15年

November 09 [Mon], 2009, 22:36
けいはんな記念公園に行ってきました。
この水景園竣工15周年という事で、
この庭園をつくることに関った方々のトークイベントが
ありました。
今の時代ではこのような大規模な空間をつくることは、
ほとんど無く、私達は、つくること以上に、
つかっていく事を重きに考えなくてはなりません。
これは、ものすごくまっとうな考え方だと思います。

でも、15年前は何もない山を切り開いて、
大きな道路を建て、大きな箱物
(この公園の前には、あの‘私の仕事館’があります)
をたくさん建てていた、
その時代もちょっと体験してみたかったと思うし、
15年後もどんな状況になっているのかが、
不安でもあり、楽しみでもあるなと思いました。

今年のモミジの紅葉は去年より2週間も早いようです。





夏休み-2

September 28 [Mon], 2009, 14:39
久ぶりに更新します。
生きていました。
ネタも溜まっております。

さて、1ヶ月以上前に書いた、東北旅行。
第2段。
大分温めていました。

毛越寺。
ずーっと、行ってみたいと思い続けていた場所です。
ここは、平安時代につくられたもので、
現在の姿は、遺跡を復原している庭園です。
このお庭は、広々とした州浜のスケール感と、
庭の背後に連なる山々の荘厳な空気感に圧倒されました。
この感動は、その場に立ち、初めて感じるもの。
写真では伝わりづらいものです。
この感覚、修学院離宮に行った時も感じました。
改めて、周辺の環境が空間に対して大きな影響を与えるということを
考えさせられました。







その後は、仙台に行き、
伊藤豊雄さん設計の「仙台メディアテーク」に行きました。
ケヤキ並木のボリューム感と調和していたし、
建物の使われ方(図書館やギャラリー)も開かれた感じで、
とても良い建築という印象でした。



そして、その後は、友達にお勧めしてもらった、
「伊達の牛タン」で牛タンを食べ、
デザートとしてズンダ餅を食べ、
お土産には、大好物の「萩の月」を大量に買い込み、
この1日は終わりました。

・・・続く。

新緑のパワー

June 04 [Thu], 2009, 20:08
この前京都に行ってきました。
廣誠院、二条のがんこ(第二無燐庵)見学してきました。

モミジの新緑がみずみずしくて本当にきれいなので、
この緑を楽しめる時期が来るまでの1年間は、この感覚を
忘れないようにしようと思います。

廣誠院は特別公開で写真がNGでした。
誘ってもらって本当に感謝です。
お庭と建築の関係が最高にすばらしい。
美意識の高いお施主さんと、それに答える作庭家の傑作です。
そして、幕末有名人物の佐久間象山先生の暗殺された現場のすぐ近く!!
あの暗殺シーンには川がつき物だったような。
それがここ高瀬川で、その近くにいるなんてテンション上がります。

それで、これが高瀬舟一之舟入(高瀬川の始まりの場所です)




それで、この向こうに廣誠院。高瀬川を庭に引き込んでいます。




さらに、こちら二条のがんこ。
山縣有朋さんの第二無燐庵。
南禅寺の近くにある無燐庵は第三らしいです。



この庭は散策をさせてもらえ、さらに鴨川へかかる川床も
見学させてもらいました。



この、梅雨前の爽やかな時期、川床で一杯。
考えただけで幸せです。



さらに、ビッグなサプライズ。



顔がでかい人間かと思ったよ。
しかも、助手席の彼女はご機嫌ななめ。
犬の世界も大変なのね・・・。

植治の庭

March 01 [Sun], 2009, 19:45
京都ついでに、今行っている仕事の事例見学という事で平安神宮へ行ってきました。
今あるものは復原されたもので、本物の5/8の大きさだそうです。
だからかなのか、ちっちゃくてせせこましいイメージがしてしまいました。
何と比べて小さいかというと、同じ天皇の住みかである京都御所紫宸殿の南庭や
三国志(中国の宮殿を真似ているので)の映画なんかでやっている
宮殿前の広場に比べてです。

