生活の素

November 16 [Mon], 2009, 16:17
京都東山にある「河井寛次郎記念館」へ行ってきました。
ここは、本人が設計を行った住居謙アトリエです。

河井寛次郎とは、言わずと知れた土と炎の詩人。

柳宗悦、浜田庄司らとともに民芸運動を展開した人です。
民芸運動とは、日常で使われるからこそ美しい「用の美」や
地域の伝統を受け継いだ無名の工人が作り出した物の中にこそ、
健全な美しさがある。
ゆえにそんな民芸を見出し、
価値や美しさを広めようという運動のことです。

この記念館は河井寛次郎のスピリットがまるまるに詰まった、
独特の雰囲気を持ち合わせた空間になっていました。
ランダムに配置された彫刻や焼き物には、
そのままここで生活できるのではないか
と思えるような身近さがあり、
河井寛二郎が、いかに心地よい空間に住まうことに、
こだわったのかという事が
伝わってくる内容になっていました。

生活の素となる住空間の大切さ、
時間の楽しみ方を教わったような気がします。

まだまだ知らないこと、知らない場所がたくさんありすぎます。
色々なものをみて、感じて、
その時思ったことを大切にしたいなと思った1日になりました。


近所のネコさんも毎朝出勤してくるそうです。
ネコさんがいることで雰囲気がさらに良くなっていると思います。



いたる所にさりげないお花が。
ステキすぎます。



工房の縁側にある藤棚もいいなーと思います。
この下で麦茶飲んでアイス食べて昼寝したい!!
たくさんの楽しみを想像できる日差し。


そして、こんな大きな釜があります。
ここが京都の街中だということを忘れてしまいます。

80年前のエコ住宅

August 06 [Thu], 2009, 19:06
大山崎にある『聴竹居』へ行ってきました。
ここは、京都帝国大教授だった故藤井厚二氏が1928年、
天王山のふもとに建設したエコ住宅の先駆けです。
風を通す工夫や、採光の工夫、さらに80年前なのに
オール電化の生活だったなんて!!
(当時、家庭の電化製品と言えば40Wの裸電球が1つあるぐらいだったそうです)

壁に造り付けてある時計は、マッキントッシュの時計を
模してつくったものらしいのですが、
いいものは、誰のデザインでもいいデザインなのでつくってしまえ!!
という大胆な考え方の下につくられたものらしいです。
その割り切った考え方が、すごく新しく感じられました。

さあ、夏休みまでもう少し、仕事がんばろ。






照明器具や戸棚などの家具のデザインが凝っていてステキだった。


これが “いいものはいいんだ” の偽マッキントッシュ時計

大極殿

September 24 [Wed], 2008, 18:10
昨日は奈良へ行ってきました。

平城宮跡です。
大極殿が特別公開をしていました。

工事中の一般公開は、工事用の足場がある為、屋根や瓦を間近で見ることができます。
今年で工事が終わるため、この視点でこの建物を見ることができる最後の機会です。

奈良時代と同じ工法で復元しているらしいです。
(基礎部、耐震補強は現代の技術が使われているみたいですが。)

屋根瓦がとてもきれいでした。


そして、こちらは瓦になる前の原型。

この粘土のかたまりが、すべすべした感じ。

そして、平城宮跡周辺。

ここに今から1300年前に都があったと考えると、とても不思議な気分に
なります。1300年前にあの巨大な建築物を建てたなんて…
ため息ばかり出てしまいます。

そして、噂のあの子。。。
せんと君発見。
すっごい機敏で、アイドルみたいな動きをしていましたが、
ぜんぜんかわいくない。
まー、そのアンバランスさがなんとも不気味で、愛すべきキャラなのでしょう。
あのキャラクターに関して、
奈良県としては、してやったりという感じでしょうね。

新薬師寺

April 25 [Fri], 2008, 15:41
奈良にある新薬師寺に行ってきました。

ここは華厳宗の寺院で、
国宝の本堂や奈良時代の十二神将像をはじめ、
多くの文化財があるお寺です。
境内にはちょうどハナモモ(菊桃)が咲いていて
なんともきれいでした。

2002年秋、本堂内陣に「心のゆたかな世紀」への願いを込めて、
本尊薬師如来の浄土、東方浄瑠璃世界の光を取り入れるため
ステンドグラス「瑠璃光」をはめ込んだそうです。
仏像をステンドグラスの明かりで照らした姿は、
幻想的でとても美しい風景で、本当に心が安らぎます。

奈良やっぱりいいですねー。
ちょっと奈良を極めたいです

そうそう、あの奈良の気持ち悪いキャラクターの名前決ったみたいですね。
「せんと君」って、普通でつまんない。
もっと、オドロオドロしい名前とか付けてくれたら良かったのに。

お水取り

March 11 [Tue], 2008, 13:16
昨日は東大寺二月堂の修二会(しゅにえ)に行ってきました。
この行事はよく「お水取り」と言われ、二月堂に松明を持った人が上がり
その火の粉を浴びるとその1年は無病息災でいられるといった行事です。
よくニュースなんかで取り上げられている所を見ます。

この行事はそもそも修行の一環で、僧侶達が世の罪を一身に背負い
一般の人に代わって苦行を行ってくれるというありがたい行事で、
もう1250回も毎年毎年行われているらしいです。


二月堂を松明を持った人が走り抜ける

火の粉がよく落ちるように松明を振っている








火の粉は遠すぎてもちろん降ってきませんでした。
松明の煤は拾って帰ってきたので、それを家宝にしようと
思います。
これから1年何事も無く平和にすごしたいなー。

しかし、1250年、毎年毎年続けるって…
凄い。

ミニツアー

March 10 [Mon], 2008, 12:02
土曜日に滋賀県に行ってきました。
恒例となっているミニツアーで、
今回は若手社員+ユージローにーさんというメンバーでした。

ミニツアーはまず腹ごしらえからという事で、
滋賀県湖南市にあるレストラン潮へ。
ここは旧通産省のグッドデザイン賞、麗しの滋賀建築賞
を受賞したレストランで、建物もお料理も◎でした。


その後、今日のメイン佐川美術館へ行きました。
デザインに対するクオリティーの高さにお腹が一杯になってしまうほど
細部までこだわったディテールでした。
中でも、最近NHKの日曜美術館でも取り上げられていた樂吉左衞門館は
水中の展示室と水に浮いたような茶室で構成され、
光の取り入れ方、視線の誘導の仕方、時間の使い方など細部までに極度のこだわり
が見られ、デザイン監修をされた樂吉左衞門さんと設計を行った竹中工務店の
執念のような物さえ感じられる空間でした。
こんな物を見てしまうと、やっぱり最後まであきらめたらいけないんだって
思ってしまうわけです。
時間と労力を掛けてとことんやりきった空間ってもんは確実に
人の心を揺るがす事ができるんです、きっと建築に興味のない人でも
何らかの形で揺るがされているんですね。


佐川美術館

樂吉左衞館(茶室)

樂吉左衞館(地下展示室前)

樂吉左衞館(地下展示室前)



ちなみに、
茶室は予約しなくては入れないのですが、
本当に一見の価値がある建築物です。
P R
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