福島県二本松市出身。現在、神奈川県小田原市在住。 画家・斎藤真実のブログです。 活動記録、作品写真などと一緒に日々の雑感など書き綴ります。

2012年01月
« 前の月    |    次の月 »
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
最新コメント
すみえ
静かな大合唱 (2012年01月27日)
Gallerymania
宇宙の意味とは (2011年12月14日)
まみ
新しい命 (2011年10月29日)
あつこ
新しい命 (2011年10月23日)
mamiami
新しい命 (2011年10月05日)
工藤 直輝
新しい命 (2011年09月12日)
tantan
新しい命 (2011年09月05日)
アン
新しい命 (2011年09月05日)
sachiko
新しい命 (2011年09月04日)
まみ
富士の高嶺に続く光 (2011年07月26日)
静かな大合唱 / 2012年01月25日(水)
早いもので、年が明けてからもう随分経ってしまいました。
皆様、どんな2012年のスタートを切ったのでしょうか?


さて、今私が住んでいる小田原は、温暖で過ごしやすい気候で知られています。
そんな小田原でも、年に一、二度は雪がちらつきます。時には積もります。
お隣の箱根になると、山の上はかなり積もります。

そんな温暖な小田原の冬。
東京が雪になった一昨日の夜から、小田原も雪になりました。
昨日の朝は2センチくらい積もっていたでしょうか。
夜が明けるとどんどん融けて消えていきますが、昨日は珍しく、日中も雪が降る時間がありました。
雪、いいですね。

西に明神岳と明星岳という山が見えるのですが、雪が降ると、その山の風景が素晴らしく美しいのです。
どちらも標高が1000メートルに満たない山。
山頂まで山林が続き、その木々の一本一本に雪が降り積もった風景が、本当に、素晴らしく素晴らしく美しいのです。
そして、北側少し遠くに見える丹沢山系が、これまた美しいのです。

富士山は近所からは見えないのですが、少し車を走らせると視界が開け、日本一の山の姿を望むことができます。
これは言わずもがな、本当に本当に素晴らしく美しいのです。



今日は数日ぶりにいいお天気になったので、雪の残る山々の風景を見に、子供を連れて散歩に出ました。
淡い水色の空の元、梅畑では気の早い花が数輪咲き、そして、珍しく長く雪が残ったお茶畑の横を通る道を行きます。
日差しは暖かで風もなく、春のような陽気。

ふと、小さな小さな音が集合して耳に入ってくるのに気づきました。
チョロチョロチョロチョロ、ジュワジュワジュワジュワ、プツプツプツプツ、、、、
そんな何とも言葉にしようのない、不思議な、そして心地良い小さい音が、ものすごくたくさんたくさん集まって、大合唱のように、でも静かに、聞こえます。

何だろう??と思い様子をうかがうと、、、、お茶畑のお茶の葉の畝に積もった雪が融ける音だったのです!!

東北に生まれ育ち、雪には馴染み深い生活をしていたはずが、、、こんな風に雪が融けていく音を、初めて聞きました。
屋根に積もった雪が融ける音とは全く違う音。
聞き逃してしまうくらい繊細な、初めて聞く種類の音でした。

今住んでいる辺りは、棚田やみかん畑・お茶畑がたくさん残り、とても静かで豊かな場所です。
そんな場所だからこそ聞き取ることができた小さな音。

こういうささやかな風景に気づくことができる環境をいつまでも、そして、気づくことができる耳や目も、いつまでも持ち続けられるように、この2012年も過ごしていきたいものです。


皆さんにとっても、素晴らしい一年でありますように。
 
   
Posted at 20:39/ この記事のURL
コメント(1)
宇宙の意味とは / 2011年12月02日(金)
早いもので今年も残りひと月となりました。
温暖な小田原も、ここ数日は寒い寒い日が続いています。
あったかくして過ごしたいですね。