その後は先程の都ホテル同様、植治の庭である平安神宮神苑を見ました。
こちらは都ホテルを作庭した柏揚さんのお父さん7代目の植治さんです。
今の季節はウメやミツマタが満開でしたが、

やはりここの庭園のメインでもあるしだれザクラが咲いた時の事を想像すると
4月になったら改めて見に来ようと。

(池際の樹木は全部サクラです。)

暖かくなる事を心から待ちわびています。

ライトアップ

November 17 [Mon], 2008, 18:27
週末、青蓮院のライトアップに行ってきました。

まず、阪急電車に乗って河原町に降りたとたんの事です。
あまりの人の多さに、今日は何かのお祭りかっ??
ってほどに込み合っていました。
老若男女が集う紅葉の集客パワー恐るべしです。

体力の限界を感じながら青蓮院へたどり着き、
いつもの鑑賞ルートとは別のルートでお庭を鑑賞しました。
好き嫌いははっきりするライトアップだと思います。
なぜ、青色LED?

昼間はきっとこの南庭に何本もの黒いコードが見え、
汚いだろうな…。
と、いちいちケチをつけたがる私の横で、団体で来ていた
おばちゃま達御一行は、このライトが点滅するたびに
「おーーーーーーっ!!」
「まっ、きれいねーー!!」
って一喜一憂されていました。
更に、
「なにあれ、提灯が浮かんでるっ!!」
「えっ、どこどこ、あら、ほんとっ。」
って、お寺=お化けのイメージだけで発言するおば様。
目の前には提灯持った青蓮院の
お姉さんが歩いているだけだわよ。

この楽しい会話に耳を傾けながら、
久々の青蓮院を楽しんできました。

清水寺、高台寺、大徳寺など様々なお寺でライトアップしているみたいです。
こちらお隣の知恩院。

お寺として新しい事をやろうとする心意気や、
京都に与える経済効果はすごいと思います。

京都の紅葉の見ごろは来週の3連休あたりだと思いますが、
あの、イモ洗いのような観光地には恐ろしくて決して行きたくありません。

仙洞御所

August 11 [Mon], 2008, 21:43
またまた京都へ。
京都は夏の鮮やかな色の花がたくさん咲いていて
これもまたきれいでした。

今度は仙洞御所へ行ってきました。
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現在、京都市にある京都御苑内には京都御所の南東に仙洞御所が位置している。これは1627年(寛永4)に後水尾上皇のために造営されたもので、正式名称は桜町殿という。小堀遠州によって作事された庭園が広がっている。仙洞御所の建築群は1854年(安政1)の火災後再建されず、現在では庭園のみが残っている。なお、仙洞御所東北に隣接する大宮御所は後水尾天皇の中宮であった東福門院の女院御所として造営されたものが元となっている。(Wikipediaー仙洞御所より)
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平日に行ったので、一緒に拝観するグループは15人程度で少なく、
解説してくれるおじちゃんもわかりやすかったので、
とても充実した鑑賞になりました。

この州浜の石は、一升石と言って小田原藩主が米1升分の価値がある石1つを
1つづつ綿に包み、桐箱に入れて献上したものだそうです。

こちらは織部灯篭(キリシタン灯篭)
灯篭のあしの部分が十字架に見えるでしょうか??

