ハンガリー・オーストリア紀行(46)

December 14 [Sun], 2008, 19:27
ザンクト・マルクス墓地を後にして、普通の観光ツアーではなかなか行かない場所に行きました。

墓地から割りと近くにある軍事史博物館です。

私は軍事オタクではありませんが、軍事博物館の展示物はなかなか面白いものがあります。

例として、フランスの軍事博物館などは、ナポレオンやその一族の棺があったり、ナポレオンの愛馬の白馬の剥製が展示されていたり、「三銃士」でおなじみの銃士隊の制服を着たマネキンが展示されていたりしました。
また、映画「史上最大の作戦」で第二次世界大戦中に、連合軍がフランスのカンに上陸する際にダミーの人形にパラシュートをつけて空から落下させ、ドイツ兵が拾ったときに銃が乱射される仕組みの兵器が出てきましたが、同じものが展示されているのを見つけたときには感動しました。

話がそれました。

入場料5.10ユーロとともに写真撮影代を払います。

金とるんか!!

まあ、でも、撮影禁止よりかいいですね。

こちらに行くのは2回目です。
展示物は皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の青・白の軍服や愛用の銃、ルドルフ皇太子や歴代皇帝の愛用の品、今年が没後150周年のラデツキー将軍関連の品、トルコ兵のテント、オイゲン公のボロボロになった皮のコート、他にも大砲や高射砲、第一次世界大戦から活用された軍事用飛行機も展示されてます。

また、軍事とはあまり関係ないような、フランツ・ヨーゼフの母・ゾフィー皇太后の若かりし頃の美しい肖像画、エリザベートの初めて見る肖像画が展示されていました。

ここではなんといっても、第一次世界大戦の引き金になった、フランツ・フェルディナント皇太子夫妻がサラエヴォでパレード中に暗殺されたときに乗っていた自動車と、着用されていた軍服が目をひきます。

王族ではない女官と結婚したために皇太子は、結婚を反対していた皇帝との仲が悪くなったと言われ、その皇太子暗殺の報復のために戦争が引き起こされたのは皮肉なことです。

オーストリアの歴史を知る上ではなかなか面白い展示内容かと思います。

写真はトーチカで遊ぶ管理人です。


  • URL:http://yaplog.jp/marmot02/archive/913
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