さて、かわいい我が子も3か月を過ぎ、すくすくと大きくなっています。
命はすごいもんですね。

命つながりで不思議で仕方がないことをひとつ。
最近特に話題になっている「ベテルギウスが超新星爆発」の件。


地球から640光年の距離にある超巨星・ベテルギウス。
これだけ近い距離で超新星爆発が起こるのは、地球史上初のようで、しばらくは太陽が2つになるなど、様々な影響が予測されていますね。
本当にどうなるのでしょうか。

星もいつかその歴史に終わりを迎えるわけだけれど、じゃあ、どうして、終わりがあるのに始まってしまうのか、不思議でならない。
いや、始まってしまうから終わりがあるんだけれどね(笑)。
そもそもなんで宇宙は始まったのだろうか?
考え出すときりがない。

それにしても、ベテルギウスのことをきっかけにいろいろ考えると、本当に不思議だ。不可解だ。
繰り返しになるけれど、どうして命は、終わるのか!
星も人も、あらゆる命は、いつか必ず終わりがくるのに、なぜ始まるのか。
命とは、一体何なのか!?


そうして考えて、ふと思ったこと。

いつか元素に還るために、命は生まれる。

そう考えると、一番しっくりくる気がする。


命は結局、元素に還る日のために生まれる。
宇宙の大いなる意思から与えられた、夢のような命の時間を過ごし、そうして元素に還る。

間もなく立ち会えるのかもしれない壮大な天体ショーの不思議を思う時、星の一生について、その不思議な現実について、そう考えると、一番安心する。
不思議さ・不可解さは消えることはないけれど、少しだけ落ち着く。

あの太陽もいつか終わる。それよりも少し早く、地球もいつか終わる。
それもこれも、全部、命が元素に還るため。


そういえば、超新星爆発が起こる時がいつなのかは、予めわかる、らしい。
かの有名な「カミオカンデ」で、爆発の数時間前に放出されるらしいニュートリノが計測されれば、もう間もなく爆発が起こるだろうと、いうことがわかるそうだ。
世界中の観測所には、その情報がいくようになっているそうだけれど、ぜひとも、「緊急超新星爆発速報」を、一般にも知らせてほしいものだと願ってやまない。

地球も人類も体験したことがないその瞬間を、見逃したくはない。
といっても、それは既に、少なくとも640年前に起こっている風景を、やっと今見ているに過ぎないのだけれど。



この季節、寒いけれど、星を見るには最高の季節。
夜、晴れている日は、この風景をもう2度と見られないかもしれない、、、と、ベテルギウスがあってこそ成り立つ、毎年見慣れた冬の大三角形を、不思議さと不可解さとを抱えつつ、しみじみと眺めたりするのでした。



 
   
Posted at 21:37/ この記事のURL
コメント(1)
ひとりひとり / 2011年10月29日(土)
今日は本当に清々しく、爽やかな秋の一日でした。
富士山も美しく、真っ青な空に乾いた空気を思わせる秋の雲がちらほらと浮かんでいて、それはそれは素晴らしい秋の日でした。

午前中、夫に子供を見てもらい、用事を済ませに車で出かけた時、いつものラジオのニュースから、福島での除染作業についての話題が流れてきました。
今週から、毎週末、全国から集まったボランティアによる除染作業が始まるというニュース。

いつもいつも頭から離れることの無いふるさと福島のこと。
ようやくか、という思いと、少しだけ救われるような思いとでそのニュースを聞いたのですが、ふと過ぎったのは、結局は民間の善意の動きの方が、自治体や国の対処よりも確かで速いものなんだ、という思い。

規模が大きくなればなるほど遅々として進まない政。
国や自治体が全く何もしていない、しようとしていないとは思っていないけれど、一番苦しんでいる末端に結果がくるまでの遅さは、本当に歯がゆく、何なんだろうと思ってしまいます。


それに引き換え、ボランティアに象徴される一人一人の動きの素早さ。
一人ないし数人から始まる小さな組織で動くのだから、機動性が抜群なのは当たり前なのだけれど、、、。

そんな一人一人の素晴らしい力がうまく結集したものが、自治体とか国とかであってほしいと、思ったりしたのでした。


 
   
