鷹のお姉さん Tessar 7.5cmF2.8 @F8

September 11 [Fri], 2015, 23:19
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子ども時代からの想いで、どうしてもテッサーという名は気ります。そして往年のテッサーのライバルたち。古レンズ沼に沈んで以来、本家のテッサーやその縁の物たちがいろいろ集まりました。そしてまたひとつ。

 デジ一眼レフに古レンズ付けて遊んでいます。扱いやすさをポイントに選んだカメラは、イメージセンサがライカ判のサイズよりも小さい機種。そのためフィルムで使う場合よりも画角が狭くなります。標準レンズがポートレート画角ぐらいの感じになりますが、これはこれで美味しく遊べています。

 フィルムで撮った時のポートレート画角より少し狭いぐらいの絵になるレンズは、焦点距離が7〜8cmぐらいです。試しに中判の引き伸ばし用のレンズで撮ってみたらたいへん具合が良かったです。75mmぐらいの撮影用レンズが欲しくなりましたが、このぐらいの焦点距離の交換レンズはたいへん少ないです。なんとなくネット上を見回していて見つけたのはレフレックス・コレレという戦前の6×6判一眼レフのレンズ。自動絞りも何もない昔のレンズで、鏡胴は細くてマウントも細いです。中判用なので、筒状のアダプタを挟めばデジ一眼レフに付けられます。
 レフコレの標準レンズは松竹梅でいろんな種類があったようです。気になって探して入手した物はLudwig Victarと Schneider Radionarで、梅の上と並というランク。いずれも戦前の古い物ですが、ちょっと気配りしてやれば普通に写ります。どちらもいろいろ活躍しています。

 それからしばらくたって、探しもののついでに見つけたひとつのレンズ。戦前のツアイスのテッサー。中判の箱カメラの前板らしい部品に付いた状態でした。外観から見て何かの一眼レフ、おそらくレフコレかその類似機、あるいはそれを転用した何か。状態は微妙ですが値段も微妙。謎のテッサーという事で、結局は誘惑に負けました。

 現物をみるとやはりレフコレ用のレンズのようです。レフコレ用のテッサーは数種類あったようですが、これは7.5cmの焦点距離で前玉回転式です。鏡板の番号から見ると1937年製です。中玉には軽いカビ跡があり、前玉は少し曇りがありました。前玉と後玉は簡単に外せたので、それぞれの面を軽く清掃しました。50mmのテッサーと比較すると、前後のバランスが違うのでしょうか、後玉がかなり大いです。
 レフコレのマウントに関しては情報が不確かです。先に来た Victarを実測したら、マウント径は41mmで、フランジバックは76mmでした。これを元に加工屋さんに依頼して旋盤で2個作ってもらいました。Radionarはその1個を使用しました。このレンズ用にもう1個作ってもらえば簡単ですが、一点物の加工は納期がかかります。いろいろ考えているうちにウマい手を思いつきました。
 M42マウントの接写リングは安い新品があります。一般的な製品のリングの長さは7mm,14mm,28mmです。28mmに7mmを繋ぐと35mmになり、この先端を約4mm切断すれば30.5mmの筒を作れます。この先端部の内径は約42mm。ここに厚さ0.5mmの板を環状にして挟めば41mmのマウント部を固定できます。失敗しても費用はしれています。ヒマを見て手加工で作ることにしました。金工ノコギリで切断し、端面が平行になるように計りながらヤスリで修正。少し長目に作ってから、レンズを付けて無限縁が出るまで削ると、厚さは30.4mmになりました。古いレンズですから、補修などでズレが出ているのでしょうか。あるいはレフコレのマウントには多少ばらつきがあるのかもしれません。
 時代ものですから、絞りはクリック無し不等間隔です。そのままでは現代の一眼レフでは使いにくいので、いつもの手法で絞り環に細い環を嵌めてプリセット絞りとして使えるようにしました。レンズ本体には何も加工していません。フィルターやキャップは被せ式で、筒先にはネジがありません。これでは不便なので、ステップアップリングを加工した物を付けました。このあたりもいつもの手法です。

