ANVIL  〜メタルバカ一代〜 

November 15 [Sun], 2009, 2:46

















マイケルの「THIS IS IT」は好評のため、延長になったようだ。もう1回見ようと思っていたので助かった。さて、今日は引き続き今話題の音楽映画、「ANVIL」を見に行った。

ANVILというのは80年代にデヴューしたヘヴィメタルバンドで自分もボンジョビやスコーピオンズが出た「スーパーロック1984」というフェスで生で見たことがある。その後デビュー直後のボンジョビや路線を変えたホワイトスネイクといった共演者たちがブレイクしていったのに比べ、ANVILは後発のバンドに抜かれていき、名前を聞くことも無くなった。特別この手の音楽のファンではない自分からすると正直「まだやってたの?」という感じの存在だった。

50代になり、もはやバンドで生活できず他に仕事をしながらそれでもバンドを30年続けているという何とも凄まじい気迫というか何というか…まあこれは見てもらった方が早いが。
音楽映画というより人間映画?ですね。彼らだけではなく周りの家族やスタッフ、ファンも含めての人間模様という感じです。

途中EMIカナダに自信作をダメ出しされるところなんて日本といっしょだなあ、という感じ。
まあ、彼らの「業界の連中は99%デモなんて聴いてない」なんていうのも、新人開発セクションにいたこともある身としてはそうはいっても全部丁寧には聴いている時間ないんだよな、とも思ったり。
ただ自分が売り込む側に回るとコネのあるなしで全然違うな、とも思うし、特別何もない感じの彼らは厳しいだろうなー、と考えてしまう。(まあレコード会社にデモが山のように積んであるっていうのはどこの国も一緒なわけだが)

単純に感想を言うと笑えて、泣けて、自分なんかはなおかつ考えさせられる映画でした。
この映画はたまたま題材の音楽がメタルなだけで、メタル好きのためのものでは無いと思う。
一番見てほしいのは実際に成功を夢見てバンドをやっている人、次がANVILと同世代の人生半ばにさしかかって毎日を必死に生きている人たちだ。
もちろん家族を始め周囲のサポートあってなのだが、「自分はここまでできるか?」と問いかけられている感じだった。
同じ音楽映画といってもマイケルの「THIS IS IT」とは対極にあるとも言えるし、また同じだともいえる。
(両方見た人ならわかるんじゃないかな?)
ただANVILはどこか楽天的で楽しそうなので、ある意味悲壮感はない。
完全主義者のマイケルが悲劇的な死を迎え、音楽業界から見放されたANVILが家族や友人とともに毎日を生きている。
どちらがどうとは言えないが、この映画も「必見」ですね。
女性から見ると「バカな夢見てないでちゃんと働け!」っていう意見もあるかもですけど・・・
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