まだらの蛇

March 03 [Wed], 2010, 23:47
昔の傷と
さらに昔の傷が
重なって

まだらの蛇が
まだらの蛇を
巻き取って

絵の具がまだ
広がっていく

重ねて 重ねて
何を見ていたか
忘れてしまった

まっすぐな煙

March 03 [Wed], 2010, 23:44
まっすぐな煙が
僕がまだ起きていることを
僕に教えてくれた

じっと見ていた
眠るまで
じっと見ていた

僕は上ることはできない
体が重たすぎる

煙を
じっと見ていた

ひとつ火

February 07 [Sun], 2010, 23:27
傷ついた心は
停滞に縛られて
このまま
何も伝えられないまま
燃え尽きてしまう蝋燭みたいに
ちらちらと風に揺られて

溶けてゆく熱気が
それだけが
僕の生きた跡

詩・年をとる

January 23 [Sat], 2010, 18:58
思い出が
ぼろぼろと
脳みそにばら撒かれていて

組み立てたなら
摩天楼になるかもしれないけれど

そこへの階段も見えず
荒野が広がるばかりで
寂しい

詩・だるまの目

January 23 [Sat], 2010, 18:44
何も言いたくなくて
となりで
伝わらなくても いいやとか
思っていた

そんな目で見るなよ とか
そんなふうな会話

今日も
一日が終わる
P R
プロフィール
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 のんびりやです。
 自由に詩を書いてます。うまく書こうとか考えず、自然に書いて、自分らしさを再発見できたらとも思っています。
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