夢の残像 

2005年05月02日(月) 18時28分
「私は鍵屋。どんなものをお求めで?」
和服の不思議な少女がそこにいた。
「何の鍵を売っているんですか?」
「どんな鍵でも揃えております。」
聞くところによると、鍵屋の主人があちこちで手に入れた鍵と、一人でにやってくる鍵を売っているのだという。
(ひとりでに?鍵が?)
と、
「おや」
少女が何かに気づいたようにこちらを見た。
「あなたのお探しの鍵はここにはないかもしれませんわ」
(どんな鍵でもあるのでは?)
その疑問を胸にしまい、どういうことかとたずねた。
「ご安心を。その鍵の鍵ならどこにあるか存じております」
「鍵の鍵?」
よくわからない。
「その鍵をお求めになるには、別の鍵を使わなければなりません」
「ええと…その鍵があれば、僕の欲しい鍵が手に入る?」
「いいえ」
「え?」
「その鍵は、あなたがお探しの鍵をあなたが手にするために必要な鍵を見つけるための鍵ですわ」
つまりは鍵の鍵の鍵ということらしい。
ますます混乱してきた。
「うーんと、じゃあとりあえずその鍵、もらえるかな」
「もちろん。少々お待ちを」
少女はカウンターの向こうの扉に消えていった。

さあ、彼女はどんな鍵をもってくるのだろうか。

休日。 

2005年04月29日(金) 11時39分
だって、どう考えたっておかしい。月齢。十六夜。道行く人。満ちゆく人。あなたのそばに。ロザリオ。見つけた。キリストとマリア。分からないのは君のこと。そして自分のきもち。法王。鳳凰。羽。散々。一本の線。君と、君と、君と。空気の形。太陽。大洋。耐用。体様。
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