ゲン担ぎ。

February 05 [Fri], 2016, 22:31
ふと思いたって1年以上ぶりにブログのページを開く。

「あぁ、この時こんなことを考えていたのだな」
毎回、ページを開く度に気づかされる。


ただただ、
心の中のふわふわでつかみどころのない感情を
文字にして出していた文章はとってもリアルで。


読み進めると、いつの間にかその時の自分にフォーカスされ、
共に泣き、そして共に笑い…
そんなこともあったなと。



多感な時期は過ぎ去って、
あの頃みたいに繊細な自分ではなくなったかもしれないけれど
音楽をするには利口になりすぎたかもしれないけれど、

それでも、また少しずつしたためてもいいなぁと思ったので
決意を込めて投稿。


****************


小学生の時から大好きだったカツとじ丼。

当時実家のすぐ近くにあったほっかほっか亭で
お昼を食べるときは
きまって「カツとじ丼」の一択。

おかずとして別のトレイに入れられるのはすごくイヤで、
絶対にごはんの上にカツが乗っていてほしかった。


母がいないときは、父がお惣菜のカツを買ってきて
よくカツとじ丼作ってくれてたっけ?
「好きだもんな」と言って作ってくれた。
そのときの笑顔はいまだに覚えてる。

普段ほとんど食べられないから
とっても贅沢なものに感じていた。


ただのヒレカツとは違う
あのやさしいおだしの味と
あまーいonion。
そしてほっこり半熟卵がだいすきで、
お腹がぱんぱんになっても食べてたっけ〜


そういえば、高校入試前日も食べたかな。



あれから20年弱。
いつの間にか習慣から消え去り、その存在も遥か忘却の彼方だったカツとじ丼が…
ブームが、戻ってきたかもしれない。

そして、今日は父に代わり
大切なひとに作ってもらったカツとじ丼。

時が経ってもやっぱりだいすきで、
食べると幸せな気持ちになれる。


ただのゲン担ぎじゃない。
いつだってしあわせな空間と時間をくれる一品。
作り手の愛情を感じる一品。

これからもたくさんの思い出ができていくのだろうな。






写真は、あわてて撮ったなんとも気合いの入っていない1枚笑。



non title

December 30 [Tue], 2014, 22:12
じぶんの価値は

じぶんできめる。


他の誰も決めることができないこと。



じぶんを評価するのはじぶん。


思いっきり厳しく

そして、おもいっきり優しく。

恩師

November 25 [Tue], 2014, 20:08
25年ほど前に出会い、
13年ほどお世話になった…

ヴァイオリンの先生の闘病記録を。

SNSで挙がっていた写真の片隅の松葉杖に違和感を感じて記事を読み進め…知りました。



我が家は癌家系ではないようで、
骨折からの廃用症候群や心血管イベントで家族をなくすことが多かったため、

なんとなーく自分のこととは考えられず、学問だと感じていたことに気づきました。


そして、「現実」をつきつけられたような感覚に至りました。



「病気と向きあう。」


精神的な病気も含め
苦しい、もういやだ、逃げ出したい…

わたしはそれなりの苦しみしか味わったことがなくて、
それでも辛いとき、逃げ出したいときがたくさんあったのに、
「もう無理」って思ったことがあったのに、


それでも笑顔でひたむきに生きていかれている姿に
ただただ尊敬の念しかもてません。



先生はわたしの楽器の先生として出会いましたが、
これから医師になろうとしている私に、
人間として1つ、教えてくださったように思います。


手も震えて心も乱れていて文章は端的ですが、
残しておきたいと思ったので。



医師として、人として、
まっすぐ向き合える人間になりたい。



日々問題に向き合っている毎日の中で忘れていた、
「何のために勉強しているのか」
を思い出せたように感じます。

最近のわたし

November 17 [Mon], 2014, 23:57
ことばを認めるためには、自分の心とじっくり向き合う時間が必要なのだけど。


最近そんな、わたしにとって大切な時間を、
少し置いてきぼりにしていたようにおもうので久しぶりに書いてみようかしら〜




9月に3週間ほど、ドイツのMainzという街で、
麻酔科の実習をしていました。


韓国(9歳)ハワイ(昨年、1週間ほど)以外で初めての地域。
初めての、日本語では歯が立たない国。
というか、英語でさえ下手したら通じない国。


果敢にも一人で飛行機に乗って上陸しました。


landingのときに見えた空の色、緑の色は日本のそれとは本当に違って、
なんとか乗った近郊電車から見える車窓も、
昔社会の授業で習ったSchwarzwald(シュバルツバルト)という単語を思い出すような…


とにかくやっぱりちがった。


絵を観に行くことが大好きで、日本で旅に出るとよく美術館に足を運ぶ私にとって
念願のヨーロッパの空。


ここでBeethovenは音楽を作ったのかなぁとか〜
(先に来ていたルームシェアしてた友人はBonnにあるBeethovenの生家まで旅していた!!)

