駄目男に未来はあるのか!? アキ・カウリスマキ 『街のあかり』

April 22 [Tue], 2008, 19:55
これは、新手のギャグ映画なのか!!なんなのか!!
久々に見た、カウリスマキワールドは、衝撃のベタベタ道であった!!

『街のあかり』



監督:アキ・カウリスマキ

街のあかり 公式サイト

新手のギャグ・・・というのはですねー、
あらすじをご紹介しますと・・・。

主人公の男コイスティネン(画像右)は、絵に描いたような駄目男。
仕事はできない→金はない。
暗い→友達いない→当然モテない。
そんな彼が、あまりにも不自然な状況で何故か美女(画像左)に声をかけられる。
普通なら「怪しいと思うだろうよ!」とつっこみたくなるのだが、
素直な彼は、モテた!と信じて、デートしたり、家に誘ってみたりする。
もちろんこれは罠。
女を含む悪い奴ら(ギャングと呼ぶのか?)は、バーで偶然見かけたコイスティネンを利用して、
強盗を企んでいたのである。
まんまと罠にハマって、無罪なのに服役までするハメになるコイスティネン。
やっと出所したかと思ったら、服役していた過去がばれて、バイト先はクビになり・・・

見た事ある!聞いた事ある!!
28年も生きていると、10回や20回は、こんな物語ってば、出会ったことがある!!

あまりにベタな駄目道を歩むわけですよ、主人公は!!
不自然な状況で女に声をかけられた時点で、見てる方は、
「あーもー、怪しーなー、これって・・・あーやっぱりこうなるでしょう、で、こうなるよね、で、当然こうなって・・・で・・・」
と、次から次へ、もはやあらすじを書くまでもなく先が読めてしまうんです。
そんで、ウケます、あまりに予想通りの展開で!

だからつまらないのか?というと、決してそういうわけではなく。
考えすぎて企画倒れ、の映画を見るより、
こんな風に、ベタを追求する方法もあるだなあ・・・と感心しちゃいます。

まさに北欧デザインを映像にした!といったシンプルを極めた画面の中で、
主人公の「への字の表情」が際立つ事、際立つ事。
暗い、ださい、つまらない。楽しい事もなけりゃ、いいこともない。

ストーリー展開について、あれこれと考えて予想することも不要なので、
「もー、あんたバカだよっ!!!」って笑いながらつっこんでいるうちに、
なんかあっという間に、時間が経ちます。

実際映画は短いので、唐突にラストシーンがやってきますが・・・
そのラストの素晴らしい事!!
ラストシーンのたまらないほっこりした気持ち!!
これをたまらなさを感じたければ、見るべし!!
とにかく、ラストでは絶対自分、笑顔!!!
「ほええ〜」と、何か幸せなものが目の前を飛んで行きますって、ほんと!!!

これは、『浮き雲』『過去のない男』に続く、敗者三部作の最終章だそうです。
カウリスマキは、『浮き雲』を初めて見て、なんかハマッて、立て続けに何作かみましたが・・・ほとんど忘れました。
『街のあかり』が面白かったので、過去の作品をまた見なくちゃ!ツタヤへ走れっ!!

しかし、『街』って・・・。
あまりに人口が少ないんですけど、これ、リアルフィンランドですか?
これで、国民養っていけるなんて、うらやまし・・・
と、余計な事を考える余裕もある、ストーリー展開。

「この映画を見ると、駄目な自分にも幸せがやってく来るのかもしれないな、と希望が湧いてきます」
なんて、安っぽい事は申し上げません。
主人公の駄目さは、あまりに駄目で、もはや非現実。
そうではなくて、エンドロール直前の、ほんの数秒の、たまらない幸福感。
確実に、幸せをかみしめられる瞬間。
「あ〜、幸せだなあ〜。ほんと幸せで嬉しいなあ〜私。」
ラストの素晴らしい笑顔を、是非皆様にも!

映画『パフューム』 愛されたいという気持ちは、人を狂わせる

February 16 [Sat], 2008, 10:35
パフュームって、アイドルの方じゃなくて、映画の。

パフューム ある人殺しの物語


公式サイト


<あらすじ>
パリの魚市場。魚の生臭さとぬめり、人々の雑踏から沸き起こるざわめきと埃の中で、女は子供を産み落とす。その子供、その男こそがこの映画の主人公、グルヌイユ。母は自分を産むとその場を立ち去ってしまう。その場に一人取り残され泣き叫ぶグルヌイユ。
施設に預けれた彼は、やがて皮のなめし工場で働く事になる。ある日、おつかいで街に出たところ、一人の少女に目を留め、そして一目惚れをする。素直に声をかければいいものの、黙って後を付けたおかげで、少女には怪しまれ、そして大声を出されそうになり・・・慌てて口を塞いだ結果、殺してしまう。
施設にいる頃から、特別な鼻の才能に気づいていた彼は、初恋の気持ちを胸に温めながら、街で一二を争う香水屋の調合師に接触を試み、そして弟子入りする事に成功する。
香水作りはマスターし、次に着手したのは人の香りを香水にとじこめること。人から香りを採るには、当然相手がいる。娼婦を相手に試してみたが、気味悪がれ、騒がれそうになり、結局また殺してしまう。香りを採取する為には、結局相手を殺さなければならない。
パリから、香水技術の最高峰グラースに場所を移し、彼は次から次へと殺人を繰り返しながら、人間の女性から香りを採取。
彼が作り上げた究極の香りの意味とは?そして、彼が人生をかけて求めたものとは?
母から捨てたれ、恋した女性に思いを伝えることが出来ない、そんな彼の人生は、最初から最後までが悲劇。

