うっとり……

March 11 [Thu], 2010, 9:39


ブンタン食べて〜また食べて〜♪

若者よ旅に出よう  43  パリの地下鉄

March 01 [Mon], 2010, 19:17



数日のパリ滞在でしたが、移動手段はすべて地下鉄でした。


パリの地下鉄はとても便利です。乗り方も難しくありません。運良く新しい車輌に乗れれば駅名の電光表示もあります。日本と大きく違う所と言えば、自分で扉を開けなければならないところでしょうか。ヨーロッパではバスも市電もほとんどそうですよね。日本でも寒冷地ではそうですね。

まだ完全に停車しきっていない時からガーっと扉を開けて降りて行く人もよく見ました……ってことは走行中でも扉は開くのかしら……こわっ


さて、車内ではかなりの確率で大道芸人にでくわします。アコーディオン弾き、ヴァイオリン弾き、カラオケ?歌手……。


私が聴いた限りでは謎のカラオケ歌手以外は鑑賞に堪えうる、というより、十分に楽しめるレベル。なかなかタイミングが掴めなくて小銭を渡せませんでしたけど……。

一度演説をしている人も見ました。ああいう人はお金は集めないのかな。芸じゃないもんね。


日付が変わってから1人で乗ることもありましたが、気をつけていればそんなに危険だとは思いませんでした。もちろん気をつけていれば、なんでしょうが。


昔、まだ統一前のドイツのケルンでオペラ鑑賞をしたあと遅くに1人で地下鉄に乗った時にガラガラなのに気がついたら周りを目つきの悪いジプシーのみなさん(笑)に囲まれて怖い思いをしたことがありましたが……。いや、あれは今思い出しても怖いです。


一度だけ、大声でなにやらわめいている女性と乗り合わせたことがありまして


なんやかんや言うてるけど、フランス語やからわからん。(苦笑)


そのうち私に目をつけてなんやかんや、この中国人め、うんたらかんたら、と因縁をつけられましたが「私は日本人じゃ、ボケ!」と心の中で言い返すのが精一杯で、目を合わさんようにしてたら他の人が止めてくれました。


それでもまわりに沢山人がいたので、そんなに怖いとは思いませんでした。嫌な気分にはなりましたけど。(笑)



中国人、といえば(苦笑)、地下鉄乗換の通路で小学校の遠足らしき集団とすれ違いました。

みんなすれ違いざまにうれしそうに、「ぼんじゅーる」だの手を振ったりしてくるんですね。

昔私もやりましたわ〜。


もちろん、「はろー、ぼんじゅーる!」と手を振って返しましたよ。



昨秋にフランス先生と奈良に行った時も、子供たちが口々に「はろー!」と言われてはりました。全世界共通なんですかね、こういうの。



しかし基本的にパリはドイツより、オーストリアより、自分がガイジンだということが気にならない街だと思いました。ガイジンとして存在することがラクだというか。もちろん住めばいろいろ難しいことがあるんでしょうが。



話が飛びましたが、ツアーでパリに行かれたとしても、添乗員さんに切符の買い方を教えてもらって地下鉄には挑戦してみられたらよいと思います。楽しいですよ。

若者よ旅に出よう  42  夜のパリ

February 12 [Fri], 2010, 0:58
お久しぶりです。旅行記「若者よ旅に出よう」です。

前回の記事はこちら「若者よ旅に出よう 41 行列のできるビストロ」


え〜。オホン

何事もなかったように再開してみたいと思います。



「まだ(お腹に)入るだろ?」


とKさん。そりゃあね。健啖家ですからね。(笑)

シャトレ座のそばにおすすめのカフェがあるんだって。


腹ごなしを兼ねて、ぶらぶら歩いて行くことにしました。


途中セーヌ川を越える時に

「ほら、あれがノートルダム寺院」


ライトアップされてきれいです。


観光地だし、割と安全だから気をつけてれば夜の一人歩きだって出来るんでしょうけど、それでもやっぱりどこか緊張して歩かないといけませんからね。こうやってKさんに一緒に歩いてもらえると安心です。

