ニジェール撤退 

2011年03月22日(火) 15時12分
みなさまお久しぶりです。
この1か月間様々な状況の変化があり、慌ただしくてブログが更新できませんでした、すみません。


まずは東北関東大地震によって被災された皆様、またその中にご家族・ご友人がいらっしゃった皆様に
心からお見舞い申し上げます。

東北関東の出身や働いている友人のみんな、大丈夫でしょうか?
心配しています。


さて、現在ニジェールにいるはずの私ですが、
先日 日本に帰国しました。

ニジェールの治安悪化のため、
ニジェール協力隊員全員に国外退避の命令がでたためです。
詳しい理由をこのブログで公表していいものかどうかよくわからないので
詳細は控えさせていただきます。

以前からニジェール隊員に向けて国内の移動制限がかけられたり、
夜間外出やレストランへの立ち入り禁止など、多くの制限がかけられる中、
隊員同士でも「撤退か??」と冗談まじりで噂していましたが
本当に撤退になってしまうとは。

活動も今からというときに、すべてを中途半端で終わらせなければならなかったことは
非常に心残りでした。
撤退命令が出てから最後の1週間で、できる限り教えることを教え
自分がいなくても続く形を少しでも残そうと必死でした。

ニジェール人はとても優しくて人が良く、暮らしている分にはとても平和な国でした。
そんなニジェール人に「この国に外国人がいるのは危ないから」と言って
去らなければならないのは、非常につらく悲しいことでした。

慌ただしく帰国準備を進めているさなかに日本の東北地震のことを聞き、
ニジェールではあまり実感のなかった日本の現状を
先日帰国してからテレビのニュース等で目の当たりにしています。

今後は、新しい別の要請が見つかればJICAから振り替え国が提示され、
要請がなければ任期短縮となります。
しかし、要請があったとしても、日本がこのような現状のなかで
自分は途上国に行くべきなのかどうか、日々悩みながら
日本の動向を見つめています。
とりあえずは再赴任するまでは2か月程の期間があるので、
東北でボランティアなど
自分に今できることを行おうと思っています。

現在海外にいる協力隊仲間も、様々な形で
東北地震に対する支援を始めているようで
皆の行動力に脱帽しながら、
世界中の人が日本を応援してくださっているということを希望に感じています。

今回このような形で たまたま日本にいる私も
私にできることを 精一杯行っていきたいと思っています。





それでは、また

模索 

2011年02月16日(水) 7時37分
みなさまおひさしぶりです 3ヶ月以上ぶりの更新ですね
ほんとにスミマセン。
この前のブログが病気に関することだったため、
まみはまた病気でもしてるんじゃ
と多くの方にご心配をかけてしまったようで。。
ほんとにスミマセン。ただの怠惰です
むっちゃ元気です


少しだけ言い訳をするならば、

活動の模索に必死だった

とでも言っておきましょうか

って言っても そんな大した活動をしているわけでもないのですが

ここ3ヶ月ほど、
色んなご縁や機会に恵まれ
活動が軌道にのりそうだ と思ったら
また振りだしに戻ったり

やってはみたけど
やっぱり これはここに必要なものではないんじゃないかとか


自分の国際協力のアプローチの仕方や
地域開発の概念を何度も見直し

色々試行錯誤を繰り替えしてきました

今もまだ模索中ではありますが
最近になって やっと
自分が国際協力をしていく上で 一番大事にしたいことを
再度 確認できたように思います

それは

ここに住む 住民の意思

当たり前のことですが

何がここに住む人にとっての生活改善なのか

それは 私が教えることではなく
ここに住む人が決めること

そして 自分たちの生活を 自分たちが望むように 自分たちで改善していく

私は その 住民自身による生活改善の
きっかけ作りと サポート
をするだけ

それが外部者である自分の役割

特定の専門分野の協力ではなく
地域開発全般を 調整する自分の役割 

だって この地域のことや ここでのやり方 ここでは何が「良い」かは
私よりここに住む人のほうが よく知ってるから

うだうだと自分に何ができるかを悩むより

ここの 人や資源を いかに活かすか
少しでも アンテナをはって
ここの人とたくさん話して たくさん歩き回って
活かせる種を発見する


ニジェールにある 豊かな種

ここの人が持つ技術や知恵 意識
この土地にある 資源

自分がほんの少しの水やり(サポート)をするだけで
ぐんぐん育つ
そんな種を サポートしたいのです


そう考えながらも
今自分が行っている活動は それができているのか
微妙な感じがします

これから 少しずつ 
ニジェールの現状と混えながら 私の活動の紹介をしていこうと思いますが
自分の活動のくせに
批判的な面もあることを
ご了承ください


近々更新していきたいと思いますが
もしまた更新が怠ったら
またまみは模索に必死になってるんだなーと
寛大な心で お待ちいただけると 幸いです

このブログを見てくださっている皆様がいるということを心の支えにして
また活動の模索を続けていきます

ニジェールで’生きる’ 

