ぼくのにっき@

April 05 [Tue], 2011, 5:58






「おはよう。今日も素晴らしい朝だね」



いつも通り僕は、鏡に映った僕に言う。
午前7時。
至って規則正しい生活。
いつも通り起きて、いつも制服に着替えて、いつも通り朝食を食べて、いつも通り歯を磨いて、いつも通り愛しいひとにいってきますと言う。

鏡に映ったあのひと。
振り向くとあのひと。

椅子に行儀よく座ったお人形みたいな少女。
彼の趣味で黒のゴシックドレスを身につけている。
まっすぐに伸びたまっくろな髪が彼女の自慢だ。



「僕の可愛いリカ。いつもひとりにしてごめんね、すぐに帰ってくるから」



目を閉じたまま答えない少女の額にそっとキスを落としてから、彼は部屋を出た。

今日も快晴。
今日も好調。
素敵な青だ。
素敵な白だ。
素敵な赤だ。
この世界はどんどん輝いていく。
僕は世界ににこやかに挨拶する。



「Good morning, Everyone! Start in my world!」












○月1日

素敵な夢をみた。
世界が終わる夢。
そこでやっとふたりきりになれた夢。
ふたりは永遠。
嘘偽りのない永遠。
切り取られた絵のように。
ふたりきり。
なんて幸せ。
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