世界中のあらゆる人から愛され、求められ、尊敬されても、結局自分が愛されたいと願う相手から愛されなければ、むなしいだけ。
彼が望んだのは、愛される事。親からの愛情。もしくは愛するたった一人女性からの愛情。
愛情を一心に求める気持ち、ただそれ一つが彼を狂わせた。
産まれたその瞬間に母に捨てられた彼が、どんな思いで「究極の香り」作りを続けていたのか。
香水瓶から香りの雫が一滴一滴滴り落ちる様に、次々と人を殺しながら、むしろ「愛されたい」という気持ちが強まってなる。
万人から愛され、万人が愛し合う究極の香りは、なんたる皮肉。
絶望だけが残った彼が、産まれた地に戻る時の悲しみを想像すると、映画が終わってから、ふわりと香りの様に涙が胸一杯に広がります。
芯から悲しい物語には、涙も言葉もいらないのかも知れません。

誰でも一度くらいは、こんな経験があるのは?
一番よくあるのは恋愛でしょうか?
相手の気持ちが遠のいて行くのを感じた時、いつもの自分では考えられないような行動に出てしまった、また逆にされた、ということが。
平常心ではとても口にしないような言葉を使ってしまったり、いやがる相手に執拗に電話をしたり、軽いストーカーになったり・・・。
愛されたい、寂しいという気持ちは、思いがけず行動力を生み出すものです。
恋の始まりでは、その行動力はプラスの方に働くからいいんですけど、悲しいかな、マイナスに働く事も大いにあって・・・。

あとは、男女関係に限らず、中学高校時代の友達関係とか。
女の子なんかは、相手を独占したいが為に、痛い嘘をついてしまったり、妬んだり・・・。

程度の差はあるにしろ、愛されたい、寂しいと思う気持ちは、時に恐ろしい位強力です。

この映画でとても気になるのが、主人公役を演じるベン・ウィショー。
格好良くもなんでもない彼が、とても気になる!
香水と言う、五感をフル活用して作る表情豊かな創造物とは対象に、一貫した無表情っぷり。
鼻がいいだけの変態殺人鬼を、大げさな動き、大げさな声、大げさな表情なく、人を殺して行く様は、変態なのに無機質。
平気な顔した殺人鬼というのは映画でまれに見ますが、彼らと異なるのは、映画の撮り方なのか、香水の調合師という役柄のせいか、彼の演技の成果なのか。
どこかにぬめりと体中に色気が漂っている。
映画を一本見たのに、「で、結局主人公ってどんな顔だったんだっけ?」と感じてしまう、特別さの無い顔。
なのに、その体臭のない顔つきと演技が、いつまでも目と鼻の周りをチラチラと飛んでいて、実は存在感が強い。

踊る!歌う!ボートで海を渡る!戦うおばあちゃん!! ベルヴィル・ランデヴー 

January 09 [Wed], 2008, 20:51
今更ながら、アニメが気になるっ!!・・・のです。

とにかく、まず『甲殻機動隊』が見たいっ!!(松浦寿輝が『散歩のあいまにこんなことを考えていた』の中で、ハマッてると書いていたので、絶対面白いハズ。)
次に、実はまだ見ていない『エヴァ』に、そろそろ手を出したい!
そして、同じくカントク君(庵野秀明)の『ふしぎの海のナディア』、小学生の時にリアルタイムで見てましたけれど、もう一度見たい!
そうそう、よしもとよしともがハマっていた『蟲師』のアニメも見たい!これは、私がアニメ監督だあったら絶対アニメ化したい。幻想的なこの漫画は、CG使って実写化するんじゃなく、絶対アニメだ!

・・・私はとても保守的な考え方をするタイプなので、
最近まで「アニメ=オタク」だと思って、いまいち興味がなかったんですが、
(あれ?このブログの宣伝文句は「オシャレオタク」なんでしたっけ???)
そんな私のアニメ感が、この映画を見て、変わったんです!!

