更埴市(現・千曲市)
2009年02月10日(火) 21時02分
長野県更埴市。現在は更級郡上山田町・埴科郡戸倉町と合併し千曲市となっている。現在は更埴警察署や更埴郵便局といった主要な役所や公共施設も大半が千曲というネーミングに改称されている。更埴という名前は更級郡1町1村、埴科郡2町が合併して市制を施行する際、郡名の頭文字をとって音読みにした合成地名に由来する。
更埴市といって真っ先に思い出すのは「姥捨山」の棄老伝説であろう。60歳を過ぎた母を捨てに行くという棄老伝説の真偽はともかくとして、姨捨山(正式名は冠着=かむりき=山と言います)から眺める善光寺平は壮観だ。篠ノ井線・姨捨駅からの車窓は日本三大車窓(根室線・新内、肥薩線・矢岳)の1つとしても有名だ。姨捨駅はスイッチバック式の駅としても名が知られている。
姨捨からは長野市内や更埴市内が眼下に広がり、川中島合戦で采配を振るった上杉謙信・武田信玄の姿さえ目に浮かぶ。また姨捨からの夜景も最高で、長野自動車道・姨捨SAからの夜景は日本の夜景100選にも選ばれている。
また、「田毎(たごと)の月」(=たくさん並んだ狭い棚田の1つ1つに月が映し出されること)と呼ばれる姨捨棚田(日本の棚田100選)も壮観で、松尾芭蕉や小林一茶の歌にも登場するくらいの美しい月を眺めることができる「名月の里」だ。姨捨はその眺めだけで時を忘れさせてくれる場所だ。
夜・昼・春夏秋冬違った景色を楽しませてくれる姨捨、その名前からは想像できないくらいの魅力がある。是非一度訪問あれ。
(写真は一般地方道・姨捨停車場線の終点方面から眺める姨捨山です。)




