死神の精度 

2008年06月13日(金) 10時17分



死神の精度 


  クレーマー担当の女性の話

  死神と藤田 ヤクザの報復の話

  吹雪に死神 吹雪の山荘での話

  恋愛で死神 ダサイ眼鏡をかけたイケメン店員の話

  旅路を死神 殺人犯との旅路

  死神対老女 老女の美容師の話


あの世の情報部から与えられる少ない情報を元にして

人間界にやってくる死神。彼は千葉と名乗りその時々で

姿かたちを変えながら対象となる人間の死を「可」とするか

「見送り」とするかを判定するのが仕事。

彼が出会う6人の人間たちとの7日間。

それぞれのお話が全く違う展開で進んでいくのは

さすが伊坂さん、いろんなジャンルのお話が書ける人なんだと

あらためて感心する。

6人の人生が幸せだったのかそうではなかったのか

中には釈然としない死もあるけれど人間の生死や生き方には

全く関心がない死神には関係のない話だ

あくまで死神視線でクールでビジネスライク

それでも

「幸せか幸せでないかなんて死ぬまでわからない」

やっぱり結局死ぬまでどう生きていくかが大切なことなんだろうな・・・

なんてことを考えてみたり・・・的外れかもしれないけれど。

外見は人間と同じでとっても真面目に仕事に取り組んでいる死神

しかし、どこかずれているのだ、会話が。

冗談というものがわからない死神と人間の会話にギャップが

あったりその対応が面白かったりでいつのまにか

この死神に好感をみっている。


死神(千葉)が人間界で仕事をするときは必ず雨が降っている。

そして死神が愛するもの、それはミュージック。

雨の日に町のCDショップで視聴しているちょっと会話の

ずれた人がいたらそれは死神かもしれない・・・
P R
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