2010年11月01日(月) 4時48分
お待たせしました久しぶりの更新です

最近更新がないな〜 まみ病気でもしてんのかな〜?
と思われていた方、ご心配おかけしました
心配して メールをくれた方々もいて
このブログをたくさんの方が見てくれているんだなと
大変嬉しく思いました

皆様のご心配どうり
最近 体調を崩しておりまして ネットを長いこと開けずにいました

細菌性の病気?かなにかで、お腹を痛めたり
それと熱中症的なものを併発して 40度近い熱がでたり
栄養失調ぎみで ニジェールにきて7kg減 などなど
(体調とは関係ないですが、キャラメル的なお菓子を子どもにもらって食べてたら、
歯の詰め物もとれちゃって歯医者にも行くハメに。。。笑)
病院と歯医者に行くために 10月は任地カルマよりも、首都のニアメにいる日のほうが多かった。。

この国にきて2ヶ月ほどは お腹をくだすこともなく元気に過ごしていたのですが
3ヶ月目に入り、こんなに体調を崩すなんて
日本で蓄えた栄養の蓄積が だいぶ無くなってきたようです

やはり この国

 ’生きること’ 

それ自体が
厳しい環境にあるんだな と ヒシヒシと感じました

今はもう 回復し 任地カルマに戻って
元気に過ごしています

体力作りにでも 励もうかな


本日10月31日は 国民投票の日
ニジェールの新しい国家体制に 国民がYES or Noをくだす日
ただいまニジェールでは軍が政権を握っており
この選挙にともない、治安が悪くなる恐れもあるようです
私たち協力隊員は10日間ほど 任地以外の場所に移動してはいけないとの
制限がかかりました

何もおこりませんように

こればっかりは 神に祈るしかない


そんな危険とも 隣り合わせの国 ニジェールで

私 現在 生きてます

私のお家を紹介します 

2010年09月19日(日) 22時54分


今日は 新居 マイホームを紹介します

今のマイホームは 
とてもニジェール人に近い生活です

ひとつのwindi (ウィンディ:敷地)の中に
他に2軒、ニジェール人の家族が住んでいます
そのうちの一軒は一夫多妻制で2人の奥さんがいるので 正確に言うと3世帯
私を含めたら4世帯が住んでいて
このwindi が一つの家族のように暮らしています



私の家の建物は カルマには珍しい コンクリートのお家

この2つの入り口の右側が私で 左側にニジェール家族が住んでいます


ちなみに このwindiの中の他の建物は このようなバンコ(土壁)の家


(カルマではほとんどがこのようなお家)


家の中に水道はなく windiのなかに一つあるポンプを みんな共同で使っています


このポンプからの水をバケツで運ぶのが 毎日の日課に加わりました
しかし、この水運びが どうも慣れません。
ポンプのある場所から家まで たった30mくらいの距離なのに
この何回もの往復で 腰を痛めています
ニジェール人女性はいつも このバケツを頭の上にのせて運ぶのですが
私はまだそれができなくて。。。

水運びの慣れない私の姿を見て 子ども達がよく 代わりに運んでくれたりして
心温まる毎日です


ちなみにトイレとお風呂は外で こんな感じです
 

自分の身長くらいの高さの壁と 穴があるだけ

お風呂はここで バケツの水を持っていって 洗っています
バケツ一杯で全身洗えるものですね

いつも夕方くらいに 青空の下で nyumay(ニューマイ:体を洗うこと)してます
青空の下での nyumayは なんとも気持ちのいいものです
(夜は暗く 蚊も多いため 星空の下でのお風呂はまだ経験なし)
しかしそれと引き換えに 虫にさされるため
日に日に足の傷が増えていきます

