気になっていた映画『Ecole』を観ました。

少女たちの楽園。
緑と白の世界。
うっとりするような映像はオススメです。
しかし、
内容は綺麗に完結しない。
なぜ少女たちは森の中で暮らすのか?
学ぶことは自然についてとバレエだけ。
BGMはなく水の音くらい。
そして最後が最初になっている。

2004年製作。
原作はフランク・ヴェデキントの「ミネハハ」。
監督は中篇映画「ミミ」のルシール・アザリロヴィック。
日本版では学校という意味の「Ecole」というタイトル。
延々と続く暗闇の中、棺が運ばれる。
棺の中には一人の少女。
辿りついたところは森の中の学校。
その世界には女性しかいない。
6歳から12歳までの少女たちが5つの共同体に分かれて生活している。
少女たちはそこで自然についてとダンスだけを習う。
共同体から出ることは許されない。
脱走を計ると必ず罰を受ける。
生活するにあたってのいくつかの注意点。
歩くときは外灯のすぐ傍を歩かなければならない。
数字が非常に大切なものであること。
そこから出る機会が訪れるのは11歳の時にダンスで校長先生に選ばれること、
または最年長になってから迎える春の時だけ。
彼女らは一体どこから来て、どこへ行くのか。

余談としては
バレエは異性を誘う乱舞に近く、水の流れは子宮の内側と外側と考えることができます。
少女から大人になりかけのままなにひとつ情報のない外へ出て
これから彼女たちはどうなるのか?
最後のシーンで卒業を迎えたビアンカが外の世界ではじめて異性と出会う初々しい一瞬が、女の子側から見ると今まで習ってきた生き物の生き方と初潮。
結局人は異性と関わり人間になることを示しているように思いました。
ミステリアスな作品がお好きな方は観て損はないと思います◎
それではおやすみなさい。
mana