 なにせ古い物です。元が中判なのでイメージサークルの中心だけ使っていることになります。現代のレンズと比較してはかわいそうですが、黒浮きしてコントラストは低く、明るい部分ははハレっぽく滲みます。フードは必須です、色かぶりも目立ちます。それでも、ファインダーの視野はすっきり見えてピントの山も掴みにくくはありません。解放は頼りないけれど、1段絞れば一応使え、ピント面は周辺まで綺麗です。やはり50mmのテッサーとは性格が違うようで、後ろボケはけっこうなだらかです。デジで使う範囲では、ボケの崩れが目立つこともありません。やはりフィルムで使って見たいです。

良きライバル Schneider Xenar 50mmF2.8 @F5.6

September 10 [Thu], 2015, 22:15
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一見よく似ていても微妙に違うものたち。同じ所から同じ方向に進みながらも、それぞれの想いがあれば違いがあらわれます。それぞれ持って生まれた個性。それをどう受け止めてやれるか。

 テッサーはツアイスを代表するレンズで、近代的なレンズの始祖といった物。3群4枚のシンプルな構成で実用上じゅうぶんな性能が得られますが、収差補正には限度はあります。ある条件で突出した特性を目指すか、全体に八方美人を狙うか。収差の残り具合(残し具合)によって、いろいろ性格の違いができ、使い方によって写った写真に違いが生じる。

 ドイツではテッサー型のレンズがたくさん作られ、いろんなメーカーの中堅どころとして活躍ししまた。それぞれ撮った写真には微妙な雰囲気の違いがあります。しかし、カメラ自体やカメラメーカーの消長に伴って、これらの個性的なレンズたちは消滅してゆきした。それらの中で、最後まで残った一眼レフ用撮影レンズ。気になりついでに探して、東西ドイツの長生きのテッサー型レンズが集まりました。今日はこれらの撮り比べ。

 なんとなく少しづつ集まったリカちゃんのフレンドの人形たち。蒐集的価値のあるような限定生産品とか美品ではなく、いずれも普通に販売された(らしい)ものだちで、ほとんどは遊び古されたお人形。これらは本来は実用品ですから、なるべく元気に活躍させたいと想っています。中には新品でやって来たものもありますが、着せ替えて他の人形たちと一緒に写真のモデルさんにとしとて働くのが目的です。だからいばれも普通の量産品です。

 リカちゃんは日本を代表する着せ替え遊び用の人形。似た大きさや構造の人形がいろいろ作られた中で、リカちゃんだけが長続きしています。何度か構造や外観を変更し、販売面でも微妙に浮沈がありましたが、これらを乗り越えて今も健在です。一時期とぎれていたフレンドたちも少しづつ増えて来て、気づいて見たらカタログには7人もいます。
 リカちゃん人形は、金型で成形された頭部に目をプリントして頭髪を植えて作られています。一度造形された頭部はいろんな人形に使い回されているので、歴代のフレンドたちには頭部の形が同じものがいます。その中でもいちばん長く続いてるのが K196型の頭部で、1983年に登場して以来ほとんどそのまま現在も使われています。先日仲間入りした最近のフレンドたちをしらべると、その後頭部の植毛の中にはこの記号が刻まれていました。

 今年になって仲間入りしたフレンド人形。ポーズを付けて演出しやすいようにボディを交換しました。まずは紹介のwebページ用に、服を着替えさせながらポーズ付けて写真撮影を。しかしこれらの人形は髪がすごく細くて長いのです。写真撮る場合は座る邪魔になりますし、服を着せ替えればバサバサになります。
 これらは髪遊び用という商品設定ですが、あまりに細くて長くて子どもが遊ぶと簡単にもつれてからまってしまいそうです。髪を気にしてたら遊びにくいです。これは写真のモデルさんとしても同様。扱いにくい人形は出番が減ります。そこで、思い切って髪をまとめて括るることにしました。最初は櫛を通そうとしても静電気でからまる状態で難渋しましたが、思いついて水で濡らしたら簡単に落ち着きました。座りやすいようにと、後頭部で左右に分けてまとめ、リボンでくくりました。