ベルヴィル・ランデブー

★映画 公式サイト★

そもそもこのアニメに出会ったのは、
ツタヤで『茄子 スーツケースの渡り鳥』の隣にあったから。
自転車アニメつながりで、隣にあったんです。
(ちなみに、『茄子』は、『スーツケースの渡り鳥』より「アンダルシアの夏』の方が面白かったです。)
どうして、手に取ったんでしょうね?
オーラが出ていたのかも知れません・・・新しい出会いの予感が、私を呼んだもかも。

物語は、確かに自転車は登場しますけれど、『茄子』のようなバリバリの自転車ではないんです、
むしろ自転車はオマケ。

<あらすじ>
自転車レーサーを目指して、日々特訓している孫。
その孫を支えるおばあちゃん。
寂しく貧しいながらも、一生懸命な日々。
やがて、自転車レーサーとなった孫は、世界三大レースの一つである「ツール ド フランス」に出場することになる。
ところがレース中、孫は悪い奴らに連れさられ、外国へ・・・。
外国、それがベルヴィル。
孫を捜して、ボートで海を渡り(笑)、ベルヴィルや向かうおばあちゃん。
おばあちゃんは、偶然出会った歌手の3人組の家に転がり込むことになり、なんとか見知らぬ国で生活をしながら、孫を捜す。

とにかく、音楽が素晴らしい!!!
(公式サイトで、その素敵な音楽が流れるので、上↑のリンクで、是非飛んでみてください!)

嵐を乗り越えて、ベルヴィルに到着したのはいいものの、
孫を捜す手がかりが全くなく、がっかりして自転車のホイールをクルクル回しながら、寂しく港の隅でうなだれるおばあちゃん。
偶然通りかかった歌手3人組とすれちがう。歌手達は歌いはじめ、おばあちゃんはホイールをカンカン叩き即興で演奏が始めるシーン。

はたまた、歌手3人組の家での暮しが始まり、グラスを叩いたり歌ったりしながら、即興で奏でるシーン。

トン トン トトンと、落胆が音楽で救われ、日常が音楽になる。楽しくて、美しい。

絵も本当に素敵で、
ほんわかとノスタルジックな色使い。なのにイモ臭くならないトコロがスゴイ。

で、この映画、セリフがないんですよ!!

なのに、セリフがない事がとても自然で、途中まで気づかないんですよ、その事に!
セリフがない代わりに、途上人物の表情が豊かか、というと、そういうわけでもない。
デフォルメされた体格と、特徴のある体の動き、そしてテンポのいいストーリー展開で、
セリフがないとということに全く違和感がない。
すっごいなあー。本当にすごい!

こんな、「音楽が素敵で、映像もキレイで、大人向けのアニメがあるんだ!」って感じで、
新しい世界との出会いに、嬉しくなっちゃいます。
アニメに偏見を持っていた自分が恥ずかしい。
こんなに素晴らしい世界があったなんて!
必見です!!

『SMOKE』 ブルックリンでも、たばこ屋はやっぱり角だった!

October 26 [Fri], 2007, 20:01
柴田元幸のイベントで映画『SMOKE』の話題が出て、久々に見たくなりましてっ!
この『SMOKE』は、『勝手にしやがれ』なんかのゴダール映画と同じく、毎回どっぷり寝た映画。
「あれだけ多くの人が「最高に面白い」と絶賛するんだから、私だって楽しめるに決まってらーー!!!」
と、悔しくて大学生の頃2、3度は見ているはず。
なので、初めの辺りは「ふんふん、知ってる知ってる」ってな具合なんですが、半分を過ぎて来ると「え?これってこーゆー話なワケ??」ってな展開に。
どんだけ寝てたんじゃい私!!
でも、です!
自分が成長したなと思うのは、まさにこんな時。自分が変わると、こんなに見える物が違ってくるとはね!!!

『SMOKE』
原作/脚本:ポール・オースター



舞台となる、主人公オーギー・レンのたばこ屋は、ブルックリンのとある角にある。
そのたばこ屋の常連、ポール・オースター・・・ではなく、ポール・ベンジャミン。
ポール・ベンジャミンの命を救った、家出少年ラシード。
ラシードは、失踪中の父親を捜している。
そして、オーギーの昔の女、金髪美女、で、眼帯。

「原作が小説で、その原作者が脚本を書いている」という先入観ありありを前提に言うと、
ゆったりと、小説を読む様に流れる物語。
そして、アメリカ的ベタ感の中に浮かぶ、たまらなく魅力的なエピソード!