Posted at 18:59/ この記事のURL
コメント(0)
祭り / 2011年10月05日(水)
10月4日。
今年もまたこの日がやってきた。
そう、ふるさと二本松の、提灯祭です。
これから三日間、二本松の街が提灯祭一色に染まる。

家の窓を開けたり、赤子を連れて散歩に出たりすると、ふわっと風にのってやってくるキンモクセイの香り。
その香りをかぐと、「ああ、今年もお祭りの季節がやってきた、、、」と、しみじみと考える。
キンモクセイが香りだした先月末から、二本松の安達太良山の空の下、夜の闇に浮かび上がる鈴なりの提灯の風景に、心は飛んでいた。

福島県中通りにある二本松は、今、津波と原発事故によって避難を余儀無くされた浜通り・浪江町の人たちの避難受け入れ先となっている。
かつて私も通っていた中学校の近くには、仮設住宅が立ち並び、市内の風景も、一変しているようだ。
そして、放射能汚染の不安も、これから先いつまで続くのかわからない。
いろんなことが、去年までと大きく変わってしまったふるさと・二本松。

提灯祭も例外ではなく、変化が。
今年は、避難している浪江町の人たちが、若連に加わって、祭りに参加しているそうだ。
これは、たとえ苦境の中にあっても、心がすっと軽くなるいいニュースだけれど。



祭りは、その土地に生活する人たちの心の結束を生み出す。
その中にいる時、またはその風景を目の当たりにした時、その一体感に、大きな感動を覚え、心が震える。
血が騒ぐ。


いろんなことが変わってしまった福島・二本松。
だけど、変わらずやってくる提灯祭。
二本松のみんなが愛してやまない提灯祭。

今年もまた、熱い熱い三日間。






 
   
Posted at 00:21/ この記事のURL
コメント(0)
新しい命 / 2011年09月03日(土)
台風の影響が全国的に出ているようですが、皆様のお住まいの地域は大丈夫でしょうか?

さて、報告が遅くなりましたが、去る8月14日満月の日に、無事日本男児を出産いたしました。
母子共に健康です。
今は自宅で初めての子育てを楽しんでおります。


それしても、我が子とはこんなにもかわいいものかと、本当に驚いています。

正直、これまで、人間の赤ちゃんについて、心から「かわいい」と思えたことがなかった私。
言葉を話し、自分で自由に動き回る2〜3歳児からは面白くて可愛いと、心から思っていたけれど。
赤ちゃんとなると、うっかり触れてしまうと壊してしまいそうで、怖くて不安で、「可愛い」どころではなかったのです。

それが!
病院で初めて母児同室になった日、つくづく思ったのです。
「可愛い」と、「愛おしい」と。
自分のベッドの横のベビーベッドに眠る我が子の顔を見て、初めてそう思った瞬間について
今思い返してもとても不思議な瞬間、感覚です。

できるだけ近くでその寝顔を見ていたくて、自分のベッドにいっぱいいっぱいに近づけて(笑)、入院生活を送っていました。

今、お腹いっぱいになってスヤスヤと眠っています。

泣く顔も、ぐずる顔も、寝顔も、全てが可愛く愛おしい。


我が子とは、不思議です。


無事産まれてきてくれて、本当に良かった。








 
   
Posted at 14:13/ この記事のURL
コメント(7)
めぐる命 / 2011年08月07日(日)
暑い日が戻ってきました。
これまで以上に暑さが身にしみる夏です。
ちなみにまだ産まれてはおりません。夫の工場の仕事をしつつ、早く来ないかな〜など楽しみに過ごしている今日この頃。

ところで、実はここ数日、悲しくて悲しくて、夢にまで見る出来事がありました。
皆さんも報道などでご存知かと思いますが、サッカー元日本代表の松田直樹選手の突然の訃報です。
倒れたという報道がされてから、なんとか快復に向かって欲しいという願いをもって見守っていましたが、その願いも空しく、残念ながら、もうあの姿を現実に見ることはできなくなったのです。



