歩行目的で近くの書店まで行ってきた。
昨日は公園を歩いたが距離的には公園の方が多く歩いている。
しかし今日の書店までの歩行の方がかなり疲れた。
つまり公園にはベンチがあり休み休み歩けたのが大きな違いだ。
いまのぼくの体力では適当な休憩が必要で、
それさえ守ればかなり歩けるのかもしれない。
ところで書店でチラッと気になった本があった。
鈴木 眞哉 「NHK歴史番組を斬る! 」(歴史新書)
最近、歴女なる人種が現れたり、歴史的遺産が妙に人気がでたり、
空前の歴史ブームである。
これはこれでいいことかもしれないが、
果たして、NHKは正しく歴史を語っているのだろうか?
「篤姫」や「坂本竜馬」などの大河ドラマと称するものや、
「その時、歴史は動いた」などのドキュメンタリータッチのものまで、
とても多くの歴史ものを放映している。
しかしこれらは真実の歴史観に裏付けられたものとは言いがたい。
視聴者の興味を引く方向に製作されているのは否めない。
「竜馬」にしたって大佛次郎の娯楽小説が原作だ。
つまり放映されている歴史ものはNHKに限らず、
すべてが娯楽作品に過ぎないわけだ。
ただNHKの製作するドラマには、
視聴者にそれなりの歴史観を持たせてしまう念力がある。
国営放送である所以であろう。
ぼくは、
「すべての歴史ドラマから実名を排除して、
誰が見てもドラマであることがわかるようにすべきである」
と思っている。
ここで言う「実名」には人物の名前をはじめ、
地域や川や遺跡などあらゆる固有名詞を含む。
立ち読みした本はNHKに対して細かく史実との相違点を辛辣に批判してるが、
その立ち位置もどうかと思う。
だってそもそも創作ドラマに過ぎないのだから・・・
ただNHKの偽リアリズム志向に一考を促すものではある。
佐伯泰英「陽炎ノ辻 居眠り磐音江戸双紙」などとても面白いドラマだが。