地際にはマリア様が彫ってあります。
しかし、仙洞御所になぜキリシタン??
説明のおじちゃんいわく、この庭園の建設時はこの灯篭が
流行していたのだそうです。
公家の方々の文化レベルは本当に高くて、美意識も並大抵の物では
なかったのだなと再認識。

ここは、京都のど真ん中なのか?というぐらい
静寂した空間、
そして、予約→抽選→拝観といった手続きをとらなければ入れない
特別感、
それらがかさなりあって、独特の雰囲気をかもし出している場所でした。
さすが後水尾天皇、桂離宮に続き感動しました。
秋には絶対修学院離宮へ行きたいです。
抽選落ち続けていますが。。。
ここを見なかったら関東にも帰れません。

灼熱の庭園見学会

July 29 [Tue], 2008, 21:40
こんな暑いのに、
風邪っぴきです。

エアコンつけたらくしゃみでるし、
エアコン消したら自分の熱と外の熱気でゆだりそうになるし、
夏の風邪って厄介です。
昨日今日でティッシュの箱3箱目です。。。

風邪をひく前の日、また京都へ行ってきました。
なんと、気温39度だったらしいです。
どうりで、日差しがレーザービームのように感じたわけです。
この、メラニン色素の少ない体には炙り焼きされてるみたいで、
過酷でした。

さて、ここからはお庭の話。
今回は庭園見学会という事で、室町〜江戸時代のお庭へ。

初めは青蓮院へ。
ここは門跡寺院といいまして、公家の方々が出家した後住んでいた寺院です。
この寺院が珍しいのは
寝殿造りの建物(平安の文化)とつくられた庭(江戸の文化)が
混在している寺院という事です。
もともと、平安の文化では庭とは鑑賞の為のものという概念はなく、
京都御所でも見られるように、紫宸殿の前は南庭と言われる白砂びきの
広い広場が存在し、ここでは年中公式の儀式が行われていました。
室町時代ごろから武家の文化が勢力をまし、それらの儀式が簡略化され、
儀式の為の庭から鑑賞のための庭へ変わっていきました。
青蓮院にも南庭は残っていますが、白砂は何処かに消えてしまい、
地面は苔になっています。
青蓮院の南庭

京都御所の南庭(紫宸殿に向かって右が桜、左が橘植わっているのも青蓮院と同じ)


その他にも小堀遠州がつくったと言われる霧島の庭や、親鸞聖人が植えたと言われる
巨大なクスノキ、見所いっぱいのお寺です。
しかも、他の人気スポットよりお客さんもいないし、
ぼーっと、過ごせるお勧めスポットです。



他にも門跡寺院は、三千院、毘沙門堂、蔓殊院、妙法院などがあり、
お庭、建築のレイアウトがとても似ている事が特徴です。
公家の方々が同じ文化の中で生活していたのだから、
同じようなつくりになるのでしょうね。
そんな見方でお寺を回るとちょっと面白く感じるのではないかと思います。

三玲さんつながり

July 10 [Thu], 2008, 22:00
最近読んだ中で面白かった本の中で
「日本の庭〜ことはじめ〜」岡田憲久諸 TOTO出版
が凄く面白かったです。
またまたマニアックな本なのですが、
日本庭園について時代別に順序立てて書かれていて
マニアックすぎず、しかし、しっかりツボは押さえてある本です。
日本庭園を良く知らない人が呼んでもおもしろいのではないだろうかと思います。

ここでは名だたる作庭家の方々の作品が紹介してありますが、
やはり、世間一般的に良く知られている
『重森三玲』という人の行動力にはもの凄い迫力を感じました。
日本庭園の伝統を熟知した上での新しい挑戦、
東福寺の方丈庭園は三玲作品の中でも一番ダイナミックでリズムがあり
面白く、ステキな庭だと思います。




そして重森三玲庭園美術館(自邸)の庭(アクオスのCMに以前使われていました)
も、今のデザインといってもおかしくないぐらい、モダンなデザインが組み込まれています。



