桟敷童子「ピカリノウスの定義」「こたつのある風景」

March 02 [Sun], 2014, 0:31
すごく狭い劇場
生活感があって懐かしい人のつながりを感じる劇場、というか小屋。
長い木のベンチに座布団敷いて、隣のお客さんと肩を寄せ合って観るのね
なんかちょっとホッとする、ローカルな空間
すぐ横に冷蔵庫が置いてあったりして(笑)
劇場にいるだけでも私にとっては珍しくて楽しかった

まず「ピカリノウスの定義」
観たことない劇団だったから、抽象的で意味不明な舞台だったらどうしようかと思ってたけど、そんな心配はいらなかった

内容は、人の孤独につけこんで寄生する謎の生物ピカリノウスと、それを退治しようと躍起になる人間のお話
やろうと思えばいくらでも重くできるテーマだけど、軽くて笑えるようなものに仕上げていて、気楽に見られた

舞台の床から風が吹きこんできたり、光が当たったり
あんなに狭い劇場なのに仕掛けがいろいろ仕込んであってびっくり
狭い分インパクトがすごい
私小劇場なめてたわ

すごい
なんでもやれるんだなって思った
劇場の大きさとか、人数とかハイテクな機械とか
なにもなくてもすごいものはすごいものなんだなぁ

次に「こたつのある風景」
まず、ピカリノウスからの転換のあざやかさに目を奪われた
あっ!というまに世界が変わってくのが観ていて気持ちいい!
こういうとこって重要だよなぁとか思ってる間に2本目のはじまりはじまり

おこたを囲んで女子の鍋会
何かあるとすぐスマホで写真を撮ったり、ちょっとでも変な人がいたらすぐに通報したり
ちょっとしたことだけど、
あーそうだよね、それってよくないことかもしれないって思うような今の自分の悪い癖がちらちら見える
自分というより、最近の人間のよくやる悪い癖、なんだと思うけど

例えば、夜な夜な近所を徘徊するおばあさん。
得体は知れないし怖いし通報したい
それは正しい考えだけど
実際会ってみたら、なにか理解できてしまうかもしれない、何か通じるものがあるのかもしれない
とか、そういう感じ

で、合ってるとおもう(笑

気持ちの持ち方で、自分の世界は全く新しいものになるんだなと思った
ちょっと考え方を変えるだけで、知らない世界に出会えるのはきっと面白い
そんなことを考えながら観ていた
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