道も迷う心配もないし。





そしてエッフェル塔のライトアップも。

誰かに頼んで二人で一緒に撮りたかったけど、そのままカメラを盗られたら大変だからダメだって。

じゃ、橋の欄干にカメラ置いてセルフタイマーで……もやっぱりその隙に誰かにカメラ持って行かれたらどうするんだって、やっぱりダメ


そういう危機意識が全然ないのはそりゃこうやって外国に来た時には困るけど、やっぱり幸せなことですよね。いくら日本もぶっそうになってきたとはいえ。


というわけでやって来たのはちょっと高級そうなカフェ。先ほどのビストロは実際のお値段はそんなに安くはなさそうだけどでも雰囲気は庶民的な感じ。でも今度はちょっと気取った感じ。


そこで美味し〜いバニラアイスクリームと紅茶を。うーん幸せだ。

写真は……気取ったお店ではなかなか撮りづらいです。あんまりお行儀のいいことじゃありませんからね。


何を話しましたっけね。もうずいぶん前のことなので忘れました。(苦笑)
なんで私が今回の旅を決行することになったのか、とか、多分そんなこと。

旅も翌日1日を残すだけになり、ちょっとおセンチ……だけど、Kさんに私が帰るまでの段取りも話しておかなくちゃ。何時の飛行機だとか、朝ホテルをチェックアウトしたらお店にトランク置かせて、とか。


さあ、やっぱり今日も遅くなった。でもまだ午前様じゃない。(笑)


Kさんは友達の所へ、と私は放置(笑)され、1人で地下鉄を乗り継いで帰ります。


もう地下鉄に関しては問題なし。大阪より簡単なくらいだもん。


若者よ旅に出よう  41  行列のできるビストロ2

July 28 [Tue], 2009, 21:53


私たちが座ったのは入口に近い席。扉はこの季節だからか全開で(左の写真)、外にはテラス席も出ています。そして、狭い店内を広く見せる効果もあるのでしょう。壁一面の大きな鏡にはメニューが書いてあります。

気取りのない内装もいい感じ。

厨房は地下にあるようで、Kさんは「ここのギャルソンはいったい1日にこの階段を何往復するんだろう」なんて、いかにも同業者らしい心配?をしています。


ここの名物のお料理は「乳飲み子豚」を使ったものなのだそうです。子豚と聞けばそうでもなくても「乳飲み」と聞くととたんに可哀想になってしまいます。でも食べるけど。

だからワイングラスにもブタの絵が描いてありました。写真撮ればよかった。

ワインも、付け合わせのパンもとっても美味しいです。


さて、メインです。

白いのがKさんの頼んだ、えーと、なんだっけ。でも美味しかった。

茶色いのが乳飲み子豚と、レンズ豆のなんとか。

前菜は腹ぺこでがっついたので、ここからはちょっと落ち着いて。(笑)

何て言うんでしょうねえ、力強い味とでもいうのでしょうか。日本でもときどきそういう店に出会う事ができます。レアールもそのひとつだし、ちょっと前にリーダーターフェルの打ち上げで行った店もそう。

私、結婚した記念にオットとチョー高級ホテルのフレンチを食べにいったことがありまして。遠い昔ですけど。

そのとき、私、前菜から胃もたれしちゃったんです。なんかのきれいなムースだったと思うんだけど。以来、フランス料理というのはある意味トラウマになってしまっているところがあったんですね。

でも、今ハッキリ言えます。フランス料理が悪いんじゃなくて、あの店が悪いんです。仕事柄外食の機会も多く、今はそれなりに舌も肥えていると思います。あの店は高級だけど美味しくはなかった。

結局フランスで食べたフレンチはここだけなので、ここの味が今回、私にとってのフレンチの味になるわけですが……よかったんじゃない?


しっかし、この雰囲気!

「美味しい!」「楽しい!」で溢れてる。 お祭りみたい。コタローと一緒に来たら楽しかろうな、と想像してしまいました。


おなか一杯になったので、デザートはひとつだけ頼むことにしました。




コーヒー味のクレームブリュレ。そのまま写真を撮ろうとしたら、こういうときはこうしなきゃ、とKさんがスプーンでグリンと。なるほどね。グルメブロガーとして(いつからや?)お恥ずかしい。


は〜、満足、満足!