日本ではすぐ治るような傷も
ニジェールでは化膿しまくって なかなか治りません
そのぐらい衛生状態が悪いってことですよね



Windiの真ん中にある 大きな木の下が みんなの溜まり場



奥さん達は イスに座って 
洗濯やら 食事の準備やら 食器洗いやら 色んな家事をします
家事のあいまには ござをしいてお昼寝や fakaray(ファカライ:おしゃべり)

子ども達も 仕事から帰ってきた主人も
みんな いつも ここに集まって fakarayします

この人はwindiの裏ボス Mina nya(ミナ ニャ:ミナお母さん)


いつもここで みんなの髪を編んでいます
Mina nyaの穏やかな微笑みが大好きです

しかし ニジェール人の女性は 話しだすと ケンカしているような口調で 怖い。。
私も 洗濯、食器洗いをfakarayしながら ここで一緒にやるのですが
いつも Mina nya にNi si waani(あんた洗い方知らないわね!)
こうやって洗うのよ!って いつも 怒られます

洗濯の手つきの慣れない私の姿を見て
また子ども達が手伝ってくれます

ホント、日々 多くの人に支えられて 生きています

Irikoy saabu(イリコイ サーブ:神様ありがとう)

ここでの生活は
ニジェールの女性の家事の大変さを 身にしみて感じます。
(男性は家事を一切しません 水運びの重労働さえも)

自分も ここの人達と同じような生活をするなかで
不便なこと、大変なことを知り
生活改善につながるアイディアを思いついたり
日本の戦後の生活改善の知恵を活かしたり
 できればなぁと思っています

Kai yeesii☆ラマダン終了! 

2010年09月13日(月) 1時10分
9日、1ヶ月間のラマダン(断食)が終了しました

ザルマ語で ラマダンは me haw:メーハウ

カルマでは敬虔なイスラム教徒が多いようで
大人はほとんどの人が 日中(朝5時半〜夜19時まで)何も食べず
水さえも飲んでいませんでした

私も村の人たちと一緒にme hawに挑戦したいところでしたが

ニジェールに来てから なにもせずとも体重5kg減で(暑さのせい?)
これ以上 食べないことに 身の危険を感じたため
今回のme haw は自粛

しかし
この一ヶ月間、道で人にすれちがう度に

「お前はme haw してるのか??」

と聞かれ

「me haw si(してないよ)」
とか
「me haw kayna kayna(ちょっとずつ、ちょっとだけね〜)」

と答えていると

いつも
「お前もme haw しなきゃダメだよ」
と怒られていました

でも確かに
空腹を我慢している みんなの前で 食べたり 飲んだりすることもできず

外にいるときは 何も食べず
水も 本当に無理 って思ったときだけ
コソコソ飲むようにしてました



そんなme hawも 終了

ニジェール全土で
ラマダン明けの お祭りが開催されました

お祭りの前日は
夜中まで お祭りのための豪華な食事の準備で 女性たちは大忙し

私も夜中に 同じ敷地の 女性たちと一緒に
鶏をさばいたり 焼いたりするのを手伝いました

人生初の鶏のさばき作業

生々しい足をつかんで
鶏の羽をちぎって 首とって
解体して内臓をとって 

まるごと焼いて



翌日の朝一でいただいた その鶏肉は 

ホント いただきます ってかんじで
おいしかった です



お祭り当日


Kai yeesii:カイェ-シー(Bon fete!)

って お祭りのときの挨拶と共に

みんな
いつもより 綺麗な おしゃれな服を来て



朝から jingaray(モスク)近くの広場に集まります



一番前の列には 男性の身分の高い人
一番後ろの列に 女性と子どもたが並んで

みんなでメッカに向かってお祈り


子どたちにとっては 今日はお金を稼ぐチャンス



日本のお年玉みたいな感じかな?
kai yeesii って言って 知り合いや近所の大人を尋ねていって
10~50fcfa (日本円で2円〜10円) もしくは飴玉を もらいます
 
私も 自分の家の敷地に来た子どもたちに
飴玉をあげました


男性たちは 近所のお偉いさんのおうちを訪ねて 挨拶まわり
女性たちは 家に来たお客さんに 前日から用意した豪華な食事をふるまう


夜は 歌やダンス大会

残念ながら 街灯がなく 暗すぎて 写真が撮れませんでしたが

また ひとつ ここの人たちの 文化を知れて

楽しい一日でした

来年のラマダンは ここの人たちと同じように
できる限り me haw して
このラマダン明けのお祭りも ここの人たちと同じ気持ちが味わえたらいいなぁと思います

あーみーこーみー☆ 

2010年09月08日(水) 20時45分
初 髪を編みこみました

首都ニアメにあがってきて、
久しぶりに現地語学訓練のときの先生を訪ねました

そこで ラッキーなことに その先生と友達に

初の 髪編みこみをしてもらいました!!



