『SP 野望篇』

October 29 [Fri], 2010, 0:17
'10.10.20 『SP 野望篇』(試写会)@よみうりホール

yaplogで当選! いつもありがとうございます。岡田くん好きなので、目の保養に行ってきた(笑)

*ネタバレありです!

「SPの井上薫は子供の頃、目の前で両親をテロリストに刺殺された過去を持つ。その時、彼を庇った麻田総理がニヤリと笑うのを見てしまったことの心的ストレスで、神経が異常に過敏になり、周囲の音や気配から危険を察知する能力が備わってしまう。東大法学部卒ながら、あえて一般採用で入庁した係長 尾形は井上の能力を買い、引き抜く。彼には真の目的があった…」という話で、フジテレビ系で放送されていたドラマの映画化。という説明はあんまり必要ないかもしれないけど(笑) ドラマは全話録画したけど、録ったら安心してしまって見ていなかった。しかもビデオだからデッキ残してるけどめんどくさいし… とりあえず、公開に合わせて再放送された4話のみ見ての鑑賞。ついて行けるか心配だったけど、4話分でも人物相関図や背景なんかは、何となく理解できるように作られていたので、問題なし。ただ、ドラマ版(スペシャルかも…)のラストから1週間後という設定なので、見ていた方が楽しめるのは間違いないと思うし、映画版では人物紹介はほとんどないので、未見だとどうかな… でも、分からないってことはないと思う。

冒頭からすごいスピード感。六本木ヒルズでのイベントに出席する大臣の警護にあたる警護課第四係機動警護班のメンバー。フジテレビ系なのに六本木ヒルズでロケしたんだ(笑) なんて思っていたら、危険人物を察知した井上が、大爆発を予知。CMでも流れていますが、スゴイ迫力。その前に、散々怪しい人物を見せておいて、本物を見抜くのは井上というのは、王道だけどニヤリ。しかし、この本物とのチェイスがスゴイ! スゴイけどちょっとやり過ぎ(笑) なんでもVFX部分は『ターミネーター2』のロバート・スコタックをスーパーバイザーに迎えたとのことで、そのスピード感と迫力はスゴイし、映像処理も全く違和感ない。ハリウッドならばあと2〜3台はいってるだろうと思われるトラック横転も、1台に抑えてはいるけど、日本という尺で考えると、結構ハデ。まぁ、日本映画でもトラック横転くらいはあったし、車のボンネット駆け上がりくらいはあるけれど、長い(笑) 井上はかなりの距離車の上を走る。なかなか見応えあるけど長い。

そして、犯人とのチェイスはまだまだ続く。かなりの距離を走った挙句、トラックの荷台に乗ってのバトルもあり。これもかなりのスピード感で、迫力もあって見応えあり、「誰も寝てはならぬ」に乗せての立ち回りは優雅(笑) でも、長い… イヤ、つまらないわけではないし、多分時間にしたら10〜15分くらいだと思う。そのくらいのアクション・シーンはハリウッドものでは当たり前。岡田くんも犯人役の人も熱演してて、全然ダメなわけじゃないんだけど、なんだろう東京のスケール感なのかなぁ… 六本木から最終的どこまで行っちゃったんだろ? とか、考えてしまったのはこちらの問題だとしても、やっぱりハリウッドばりのアクションは東京という身近な風景のスケール感の中ではしっくりこない気がしてしまう。文字通り、都市全体の大きさとか、都会感とかじゃなくて、道幅とかいうスケール感のこと。まぁ、何度も言いますが面白かったのですが(笑)

うーん… イヤ、面白かったんだけど、感想が書きにくい…(笑) そもそも、この映画では完結しないし。ドラマと完結篇である『SP 革命篇』との中継ぎ作品なので… しつこいようですが、ドラマ版は4話しか見てないので、ラストがどんな感じで終わったのか不明。でも、チラシなどによると、どうやらこの先の核となる、尾形の"大儀"への関係を示唆して終わったらしい。本作では尾形の関与が明確になり、大儀についての大まかな説明と、数人のメンバーが分かったくらい。数人のメンバーについても若手ばかりで、イマヒトツ重みに欠ける印象。一応、与党幹事長役の香川照之が関わってて、年齢的には若くはないけど、政治の世界では若手だし… 大儀の部分も何となく説得力に欠ける。全貌を明らかにしてないってことかもしれないけど、ドラマ部分の事件がこのメンバーの仕組んだことだとすれば、ツッコミどころも満載な気もするけれど… うーん。見ている間はスピード感があって、楽しかったのだけど、感想を書こうと思ったら、ホントに何も浮かばない… たまにこういうことはあります(笑) 個人的には見終わった後に余韻の残るような作品が好きだけれど、見ている間だけ楽しくて、何も残らない作品も決して嫌いではないし、それもまた映画の在り方としてありだと思っている。と、書くとなんだか必死でフォローしてるみたいだけど、決してそんなことはない。ホントです(笑)