マリノスから戦力外通告を受けて後、いろんな葛藤や迷いの末に長野へと移り住んだ松田選手の、その葛藤の経緯を取材したドキュメンタリーを見たことがあった。
確か、今年の始め頃だったと思う。
松田選手の、サッカーに対するひたむきな思いが伝わってきて、「オレ、サッカー大好きなんすよね」という言葉が、とても無邪気でまっすぐで、魅力的だった。
いつか、日本サッカー界を、指導者として、熱く引っ張ってくれるんだろうなと、そんな姿を勝手に思い描いていた。
格下のリーグから、日本サッカーを盛り上げようと奮闘しているその姿が、とても好きだった。

もう、その姿を現実に見ることができなくなったという現実が、とてもとても悲しくて、ショックだった。
同じような思いをされている方も多いと思うけれど。
とにかく、残念で残念で、悲しくてならない。
前の世代の誰かが去って、それから新しくこの世界に産まれて来る命があって、それがこの世界の常なのだけれど、それにしても、早過ぎる。


自分たちだって、これからどうなるのか、誰だって、自分や周りの人たちがこれからどうなるのか、判りはしないけれど、とにかく今、自分は、夫と自分にまで至った命の流れの先っぽにいるこの命を、無事にこの世界に送り出し、愛おしみ、慈しみ、育み育まれ、そうして次の世代へと繋いでいかなくちゃなと思う。
今、少しの不安もあるけれど、素直に、とても楽しみ。
早く会いたいと思う。



最後に、松田選手、ありがとう。
あの無邪気な姿を、覚えていようと思います。
 
   
Posted at 23:26/ この記事のURL
コメント(0)
富士の高嶺に続く光 / 2011年07月23日(土)
台風が去り、暑さが戻る気配がします。
数日間涼しかったので、重たくなった体にはとても過ごしやすかったのですが、また暑い日が戻ってくるのですねえ。まあ、夏だから仕方がないか。
私事ですが、ついに「臨月」という時期に入ってしまいました!
自分の中からもうひとつ別の命が産まれてくるということが、まだまだ不思議で、なんとも言えない気分なのですが、やっぱり楽しみで、そして、何よりも無事に元気に産まれてきてくれ!(産むのは自分なのだけれど・笑)と願うばかりです。


さて、先日富士登山が解禁になりましたね。
今年もまた山頂渋滞が起こっているのでしょうか。
私は残念ながらまだ制覇していないのですが、いつか登ってみたい!のですよ。

ところで、うちから車で30分ほど行ったところに、足柄峠という絶景スポットがあります。
時々車を走らせて行く場所で、雄大な富士と、その裾野に広がる御殿場の街の風景が素晴らしいところなのです。
(前にも一度書いたことがありますね。)

出産前に行けるのはもう最後かな〜と思い、行ってきました。
夕暮れを狙って。
いつもながらの絶景にしばし見とれ、ゆっくりと富士を堪能してきました。

この時期、陽が沈み富士が夕闇に包まれると、五合目あたりから山頂にかけて、光の列が続くのを見ることができます。
そうです。山頂を目指す登山者の列です。
いくつかある登山ルートに沿って、本当にきれいに、光の列が続いていて、そのひとつひとつがチカチカちらちらとまたたくのです。
その風景を見ると、思わず「がんばれっ!!」と声をかけたくなるのです。
(というか、山に向かってかけている)
ひとつひとつの灯りは、一人一人の人間がその時そこにいるということの証明であり、それがどこの誰だかは知る由もないんだけれど、それでも、その人たちがなんだかとても近い存在のような気がして、そのひとつひとつの灯りをずっと見つめてしまいます。
きっとあの人たちも、どこかで自分たちの灯りを見つめている人が下界にいることを意識しているに違いないと。
遠く高くにいるあの人たちと、こうして下からその灯りを見つめている自分とは、お互いに意識しあい、感じあっていると、そう思わずにはいられない。

すると、思わず、がんばって!!と声をかけてしまうのです。
だって、富士登山は本当に厳しいと聞くから。

厳しい道を登りきった先に待つ朝の光は、どれほど価値があり感動的なものなんだろうか。
あの人たちには先を越されてしまうけれど、いつか自分も、きっと体験するぞ!と今からその時が楽しみなのでした。
我が子を背負っていけるくらい、体力付けとかないと!