 ツアイスのテッサーは、登場以降も少しづつ改良が続けられながら製造され、いろいろな焦点距離と明るさの物があります。ライカ判一眼レフ用の定番となるのは50mmF2.8の物。戦後のドイツ分割で、ツアイスも東西に分かれました。このうち、東のツアイスでは、戦後すぐの時期から1970年代まで製造され続け、その光学設計はほとんど同じままだと言われます。実際に撮り比べても、全体的な印象はほとんど同じです。
 鷹の目のキャッチコピーで知られたテッサですが、現代の高級レンズに比べると欠点が多いです。特に東の国のテッサーは、ちょっと甘いうえにボケ癖も目立ちます。それでも大半の廉価版のレンズよりはずっと優秀。バランス良く見栄えのする写りは鷹の淑女という雰囲気。最後期の物は素でも寄れる鏡胴を与えられました。もともと寄ってくっきりきれいに写るレンズですから、これは一段と便利です。(この構図なら余裕です。)
上 : Canon EOS KissDX + Carl Zeiss Jenatr Tessarr 50mmF2.8 @F5.6

 シュナイダーはツアイスより後発のメーカー。ドイツの西端近くにあって、明るく高性能のレンズを造り、一般撮影用レンズから撤退した後も、大判中判用や映画用などのレンズを作りつづけています。そのシュナイダーのテッサー型のレンズの名がクセナー。明るさや焦点距離はさまざまで、名前は同じでも、それぞれ設計は微妙に違うらしいです。コダックのレチナの主力レンズとして搭載され、レチナが成功したのはこの写りが大きいとも言われました。ライカ判一眼レフ用のクセナーは1950年代から70年代まで作られました。光学部はほぼ同じ設計と言われますが、手もとの物の写りの感じでは少し改良されいる感じもします。
 都会風で上品な写りと言われたクセナー。開けても絞っても、普通の撮影では危なげなく自然に写ります。一見柔らかく見えますが、誇張が少なく緻密で繊細な写りです。フィルム写真の普通のプリントに向いた性格のように想います。ボケがなだらかで綺麗なのですが、接写はちょっと苦手。寄ると少し甘くなり焦点移動も目立ちます。最近入手した最後期の物では、寄った時の甘さはかなり減りましたが、やはり焦点移動は気にります。ここの写真の距離(薄いリング挟んで寄ってます)でもピントが少し怪しいです。
下 : Canon EOS KissDX + Schneider Xenar 50mmF2.8 @F5.6

夏が過ぎて秋が来ます Schneider Xenar 50mmF2.8 @F11

August 28 [Fri], 2015, 22:06
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そろそろ夏も終わりっぽいです。夏の次は秋。今年の秋はどんな天気かしら。すっきり秋晴れ陽差しの青空が続いてほしいけど、ここしばらく、日本付近を秋雨前線がのたくってます。

 じめじめどんより天気は嫌です。カメラやレンズは水気が嫌いです。陽が乏しいと花の色も冴えませんし、コーティングや迷光対策が不十分な古レンズたちは拡散光が苦手です。できるなら、ほど良い晴天の陽の下で写真を撮りたいです。写真撮る人間のモチベーションにも関係します。そして、いつもモデルさんがわりに連れ出している抱き人形も水が苦手です。

 子ども時代からの想いで、どうしてもテッサーという名は気ります。そして往年のテッサーのライバルたち。古レンズ沼に沈んで以来、本家のテッサーやその縁の物たちがいろいろ集まりました。今年の春には、本家イエナのテッサーの最後期の物が仲間入りしました。その流れで、ライバルがもうひとつ仲間入り。
 テッサーはドイツの老舗光学メーカーで、本拠地のイエナは戦後は東に区分されました。ドレスデンをはじめ東独になった地域にはいくつかのカメラ関連メーカーがありましたが、次第に統合整理され、東西ドイツ統一の時期にはVEBカール・ツァイスとなっていました。
 西独となった地域にも光学メーカーがいくつもありました。戦後にカメラ関係に参入した会社もありますが、これらも次第に淘汰され、多くは他業種に転換してカメラ用レンズから離れて行きました。東西統一の頃まで写真撮影レンズを製造し続けていたのはシュナイダーぐらいです。
 テッサーはツアイスを代表する有名レンズで、東独では1970年代まで製造され続けました。このライバルのひとつがシュナイダーのクセナー。こちらも生まれは戦前で、1970年頃まで作られてしました。