まだまだ外には行列が。長居は出来なさそうなので出ることにしました。


なんとKさん、もう一件行きたい所があるんだって!








若者よ旅に出よう 40 行列のできるビストロ

July 27 [Mon], 2009, 10:34
爆睡していたところに電話が。

Kさんです。


Kさんは空港に友達を迎えにいっていたのだけど、その友達が乗る飛行機は北朝鮮のミサイルの影響で出発が大幅に遅れたのだそう。だからKさんもだいぶ空港で待つはめになったらしい。


とある地下鉄駅のホームで待ち合わせ。間違いようがなくていいアイディアです。


Kさんが連れて行ってくれたオススメのビストロとは



ル コントワール。


日本に帰ってからネットで検索して知ったのですが、ここ、予約が何ヶ月も先まで埋まっているとかいうチョー有名店なのです。

え?うちらですか?予約なんてしてません。だからだいぶ並びました。

大阪人の私は行列のできる何々屋、とかいうの、大嫌いです。実は。

テレビでそういうのを見て、「はんっ、東京人はなんでも並びたがるね〜、よっぽど美味しい店がないんだね〜。」なんて毒づいているくらいですから。


しかしここはひとつすすめられるがままに並ぼうではありませんか。それも旅の思い出でしょう。


とはいえ、さんざんモンマルトルを歩いてきた身にはキツかったです


テーブルの采配をまかされているらしい、ショートカットの男まさりのダミ声のおばさんがてきぱきとお客さんをさばいています。このおばさんもこの店の名物なんだろうな、なんて思いながら、Kさんの「ここでは何がウマイか」の解説を聞き、期待が膨らみます。


いよいよ順番が来て、店内へ。


狭い! 

テーブル、ちっちゃ!


ミスタードーナッツとかマクドナルドよりさらに小さいテーブルで、しかもそのテーブル同士は限りなくひっついています。相席してるのと変わらないくらいです。

そこでお客さんが食べる、飲む、しゃべる!

雰囲気だけだと大学の学食みたいなかんじでしょうか。それくらい雑然としています。でもみんな楽しそう。


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↓↓↓↓

若者よ、旅に出よう  39 電話がない!

July 02 [Thu], 2009, 0:24
4月5日(日)夕

Kさんとは17時ごろに私が電話して、それから待ち合わせなどを決めるというきわめて曖昧な約束だけしていました。携帯をカバンの中で水没させる前から何回かかけていたのですが、全然つながりません。

さあ、どうしたもんかなあとメトロに乗ります。

とりあえず今携帯に電源を入れない方がいいと思ったので、公衆電話のありそうな大きめの駅で降りてみようと思い立ちました。なかなか公衆電話ってないんですよね。

降りた駅はオペラという駅。キムチの最寄り駅でもあるのですが。

駅構内をざっと見回して……電話なんてない

日本の公衆電話の激減ぶりにも腹立たしいものがありますが、ここパリもたいがいなもんです。


観光案内所があったのでそこで訪ねてみることにしました。


私の前には若いアジア人の女の子。大きなトランクを持っています。いかにも今、空港からバスでここに来たんだという感じです。彼女は英語で

「韓国語の地図はありますか?」

……うーーーん、キミ、韓国語の地図があったところでそれは役に立たないと思うぞ。だって私がカタカナの地図を持っていたとしても絶対役に立たないもん。たとえ綴りを見てそれを発音出来なくても、アルファベットで書いてある地図を目で確認しながら読み解く方が絶対間違いないって。

私は心の中で冷静にツッコミを入れていました。そして案内所のお兄さんと言えば、彼女の韓国語訛りの英語がわからないようで。

それでもめげずに食い下がるとようやく通じたみたいでしたが、今度は逆に「韓国語の地図だァ?」と呆れられたような感じで苦笑いされながらそんなものはないと一蹴されていました。

韓国語の地図が案内所でもらえるとガイドブックに書いてあったのでしょうか。彼女の今後の旅の無事を祈らずにはいられない私でした。(笑)


で、私の番。テレフォンボックスはありますか?と聞くと、お兄さん、さらにびっくりした顔でしばらく考え込みます。それから奥にいる人に聞いてくれました。

階段を上がって地上に出て、右に行って……と教えてくれました。

その通り行ってみたつもりですが、見つけられません。


まあいいや、ホテルに帰ったらなんとかなるさ。


ホテルに戻り、まず……


携帯にドライヤーをあててみることにしました。なんかでそうすればよいと見たことがあるような覚えがあったので。水分が残っているうちに電源を入れたらショートする……ということは、何年か前にiPodで経験済みの私です。(泣)


十分乾いたかな……と思えたのでおそるおそる電源を入れます。


おお!入った!