あっ、その前に、ちゃんと産める体力を維持しとかないと(笑)。
 
   
Posted at 23:47/ この記事のURL
コメント(3)
前に進む力 / 2011年07月02日(土)
今日からサッカーの南米王者を決めるコパ・アメリカが始まった。
ライブで放送されていたので、開幕戦のアルゼンチン対ボリビアの試合を観戦。
朝から熱くなり盛り上がってしまった。

その中でのワンシーン。

ご存知の方も多いと思うけれど、アルゼンチン代表のメッシという選手がいる。
世界的に有名なスーパースター。小柄ながらも、世界で最も注目される選手の一人!

前半も折り返しを過ぎた頃、両チーム無得点の試合状況。
メッシがボールを受け、相手陣内深くにドリブルで切り込んできた。
メッシのドリブル突破を警戒するボリビアの選手が4人くらい、彼の突破をとめようと寄ってくる。
敵数人に囲まれても、あの独特のリズムと流れでスルスルと抜けていこうとするメッシ。
抜けるか!と思った矢先、相手選手の一人がメッシの左肩に手をかけ止めようとする。
さすがのメッシもこれにはバランスを崩し、倒れそうになる。
見ているこちらはその瞬間、彼が倒れるかと思う。
が、倒れない。
すぐにバランスを取り戻し、ゴールへと突き進んだ。

彼の目はひたすら、前方にあるゴールの方向を見、そして、思いも、ただひたすらすぐそこに近づいてきているゴールに向いていた。

この一瞬のプレー、メッシの姿に、私は体が震えるほどの感動を覚えた。
結局得点にはつながらなかったのだけれど。

当たり前のプレーじゃないか、と思われるかもしれないけれど、その姿を思い出すと、こうしてしばらく時間が過ぎた今でも、このブログを書きながらも、また感動がぶり返し、胸が熱くなる。

なぜなら、当たり前だと思われるかもしれないこのプレーは、ともすると当たり前じゃない場合が多いからだ。
今日のメッシのように、ゴール近くで敵数人に囲まれ、反則ともとれるプレーによってバランスを崩した場合、いい位置でのフリーキックを狙って倒れてしまうというシーンが少なくないからだ。
そんなプレー・作戦を、全て否定するわけではない。
また、そういう全てのケースで選手がセットプレー目当てに故意に倒れているというわけでもない。
それが得点につながる場合もたくさんある。


今日のメッシも、もしあそこで倒れてフリーキックを得ていたら、もしかしたら得点につながったのかもしれない。

それでも、決して倒れない今日のメッシのプレーは、ただひたすらゴールに、前に向かう、ひたむきなひたむきな情熱、あるいは本能とでもいうような強い強い力・意志を感じさせてくれた。
そんな強い強い意志が現れた今日のメッシのようなプレーを、私は大いに支持したい。


世界に通用する本当に一流の選手とは、こういうものなんだなと、改めて思い知らされた。


そういえば、夜中についつい見てしまうウィンブルドンも、すごいなあ。



 
   
Posted at 18:10/ この記事のURL
コメント(2)
宇宙の神秘 / 2011年06月23日(木)
先日、夫の職人仲間が面白いものを見せてくれた。

それは、1センチ角くらいの大きさの塩の結晶。

意図して作ったものではなく、たまたま梅干の入っていたプラケースを冷蔵庫に入れっぱなしにしていて、気がついたら水分がすっかり飛んで結晶化していた、そう。

塩の結晶は、正しくはピラミッドを逆さにしたような構造、もしくは、柱上の結晶が集まった樹枝状結晶と言われる構造になるらしいけれど、私が見せてもらったその結晶は、薄い一枚の透明で真四角な板に、「同心正方形」の模様が入っているという印象のものだった。

