■全日本吹奏楽コンクール東北大会・高校の部 

August 27 [Mon], 2007, 0:27
 
 東北大会が終了。
 僕の所感を。

 まず代表になったのは湯本高・磐城高・泉館山高の3校について。
 ●手前味噌ですが、この日最も好印象だったのが湯本高
 課題曲3に書かれた音符をきっちりと再現し、
 かつ音楽的な表現も(この時点では)申し分ない演奏。
 自由曲も前回よりも高い音楽構築・再現をしていたと思います。

 ●磐城高はパフォーマンスとしては当日最も輝いていたかと思いますが、
 楽曲がきちんと演奏できているかという点では、
 はっきり言って最低だったと思います。
 ピッチや線など、ここにきてこんなミスすんの!?というような凡ミスが多く、
 聞いていてひさしぶりに不愉快。
 これまでの蓄積だけで代表になった感じです。
 ただ、せっかく代表になったからには、
 あの超高速バルトークを、より精度高くお届けするだけですw

 ●泉館山高は、僕の評価では銀賞でした。
 特に自由曲がひどい。表現する点ではよいと思うのです。
 細倉先生の音楽がなされていたと思います。
 が、技術的な面で言うと、ここまでごまかせて代表になれるのか、という印象。
 高音域がことごとくダメでした、特にTP。
 このままでは磐城高同様、全国では銅賞かと思うので、
 ここもより精度の高い演奏となるよう期待しています。


 次に金賞団体の感想。
 ●新屋高は午前中の中で最も高評価です。
 ホールコンディションの悪い早い時間ながら、
 他団体とは一線を画す音楽が展開されていました。
 音量も心地よい、適度なもの。
 多少アナリーゼが不足している感は否めないものの、
 「もし前半から代表を出すなら」という問いがあるなら、僕はここかと思います。

 ●平商業高は、彼ららしい爽やかな音楽が好印象。
 木管楽器の音の切り方が汚かったこと、マーチの裏打ちがズレ気味だったことが気になりました。
 全体的にさらっと終わった印象。
 アクの強さが欲しかったような気もします。

 ●青森山田高は爆音の快演。
 曲の音符を再現する点では、代表団体に劣らないものだったと思います。
 自由曲も、そのダイナミクスレンジを生かした劇的な内容。
 ただほっとする瞬間が少ないというか、
 全体的に大味な演奏になってしまったのも確か。
 指揮者の棒もそんな感じ。

 ●仙台高も代表とはちょっと差のある演奏。
 テクニックなどは申し分ないと思うのです。
 ただ、例えばマーチのAとBというつながりというか、
 パーツは上手いんだけど、それらをつなげた時に…という印象。
 あ、要するにつなぎが不自然というか。
 なので全体を通した時に、ぎこちなさを感じました。
 でも僕はここが代表かと思いました。

 ●山形中央高はソツのない演奏。
 …で終わりw
 各奏者の音も悪くないし、曲も要所ごとにきっちりと合わせてるんだけども、
 それ以上でもそれ以下でもない演奏。
 つまらんということです。


 次に銀賞銅賞団体で印象に残った団体の感想。
 ●湯沢商工高は銅賞でしたが、正攻法の演奏が好印象。
 ハッタリのない、まっとうな音楽作りって大事。
 でもコンクールで勝つ演奏も大事w
 正々堂々という言葉がよく似合う、そんな演奏でした。

 ●湯沢高は難曲を懸命にこなしていました。
 爆音が耳に痛い瞬間もありました。
 不必要な打楽器のクレッシェンドですね、これは。
 でも「ローマの祭り」とか「ダフニス〜」とか、もう聞く前から疲れてしまう曲が多い中、
 「モンタニャールの詩」を取り上げたことだけでも金賞モノでしたw

 ●盛岡白百合学園高も同様。
 劇的な表現が印象的でしたが、ここも打楽器の音が時に耳にうるさい。
 あとちょっとで金賞かなーという感想でした。


 ということで感想終わり。
 それにしても、マナー悪いですね、聴衆の。
 席取りとか、多少はわからんでもないけど、
 30席近く一気に取るっていうのはどうかしてる。
 みんな楽しみにしてるんだから、そういうことはしない!
 「自分がされてイヤだと思うことはしない」って、普通ですよね。
 そういうところを生徒は見ているものです。
 
P R
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