官房長官(だったかな?)を警護して、次々送り込まれた刺客達を倒して行き、次の攻撃があるかも知れないので、現場に残る者と、先に進む者に別れて進む。井上の危険察知能力が意外に生かされないじゃないかとか、いくらなんでもこんな住宅街で夜中にこれだけ暴れて苦情がこないのか? などのツッコミはあるけれど、迫力はある。官房長官も最初はイライラして横柄な態度だったけど、次々襲って来る敵にビビリまくり。でも刺客達の狙いは明らかにSP達で、全く相手にされてないんだけど(笑) でも、無事首相官邸に辿り着いた時には、すっかりいい人になっていくのが面白い。きっと政治家のセンセイはこんな感じなんだろうな。

実際、井上のように精神的に大きなショックを受けると、脳が過剰反応をして危険を察知する能力が備わるものなのかは不明だけど、そういう設定は興味深い。井上のキャラが面白い。普段はやる気がなさそうな不思議キャラ。手錠を持ってくるのも忘れるくせに、不審者を発見し追跡スイッチが入ると、自らが盾になってクライアントを守るどころか、クライアントを放り出して犯人逮捕に走ってしまう。職務ということを考えると、井上の行動は正しくない。でも、間違ってるとも言いきれない。その辺りがおもしろいし、どうやら係長の尾形が彼を買っている理由でもあるらしい。そして、あの運命の日の出会いも… この辺りのことは、次回作で明らかになるのかなと思ったり。今作の中では尾形は敵のように描かれているけど、果たしてどうなのか?

キャストは結構豪華。岡田くんは特別上手いとも、下手とも思わないけど、どこか何か深く考えてそうでもあり、考えてなさそうな感じが結構好き(笑)その感じがこの役にあってると思う。肉体改造を行い、スタントなしでアクション・シーンをこなしたそうで、もちろん早回わし的なことはしてると思うけれど、かなり体張っている。何となく華奢で小さい印象があって、良く知ってた人を彷彿とさせる。今ではもう何とも思わないけど、不思議な感覚を覚える。もちろん岡田くんの方が全然カッコイイですが(笑) 真木よう子目当てってところもちょっとあったのですが、今作ではそんなに見せ場はなかったかな… ボウガンで打たれちゃうところも、なんとなく自分から当たりに行ってるみたいな印象だったし(笑) 香川照之はやっぱり上手いけど、今回結構大芝居。尾形の堤真一はやっぱりカッコイイ! こういう役はピッタリという感じ。大儀のために悪に走ってしまいそうでもあり、でもホントは違うんじゃないか? いい人であって欲しいと思わせるべきだと思うので、そういう意味では素晴らしい。そして孤高感がカッコイイ!



ドラマ版未見でも楽しめると思うけど、できれば見ておいた方がいいように思う。登場人物達について一切説明がないので、レギュラーなのか、映画版で登場してきた人なのか全く分からない。分からなくても平気だけど、例えばCMでも流れてる井上をロックオンしてるあれ、あれが誰なのか分からなかったのだけど… 私だけ? 一緒に行ったMッスも分からなかったみたいだから、ちょっと分かりにくかったんじゃないかと思うんだけど… 顔以外の彼の姿は準備段階からずっと映していて、衝撃映像って感じで映されるんだけど、誰?(笑) 公安の彼に似てた気がするのだけど…

アクション・シーンは良かったし、VFXはカッコイイ! スピード感があって面白い。そして、岡田くんと堤真一がカッコイイ! お2人のファンの方は是非!

ドラマ版から引き続き、テーマ曲カッコイイ!


『SP』Official site
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SP 野望篇(映画.com)
SP 野望篇@ぴあ映画生活
「SP the motion picture(仮題)」オフィシャルサイト

○作品情報(映画.com)
監督:波多野貴文
原案・脚本:金城一紀
音楽:菅野祐悟
製作国:2010年日本映画
上映時間:97分
映倫区分:G
配給:東宝
キャスト:岡田准一、真木よう子、松尾諭、神尾佑、野間口徹、香川照之、堤真一

○ストーリー(映画.com)
フジテレビ系で人気を博したTVドラマ「SP」の劇場版2部作の前編。直木賞作家の金城一紀が原案と脚本を担当し、「エイリアン2」「ターミネーター2」でVFXを手がけたロバート・スコタックがスーパバイザーとして参加。主演に「V6」の岡田准一、共演に堤真一、真木よう子、香川照之ほか。警視庁警護課第4係に所属する井上薫は、危険を察知する能力“シンクロ”や、一瞬で物事を映像として記憶する“フォトグラフィック・メモリー”などの特殊能力を持つ男。井上や同僚のSPらは、国家を揺るがす大規模テロの脅威に追い込まれながらも、陰謀の解明に奔走する。

