バブコックヒョウモンリクガメ 

June 14 [Sat], 2008, 20:00
【学 名】 Geochelone pardalis babcocki

【分 布】 アフリカ大陸東部、ナミビアを除く南部周辺

【飼育レベル】 普通



■ 説明
通常、ヒョウモンリクガメとして流通しているのは本種で、ナミビアヒョウモンリクガメと比べると甲高も高くなり、成長しても、それほど背甲の黒斑も細かくならない。主にサバンナや、広けた低木林帯に生息し、1クラッチ10から20個程の卵を3から6回産む。湿度に多少弱い面があるが、長期飼育例、繁殖例も多く聞かれ丈夫である。

ナミビアヒョウモンリクガメ 

June 13 [Fri], 2008, 20:00
【学 名】 Geochelone pardalis pardalis

【分 布】 ナミビア南部。南アフリカ西部周辺

【飼育レベル】 やや難しい



■ 説明
ヒョウモンリクガメの基亜種で、最大甲長は72cmに及ぶ。日本への入荷は稀で、最近になってアメリカから繁殖個体が時折みられる程度。バブコックヒョウモンとの違いは、幼体時の各甲板に入る一対の黒斑。首、腹甲、脚などに入る黒く細いスポット。同種とは思えない程の甲高の低さなどが挙げられる。比較的亜種ほどの、長期飼育例がない。

セレベスリクガメ 

June 12 [Thu], 2008, 20:00
【学 名】 Indotestudo forsteni

【分 布】 インドネシア。セレベス島。ハルマヘラ島、インド南西部

【飼育レベル】 普通



■ 説明
以前はトラバンコアリクガメと亜種分けされていたが、現在はシノニムにされている。しかし未だ別種を唱える声もある。エロンガータリクガメに似るが、項甲板がないこと、幼体時に成長線を残してほぼまっ黒の甲板をもつこと、前縁甲板、第一椎甲板が反らないことなどで区別できる。高温多湿を好み、脱水、低温などですぐに調子を落とすので注意。

ホルスフィールドリクガメ 

June 11 [Wed], 2008, 20:00
【学 名】 Testudo horsfildi

【分 布】 中国。イラン。パキスタン。アフガニスタン。カザフスタン等カスピ海周辺

【飼育レベル】 普通



■ 説明
3亜種が知られ、砂地、荒れた乾燥地域など、過酷な環境に生息する。最近ではチチュウカイリクガメTestudoからAgrlonemysへ変更する動きもみられている。大量に毎年世界中に輸出されているが、飼育下での繁殖例は数えるほど。安価なりリクガメとして粗雑に扱われることも少なくなく、完全な消費動物化されている。

ニシヘルマンリクガメ 

June 10 [Tue], 2008, 20:00
【学 名】 Testudo hermanni hermanni

【分 布】 スペイン。フランス。イタリア南部。トルコ西部。コルシカ、シシリー島等地中海北部

【飼育レベル】 普通



■ 説明
ヘルマンリクガメの基亜種。亜種のヒガシヘルマンリクガメと比べ大型になり、目の後方の一対の明るいスポットと腹甲がほぼまっ黒になり、中央に黄色のラインが1本入ることなどで判別ができる。ただし、輸入されるほとんどの個体が繁殖個体で、両者のハイブリッドの可能性をもつものが多く、逆に純血を求めるあまり、ワイルド個体の需要が増えている面がある。

マルギナータリクガメ 

June 09 [Mon], 2008, 20:00
【学 名】 Testudo marginata marginata

【分 布】 ギリシャ南部。イタリア。アルバニア南部。エキロス島、ポロス島、サルデーニャ島

【飼育レベル】 普通



■ 説明
乾燥した低木材などに生息する、チチュウカイリクガメ属最大種。成長に伴い縁甲板後部がフレアー状に広がり、甲の色が黒く変化していく(ブリード個体でなならないものもいる)。他のチチュウカイリクガメより低温に弱い面があり、特に幼体には注意が必要だ。ムレには弱いがよく水を飲むので、定期的な温俗などで補う。

アナムールギルシャリクガメ 

June 08 [Sun], 2008, 20:00
【学 名】 Testudo graeca anamurensis

【分 布】 トルコ南部沿岸

【飼育レベル】 普通



■ 説明
現在6亜種とされるギリシャリクガメの1亜種。イベラ、テレストリスギリシャリクガメ同様、背甲の高さが出る。幼体時はほぼまっ黒の個体が多いが、成長につれ黄色い部分が出現し斑模様になり、また後部縁甲板がフレアー状に広がり、他種と比較するとツルツルした表面となる。最大甲長30cmと大型種。

アナムールギルシャリクガメ 

June 07 [Sat], 2008, 20:00
【学 名】 Testudo graeca anamurensis

【分 布】 トルコ南部沿岸

【飼育レベル】 普通



■ 説明
現在6亜種とされるギリシャリクガメの1亜種。イベラ、テレストリスギリシャリクガメ同様、背甲の高さが出る。幼体時はほぼまっ黒の個体が多いが、成長につれ黄色い部分が出現し斑模様になり、また後部縁甲板がフレアー状に広がり、他種と比較するとツルツルした表面となる。最大甲長30cmと大型種。

