虫と虫こぶ

May 06 [Sun], 2012, 11:13
いつもの公園に行きましたらば、葉っぱに虫さんがうねっており初夏の気配。
と、ともに、その虫さんの周囲にツノのような謎の突起が。




見ると、他のはっぱにも同様の突起。
ハーシーキスチョコのような形のきみたちは何もの?




葉脈の部分から生じているように見えます。




つぼみ?ここから花が咲くの? と思ったが、数が多すぎる!!




一枚の葉にびっしり!!





ためしにひとつ突起を割ってみましたら、なにやら白い米粒状のものが入っていました。これは……。
その後、教えていただいたところによると、これはどうやら「虫こぶ」らしいです。
虫が卵を産みつけたことによって、その分泌液などで植物組織が異常なこぶ状発達をしているのだとのこと。
なるほど。これは葉脈の部分が発達してしまったのですね。
コレとまったく同じ虫こぶ写真を教えてもらいましたが、検索してみるとそのほかにも、いろいろな形状の虫こぶがあるようです。
http://www.jugemusha.com/jumoku-n-MUSI.htm
そしてあの、イモムシハンドブックの文一総合出版が、『虫こぶハンドブック』を出しているという情報も取得! よのなかの需要と供給はすごい…!


****


それにしても、どーしても、草間彌生の一連のコレを思い出さざるをえません。↓







せみが生えてた

July 12 [Tue], 2011, 23:46
月光の白き林で、
ぢゃなくて、帰り道の塀で。

塀からなんか生えてる? とみてみたら、植物ではなく、セミでした。
セミは今まさに脱皮中でした。
セミとセミの殻が、組み体操のようになっていました。




 






しばらくして見に行くと、すっかり脱皮終わってました。







羽化報告

June 18 [Sat], 2011, 23:13
以前に紹介した、傘の中で蛹化してしまつたみみちゃん…。



おまへそんなところで、いったいどうするつもりだい?
と心配していたのですが、先日、無事羽化りましたっ!!


傘から出てきたところ。左下に抜け殻があるのがおわかりでしょうか。




きれいなアゲハになりました。
夏型蝶は少し小型でかわゆい。
しばらく家の外で、はねをのばしたりちぢめたり、口をのばしたり収納したり、
体の試運転をなすってました。








むしむし連結

June 03 [Fri], 2011, 1:30


父が 「おい、虫が連結しとるぞ!!」 と言うので、
連結……? 何事? と思いながら駆けつけたところ、
この状態を表現したかったようです。↓




連結むしむしを前からみたところ。






こちらは五齢になりたてのちっちゃい組。
連結はしてないがなんかコンビっぽい。かわいい。
モー娘。でいえば、加入した頃の辻ちゃんと加護ちゃんでしょうか。







今期のむしむし

June 02 [Thu], 2011, 0:41

今年は祖母によるジェノサイドが行なわれなかったため、みかんの木がむしむし楽園です。
食い尽くされてしまひそうです。



むしむしつどい





脱皮後むしむし、脱皮前むしむし






思いおもいにたべたりやすんだり






競争率の高いはっぱ





ひとえだに2むしむし






四齢から五齢に脱皮したばかりのかわいいやつ。
やはりこの時期がいちばんかわいい。
神々しい……。






指と比較するとそのちいささがよくわかります。
でも、じきにのびて大きなむしむしになるのでしょう。





そして、蛹化ラッシュが始まりました。前蛹期に入ったむしむしがいくつか。



枝で蛹になろうとするもの。(正統派)





どこからか室内に侵入し、排水管の側面で蛹化をはかるもの。(変わり者)






なんでそんなことに!?(なんでそんなことに)





蛹化

October 25 [Mon], 2010, 1:38

某日、見ると、虫カゴ側面にのぼってゐる。





どうやら蛹になりたい様子。場所を定めようとさまよっているようです。
「蛹になるのにいい場所ないかのう」とか思ってんのか、
それともなんかよくわからない衝動に動かされてさまよっているのか。

不可思議……




***


翌日、場所が定まったらしく、神妙なご様子。






***




さらにその翌日、
観ると、すっかり、今までの「皮」が「殻」と化しています。
鎧のようにカチャっと脱げそうです。
MAJIで蛹化する5秒前 です。






***



そしてさらに翌日。
変わり果てた私の姿。





脱ぎ捨てられた昨日までの私(の頭部)とフン。
アブジェクシオン。



あとは羽化祈願です。

今期の幼虫たん(続)

October 14 [Thu], 2010, 22:50
おっきい子とちっちゃい子の比較写真が撮れました!
おっきいほうは、かなり育ったナガサキアゲハさん、ちっちゃいほうは、ちょっと育ったナミアゲハさんです。








さらにちっちゃいナミアゲハさん。
脱皮したては色あざやかできれいでかわいいよう。

今期の幼虫たん

October 11 [Mon], 2010, 22:39
先日「イモムシハンドブック」という本を紹介しましたが、わが家の裏の木にもいもむしさんがいもいもする季節になりました。

今期の最注目は、ありえなく長いナガサキアゲハ(推定)の幼虫さん。
でかっ。こんなでかい幼虫たんは、たぶん初めて会います。
見るたびに目を疑うほどでかい。
わたしの中指より余裕で長い(わたしの指が短いともいえるが)。


でも写真ではあんまわかんないですね……残念。他の幼虫さんと並んでくれれば比較できるのですか。
下は、彼(彼女?)を正面から見たところ。







一方でこちらは、脱皮して終齢になりたての幼虫さん! ナミアゲハかな?