例えば、オーギーの日課「毎日同じ時間に、同じ場所で撮る写真」。
「旅行にも行けやしないよ」、なんて言いながらも、尖らした口の向こうには、そんな日々が嬉しくて仕方がない笑顔が。
自分の日課をこよなく愛していて、誇りを持っている。
「同じ一日なんてどこにもないんだ。昨日と違う日差し、昨日と違う人々、昨日と違う表情。」
コロナを飲みながら、アルバムのページをめくる、夜の時間の温かさ。

例えば、ラシードが盗んだお金が、
家出中にベッドを提供してくれたポールに手に渡ると思いきや、
水に浸って駄目になったたばこの損失の為にオーギーの手に渡ると思いきや、
とんでも困っている昔の女の手に渡る。
50ドルが、旅する様に、登場人物の中をめぐりめぐって、誰一人ニコリともしない仏頂面に潜む、優しいぬくもり。

次々と現れる素敵な瞬間ですけど、
なんたってみどころは、最後にオーギーがクリスマス・ストーリーを語るところ!
そもそもこの映画の原作となった小説は、このクリスマス・ストーリーだけなのです。

『オーギー・レンのクリスマスストーリー』については、この本で。
『翻訳夜話』村上春樹・柴田元幸 共著

原作、村上訳、柴田訳の3つが楽しめるという、ナイスでおトクな一冊!

この映画の何がすごかって言うのは、
原作ありの映画の場合、映画が原作より面白いということはめったにありませんが、
この物語は、小説も面白いし、映画も映画でよく出来ているという事!!
お互いに甲乙付けがたく、文字で物語を語るということと、映像で物語を語るということとの、それぞれの方法で、それぞれの見せ方。

だからこそ、映画ではあえて言葉を使わずに、台詞なしで物語を語っているわけで、「こりゃ上手い!」の一言です!!!
初めにオーギー・レーンが、本のページをめくる様に、ひたすら物語を語る。
一通り話し終わると、今度はその物語の再現映像が、台詞なしで、モノクロの映像と音楽だけで語る。
と頭の中で、彼が語る声が流れだす、不思議な時間。
英語が全然わかないのに、何故か英語で語る声が、日本語に翻訳されて、
モノクロのNYの街で物語を語りだす・・・んですよ、ホントですって!

映画が終わっても、頭がぼんやりと、モノクロのNYに飛んで行って、戻って来ない。
あの感覚を、あなたも!

グッバイ、レーニン! 信じている世界を、信じ通す、そして守り通す

October 11 [Thu], 2007, 20:38
今、最も気になる人物といえば、一位独走が松浦寿輝、そして二番手が、ダニエル・ブリュールでーーす!!
『青い刺』と、この『グッバイ、レーニン』を見て、すっかりファンになっちゃいました。
カッコイイのに、いまいち垢抜けない、どこかヘタレな感じもイイ!
こういうタイプの男の子をカッコイイと思うのは初めてで、戸惑っていたりもします。なは!
全ては映画の良さありき・・・、なのですが。
今上映されている『サルバドールの朝』も早く見に行かなくちゃ!とは思っているのですが、
映画って、ぼんやりしてると終わっちゃうんですよね〜

グッバイ、レーニン!

グッバイ、レーニン 公式サイト

ドイツ映画
主演:ダニエル・ブリュール(ドイツ人とスペイン人のハーフだよ!)

あらすじ
東西分裂時代のドイツ。
父が家族を捨てて西ドイツに亡命した事をきっかけに、ナショナリストになった母。
(この点については、事実が別に会った事を後で知る事になる。)
その母が、反社会主義デモに息子(ダニエル・ブリュール)が参加している姿を目撃しショックで倒れてしまう。
母入院して倒れている間に、ドイツは統一される。
数ヶ月の昏睡状態から目を覚ました母。しかし体調面から、大きなショックは命取り。
母にショックを与えないよう、=ドイツが統一されたことがバレないよう、生活する事がすべて。
というわけで、家族一丸となって、急東ドイツ生活を生活を再現する生活が始まる!
街はすっかり西ドイツ生活、すなわち資本主義ライフに色を変えているというのに・・・。
食事旧東ドイツ製品を集めるのに四苦八苦。でも、全ては母のため!

この映画の宣伝文句に、「泣ける!」ってのがあるんですが、
どのタイミングで泣くの???と、私なんかは思ってしまいます。
映画でどれだけ泣けるかが、本やCDの売り上げやファッションアイテムの値段、みたいな感じで、「良さ」の指標になっているのでしょうか・・・くだらないです〜。
いかにも泣かせる映画って、感動が表面的に思えますが、この映画は、別に泣けません!!

暗〜く描こうと思えば、いくらでも暗く描く事ができる題材。
それを、アイドルライクなダニエル・ブリュール主役において、
コミカルに、そしてハートウォーミングに仕上げているところがスゴイ!
スゴイ!なんて言っちゃうと本当に軽々しいですが、
この映画の素晴らしさというのは、
暗い題材を、軽やかに仕立てた所、それに他ならないと思うのです。

このジャケット写真は、強烈に印象的で、
常に頭の隅っこにいたんですが、それは単に、ダニエル・ブリュールが好みな顔だっただけかしら?
歴史モノにありがちな、それもベルリンの壁崩壊、
なんて、いかにも小難しくてベットリしてそう・・・と思って敬遠していたのが、
本当にバカバカしくなっちゃいます!!もっと早く見れば良かったーー!