ドレスを着て宮廷のパーティーに参加してたのかなとか。



想像するだけで楽しくて、
1人で歩いたFrankfurtの街並み(ちょうど週末でフリーマーケットが開催されていた)は、
歩いて回るだけで私の心を躍らせるのに十分で、

美術館のカフェの窓から見た景色はキラキラしていて、
開放的な雰囲気に居心地の良さを感じて。



あのときの光景は未だにわたしの心の奥でくっきりと再現できる。
それくらい強烈で、それくらい日本と違って、それくらい印象的だった。



たくさん訪れた教会たちも、
キリスト教教育を10年受けていた私にとってはとても居心地の良い場所で、


光と温かさに満ち溢れた空間もたくさんあり、
独特の荘厳な気配を感じたり、
優しい雰囲気を感じたり、


心を慰めるのに十分な場所がたくさんあった。




中学生の頃から国際結婚しそう〜やら言われていたわたし。
なぜなのかわかった気がする。
だって、ここ、とても居心地がいいんだもん。


みんな親切。
芸術にあふれていて、
休日を、家族との時間を大切にしていて、


ちょっとがさつで大雑把なとこもあるけれど、
それでも心からの笑顔を毎日浴びて幸せだった気がする。


日本の良さももちろんあるけれど、
わたしはこの空気がとても大好きだった。


憧れてやまなかったヨーロッパ。
ドイツのちょっとした田舎街を拠点に過ごし、
週末にはスイスはベルンに行ったり、ちょうど開催されていたMünchenでのオクトーバーフェストで暴れたり、
毎日ワクワクで、放り込まれる日本人のいない、日本語の通じないope室だって楽しくてたまらなかった。


いつだって笑っていた気がする。
目があうとsmileが返ってくる。
お店に入るとき、レジで、かならず笑顔で挨拶。
こころからのsmileで。




そして徹底的だったのは、
向こうで聴いた音楽は日本のそれと違っていた。


音が生き生きとしていた。

目が輝いた人間のように、
ワクワクしていた。

ホールが、空間が、とても生き生きとしていた。

今にも踊りだしたくなるような、
せり出したくなるような、
そんな音楽だった。





いまこうして帰国して、振り返る時間もなく卒業試験を受けて、
今日で19科目終わって、
改めてゆっくり振り返ると
わたしは本当に貴重な経験をしていたことに気づく。


今しかできない経験。
今しか感じることのできない感情。


わたしは本当にラッキーガールだった。



脳の99%を支配している卒業試験も終わりが見えてきたけれど、
終わったら今度は国家試験で…
このわたしが「寝られない」という単語を口にしようとしているけれど、

でも、こんな日々もあのドイツでの日々を思い出したら頑張れるような気がするな。
たぶんきっと。


3weeks trip

September 22 [Mon], 2014, 17:02
下書きに、ドイツ滞在おそらく最終日に書いたのであろう記事があったので、
こちらもアップしようとおもいます。





悔しい思いと、嬉しい気持ちと。



ドイツはマインツ大学にて、3週間の麻酔科実習をしました。


文字の読めないストレス。
言葉の通じないストレス。


初日はホテルにたどり着けず、
翌日はオペ室での会話が耳を素通りし、
帰りたいと何度思ったことか…


ope室は科ごとに別れており、日本人1人で放り込まれ、
拙い英語でなんとかコミュニケーションをとり始める。

質問はできる、日本との違いも面白い。

しかし、日常会話がわからない…

というか、討論するまでの英語力をもっていないことに
どれだけでも落ち込みました。
とある先生にはからかわれる始末…



日本の兵役、文化、環境、
話題は多岐に及び、麻酔導入後は生きた英会話の練習と言い換えることもできるくらい
とてもおもしろい話を聞けましたし、自分の国のことも伝えることができました。


ドイツにも大衆浴場があるそうで。
次回はチャレンジしたいなぁと思いつつ、ライン川のクルージングも叶わないまま帰国することになりましたが、
週末は、Frankfurt、ケルン、Bern、Rothenburg、MunichとICEを使って片道2〜4時間の旅をしました。
念願だったウイーンフィルのconcertにも行きました。



たくさんの景色とたくさんの建造物とたくさんの絵と
ずっと見たいと憧れていたヨーロッパの空と
たくさんの笑顔を。



ここに来て本当によかったです。
1人で飛行機に乗れなくて号泣していたわたしが、
1人でドイツに来ました。


たくさんの方に優しくしていただいて、
たくさんの方に支えられて、
今の自分があるということに改めて気づかされました。


この3週間の濃密な日々のことは、一生忘れないでしょう。

また、この地に足を踏み入れる日を夢みて。

Danke shun!!

P R
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