 このクセナーの鏡板には Edixa-Xenarと刻まれています。Wirgin Edixaは1953年生まれの西独の一眼レフで、基本部分はそのままで1972年まで作られました。実質的には西独で最初で最後のM42マウントカメラです。
 ヴィルジンはレンズを作るメーカーではなかったので、エディクサには西独のいろいろなメーカーのレンズがセットされました。シュナイダー製クセノンとクセナーがあり、どちらもエディクサの最後期までラインナップされていました。これらはM42マウントなのでデジ一眼レフでも使いやすいです。うちには半自動絞りのクセナー(50年代末製)と、自動絞りのクセナーとクセノン(60年代前半)があります。

 春にやって来た最後期の東のテッサーとの関連で、最後の時期のクセナーの写りが気になりだしました。メーカーの資料ではエディクサ用のM42マウントの物が最後のようです。外観図もありましたが、このタイプの個体はあまり見かけません。実売数はあまり多くないのかもしれません。

 ネットで見かけた最後の時期のM42のクセナー。フィルター枠に目立つアタリ傷があります。レンズに傷は無いらしいですが、少しの曇りと周辺部にカビがあり、距離環はスムーズだけど自動絞りは戻りが遅いと。微妙に悩ましい表現。ショップの方も同じ判断のようで、価格はかなり控え目でした。ちょっとだけ悩んで、結局ポチ。

 幸いフィルター枠のネジ山は簡単に修正できました。光学部は簡単に前後に抜き出せました。カビは中玉で、洗浄したらほとんど目立たなくなりました。曇りは後玉の前面で、こちらも軽く洗う程度で回復しました。
 絞りは・・・どこか粘っているような感じで動きがぎこちないです。自動絞り関係のとこかかとあちこち見ているうちに、どうやら絞り内部の表から見えない所で油回りしている事が判りました。そのまま丸洗いはできず、結局絞り羽根全部(といっても5枚です)を外して清掃する大事(ここまでの工程でヘリコイドは解体しています。)になりました。見ると、粘った羽根を手動で無理して動かしていたためか、羽根の一部が少し曲がっていました。危うかったです。指先でまっすぐにして組み立てなおし。ヘリコイドもきちんとグリスを塗りなおしました。

 ちょっと手間のかかる整備も終わって、あちこちで腕試し。お天気の具合を見て今日は朝のうちに御近所の公園へ。夏から秋へ移る時期で、花壇にはそろそろ色とりどりの花が咲いているでしょう。
 くっきりぱっちり緻密に写る感じのテッサーに対して、さらさら繊細で穏やかでお上品な雰囲気のクセナー。開けても絞っても破綻なく無難に写るあたりはどちらも名家の中堅という貫禄。
 最後期のテッサーを古い物と比べると、微妙にコントラストが上がって色が濃くなった感じがする程度の違いです。うわさどおり、おそらく光学部の設計は昔と同じなのでしょう。対して新しいクセナーの写り。全体の印象は古いクセナーと同じです。ボケが自然で滑らか感じは一緒ですが、滑らかさが少し増している気がします。繊細な感じは少し増していて、周辺の画質も改善しています。そして接写での画質はあきらかに向上しています。微妙に設計変更がされてるのかもしれません。外観は無骨で無愛想だけどちょっとコンパクトになりました。という具合で、またひとつお散歩のお供にふさわしい仲間が増えました。清掃した絞りの調子も問題無さそうですから、今度はどこか遠出に連れて行こうと思います。

上 Canon EOS KissDX + Schneider Xenar 50mmF2.8 @F11
下 Canon EOS KissDX + Schneider Xenar 50mmF2.8 @F5.6

夏はひまわりの季節です OM Zuiko MC 50mmF1.8

August 14 [Fri], 2015, 23:22
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そろそろ夏も後半戦。鉄旅も兼ねて夏の花を訪ねる計画を。構想は「夏空にヒマワリ」。 最近はあちこちでひまわり畑が作られていますが、せっかく行くならば広々とした雰囲気の所がいいです。という事で、ふたたび岐阜県のひまわりに。

 お花に浸って写真撮りに行く。それにはお天気の様子とお花の咲き具合がポイント。人出の事も考えると、できれば平日訪にたいです。しかし今年は夏の高気圧がヘタレです。お天気が不安定で、時間の都合となかなかうまく合いません。