母の為に、旧東ドイツ的ライフを演じ上げる事。
母が今まで信じていた共産主義が、一瞬のうちに、その価値を失ってしまう事。
車をオーダーしたら、3年以上もかかってしまうような、そんな世界が終わってしまうのは、
誰のどの目からしても、仕方ない。

でも、自分が信じている事が、客観的に見て正しい物くだらない物か、なんてのは、
周りから見てどれだけ明らかでも、本人には見えないこともある。
私だってそうかも知れないし、誰にだって起こりえる。
信じる気持ちを貫き通す事が正しい事か?
器用に変化についていくことが正しい事か?

そんな事をゴタゴタ考えずに、病の母の為に、
まるで演劇の舞台の様に演じてあげることは、間違っているとはとても思えない。
でもそれは、母の為だけなのか、
それとも自分だってすごいスピードで西ドイツ化していく世界に、素直について行けているわけではない、
そんな自分の為なのか?

表面はさらっと美味しいようで、
口の中に苦みが残るような物語。

グッバイ、レーニン!
この、キャッチーで明るいタイトルも、本当にうまいなあ〜

『愛の神 エロス』 愛が溢れこぼれて流れ出す。その手その指先から・・・。

September 03 [Mon], 2007, 19:20
エロス・・・なんてタイトル。
ドギマギしちゃうでしょうけれど、おじけづくことなかれ!
タイトルから連想される程は、えっちなシーンは少ないです。
だいたい、エロス=エロ=Hじゃあ、ありませんことよ!!
特典映像のウォン・カーウァイのインタビューでの名言!!「エロスとは味覚だ」
やっぱり天才だわ・・・。
素晴らしすぎる映画の後に、この名言だけでも泣けてしまいます、天才!!
「ウォン・カーウァイは結局『恋する惑星』よね」という私の様な人にこそ見て欲しい!!!
こんなに切なくて苦しくて、美しすぎる物語があるでしょうか!!!
1週間レンタルで、3度も見ました!そんでもって、3度とも泣きました!鬼の子と言われた私が!!!

『愛の神 エロス』

公式ホームページ

3人の監督による「エロス」をモチーフにした短編集。
第一話:ウォン・カーウァイ『若き仕立て屋の恋』
第二話:スティーヴン・ソダーバーグ『ペンローズの悩み』
第三話:ミケランジェロ・アントニオーニ監督『危険な道筋』
(第二話と三話は、私に理解力がないだけなのか、本当につまらないかよくわからないので、今回ご紹介は割愛します。)

第一話
出演:コン・リー、チャン・チェン
あらすじ:
ホア(コン・リー)は高級娼婦。
服は、熟練の仕立て人ジンに任せているが、ある日ジンの使いで、弟子であるチャン(チャン・チェン)がやって来る。
まだ若く、緊張でこわばるチャンに、ホワは服を脱がせ、官能的に触れる。
「この手を覚えておいて。きっとあなたはいい仕立て屋になるから・・・」

その後、腕を磨き、一人前になるチャン。
その一方で、パトロンに見捨てられ落ちぶれて行くホワ。仕立て代すら払えなくなり、高級アパートも出てしまう。
高慢で見栄っ張りで勝ち気な女ホワ。しがない仕立て屋で真面目で控えめなチャン。

「久々に挽回出来るチャンスが来たの。素敵な服を作って欲しい」
高級アパートを去った後、数年振りに仕立ての依頼があり再会。
しかし、あまりにひどいホワの落ちぶれよう。おまけに病でもう長くない・・・。

ホワの事が好きで好きで、でも相手は手の届かない高い女。
想いを口にするどころか、態度にも出す事は出来ない。
でも、服を仕立てる時には、布一枚を隔てて、彼女の体に何度も触れる。
息を殺して。決して気持ちに気づかれない様に。あくまでビジネスライクに。
首の白さも、なだらかな肩のラインも、胸の膨らみも、腰のくびれも、
彼女の体については、全て知っている。誰よりも知っている・・・。
でも、彼女は結局は娼婦。金を払えば誰とでも寝る女。
特に落ちぶれてからは、見境なく客を引く。食べて行く為に、生きて行く為に、生活の為に、。

「高い女」ではなくなっても、やっぱり遠くて届かない人。
布一枚のその距離が、想いを伝えられない、決定的な距離。

お互いに愛している気持ちを伝え合う事やセックスのというは、
一つのゴールなので、結局そこで一段落して満たされてしまう。
だからこそ、最後まで出来ない事の、狂おしい切なさ。
ましてや、金を払えば誰とでも寝る娼婦。
それなのに、本気で自分を愛してくれる男とだけ、出来ない苦しさ。
触れた手から伝わる愛が確かで強い程、出来ない事がどうしようもなく苦しい。

鬼の子・・・というのは本当にワタクシ、全く映画や小説で泣かないのです。
「泣かせまっせ〜〜」ってな話をあえて避けているのもありますが、
女の子と映画見ていようと、男の子と映画見ていようと、母と映画を見ていようと、
隣の人が大泣きして鼻水洪水状態なのに、私は・・・。そういう人間です。

