インターナショナルスクールは甘くない!? 夫のロンドン転勤で目の当たりに

September 16 [Sat], 2017, 20:15





夫のロンドン転勤により、家族で移住の準備を進めているという沓澤糸氏。娘の進学先を選定するべく、学校見学で目の当たりにした「インターナショナルスクール」の現実とは?

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夫が単身赴任してから1か月が過ぎた10月はじめ、娘と私も1週間ほどロンドンに行きました。娘の学校が2学期制で秋休みがあったので、春からの本格的な渡英前に一度、ロンドンの街やわたしたちの住まい、娘の進学先候補の学校を見ておきたいと思ったからです。

見学した2校のインターナショナルスクールでは、校長先生自らが学校の案内や説明をしてくださいました。校長先生のお話では、娘の場合、英語力の関係で学年を一つ落としての入学ならば可能だろうとのこと。ただし、英語力が他のナイキ エア マックス 95徒と一緒に学べるくらいまでになるには努力しても2年はかかるので一日でも早くロンドンに転校してほしいとのことでした。よく、「海外に住んだら、子どもは英語なんてすぐにペラペラになるよ」という話を聞きますが、やはり、そんなに甘いものではないようです。

次に見学した日本の大学系列の学校は、1校はロンドンから遠く離れた場所で全寮制、もう1校は寮に入ることも通学することも可能な学校でした。日本の学校なので、日本の高校卒業資格もとれますし、日本語での授業、生徒もほとんど全員日本人です。しかし、イギリスの学校らしく、広々とした敷地に建つ貴族の館(やかた)のような校舎は、日本の学校とは違い魅力的でした。それぞれに校風は違いましたが、両校とも先生方が丁寧に学校内の施設や教育内容を説明してくださり、アットホームな印象を持ちました。

見学を終えて娘に感想をたずねたところ、やはりインターナショナルスクールは自分には無理とのこと。そもそも学年を一つ落とすと、夫の任期が急に切り上げられて高校の途中で帰国することになった場合、日本で通っていた学校(中高一貫校)に戻っても同級生と一緒に卒業できなくなるというのが一番大きな理由だったようです。しかし、それだけではなく英語の壁も高かったようで、インターナショナルスクールの校長先生から見せてもらった編入試験の英語問題にショックを受けたようでした。これは私が見たところでは、日本の大学入試(センター試験)の英語問題と同等かそれ以上のレベルで、英語が苦手な中学生の娘には「お手上げ」だったのでしょう。