心臓リモデリング

December 02 [Wed], 2009, 14:49
先日の検査の結果に基づきO先生およびK先生とお話ししてきた。

あらゆる外的負荷に対して心臓の構築に変化が生じることを、
”心臓のリモデリング”と呼んでいる。
心臓リモデリングは負荷に対する一種の”適応現象”として生ずるが、
同時に負の側面をもっている。

簡単に云えば血流システムに必要量の血液を供給するために、
左心室が肥大化する現象である。
一方で肥大化は心臓の寿命を縮めることでもある。

なんとも矛盾したシステムではあるが、
今日のこの時間を最大限守るためリアルタイムに、
心臓はこのリモデリングを実行する。

ぼくの心臓はこのリモデリングが起きている。

心臓リモデリングの抑制
(東京大学大学院 循環器内科学 小室一成)
血圧といった血行力学的な負荷は、
心臓の壁を伸展させることにより肥大を惹起する。

伸展という機械的刺激はリン酸化という生化学的なシグナルに変換され、
リン酸化のカスケードによりシグナルは核へも伝えられる。

核内において遺伝子発現が、
リボソームにおいて蛋白合成の充進が引き起こされる結果、
心肥大が形成されるわけであるが、
その際に、
レニンーアンジオテンシン系が重要な役割を果たしていることが、
実験上明らかになってきた。

また、この実験結果は、臨床上の知見とよく一致する。
つまり、臨床統計によると降圧により心肥大は退縮するが、
降圧剤によりその程度に差があり、
同程度に血圧を下げた場合、
種々の降圧剤の中で、
アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害剤が、
最も顕著に心肥大を退縮させた。
このことは、高血圧という負荷をとることにより、
心肥大を予防、治療できるが、
その有効性は薬剤により異なり、
心肥大形成の機序から考えられるように、
レニンーアンジオテンシン系を抑制するものが、
最も効果的であるということを示している。


ところで「ACE阻害剤」は商品名で言うと、
・ディオバン錠
・テモカプリル塩酸塩錠
・エナリン錠
・カトナプロン錠
・リシノプリル錠
・カプトプリル錠
・エナラメルク錠
・カプトルナ錠

などがあるが、
いづれも血圧降下が伴う。

そもそもぼくの血圧は80〜90だからとても低い。
これをさらに下げるというのは最適投与量が難しい。
ちょっと現実的じゃないかなぁ・・・・


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2004年心臓を壊して、その後まもなくドール手術をしました。いままでに入院8回、300日あまりの入院生活。血圧は80-50程度で、走ったり、重い荷物を持ったりはできませんが、主夫程度のことはできます。車の運転も全く問題なし・・・生きてます。



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