ネタメモ〜シンアラ〜
2010.12.17 [Fri] 03:09
ネタメモ!
アラシヤマとシンタローが電車に乗っている。
視点はアラシヤマ
外はおそらく夜で、足元を暖めるヒーターは手までは温めてくれず、アラシヤマは何度も手を揉み握る。
二人席の隣ではシンタローが寝ている。自分の体とは反対方向のかべにに頭をあずけて。
ときおりカタタンと電車の揺れる振動にも、シンタローは起きる様子を見せない。
電車の中には自分とシンタローしかいない。
どこへ行こうとしているのか忘れてしまっている。
電車が大きく揺れて、シンタローの頭がアラシヤマの肩にもたれた。
そこでアラシヤマはシンタローと逃げてきたことを思い出す。
もうだいぶ電車は走っているような気がしたが、夜は一向に明けない。
シンタローは寝たままだし、アラシヤマは心ぼそくなる。
シンタローの手を握ろうと触れると、驚くほど冷たく、体を冷気が突き抜けて目が覚めた。
夢だったのかと思いなおす。
飛空艦の中。
体を動かそうとすると全身に痛みが走った。
少しずつ記憶をたどると、激戦区で戦っていて、負傷したことを思い出した。
手に触れたのは簡易ベッドの手すりだった。
思うように体がうごかず苦戦しているとシンタローが現れる。
以下会話のみメモ。
「よお」
「・・・」
「自分が何したか覚えてるか?」
「へえ・・・えろう・・・すんまへんどした」
「オメー・・・むやみに単身で飛び込むなって俺が言ったの覚えてるか?」
「へえ」
「・・・・お前の能力はそういう使い方をするもんじゃない」
「・・・」
「・・・俺を守ったつもりか?」
「・・・」
「なんとか言えよ!」
「すんまへん」
「お前、しばらくは前線に出せねーわ」
「そんな!・・それだけは!」
アラシヤマはシンタローを守りたいと思っている。自分の命に代えても。
シンタローは片方が死ぬような気持ちは自分の欲しい感情ではない。
しかしシンタローはその気持ちを伝えるのに躊躇している。
自分だってアラシヤマを守りたいと思っている。しかし立場がそれを許すわけが無い。
それを言ってしまえば自分の総帥としてのプライドは崩れる。総帥として立っていられなくなる。
アラシヤマだけ自分を守ろうとするのは納得がいかない。
これは友情とは違う。
愛情に似ているかもしれないが、自分の命に代えてでも守りたいとだけ思えるアラシヤマが憎らしくもある。
「逃げようか」
「は?」
「この飛空艦の操縦士殺して、逃げる。方法はいくらでもある」
「シンタローはん?」
「そういう、気持ちになった」
「シンタローはん・・・」
うなだれたシンタローの髪に指を滑り込ませて、グイと引くアラシヤマ。
「アホなこと言わんといておくれやす」
言いながら、アラシヤマは夢を思い出していた。
二人きりで遠くまで逃げられたらどんなにいいだろう。
しかし戦うことが全てだった自分達には、捨てるものが多すぎる。
今自分がここにいることを否定したくはない。なぜならそれも含めてシンタローを思っているから。
「知ってる。アホだと思った。冗談に決まってんだろ」
所詮、夢なのだ。
願ったところで、かなうわけが無い。
「夜明けだ」
窓から朝日が差し込んだ。
こんな感じ。
タイトルは「君と逃げるぐらいなら死んだ方がましだ」
アラシヤマとシンタローが電車に乗っている。
視点はアラシヤマ
外はおそらく夜で、足元を暖めるヒーターは手までは温めてくれず、アラシヤマは何度も手を揉み握る。
二人席の隣ではシンタローが寝ている。自分の体とは反対方向のかべにに頭をあずけて。
ときおりカタタンと電車の揺れる振動にも、シンタローは起きる様子を見せない。
電車の中には自分とシンタローしかいない。
どこへ行こうとしているのか忘れてしまっている。
電車が大きく揺れて、シンタローの頭がアラシヤマの肩にもたれた。
そこでアラシヤマはシンタローと逃げてきたことを思い出す。
もうだいぶ電車は走っているような気がしたが、夜は一向に明けない。
シンタローは寝たままだし、アラシヤマは心ぼそくなる。
シンタローの手を握ろうと触れると、驚くほど冷たく、体を冷気が突き抜けて目が覚めた。
夢だったのかと思いなおす。
飛空艦の中。
体を動かそうとすると全身に痛みが走った。
少しずつ記憶をたどると、激戦区で戦っていて、負傷したことを思い出した。
手に触れたのは簡易ベッドの手すりだった。
思うように体がうごかず苦戦しているとシンタローが現れる。
以下会話のみメモ。
「よお」
「・・・」
「自分が何したか覚えてるか?」
「へえ・・・えろう・・・すんまへんどした」
「オメー・・・むやみに単身で飛び込むなって俺が言ったの覚えてるか?」
「へえ」
「・・・・お前の能力はそういう使い方をするもんじゃない」
「・・・」
「・・・俺を守ったつもりか?」
「・・・」
「なんとか言えよ!」
「すんまへん」
「お前、しばらくは前線に出せねーわ」
「そんな!・・それだけは!」
アラシヤマはシンタローを守りたいと思っている。自分の命に代えても。
シンタローは片方が死ぬような気持ちは自分の欲しい感情ではない。
しかしシンタローはその気持ちを伝えるのに躊躇している。
自分だってアラシヤマを守りたいと思っている。しかし立場がそれを許すわけが無い。
それを言ってしまえば自分の総帥としてのプライドは崩れる。総帥として立っていられなくなる。
アラシヤマだけ自分を守ろうとするのは納得がいかない。
これは友情とは違う。
愛情に似ているかもしれないが、自分の命に代えてでも守りたいとだけ思えるアラシヤマが憎らしくもある。
「逃げようか」
「は?」
「この飛空艦の操縦士殺して、逃げる。方法はいくらでもある」
「シンタローはん?」
「そういう、気持ちになった」
「シンタローはん・・・」
うなだれたシンタローの髪に指を滑り込ませて、グイと引くアラシヤマ。
「アホなこと言わんといておくれやす」
言いながら、アラシヤマは夢を思い出していた。
二人きりで遠くまで逃げられたらどんなにいいだろう。
しかし戦うことが全てだった自分達には、捨てるものが多すぎる。
今自分がここにいることを否定したくはない。なぜならそれも含めてシンタローを思っているから。
「知ってる。アホだと思った。冗談に決まってんだろ」
所詮、夢なのだ。
願ったところで、かなうわけが無い。
「夜明けだ」
窓から朝日が差し込んだ。
こんな感じ。
タイトルは「君と逃げるぐらいなら死んだ方がましだ」

















