アフリカっぽいでしょ


ついでに へナ(足とか手に書くタトゥみたいなアート、10日くらいで消える)
までやってもらいました



ニジェールの女性はすごいですね

多くの女性が
こんなアートを ちゃちゃっと簡単にできちゃいます

ニジェールでは この髪の編みこみやへナが 女性のオシャレ

合計4時間くらいかかったけど

女同士、おしゃべりしながら
A boori !!(ザルマ語) Yai cyaw!(ハウサ語)
C’est jolie!!(フランス語)
Trèsかわいい〜(フランス語+日本語)
 【全部 いいね〜 とか good とか すてき〜 みたいな意味】

を連発して

サロンではなく
こんな風に 家のそばの木の下で ござを敷いてやってもらってると

アフリカにいるな〜 と しみじみ思いました

MY HOME GET!! 

2010年09月08日(水) 20時39分

ついに

念願のマイホームを 
GETしました!!

いきなりの急展開で新居が見つかり、
ドタバタ引越しやら
家を整えたりで
ブログの更新が遅れました...


今まで
任地カルマでは住める家がみつからないということで
同じ任地にいる先輩隊員のおうちに同居させてもらっていました

赴任してから1ヶ月間、
活動(といっても今は現状調査と現地語の勉強をしているだけですが)をしながら
自分の家探し。
配属先である市役所の市長さんにも家を紹介してもらって
連れて行かれる空き物件はいつも バンコの家

バンコの家…家畜の糞や藁を混ぜて作った土壁の家。
雨が降ると 雨漏り だけに留まらず
壁が崩壊したり、屋根がおちてきたりします。土だからね、とけちゃうよね。
そして中は薄暗く、衛生的にもあまりよくない感じの家
カルマはほとんど このバンコの家です

カルマだから仕方ない
自分はバンコの家でもいいんですが… しかしJICAは「安全上」という理由で許可せず

途方に暮れていたところ

偶然、ついに見つけた この一軒


カルマにはめずらしい
コンクリートの家。


見つけたその日に仮契約。
次の日に本契約。そしてその日に なんともう お引越し。

なんとも急展開。
ニジェールにしてはなんとも早い対応。

迅速な対応をしてくださった
JICAのnationalスタッフ、大家さんに 感謝


しかし 引越したものの 
コンロも鍋もないし カルマはごはん食べるレストラン的な場所もないので
とりあえず 必要な物資を調達しに
首都ニアメにあがってきました

バタバタして あまり家の写真がないため
マイホームの詳細は また今度

ガヤ研修 

2010年08月21日(土) 19時01分
ニジェールの南西、ガヤという町で
4日間にわたって 村落隊員向けの研修が行われました

この研修は先輩隊員が企画してくれたもので

先輩隊員の活動を視察することを通して
村への入り方や 活動の工夫している点を 学ぼうというもの

ガヤという町はナイジェリアやベナンの国境に近い町で
その2つの国からの輸入品が入ってきたり
ニジェール川にも近くて水に恵まれているので 緑豊かな町でした


「ニジェールじゃないみたい」 の連発



ヤシの木と水田
ニジェールにはめったにこんな風景ないんですよ

しかし

ある村に行く途中の道には 水溜り
こんな腰ぐらいまで水につかって 行かなきゃいけなかったり



でもこんな交通アクセスの悪い村こそ 支援を必要としているんですよね 



識字教室



マラリア予防の啓発



改良かまど(三石かまどに比べ木を使う量を減らせる)




この研修を通して

先輩隊員の行動力のすごさに 圧倒されながらも

私も 早く こんな風に 
現地語をマスターして
村人に近くなって

本当に意味のある国際協力

を行って行きたいなぁ と強く思ったのであります

任地カルマに戻って この研修で学んだことを 存分に活かしていきたいものです

inondation 〜洪水〜 

2010年08月11日(水) 6時24分

いつもと変わらない村人の様子からは 気づかなかったけど

自分が思っている以上に 事態は 深刻 なのかもしれない

 