そんな私が、この映画を見て、気づいたらほろほろと涙を流してしました。
1度目はシラフで見て涙をこぼし、
2度目はワインを飲みながら見て号泣し、
3度目はシラフに戻って、やっぱりうるうると。

この映画の美しさと素晴らしさをお伝えしきれない、無力な私をお許しくださいませ。

ウォン・カーウァイ『花様年華』 恋は朱色 永遠の朱色

August 21 [Tue], 2007, 20:21
DVDのパッケージにも使われてい朱色。
この朱が、映画を見た後もずっと、何日も何も、体にじんわりと染みて、まぶたの裏から離れない。
見た後は「へええ、良かったな」と比較的さらりとした印象で、
どっと気持ちを掴まれるような強さはなかったけけど、
時間が経ってから、じわじわと存在感を帯びる、そんな不思議な魅力の映画。

『花様年華』

監督:ウォン・カーウァイ
音楽:マイケル・ガラッソ
出演:トニー・レオン マギー・チャン
    
あらすじ:
1962年。昔の香港。
偶然にも同じ日、同じマンションに引っ越して来た、トニー・レオンとマギー・チャン。
なんとなく気になる存在・・・ではあるものの、二人ともに配偶者のいる身。
それでも、お互いの配偶者が出張で家を空ける事が多く、なんとなく接点の多い二人。
ついに一緒に食事をする事になり、会話の中で、配偶者同士が不倫している事が発覚。
「それなら我々も・・・」という訳にはいかないわよね?
二人とも弾かれ合っている事には気づきつつも、一線を引いた関係を続ける。
トニー・レオンの仕事をマギー・チャンが手伝うようになってもなお、
最後の最後まで、二人のプラトニックな関係は続く・・・

この美しい女性は誰!?この人が噂のマギー・チャンなの!????
目が釘付けになるのは、世にも美しいマギー・チャンのその姿!!!
控えめな表情といい、清楚ながらも働く女性の強さを持った身のこなし。
そして、彼女の美しさを最大限に演出する衣装!!!
これでもか、これでもか!と違った美しさを見せてくれるこのチャイナ服。
チャイナ服と言っても、大中で見かけるような安っぽいサテン地ではなく、
スクリーンを通してでもわかる上質な素材、そして彼女の美しさを際立たせる彩り取りの柄。
オートクチュール万歳!!

一方トニー・レオンは、特にファンというわけではないですが
こんな風に、レトロに七三分け、いや九一分けでのスーツ姿がストイックで良いです。

そして、見た後もずっと頭の中を巡り続ける素晴らしい音楽。
実は『夢二のテーマ』(もちろん竹久夢二)という、日本人梅林 茂による楽曲。
とろりと幻想的で、うつろにとロマンチック。
いつまでもいつまでも、ゆらゆら聴き続けたくなるよう曲。
どこかに行けそうで行けない。
行ったり来たりで結局どこにも行けない。
そんな二人の関係に、もうぴったり過ぎる程ぴったりで、たまりません!!

物語の魅せ方としてすごく面白いのは、
お互いの配偶者を映像として登場させない事。
おかげで、「トニー・レオンの奥さんなんて全然美人じゃないから、とっととマギー・チャンに乗り換えちゃえばいいのに」とか、
「あんなに性格悪そうな亭主、別れちゃえばいいのに」
などと、余計な事を考えなくて済みます。
そして、想像力豊かに、「隣人同士で不倫しちゃう二人って?」とチラリと映る後ろ姿を楽しめるのです。

二人の関係自体は、じれったい!とも思わないくらいに物理的距離があって、
私なんかは、もうちょっとなんかあってもいいんじゃないの????
と思ってしまいます。それが良さなんでしょうけれど。

最後に、ずっとこのマンションの仕組みがイマイチわからなかったのですが、
この映画をすでに見ている人と話し合った結果、
それぞれの部屋(家)自体はもちろん独立してはいるのですが、
1Fの管理人の部屋には、どうやら自由に出入り出来るらしく、
住人が気軽に管理人の部屋に集まって、ご飯を皆で食べている・・・らしい、と。
で、どうやら台所は共同らしい・・・と。
これがかわらないと、ずーーーと話の間?????で一杯になります。

さあ!
この朱色に染まる、美しい恋の世界に飛び込んでみてくださいませ!!!