 今年は大垣のひまわり祭りは2箇所で開催です。墨俣へは一昨年に行きましたから、今年は平町のひまわり畑へ。大垣市の南東側で、ひまわり畑は濃尾平野のひたすら平らな耕地の中。大垣駅から羽島駅へ向かうバスが毎時1本通っていて、バス停からは徒歩10分ほど。

 ひまわり畑自体の規模は墨俣や先日の市之枝より小さいですが、新幹線の高架が近くにあって、ひまわりと新幹線が撮れるのがウリです。新幹線は畑の南西側ですから、日中は半逆光になります。花の向きも考えると写真撮るには朝の方が良さそうです。
 ここは墨俣より少し早く咲くように植えられているらしいです。ネットで開花情報が発信されているので、これを見ながら行動計画。ゆったり行って写真撮るなら平日なのですが、お天気の動きを見てお出かけすることにしました。人出の事もあるので、ぎりぎり早い時間の電車で出発。

 季節のお花を見に行くのですから、いつものとおりモデルさんの抱き人形たちも連れて行きます。ヒマワリは高さがあって花も大きいです。花の畑や青空を広く入れた構図にしようとすると高さの調節が必要です。嵩上げ用に中三脚を使用して、カメラは手持ちというのが良さそうです。

 初めて行く場所なで花や周囲の様子がわかりませんが、畑の広さを撮るには広角が欲しいです。ぐっと広いOMの24mmがありますが、これは解放がF2と明るいかわりにやや大柄で重いです。その代償としてトータルで軽量化できるようにOMの50mmmF1.8とペアにしました。素でも45cmまで寄れるのでひまわり相手なら全然問題無いです。どちらも器用な写りで手持ちでも使いやすいです。

 弱い前線が通ったあとで、次の低気圧までの合間の晴れ間。妙な風が吹いています。すっきり青空というには雲が多いです。暑さはそれほどではありませんが、お花も微妙に見頃を過ぎたような感じ。
 ここのヒマワリはやや背が低い種類のようで、大人の胸ぐらい。地平でカメラを構えても花越しに周辺が写ります。そのかわり、畑の中や周囲の人の写り込みが多くなります。陽の動きも考えて、まず新幹線の高架を入れて撮れる場所を探しました。

 大誤算は風の影響。畑の周辺の幟が大きくはためくぐらい吹いています。人形を高くセットすると風で倒れそうになりました。結局花の間で中ほどの高さにセットしました。それでも油断していると帽子がを飛ばされてしまいます。風の具合を見ながら構図を調節して新幹線が来るのを待って。新幹線はけっこうな本数が通りますが、なかなかうまく撮れません。
 夏のお出かけらしく帽子を持って来たのですが、頭に載せているだけでは風に飛ばされてしまいます。広い構図で撮るにはもう少し嵩上げが要ります。ほど良く咲いた花が多く入る場所は一段風が強いです。安全のために人形は立たせず座らせました。

 お盆期間中という事もあるでしょうか、お昼近くなる頃にはだいぶ人も増えて来ました。そうなると時間かけてセットしてもフレームに人が入ってしまうことが増えます。早く来た分で早く撤収してゆっくり帰ります。
 ひまわり畑の横は農協で、農産物の直売所があるという情報を得ていました。帰りに寄ってみると、立派な野菜などがたくさん。ナスやトウモロコシやウリやメロンなど誘惑に負けてしまって帰りは大荷物になりました。

上と下 : Canon EOS KissDX + OM Zuiko MC 50mmF1.8
中 : Canon EOS KissDX + OM Zuiko 24mmF2

市之枝のひまわり畑に行きました OM ZUIKO 28mmF3.5 @F11

July 24 [Fri], 2015, 22:09
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あちこちヒマワリが咲いています。夏のイメージの第一はヒマワリ。公園の花壇もあるけど一面のヒマワリというのは格別。観光農園のほか、休耕地や作付けの合間を利用した地域イベントのヒマワリ畑があちこちにできます。夏の鉄旅と合わせて、面白そうな所へ行くプランを立てます。

 花を目当てにお出かけする際の難題はお天気。先週末は台風が通りしまた。その後はまた梅雨が戻ってきたような雨のお天気になりましたが、それもやっと過ぎようとしています。次の台風までの合間を利用しなきゃ。という事で、晴れ間の平日(人出を避ける意味で)を狙って、岐阜羽島の市之枝(いちのえだ)のヒマワリ畑へ。ネット情報によるとそろそろ見頃のようです。