この前、梅田の古本屋さんへ出かけたときのことです、ここのご主人は
以前にも値引き合戦を行い、最終的には泣き落としで全部で6万円(1冊2万円×3冊)を3冊で2万5千円にしてもらったという経緯がある方です。
私はここで、古本の値段はあってないような物だということを学びました。
ここの本屋さんは造園や建築の本が充実していて本当にセンスが良い本屋なのですが、
店主は伊藤四郎似のいじわる風じーさんです。
今回は、三玲さんの日本庭園実測集(江戸時代編)があったので、
早速おいくらか聞いてみたところ、
その伊藤四郎似のおじさんは私の事覚えていました。
「本当は6千円だけど、3千円にしてやるよ。」
ニヤッ。
悪ーい、腹黒ーい笑みです。
げっ、これは戦略なのか、なんなんだ??
せっかく、戦闘体勢だったのに。。。
一気に拍子抜けて、
「じゃあ、いただきます。」ってご購入です。
初めから3千円だったのか?
それとも本当は良い人なのか?
伊藤四郎は相当の策士です。

古本屋の独特の雰囲気が最近病みつきになってます。
あのおじさんとのバトルはもう少し続きそうです。

新緑の京都

May 26 [Mon], 2008, 16:49
この前、ついに桂離宮へ行ってきました。
事前学習はばっちりすませ、
行きの電車の中では
「終わらない庭」〜昭和の三大作家とめぐる宮廷の庭〜
の中の井上靖が書いた桂離宮の項を読み、事前準備は完璧です。

桂離宮では、1回に見られるのは20人程度で、約1kmのコースを1時間かけて
案内してもらいます。

で、感想は…。
1時間じゃ見たりない。
もっと見せてくれー!!
といった感じです。

細かい事はさておき、
「さあ、あなたはこの庭に対してどう思う?」
と、作り手の挑戦状のように、どの場面においても堂々としている庭で、
「お噂どおり素晴らしいです。」
といって帰っていく観覧者。
見所がありすぎて、気が抜けないお庭です。

今度は秋に、また行きたいなと思います。
御幸門

州浜から見る松琴亭


その後はバスに乗り、
東山にある白沙村荘へ。

関雪独自の思想に基づき造り上げた市中の山居は、新緑のモミジがとてもきれいで
見ごたえある庭園でした。
今の時期は修学旅行生がうじゃうじゃいる京都ですが、
私が見た時間、観覧者は私一人でした。
京都の街中で、この静けさと、この緑の量。
まさに穴場です。

その後、吉田山を登り
茂庵というカフェへ。
前から一度行ってみたかった場所でしたが、
こんなに山を登らなきゃ辿り着かないなんて…。
軽く、いや、かなり息切れしてたどり着き、
案内されたテーブルから、目の前の窓を見ると、
森の緑のフレームの向こうに、京都の町並みが!!
そして、風通しが良く、お店に流れる音楽や、周りの静けさが
とても心地よい。
私のカフェランキングの中で、かなり上位のお店です。
ご飯も体に良い、素材の味を生かしたお料理で、
ボーっとして2時間も居座ってしまいました。

本日のランチは豚肉でインゲンを巻いたものでした。

入口にはこんなにくい演出も。

☆テーブルから見える景色の写真はあえて載せません。
 是非自分の目で見て感動してもらいたいです。

新緑の心地よい京都は本当に心地よく、きれいですよ。
蒸し暑い夏になる前に是非行ってみて下さい。

タニクニクニク

March 26 [Wed], 2008, 9:52
先週末に多肉植物屋さんへ行ってきました。
多肉さん、大好きな植物です。
色合いがクリーミーな感じできれいだし、
何しろ手まいらず。

しかし、多肉植物の値段の幅が広く、
気に入った物はことごとく高額な物だったので、
泣く泣くあきらめて近所のホームセンターにも売ってそうな4種類を購入してきました。
(わざわざ遠くまで行ったのに…)
帰宅後、以前レンガ屋さんに遊びに行ったとき焼いてもらった長方体の鉢に4つ並べて植え替えました。
やはり、この燻色の鉢には淡い色の多肉が合うと思ってました。
良い感じです。さらに、マルチングを細かい木チップにして、
ちょいとナチュラルな多肉の寄せ植えになりました。

P R
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