ここだけは敷居が高すぎるかなあ…最高峰だもの…と、なんとなく敬遠していたのが『Ritz Paris』。
以前、エコール・リッツ・エスコフィエで単発レッスンを受けたことがあるのだが、その時迎えに来てくれた友人が、ここで化粧室を借りるのを頑なに拒絶したので(ドレスコード的には全く問題無かったのに)、ここってかなりゲストを選ぶホテルなのか

と思っていた。
何と言っても、故・ダイアナ妃が最期に過ごしたホテルだもの…。
そういうわけで、ホテルでのティー・ブレイクもここだけは避けていたのだが…
今年の夏から大掛かりな改装工事に入り、2年以上も休業になる…と聞いて、慌てて考え直した。
ここでアフタヌーンティーをするなら、今しかない
アフタヌーンティーは、
『Bar Vendome』にて。
お馴染みの3段トレイの他に、パティスリーがズラッと並ぶビュッフェのテーブルが中央にある。
もちろん、好きなだけ取っていい。
もう今日は他に行くところもないから、ここでゆったりまったり過ごすことにしよう。
そう思っていたのに…
さすがにここは…と、撮影も控えようと思っていたのだが、行ってビックリ…
あららら…まさかこんなだとは
無法地帯でした…
『Bar Vendome』に限って言えば…
お隣のテーブルに着いたフランス人の大ファミリーは、乳幼児を2人連れてきていたが、当然おとなしくしているわけがない。
カトラリーで遊び始め、大声を発しては大人たちを困らせる。
お母さんはドリンク・オーダーそっちのけで、フラッシュバシバシ
で記念撮影に熱中。
私の後ろの日本人のカップルは、ドレスコードは無いんだっけ
というようなカジュアルな服装。
更に買い物の後で寄ったらしく、大荷物を床にどさっと置いて。
ああ、向こうの部屋のアジア系のオジサン達も、かなり自由だ…
こんな状態なので、撮影許可もあっさりと、しかも快くいただけた。
なので、何も怖いものなく、
に没頭出来た次第。
本当に信じがたいが…
まずは、アフタヌーンティーのメイン、3段トレイ。
上段はスコーン、中段は焼き菓子(マドレーヌとフィナンシェ)、下段はヴァラエティーに富んだサンドウィッチ…と、お馴染みの順番で。
スコーンは残念ながら、イギリス・タイプには非ず。
あのサクッ&ホロホロを期待していたら、なんとパンみたいで…。
これに似たものは…と考えて、思い出したのは、『スドウ』さんの"北海道ミルクパン"

マドレーヌ&マフィン形のチョコチップ・フィナンシェは、ホテルらしい丁寧な味。
お一人様なので、お皿の上が淋しいけれど。
ガルニチュールは、蟹、スモークサーモン、マスタードチキンなど。
しずく型のミニバンズのガルニチュールは、フォアグラとベリー系のコンフィチュール。
素晴らしかった

予約の時間が遅めだったので、かなり減ってはいたけれど(人気のあるものはその都度補充)、それでもこの品揃えの豪華さは、さすがリッツ

中央のピエスモンテやショコラのオブジェも素晴らしい
これが一番撮影に苦労したのだが
嘘ではなく

こんな時でもホテルのサーヴィスの方々は協力的
これが本当に、かつて友人が「絶対、ここで化粧室なんて借りたくない

」と言ったのと同じホテルなのだろうか

やはり、『Laduree』で"タルトタタン"を食べたのは間違いだっただろうか…
ビュッフェで取ったのは、結局これだけ
パティスリーはどれも上品で繊細。言うことなしだった。
このホテルも今年の夏から大改装=閉館となる。
どんなふうに生まれ変わるのだろう…
次に来る時は、もうこの内装ではお目にかかれない。
改修工事は今年の夏から27ヶ月。
ホテルの閉館に伴い、エコール・リッツ・エスコフィエも休校になるとか。
ああ、またあそこでレッスンを受けたいなあ

腹ごなしに凱旋門を見にシャンゼリゼ大通りへ。
天気が悪くても、夜だとそんなに気にせず撮影が出来る
逆に、雨露に濡れた道路が光って、いい塩梅