それは本当にとてもとてもきれいなきれいな正方形をしていた。「同心正方形」という表現が果たして正しいかわからないけれど(たぶん間違っているだろうけど、他に言葉を知らない)。

「うわあっ!!」と声をあげ、その形の美しさに見とれてしまった。
つくづく、宇宙の法則は本当に不思議だ。
ヒトのDNAの二重螺旋構造にしても、雪の結晶にしても、そこに壮大な宇宙の法則があって、あらゆる物質や生命は、その法則によって成り立っている。

普段は一見目に見えないそういう法則の数々を目の当たりにする度に、大きな意志とか力・流れのようなものに対する自分の小ささ、生命の小ささを実感するとともに、生きていることの意味・その素晴らしさを実感する。
こうして大きな宇宙の一部として生きていることが、とても嬉しく思う。
反面、そら恐ろしさも感じたりすることもあるけれど。


塩の結晶を見せてくれた職人さんは、「欲しい?」と私に聞いてきた。
「欲しい!!」と喉まででかかったが、でも、それは一期一会。
その不思議で親しい美しい形をもう一度心に焼き付け、「いいです。」と答えた。


私たちが自然にその身に備えている大きな宇宙の法則。
それだけに従って、逆らわず、生きる道はないのか。

自然界には無いはずの目に見えない危険な存在に脅かされ、健康を蝕まれている今、そんなことを考えずにはいられない。

あの塩の結晶のように、もともとある大きな法則にさえのっとっていれば、美しい結晶となれるのだから。

 
   
Posted at 01:12/ この記事のURL
コメント(1)
三ヶ月 / 2011年06月11日(土)
あの日から三ヶ月。

みんながそれぞれにいろんな状況の中で、いろんな思いを持って生活をしているこの三ヶ月だったと思います。
自分はというと、何を言っても何を描いても実際に現地にいる人たちの思いは理解できないわけで、それはいつでもうわべだけの、実感を伴わな軽いものでしかない気もします。
それでも、日々福島のこと、そこに住む家族や友人のことが頭から離れることはなく、いつでもどこでも、何をしていても何を見ていても、それまでの世界とは全く違ったものになってしまったということについてのやり場のない感情がずっと溜まっています。

今度、以前に個展でお世話になった福島県いわき市のギャラリーで開催されるチャリティー展示に参加します。
原発の南、福島県の浜通りに位置するいわき市。キラキラと美しい太平洋の風景と、豊かな海の幸で溢れていたいわき市。
今回のチャリティー展示は、「海の再生」がテーマです。
いろんな作家さんが参加されるようで、一人一点の出品です。詳細は後日ご案内いたします。

それから、このブログを読んでくださっている方にご報告を。
現在、赤子を宿しております。
8カ月も終盤に入りました。
出産予定は8月の中旬です。

個人的にお付き合いのある皆様、お世話になっている皆様にも、これまで筆不精・メール不精な私はきちんとご報告しておらず、こんな場での報告で本当に申し訳ないのですが。

原発の問題が起こって以来、福島に帰りたい、実家で収穫された旬の野菜を去年までと同じようにありがたく喜んで食べたいという思いの反面、今自分にしか守れない命のために、それはできないという思いが混ざり合って、日々心の中がぐちゃぐちゃになります。
でも基本的には元気でやっていますのでご安心ください。
体調も経過も順調です。
今は無事生まれてくれることを祈りつつ、毎日を過ごしています。
本当に、本当に、無事に生まれてきてくれますように。

出産は、福島の家族の同意の元、小田原でします。
いつか、何の躊躇も不安もなく、「ここが私の大好きなふるさと、福島だよ!」と、心から安心して、子供を連れて帰ることができる日がちゃんと来てほしい。
所詮は遠くに住んでいる人間の、勝手な思いでしかないかもしれないかもしれませんが。


一日も早い復興・原発事故の収束を願います。








 
   
Posted at 11:05/ この記事のURL
コメント(5)
  | 前へ  
 
Powered by ブログ作成ならヤプログ!