かかりました。さっきまでは留守電にもならなかったのですが、今度は留守電でした。なのでメッセージを残します。


「今ホテルにいます。携帯にではなく、ホテルに電話ください。」


海外で使う携帯はべらぼうに高いだけではなく、そこにかけるのも高いし、また自分から使わなくても電話やメールを受けてもお金がかかるので、ということもありますし、この電話が大丈夫だという保証はないのです。


さあ、でもこれで連絡は出来たし。


電話がかかって来るまで……



寝るか!疲れたもんね。

若者よ、旅に出よう  38 素敵な日曜日のつづき

June 30 [Tue], 2009, 20:15





















次に私が目指すのはモンマルトル墓地。

道が分かれている所でどちらに行けばいいのかしばし悩み、地図をぐるぐる回しながらなんとかこの方向だろうとあたりをつけて歩き出します。

と、途中に風車。今度は赤くありません。(笑)

ルノアールやピカソが描いた絵の舞台となったムーラン・ド・ラ・ギャレットです。

ああ、そうか、これが……。

というか、この風車の事はせっかくモンマルトルに来たのに失念しておりまして、あわててガイドブックを見てそうだった、そうだった、と思った次第。(苦笑)

ガイドブックが全然追いついていません。

日本を発つ前はそれどころではない忙しさで、ガイドブックなんて飛行機に乗ってゆっくり見ればいいや〜なんて思っていたのです。

で、飛行機に乗ったらまずレッスンが気になって楽譜ばかり見ていたし、ハーグ滞在中はなんとなくそれどころじゃなかったし、ハーグからパリの特急では食べるのと寝るのに忙しかったし。(笑)


しばらく歩くとこんな路上ライブ。



これはなかなか見応えがありました。お洒落でインパクトがあり、パフォーマンスもいい。一族でやってるのかしら?おじいさん、おばあさんもいるし、お腹の大きなおねえさんも歌ってます。

それまでは注意深く地図を見て歩いていたのに、このライブをしばらく見ているうちにどうやら方向感覚がおかしくなったみたい……というのはしばらく後になってから分かったこと。


このライブに後ろ髪ひかれながら少し歩くと今度は教会があったので入ってみます。

知らずに入ったのですが、中ではコンサートが開かれていました。プログラムを見ていないのでわからないのですが、どうやらヘンデルのメサイヤのソロ部分だけを演奏しているみたいでした。

3曲程立ったまま聴いて出てきました。あんまりゆっくりするわけにもいかないのです。


またしばらく歩いてるとこんなお店があったりして




誰やねーん、なおこって!


と思わず独り言。そうそう、一人旅をしていると独り言が多くなりますね。「こんな案内でわかるわけないっちゅうねん!」とか、「うわー、あの人きっれ〜い!」とか、なんやかんやぶつぶつ言ってしまいます。


誰かがみれば怪しい東洋人でしょうが、いいのです。(笑)


いくらなんでももう墓地に到着してもいい頃では?とちょっと不安になったのはこの「なおこ」からさらに数分歩いたころでした。


地図を見てみると……





案の定、道を間違えていました。


来た道を引き返します。そう、先ほどの路上ライブの場所まで。

もう一度ライブを見たい気もしましたが、ぐっと我慢。墓地を目指します。


続きをは下をクリック!
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若者よ、旅に出よう  37 素敵な日曜日