 市之枝のひまわり畑は羽島市の南の端のあたり。ネットでしらべると羽島市のコミュニティバスが近くを通っていました。羽島市役所駅前発で、市之枝のバス停からは平地を徒歩で15分ほど。しばらく前に電車が廃止されたあとの転換バスだそうで、料金は100円で30分間隔の運行です。
 朝ちょっと早く出て、電車を乗り継いで、岐阜から名鉄で羽島市役所前駅へ(後で考えると一宮乗り換えの方が楽そうです)。

あちこちヒマワリが咲いています。夏のイメージの第一はヒマワリ。公園の花壇もあるけど一面のヒマワリというのは格別。観光農園のほか、休耕地や作付けの合間を利用した地域イベントのヒマワリ畑があちこちにできます。夏の鉄旅と合わせて、面白そうな所へ行くプランを立てます。

 花を目当てにお出かけする際の難題はお天気。先週末は台風が通りしまた。その後はまた梅雨が戻ってきたような雨のお天気になりましたが、それもやっと過ぎようとしています。次の台風までの合間を利用しなきゃ。という事で、晴れ間の平日(人出を避ける意味で)を狙って、岐阜羽島の市之枝(いちのえだ)のヒマワリ畑へ。ネット情報によるとそろそろ見頃のようです。

 市之枝のひまわり畑は羽島市の南の端のあたり。ネットでしらべると羽島市のコミュニティバスが近くを通っていました。羽島市役所駅前発で、市之枝のバス停からは平地を徒歩で15分ほど。しばらく前に電車が廃止されたあとの転換バスだそうで、料金は100円で30分間隔の運行です。
 朝ちょっと早く出て、電車を乗り継いで、岐阜から名鉄で羽島市役所前駅へ(後で考えると一宮乗り換えの方が楽そうです)。

 最近はミニサイズの品種もありますが、ひまわり畑のひまわりはたいてい背が高く、花は頂部に咲きます。一面に咲く花をいっぱい入れて写真を撮るとなると、高さが問題になります。初めての場所で様子が判りませんが、モデルさんの人形はぐっと嵩上げして、カメラの位置もなるべく高くする必要があるでしょう。平地ですが暑い中を歩きますから、荷物は軽減したいです。中三脚を嵩上げ用に使って、カメラは手持ちすることにしました。

 季節の花畑に行くのですから、モデルさんの抱き人形たちを連れて行きます。夏のリゾート観光っぽい服装に着替え、帽子も被せました。
 お供のメインは東のツアイスの最後期のテッサー。冬にやって来て初めての日本の夏です。器用で扱い易くて、軽くて接写も得意です。本当は青空が得意なのだけど、半曇りでちょっと残念です。できれば広い畑をいっぱい入れた構図で撮りたいので、広角も欲しいです。コンパクトで手持ちで使い易いという事で、OM用のズイコーの28mmも持ちました。

 花の咲き具合と写真の撮れ具合次第ですが、暑い時期ですから粘るにしても2時間ほどが目安でしょう。そのまま帰るのも微妙に中途半端なので、寄り道することを考えました。

 コミュニティバスの終点は「大須」で、ここへは隣の海津市のコミュニティバスが来ています。海津市も公共交通が不便な場所です。大須からのバスは『お千代保稲荷』へ行きます。このお稲荷さんは、社は小さいけれど参道はたいへん賑やかです。普通の観光土産屋のほか、地元の産物を売る店などもあります。バスの時刻を調べると、ちょっと早足でお参りして、季節の野菜などをお土産に買って、養老鉄道の石津駅へ行くコミュニティバスに乗れます。養老鉄道で大垣へ出て、夕食どきには帰宅できます。鉄旅に加えて「バスの旅」です。

1枚目 Canon EOS KissDX + OM ZUIKO 28mmF3.5 @F11
2枚目 Canon EOS KissDX + CJZ Tessar 50mmF2.8 @F8
3枚目 Canon EOS KissDX + CJZ Tessar 50mmF2.8 @F5.6
4枚目 Canon EOS KissDX + OM ZUIKO 28mmF3.5 @F8