マンション購入のヒント:駐車場無料は、デベロッパーの売り逃げの可能性を疑ってみる

December 07 [Wed], 2011, 0:22

マンション購入のヒント:駐車場無料は、デベロッパーの売り逃げの可能性を疑ってみる。
マンションのチラシでも、キャッチコピーとして、以下のような記載がある「自走式駐車場 100%付 無料」このようなチラシには注意が必要。

自走式の場合でも、立体駐車場であるので、通常と同じように修繕や将来の大規模改修を見越した積立金は必要となる。しかし、駐車場が無料で使用できると、修繕の際に、貴重な管理費や修繕積立金を大きく取り崩す必要がでてくる。しかも、都心のマンションである場合んは、居住者の自家用車の保有率は必ずしも100%ではない。車を保有していない世帯は、1〜2割は普通にある。そのような自家用車を保有していない住民にとって、その後の駐車場に関する費用の負担は納得がいかないはずである。

一般的に、「駐車場無料」は受益者負担の原則に反するものであるが、そのような掲載をするということは何か理由があると考えておきたい。つまり、「駐車場無料」は、売ってしまえばその後の維持や修繕工事のことを度外視した、デベロッパーの売り逃げの施策を考えておくべきである。マンションをいかにして完売させるか、という奥の手である。キチンとしたデベロッパーの場合には、駐車場の使用料について、利用者のみの負担にだけしかも大規模修繕に必要となる金額を徴収するものである。

マンションの購入(ただし中古)
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マンションのチラシ:イメージフォトに惑わされないように。
都心の大規模マンション・超高層マンションのチラシには、定期券サイズ程度のイメージフォトが多様されることが多い、具体的には以下のような写真である。

・目玉焼きがのったフライパンの写真(オール電化のイメージ)。
・透明感のある水中を泳いでいる男性の写真(共用施設のプールのイメージ)。
・日本人ではなく、外国人の幼児らが遊ぶ写真(敷地内の保育施設のイメージ)。
・魚や野菜のクローズアップ(敷地内に誘致予定のスーパーのイメージ)。
・品川300のナンバー・プレートのクローズアップ(品川ナンバーが取れる地域イメージ)。
・ICカードの写真(24時間セキュリティのイメージ)。
・花火大会の眺望写真(一部の住戸から東京湾の大花火を楽しめる眺望のイメージ)。
・若い白人女性の顔のクローズアップ(住棟内に設けられるエステサロンのイメージ)。
・ライトアップされた東京タワーを望む夜景(55階のスカイラウンジのイメージ)。

たとえ「イメージフォト」であると注意書きがあったチラシでも、実際のものと比べて著しく異なるイメージは不動産業者として避けるべきと思われる、不当表示と思われても仕方がない。そもそも「イメージフォト」とは実物の写真という意味なので、実物と相当異なるものの写真の説明にはふさわしくない表現と言える。実際の現地の空撮写真に物件のパースを同じ縮尺として合成して、その旨の説明を付したものを掲載するなら問題ないので、その程度に収めるべきである。上記のようなチラシを見て、眺望重視で高層マンションを希望する場合には、「イメージフォト」に惑わされないようにしたい。自分が希望する住戸からの眺望を正確に理解することが、失敗しない物件選びの第一歩である。

土地の売買をキレイスタイルで

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