June 21 [Sun], 2009, 20:09
4月5日(日) 昼 つづき




Tさんと別れ、目指すは丘の頂上にあるサクレクール寺院。教会というよりは白亜の殿堂って感じのたたずまい。

その前の広場から眺めるパリの景色は絶景です。




寺院の中に入るには並ばなければならない程、丘の上は大にぎわい。私も寺院の中に入ってみましたが、ゆっくり見学、なんて雰囲気じゃありませんでした。

多くの人でごったがえしているのは日曜日だからでしょうか?それともそろそろ復活祭の休暇に入っているから?多分どちらもでしょうね。

私は人様がお休みの時に働くの仕事ですから、日曜日にどこかへお出かけ、なんてことは滅多にしません。

だから……この「日曜日」な空気がたまらなく懐かしく思えます。




そしてこれは日曜日に限らず、観光地だからでしょうが、大道芸人がいっぱい!



楽しい〜!歩きながら笑顔になってしまう私です。


観光客用のこんな汽車?バス?も。
日本の観光地で人力車があるようなもんでしょうか。(笑)
歩きたかったから乗りませんでしたけど。



いつまでもそこにいたい気分でしたが、次に行きたいところもあります。名残惜しくも丘を下ることにしました。

若者よ、旅に出よう  36 モンマルトルの画家

June 19 [Fri], 2009, 23:30
4月5日(日)昼


地下鉄を乗り継いでモンマルトルへ。

ここはとっても行ってみたかった場所。


「パリ旅情」の中の「パリの冬」という曲の中に

   モンマルトルのだんだん道を一段一段登ってゆく……

というくだりがありまして。


今は冬じゃなくて春ですが、そのへんは想像で補いましょう。


さて、モンマルトルへは地下鉄のアベスという駅で降ります。日曜日だし、大勢の人が降ります。こりゃみんなの歩く方に歩けば迷うことはないと一安心。

この駅、地上に出るのに不安になるほど階段を登らされるんです。

もちろんエレベーターもありますが、人が多いので元気な私が乗るのも申し訳なくて、ひたすら螺旋階段を登ります。

地上に出てからはとにかく皆が歩く方へ。ケーブルカーもあるようですが、「モンマルトルのだんだん道」を歩きたい私は見向きもしませんでした。(笑)


淋しげな「パリの冬」の詩の光景とは違って、歩く人、歩く人、うきうき気分の観光客ばかり。もちろん私もその1人です。

階段を登りきると広場。

 ところ狭しと似顔絵を描く人や描いてもらう人、絵を売る人であふれています。テレビの旅番組なんかを見ているようです。


するといきなり


こんにちわ、日本からですか?


と声をかけられました。

びっくりして見ると、それは日本人。似顔絵を描いている方でした。

私は似顔絵には用はないのですが、もしかしてこの人が昨夜Kさんが言っていた画家のTさんかも、と思い、思い切って尋ねてみました。

「あの、失礼ですが、Tさんでいらっしゃいますか?」


「いや、私はNと言います。」


あら、残念。でもNさんはちょっと待ってて、と広場を横切って、Tさんがいつもいる場所を見に行ってくれました。

「今日はTさん、来てないねえ、どうして?知り合い?」

私が簡単に事情を説明すると、Nさんもキムチはよく知っているみたいで、「Kさん、元気にしてる?」と逆に質問されてしまいました。

ちょっとの間、Nさんと世間話などして、モンマルトルのシンボル、サクレクール寺院を目指すことにします。


……すると

「Tさん、休憩中だったみたい、今戻ってきたよ!」


と親切にNさんが追いかけてきてくれて、Tさんのところに連れて行ってくれました。


かくしてTさんとご対面。といっても私だって昨夜名前を聞いただけの人だし、Tさんにすればなにがなんだか、ってところですが。(苦笑)

そこでもまた世間話や絵の話で油を売る私です。一人旅はこういうところが気楽ですね。

せっかくの出会いですから、絵を買うことにしました。好きじゃないタイプの絵だったら買いませんが、なんかいい感じの油画だったので。これがパリに来て初めての買い物らしい買い物でしょうかね。