○感想
2010/12/01 天神東宝にて観賞
単体の作品としては評価しづらい作品ですね。次の革命篇のつなぎという感じでしょうか。単体の...
itchy1976の日記  December 03 [Fri], 2010, 19:58
TV版を見ていなかったので、気が進まなかったのですがお姉さんに連れて行かれるというよりは、強制連行されてSP野望編を見てきました。
ゼロから  December 01 [Wed], 2010, 17:24
封切りからひと月近く経ったというのに、かなりの入りでした。そしてカップル多し。人気あるんですね。結論からいうと、大満足です。もう1回観に行くつもりでいます。私は本作の ...
23:30の雑記帳  November 29 [Mon], 2010, 23:34
人気テレビドラマ「SP」の映画版がようやく公開となりました。 長かった・・・、映
はらやんの映画徒然草  November 10 [Wed], 2010, 20:52
平成22年11月10日(水)。 映画:「SP 野望篇」。 【監督】波多野貴文 【脚本】金城一紀 【キャスト】岡田准一・堤真一・真木よう子・香川照之・松尾諭・神尾佑・野間口徹・蛍雪次朗・堀部圭亮・山本圭 【ストーリー】 「大義のためだ…。」 この言葉を発…
☆みぃみの日々徒然日記☆  November 10 [Wed], 2010, 14:19
SP 野望篇’10:日本◆監督: 波多野貴文「SP」(TV) ◆出演:岡田准一、真木よう子、香川照之、松尾諭、神尾佑、野間口徹、堤真一◆STORY◆ある日、尾形率いる四係のメンバーは、六本木ヒルズのイベント会場で警護に当たっていた。そんな中、これから起こりうる惨劇を特...
C'est joli?ここちいい毎日を?  November 09 [Tue], 2010, 14:54
公開日は、台風が来ていて、出かける気にならず。
金曜日の会員サービスデーに、「SP 野望篇
」を鑑賞。


「UCとしまえん
」は、平日としては、普通かな。
「SP 野望篇
」は、大きめのスクリーンで、2〜3割。





(C) 2010「SP」プロジェクトチーム


【ス
いい加減社長の日記  November 08 [Mon], 2010, 5:53

 
□作品オフィシャルサイト 「SP 野望篇」□監督 波多野貴文 □原案・脚本 金城一紀 □キャスト 岡田准一、真木よう子、松尾 諭、神尾 佑、野間口 徹、香川照之、堤 真一■鑑賞日 10月30日(土)■劇場 チネチッタ■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)<感想>  ・・・ちと、固い。。。  やはり、ドラマティックにファンタスティックに描きたいと思ったんだろうけど、  その分、余計な力がはたらいて、まとまるものもまとまらない映画になったのが本当のところ・・・。 もちろんTVドラマは観ていた。 カメラワークとカットワークを考えると小さいTV映像の中のほうが奥行きがあったかもしれない。 岡田准一&堤 真一なら映画『フライ,ダディ,フライ』を思い出すけど、 それ以上に、その今回は『フライ,ダディ,フライ』の原作者である金城一紀が脚本を書いている。 当然、その点で期待はしていたけれど、ここはやはりその脚本に対し、100%の力量を発揮できなかった 監督の責任と、自身の映画に対する脚本家への遠慮も多少あったのかな・・・。 先日、TVでやっていた「ボクらの時代」では、波多野監督と岡田ク...
京の昼寝?♪  November 06 [Sat], 2010, 8:49
「SP 野望篇」★★★☆
岡田准一、真木よう子、香川照之、松尾諭、神尾佑、堤真一出演
波多野貴文監督、98分 、2010年10月30日、 2010,日本,東宝
(原題:SP)




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「冒頭の六本木ヒルズのテロ防止シーンと
それに続く犯人追跡のアクションは
なかなか見ごたえがあった、
出だしから良い予感、
次の「革命編」に続くので
ラストはあっけないが次も期待したい、
できたら来週見たいけどね、TVの続きみたいに」


邦画のアクションシーンで
こんなに良い出来って記憶に無い、
全速力で街を駆け抜け
体当たりし、殴り合い
まさに本気のシーンの連続で
ワクワクさせてもらった、
残念なのはアクションシーンが散発で
あともうひとつふたつと熱いシーンが続いたら
これはホント、傑作の部類に入ったかも。

井上(岡田准一)の超能力みたいな力も
全く説明が無いので
この能力も含めて彼はSPとして
働いているのか、それともまだ解明はされていないのか、
そして「大義のため」と言って、
大きな陰謀の一端を担っている...
soramove  November 04 [Thu], 2010, 7:53
 この映画を観るのなら、とうぜん場所はここしかない。
 ユナイテッド・シネマ豊洲の10番スクリーン。
 日本最大級のスクリーンサイズを誇るこの劇場は、テレビドラマ『SP 警視庁警備部警護課第四係』の...
映画のブログ  November 03 [Wed], 2010, 4:09
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