった感じの素朴な味。
しかし、やはり食感はしっとり滑らか。
そこにクリームチーズのこってりさが加わるが、しつこくはない。
この控えめさが、ビール

やワイン

などお酒にも合う…というのは、分かる気がする。
私のようにお酒を飲めない人にとっては主役にもなれるし、おつまみにもなれるような臨機応変なケーキである。
ここのケーキ、底生地がパート・シュクレ…というのも、パウンドケーキらしからぬ演出

このパート・シュクレのおかげでパウンド生地への熱の伝わり方が和らいで、まるで湯煎焼きしたかのようなしっとりしたテクスチャーになるのかな

ガラスの向こうに厨房が見えるけど、湯煎焼きしている様子はなく…
う〜ん、どうすればこの食感が生み出せるのか、知りたいなあ
4月には季節限定のケーキも登場するみたい。
楽しみだな