お分かりでしょうか、脱皮したては、皮が余ってたふたふしてかわいらしいのです。
色も濃くてちょっと黄色がかってます。
たふたふした皮をもてあまし、ちょんもりと葉っぱにくっついているこの時期の幼虫さんをみるといつも、いみじう「らうたし」という古語の言い回しが思い浮かびます。「かわいい」でなくて「らうたし」って感じなのですよね。
脱皮はけっこうエネルギを使うようで、脱皮後お疲れのご様子で凝と居たるやうもらうたし。


ちょっと育つとこんな感じ。



後ろ姿もかわいい。まるいおしりのラインがよい。

けっこう育った頃。はっぱを食もうとしてます。




はっぱを求めて枝にのぼってます。元気。




ところで幼虫さんがうようよいるわりに、蛹の姿をあまり見ないなアと思ってたら、すごく離れたところの木の枝で蛹化しているのが、今日発見されました。
数年前も、捕獲してケージで飼っていた幼虫さんが、ケージを脱走してかなり離れたちゃぶ台の裏で蛹になってたことがありましたっけ。
きっと、蛹になりやすい場所やなりにくい場所があるのでしょうが、それをちゃんと察知してじぶんで移動していくとは、すごいもんです。
そういえば先日、母がこんな話をしてました。

「道を歩いててふと足もとをみたら、あおむしさんがものすごい速さで移動しててびっくりした! いつものったりしてるんとは、別虫のようやった!!」

たぶん「ウワァァァ急がないと蛹になってしまうっっ!!」と焦って移動していたのでしょう。
それって、われわれがトイレに急いだりするときのよーなものなのでしょうか。
ああ、蛹になるってどんな感じなのでしょう。
「さあ、蛹になろか」と思ってなるものなのでしょうか、それとも、とつぜんどうしようもなく蛹になってしまうものなのでしょうか。
蛹化中の彼らはどんな意識でまたは無意識でいるのでしょうか。
蛹になる、ということは、男である、とか、出産する、とかと同じくらい、未知の体験です。



おまけ写真。昔買ったポストカード。ウミウシのような、きれいな幼虫さん。

羽化と非羽化

April 19 [Mon], 2010, 23:00
そんなわけで、春です

お花見と花粉症と羽化の季節です。
先日、我が家の虫かごに林立してゐた四蛹のうち一羽が、ついに、羽化なさりました。
かわいいナミアゲハでした!
春型だからか、少し小さめです。



↑羽化したてのアゲハさん


普段なら、しばらく家の中で飛行練習をさせてから放流するのですが、この日はもう夕方だったため、日が暮れる前にとお外に出してやることにしました。(それに、内だとまめ犬に喰われかねないし。)

ですが、お外に連れていっても、アゲハさんはなかなか飛び立ちません。
わたしの指の先から手の甲へ、手の甲からまた指の先へと行ったりきたり。
先端まで来ると、六本の脚をうごうごさせながら、踏み出すのを躊躇っているご様子です。




↑がけっぷちでためらうアゲハさん。あとはとぶだけ。





しばらくぱたぱたとはばたき練習をしているうちに、次第にじょうずにぱたぱたできるようになり、羽根もきれいに開くようになりました。




で、椿の木に乗り移り、覚束ぬながら、枝から枝へ。
ときどき枝から落っこちそうになるかと思いきや、しっかりと掴まりなおしておられました。
わが子のよちよち歩きを見るようにはらはらしましたが、ヒト科の子が何ヶ月かかって歩くようになるのを、数十分でやってしまうのだなア、と感動。

しばし見守ったのち、放流。元気でな。






______________



さて、このように、羽化姿で春を迎えた虫さんがいた一方、羽化に至らなかったものどもがいたことも、付け加えたいとおもいます。
蛹化にまで至ったにも関わらず、ヤドリバエに寄生されていた虫さんが二匹、そして、……数奇な運命をたどったみみちゃんのことは、是非記しておかねばなりません。



【数奇な運命をたどったみみちゃん】

秋に紹介したみみちゃんは、外飼いの幼虫でした。
虫かごの中で完全保護状態の「内飼い」の幼虫さんに対し、庭の木で放し飼いの「外飼い」の幼虫たちは、丈夫そうで健康的ではありますが、いつ何時外敵にやられていなくなってしまうかもしれんという危険にさらされております。
そんな中、このみみちゃんは、無事に五齢幼虫にまで育っており、日々ほのぼのと眺めていたのですが…。


……ある日、いつもの木に、みみちゃんの姿がないっ。
やっぱり鳥に食べられてしもうたんか……と落胆するわたしに、祖母は言うたのです。

「その木ィに、なんや気色の悪い虫がぎょうさんついてたさかい、とっといたげたえ。 殺すんはかわいそうやと思うて、ドブに捨てた

祖母ー!!!