『恋する惑星』 キュートに恋キブン☆

July 24 [Tue], 2007, 20:59
「その時 彼女との距離は0.5ミリ。57時間後、ぼくは彼女に恋をした」
このセンスのよすぎるフレーズと、
幻想的でキュートで、そしてエロチックに汗ばんだ映像とで、
私のハートをわしづかみにした『恋する惑星』。
いつ見てもいいけど、やっぱり最もオススメするのは梅雨の時期ですかね。もう終わりそうですが。

『恋する惑星』

監督:ウォン・カーウァイ
映像:クリストファー・ドイル
出演: 金城武  ブリジット・リン トニー・レオン フェイ・ウォン

「10年以上経っているのにいるのに、全く色あせない素敵さ!!!」
・・・とまではさすがに言えませんが(女の人のメイクや、トニー・レオンの白ブリ姿等)、
やっぱり大好きです!!

『恋する惑星』は、長らく私の「最も好きな映画」に君臨してました。
『恋する惑星』と『天使の涙』を見て、香港に旅行に行ったくらい!!
(特にウォン・カーウァイぽい事はしなかったんですが)
今では、『ひかりのまち』や『ナイト オン ザ プラネット』あたりと、混戦状態ですけれど。

物語を文章で書くとあまりにシンプルなのですが。
第一話 失恋してクヨクヨしている金城武と、裏切りでイライラしている麻薬の密売人ブリジット・リンが、
         バーで出会う。
第二話 お惣菜屋のバイト フェイ・ウォンは、店の常連客でトニー・レオンに恋してる。
          でも、トニー・レオンはスチュワーデスの彼女がいる・・・

この映画の素敵さはと言えば、第一話の恋のエピソードの積み重ねと、
クリストファー・ドイルのカメラワーク!!
だからといって、単なるオシャレ映画に終わっていないところ!!

第一話では、フラれた金城武に、キュートな恋のエピソード。
とにかく好きなのは、
「フラれたことが受け入れられず、
1ヶ月後の自分の誕生日が賞味期限になっていえるパイナップル缶詰
(フラれた彼女の好物)を毎日買い集めて、誕生日に開封、全部食べまくる」
「悲しくて涙が出ないように、グランドを走る」
というもの。
せつなくて、可愛くて、センスが良くて、金城武の情けなくて可愛い演技とともに、必見です!

第二話は、フェイ・ウォンが会うとロクに話も出来ない恋する相手なのに、
隠れて彼の部屋に勝手に入ってアレコレと模様替えしたりしちゃうという、コワカワな物語。
冷静に考えると、カワでなくコワですが、
恋なんて、結局こんなもの。
普通出来ない事が平気で出来てしまったり、
すごく大好きなのに面と向かうと興味のない反応をしてしまったり、
驚く程大胆な行動に出てしまったり!!!
「恋して好きになる」といのは、エネルギッシュで、時には恐ろしいものです。
(岡崎京子の『私はあなたのおもちゃなの』のように!!)

それにしても、香港というのは、どうしてこんなにエロチックにジメジメしているのか?
(悲しい意味でなく、気候としてのジメジメ)
東南アジアではないので、そんなに湿度が高くて温度も高い、
というわけではないのに。
女の人の唇の赤さのせいか、切れ長の眼のせいか。やせっぽっちなのになあ。
多く語らずもエロチック。いや〜〜、スゴイ!!!!

『ひかりのまち』 窓辺の明かり、街のネオンの数だけ人生がある

July 06 [Fri], 2007, 19:03
マンションを見上げると、窓には明かりが。
その明かり一つ一つにの奥に、それぞれの生活があり、それぞれの人生がある。
まぶしく輝く人生があれば、光あればまた影あり。明るい人生ばかりではない。
通りを歩けば、ネオンが輝く街、ロンドン。
すれ違う人の顔。すれ違う人の数だけ人生が。
そこは、ひかりのまち。明るい人生も、そうでない人生も、すべてが輝く、ひかりのまち。

『ひかりのまち』 

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監督:マイケル・ウィンターボトム

・・・って、実は原題は「ひかりのまち」ではなくwonderland。
不思議の国?おとぎの国?(yahoo辞書より)。
実際イギリス人がワンダーランドという言葉からどういった印象を受けるのかはわかりませんが、
少なくとも、邦題『ひかりのまち』は本当に的確でかつセンスが良く素晴らしい!!嬉しくなるくらい素晴らしい!!!

ひかりのまち、ロンドンで生活している登場人物達。

姉 デビー バツイチ息子一人。職業美容師。
主人公 ナディア カフェでバイト 出会い系で恋人探し中
妹 モリー 妊娠中に、夫が「自分らしい人生を生きるために」と黙って会社をやめる
母 隣の家の犬がうるさくて夜眠れない

とまあ、4人の女性が出てくる訳ですが、これは母+姉妹の兄弟愛や家族愛、もしくは姉に対する感情がどーの、妹に対する感情がどーの、という感情的な話ではなくて、
姉妹それぞれがバラバラの人生を生きている。
誰が姉で誰が妹か、なんてあんまり関係ない。
つまらない毎日。やっかいな男。信じられない夫の行動。どうしようもない親。面倒な近所付き合い。
それらを愚痴っぽく語るのではなく、まぶしい街のネオンが美しく包みこむ。

