「算法少女」
April 14 [Sat], 2007, 15:35

児童文学です。江戸時代に実際刊行された「算法少女」に触発されて書いたそうです。
江戸時代は、寺子屋などで重視されていたのは、読み書き。
算法は、「武士は食わねど爪楊枝」という言葉があるように、一段下の存在で、
そろばんが出来ればいい方。儒学などが重視されていたとは知りませんでした。
以前、武家の家計簿を研究した本を読みましたが、超赤字!
奥さんの輿入れ道具を売って、借金を減らし残りは分割にしてもらったとの事。
算法は大事だわ。
武術に流派があるように、和算にも流派があり大事なことは秘儀なので、
門外不出。主人公のあきは、流派の張り合いに巻き込まれてしまいます。
おもしろいのでおすすめです。
後書きも読み応えがあります。
この本は出版されてから10年以上たち、廃刊に一度なりました。
高校の先生等が、復刊の運動をして「ちくま学芸文庫」に入りました。
挿絵も元のままだそうです。
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