「殺すんはかわいそう→ドブに捨てる」という絶妙な論理関係につっこみを入れることも忘れ、わたしは、みみちゃんが捨てられたというドブを漁りにゆきました。だが、当然ながら既にみみちゃんの姿はなく。
ごめんよみみちゃん……保護しておいてやればよかったね……。
でもまあ、仕方ありません。祖母にしてみれば害虫駆除をしたまでであるし、そもそも外飼いの幼虫さんは、いついなくなってもふしぎはないのです。
と思いつつも流産したような喪失感を抱えたまま、その日は寝ました。


そしてその翌朝。
何気なく、庭に出たわたしは、驚くべき光景を見たのです。

なんと、ドブ板の上に、いっぴきの幼虫さんがちょんもりと鎮座し、こちらを見上げていたのです。
みみちゃん!!
それは、紛れもなく、もう死んでしまったであろうと思われたはずのみみちゃんでした。
一体どうやって自力でドブの中から這い上がってきたのでしょう。わたしは感動に震えながら(注:ほんまにふるえた)、「こっから引き上げてたもれ」 と訴えるみみちゃんを救い出し、いちもにもなくケージの中に連れ帰ったのでした。


その後数日、みみちゃんはケージの中で、もぐもぐとはっぱを食べ、元気に過ごしていました。
が、数日後の朝、「みみちゃん! おはよう!」 と揚々と様子を伺いに行ったわたしは、悲しい光景を目にすることになるのです。


………みみちゃん、溺死してる………。



このときのことは、こうして思い出して書くのもつらいことであるのではありますが――、
ケージの中には、幼虫さんたちの食用はっぱを入れており、その枝の先端は、水を入れた小さな容器に浸しています。
もちろんその中に幼虫さんが落下しないよう、容器にはアルミホイルで覆いをしているのですが、それに穴を開けて枝を刺しているため、どうしても枝の周りに少しの隙間ができてしまいます。
どうやら、その僅かな隙間から、
みみちゃん、落ちたっぽい………。


今度は祖母のせいではなく、もっとしっかり覆いをしておかなかったわたしの過失であります。水の中にゆらゆらとただよう小さなみみちゃんの姿を発見したときの、わたしの自責と落胆を想像していただけますでしょうか。わあああ。せっかく奇蹟の生還を遂げたみみちゃんだのに!己の不注意のせいで!うちの阿呆!うちの阿呆! 今こうして書いていても、じつにつらい出来事でありました。
みみちゃんが成人(成虫)になっていたら、どんな蝶々だったのであろうと想像しつつ、
「ドブに捨てられる→ドブから奇蹟の生還→保護→水死」
という数奇な運命をたどったみみちゃんを、聖人(聖虫)の列に加え、いつまでも忘れずにいたいとおもいます。





↑外飼い時代のみみちゃん







脱皮したてのみみちゃん

September 16 [Wed], 2009, 1:18
四齢から五齢に脱皮したてのみみちゃんです。

朝方見たところまだ四齢で、しかし黒い皮の下に緑が透けて見えていたのが、昼に見るとこの状態になっていたのでした。
ので、脱ぎたてホヤホヤの頃です。





頭でっかちぶりと、まだやはらかくたふたふの皮膚がなんともかわいいです。

脱ぎたての五齢さんは、色も少し黄色がかっています。
脱皮後次第に、青味がかってくるようです。
そんな青々としてハツラツとしたみみちゃんもいいのですが、脱ぎたてのみみちゃんの頼りなげな様子には、たまらないものがあります。
わたしはロリコンなのでしょうか。
ねびゆかむさまゆかしき虫かな。


四齢から五齢に脱皮する――黒い皮の下から新しい緑色が現れる――のは、蛹化・羽化という虫生大イベントと同じくらいの感動がありますが、残念ながら今回は、ナマ着替えは見損ねました。


どうでもいいんですが、昔から、なんで「着替え」に「ナマ」をつけるのかナゾです。
「ナマ下着」というのもナゾです。
何だよナマ下着って、火を通した下着と生のままの下着か。下着にナマも調理済もあるものか。
緑寿庵清水の、何にでも「天然」をつけるネーミングを思わせます。天然いちご、天然めろん、天然珈琲、天然サイダー。
P R
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