渋谷のスクランブル交差点で、寂しさを感じるように、
新宿の伊勢丹の前で、街行く人皆を羨ましく思うように、
青山の通りを歩くと、誰もが恵まれているように見えるように、
ロンドンの街も、誰もが素敵に見える。
でも、それは本当?
退屈でどうしようもない毎日が、ひかりに包まれて、見えないだけ。

かと思えば、ろくでもない日々ばかりでもない。
産まれる命があれば、見えない愛もある。
退屈な日々の中に、幸せはちゃんとある。ひっそりとだけれど。

映像と物語が素晴らしいとともに、驚く程素晴らしいのは音楽!
いわゆる音楽映画(ピアニストなんかが主人公の)で音楽が素晴らしいというたぐいの良さではないのですが・・・
言葉の代わりに、音楽が語る。
「あ〜あ、あたしってなにやってんだろう・・・」
いきづまって、やるせなくて、情けなくて・・・やり場のないどうしようもない感情を、
言葉でなく、光の美しい映像と音楽とを絶妙にからませる。
その美しさこそがせつなさ。

マイケル・ウィンターボトムの他の映画はあんまり響かなかったですけれど・・・
『ひかりのまち』の素晴らしさと言ったらない!
次に見る時は(今回は大学以来2度目)DVD絶対買おう!と誓った!!
改めて、マイ ベスト3には入る。

『間宮兄弟』 そうさ!俺には誰よりも大切な兄弟がいる!

June 01 [Fri], 2007, 19:56
この前見た『ゆれる』で、「兄弟」ってものがあまりにキョーーレツに私の中に居座っていたものですから、
続けて兄弟モノの映画に手を出してみました。

『間宮兄弟』
間宮兄弟 公式サイト
監督:森田芳光
原作:江國香織
主演:佐々木蔵之介 塚地武雅

ゴミは燃えると燃えないとペットボトルと瓶と缶と新聞紙と分けなくちゃいけないとか、
ショップでメンバーズカード作る度に個人情報管理の承諾にサインしなきゃいけないとか、
この甘味料がいけないとか、この保存料がいけないとか、どの農薬が有害だとか、
あーーーもーーーー、世の中はめんどくさい事で溢れてる!!!!!
そんな日常のめんどくさい嫌な事の一切合切を忘れて、
楽しいだけの世界に飛び込んでゆける!!!
そんなドリーミング ムービー。

仲良しこよし、東京で2人暮らしをしている間宮兄弟。
兄はビール会社で働くサラリーマン、弟は小学校の用務員。
モテない2人はいつも一緒。家で映画を見る時も、食べる時も、眠る時も。
ある時、意を決して気になる女の子を呼んで、家でカレーパーティー。
パーティーが終われば、すぐさま反省会。あの子の仕草がどうだとか、服がどうだとかで大盛り上がり。
ぼったくりバーでやれたときも、兄ちゃん得意の塩にぎりを食べて、銭湯で汗を流せば、
いつもの元気な自分に戻れちゃう!

兄弟と仲がいい人も、そうでない人も、この映画を見ると、気がつけば皆にっこり★

私たちは気づいている。
現実の兄弟は、決してこんなに素敵に輝かしく単純な関係ではないとうことを。
『ゆれる』に出て来る兄弟のように、相手を応援して、嫉妬して、批判して、助けを求めて、が複雑に絡みあっている。
それでも、どこまでいっても血のつながった兄弟。
同じご飯を食べて、同じ景色を見て、同じ思い出で繋がっている。
大人になってしまうと、仲がいい兄弟もいれば、何年も口をきいてないような兄弟もいる。
だからこそ、誰もが皆絶対に憧れている。こんな風にあっけらかんと仲良しな兄弟に。

深い事何にも考えずに、ただただ夢のように楽しい時間を!!
兄弟とは何か・・・な〜んて小難しい事なんて、放っておいて,さ!!

ところで、私は佐々木蔵之介ファンですので、バンビーノも毎週かかさず見てます。(さらに北村一輝も大ファン)
昔見た笑っていいともによると、
酒屋に産まれたので「蔵」之介と名付けられたそう。
小学生の頃からすでに日本酒を飲み始め、朝軽く飲んでから小学校に行ったとか!
酔っぱらい師匠でもあります!!尊敬!!!

■プロフィール■
maqui
東京都在住。
とりあえず、スイーツよりお酒。
好きなお酒は、まずワイン。次に、レモンサワー、栗・黒糖焼酎、(ベルギー)ビールが同列。
好きな漫画家:よしもとよしとも 岡崎京子 やまだないと 冨樫義博   日本橋ヨヲコ オノナツメ 最近は惣領冬実『チェーザレ』に夢中! ドラゴンボールは別格!
好きな作家:松浦寿輝 多和田葉子 堀江敏幸
好きな映画:『天使の見た夢』『恋する惑星』『ひかりのまち』『愛の神エロス』『ナイト オン ザ プラネット』
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