先週 市長や記者と共に 大雨で 一部が冠水した村を訪れた

被害はこの村だけだと思っていたけど
ニジェール川沿いにある 私の任地カルマは 
どうやら洪水の影響が 広範囲にわたって出ているようだ

今日
カルマのchef de agri (農業長)を訪れると
忙しそうに 書類の整理をしていた




この洪水で カルマの57ヶ村のうち、22ヶ村で 農地被害が出ているという
村ごとに 一人ずつ 農地被害を受けた人の名前と、どんな種類の畑(米、ミレットとか)が
どのくらいの規模でダメになったか リストされている

何か手伝えることはないか と

被害にあった人数を数える作業を手伝わせてもらった

ざっと
2000人。

これだけの人が畑の被害を受けていて、家の被害も何軒かあるようだ

畑の被害。

これは、カルマの この一年の食糧危機につながる

ニジェールでは乾期には全く雨が降らず
雨期である今の時期に 作物をたくさん育てて 一年の食糧を蓄えなければならない

 雨は 恵み

でも きちんとした堤防やダムのない この国では
降りすぎると こんなに大きな被害になる  

この被害は一時的なものではなくて 来年の雨期までの一年分の食糧にかかわる問題

普段 野菜も全く売っていないカルマから
穀物さえも なくなってしまう

こんなに身近に 食糧危機が迫っている


カルマ市長は今日 県会議にでかけていた
この会議でおそらく 市長はUNICEF等へ食糧支援を要請する


私には何ができるだろう

JICA NIGERは災害に対して緊急支援を行う団体ではない
緊急支援のお金や物資はだせない
私たち協力隊員は 長期的な視点で ”開発” を行う

だけど
こんなに目の前に 食糧の危機に さらされている人を見て

”開発” をしよう

と 言えるのか
 
その前に まずは食糧でしょ 
命にかかわることでしょ

って誰もが思う

この状況を見てJICA(の人間である私)はなんで何もしないんだ
って 言われて当たり前

緊急支援 と 長期的な開発
もちろん役割分担なことは わかっているけど

今 自分の役割ではないことが 求められていることに

釈然としないまま モヤモヤ このブログを書いています  

冠水 ー赴任初日ー 

2010年08月07日(土) 3時37分
昨日、配属先のカルマ市役所、カルマ市長に
正式な赴任の挨拶に行きました

今年2月の軍事クーデターによる政権交代で カルマ市長が最近かわり、
協力隊って何やねん なんでボランティアがうちで働くん??

って言われてもおかしくない状況なのに

今の市長さんはJICAボランティアの受け入れに対して 理解のある人で

週末は医者としての仕事もしながら
カルマの発展のために 村の至る所に自ら赴き、
様々なことを行っている 大変やる気のある人のようです


そして本日、
赴任初日。

歩いて職場mairie(市役所)へ 行く途中

車を運転する市長に会いました
市長は車にjournaliste達を乗せていて カルマ市内のある村に行くという。

Journalisteってことは…
なにかニュースになるような事件があったってこと

とかぎつけた私は

一緒に行っていい??

と、お得意のゴリ押しで
定員オーバーの車に無理やり乗って 
職場に行くことも すっぽかし
取材に同行させてもらうことに.


車のなかで話を聞くと

ニジェール川付近にある、カルマ市内のある村で

submersion (冠水)

が起こったという

車でしばらく走った後、草むらに車をとめて 歩いて川のほうへ

向こう岸に見える 沈みかけた村


今にも沈みそうな船に おそるおそる乗りながら



岸の向こう側の村へ

市長と記者と日本人(私)が
岸に着くと 村中の人がおでむかえ 

冠水した家
 

家の被害を受けた人が、カメラの前に立って 心境を話す



4日前の大雨以来
水嵩が日に日に増して

ついに家を避難せざるをえなくなったらしい

畑も全部水につかり、植えていた稲も 流された



市長はカメラの前で 国民に状況を話し、支援を訴える

自ら村に赴いて 働きかける市長の姿
住民の信頼も厚いようだ


そして市長は私にJICAの援助を訴える

当然のことだ
こういう状況をJICAの人間(私)が見た
JICAは何もしないのか?

そう言われて当たり前

でも なにができるだろう?

協力隊はJICAの人間だけど、自分の活動に関連性のない災害に対して、
お金を出してもらうように働きかけるのは無理なんだ

今この現状に対して
市長が求めてるのは お金だと分かっているけど

私にできる、お金ではない援助って何?


ん〜 わからん。。誰かアイディアください

とりあえず、このブログを見てくれている人に 
カルマで起こったことを 伝えよう

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