小さいのしか買えませんが、キャフェのある風景の絵が欲しい、とかいろいろわがまま言いまして、飾ってあるやつだけでなく、奥からいろいろ出してもらいます。

一枚、ピンとくるのがあったので、それに決定。このモンマルトルの景色です。

どういう額にすればいいかも忘れずに質問。描いた本人に聞くのが一番ですよねえ。


絵を買ってくれたお礼に、コーヒーでもごちそうしましょう(そんなことしてたら商売にならんやん!)と言って下さったので、遠慮なくごちそうになることに。

頼んだのはエスプレッソ。そのままブラックで飲む私。

「ブラックで飲むんですか!」と少し驚くTさんに

「パリのエスプレッソは日本で飲むのより甘く感じるから。」

と言うと、ますます驚いたようでした。でも本当なんだもん。


話しているうちに、Tさんと親交のある、日本のシャンソン歌手の話になりました。もしかして……と思ってその方のお名前を聞いてみたら、東京の「パリ祭」で毎年お目にかかっていた方。お話しした事はありませんけどね。


うわ〜、こんなところでつながるなんて〜、と喜んでいる私にTさんは


「それはあなたも、彼女も行動する人だからですよ。じっとしていてもそんなつながりは出来ないですよ。」


そっか。犬も歩かなければ棒にはあたらないもんね。



この言葉が今回の旅で一番印象に残った言葉になりました。











若者よ、旅に出よう  35 日曜日の朝は

June 16 [Tue], 2009, 16:52
4月6日(日)朝

ホテルで朝食。安いので質素ですが(それでも1,000円くらいします。)
それなりに疲れも溜まってきているだろうし、ゆっくりするのもよかろうと。

パリ三日目にして初めてカフェオレとクロワッサンをいただきました。
ああ、パリだわ、と悦に入る私。(笑)

さて、日曜日の朝ですから、どこか教会に行ってみようと思っていました。
地下鉄の回数券を使い切っていたので購入。前の夜にもう回数券がなくなるから買い方教えて、とKさんに言ったら、買おうとしてくれたのです(感謝!)……が、窓口は開いていたにもかかわらずもう遅いから売ってもらえず。

そのときにKさんが言っていたのが

「アン キャルネ、シル ヴ プレ』

よし、そう言えば売ってもらえるのだな、と脳内メモ、メモ。(笑)


その通りに言って、買えました。「はじめてのおつかい」状態ですね。



で、行ってみたのが



マドレーヌ寺院です。

パリには全然疎い私ですが、フォーレが「レクイエム」を初演したということで名前を知っている教会です。

ギリシャ神殿風で、教会じゃないみたいです。


教会の入口前には人だかり。

おや?中には入れないのかな?
よく見るとみなさん、手に小さい丸い葉っぱのついた木の枝を持っています。
そういえばまわりにはそれを配っている人も。

それはなんですか、と聞くにも言葉が分かる訳でなし、とにかく見物することにしました。時間になると、中から神父さんご一行が出てきて、入口前で何やらご祈祷?

この日は復活祭の一週間前ですし、何か特別な日曜日なのかな、というのは想像出来ます。皆が持っている葉っぱは復活の象徴とか、そんなんかな。

結構な時間その「儀式」は続き、神父さんご一行が寺院の中に入るのに合わせて、そこに集まっていた人たちも中に入ります。私も入ってみることにします。っていうかそのために来たんだし。

ちゃんと座ってミサを見学するか、とも思ったのですが、後ろで立って見学することにしました。全体が見渡せるというのもあるし、すぐに出て行きたくなるかも、とも思ったから。

でも結局一時間余り立ちっぱなしで終わりまでいてしまいました。足、しんど〜。

オルガン演奏や、聖歌隊が素晴らしく、帰るのがもったいなかったのです。ほんと。グノーのミサ曲が使われていました。

ミサが終わり、寺院内を見学。息をのむような美しさの主祭壇は、マグダラのマリアの像なのだそうです。



この椅子をみて、そば屋みたい、って思ってしまった私です。いけませんでしょうか。(笑)



















満足感とともに寺院を出て、テキトーに歩くとコンコルド広場に出ました。


遠くにエッフェル塔が見えますね。
この広場でマリーアントワネットやルイ16世が処刑されたのです。小学校のときベルばらを夢中になって読んだ世代の私です。
ここで朝食にあったバゲットで作ったサンドイッチ(おい!)でお弁当。

そして、これも。

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