フクロモモンガ 

June 06 [Fri], 2008, 20:00
【学 名】 Petaurus breviceps

【分 類】 フクロモモンガ科フクロモモンガ属

【分 布】 オーストラリア周辺

【胴 長】 約15cm



■ 説明
齧歯目であるモモンガにそっくりだが、フクロモモンガはカンガルーやコアラと同じ有袋類に属する動物だ。



■ 毛色

野生色






■ 解 説
お腹の袋で子供を育てる、コアラやカンガルーと同じ有袋類の仲間です。欧米ではシュガーグライダーと可愛らしい名前で呼ばれ、ペットとして多くの人に愛されています。シュガーグライダーの呼び名の通り、フクロモモンガは果実などの甘いものが大好きです。また、フクロモモンガは、面白い声をだして鳴くことでも知られています。驚くと、「ジ〜コジ〜コジ〜コ」と、とてもその小さな体から出すとは思えない、奇妙な大声を出します。大人になってからでは、臆病でなかなか飼育者になついてくれませんが、子供のうちから飼えばよく慣れます。夜行性で、昼間は巣箱で丸くなって寝てばかりいるので、一緒に遊ぶのは夜になってからにしましょう。



■ 飼育器具
フクロモモンガは樹上性の動物なので、ケージも高さのあるものが適しているといえる。1辺が40cm以上、高さが50cm以上はあるものを選びたい。床材は牧草やチップ(オガクズのようなもの)が一般的だ。ただしチップでは、アレルギーをおこすこともあるので注意する。給水器は、吸い口が床材や物に触れず、楽に飲める高さに設置する。衛生面から考えると、ボトルタイプのものがいいだろう。ただし、食物から水分を摂取するので、それほど大量には水を飲まない。
餌入れは、ケージに取りつけるタイプのものでも、床に置く陶器製のものでもかまわない。巣箱には中が見えないものを使用するが、木製のものが適当だろう。樹上性の動物なので、ケージ内には適当な長さ、太さの木の枝を入れてやりたい。適当な木の枝がない場合は、木製のはしごでもかまわないので用意してやる。飛び回れるスペースを残し、いくつか取り付けてやろう。




■ え さ
欧米ではペットとして以前から飼われているだけあって、専用フードが市販されている。その専用フードが入手できれば申し分ないが、入手困難な場合は、他のフードで代用することになる。その代用の餌としては、ハムスターやリス用に作られた柔らかいフードや、ヒマワリなど乾燥した餌などを、常時主食入れに入れておけばいいだろう。そして実際の主食としては、リンゴやバナナ、メロンなどの甘い果実や、ペット用のゼリーなどになる。フクロモモンガの口は柔らかいものを食べるのに適しており、ハムスターの固形フードのように、固いものを食べることは難しいのだ。時にはミルワームを与えたり、小動物用のミルクなどを餌にかけて、動物性タンパク質を摂取させるのもいいことだ。




■ 健康上の注意点
フクロモモンガは果実などの柔らかい餌を食べるので、フンが柔らかく、ケージは汚れて臭くなりがちだ。底材の掃除は、2〜3日に1度は行うようにしたい。特に夏場は、虫がわきやすくなるので注意する。ケージ全体の掃除は月に1度程度で、その際にはしっかりと水で洗うようにする。人に慣れている個体であれば、部屋に放して散歩させてもいいだろう。あちこちで隙間をみつけては潜り込んででてこなくなるので、そういう隙間を解消したり、不安定なものは片づけておく。もちろん外に逃げていってしまわないように、戸締まりはきちんとおこなう。




■ その他
ケージは隙間風や直射日光、冷暖房の風が当たらない、静かで落ち着ける場所に設置する。ケージのすぐそばにカーテンなどの物があると、中に引き込んで事故の元になるので、周辺には何も置かないようにする。夏場は暑さと蒸れに弱く、冬場は寒さに弱いので、それぞれに合った対策をすることが必要だ。特に体力のない幼体のあいだ、また体調を崩しているときには、保温に注意しましょう。フクロモモンガで特に知られている病気はないが、もちろん体調を崩すことはある。下痢やくしゃみ、皮膚の異常、アレルギー、外部寄生虫、体内の寄生虫といった問題が起きることもあるだろう。いずれにせよ元気がなかったりおかしいと感じることがあれば、早めに獣医師に相談することが肝心だ。ただし、我が国でのペットとしての歴史は浅く、治療方法が確立しているとはいいがたいので、病気に関しては治療よりも予防を心がけたい。
フクロモモンガは有袋類である。そのため子供は未熟児で生まれて、お腹の袋のなかで育てられる。そのため、メスが急に大きくなった子供を抱えているのを発見して、驚くことがある。その時には慌てずに親に任せ、それまで以上に餌と水を切らさないように注意して、見守ることだ。手乗りに育てたい場合は、適当な時期に親から離し、ミルクをやって、手乗りリスのように慣らしていく。

ヨツユビハリネズミ 

June 05 [Thu], 2008, 20:00
【学 名】 Atelerix albiventris

【分 類】 ハリネズミ科アフリカハリネズミ属

【分 布】 セネガル

【胴 長】 約15〜20cm



■ 説明
ハリネズミはネズミという名前がついているが、実際にはネズミと同じ齧歯目ではなく、食虫目という別のグループに属する動物である。とにかくタワシに手足がついたような奇妙かつ可愛らしい姿から、ヨーロッパでは以前からペットとして愛好されてきた。最近では我が国でも、ハリネズミの魅力にとりつかれてしまう人が急増しているようである。



■ 毛色

野生色


アルビノ


ホワイト






■ 解 説
ハリネズミにもたくさんの種類が知られているが、我が国のペットショップでよくみかけるのは、写真のヨツユビハリネズミである。ネズミという名前がついてはいるが、いわゆるネズミの仲間ではなく、食虫目と呼ばれるモグラの仲間に含まれる。食虫目の動物は視力や歯が劣り、さらに恒温動物としては保温効率が悪いため、極端な高温や低温は苦手とされる。みた目が非常に可愛らしい動物だが、残念なことにハムスターやウサギほどは飼育者になれてくれない。せいぜい体に触られても、我慢できるという程度なのはしかたのないところだ。



■ 飼育器具
ケージ(飼育容器)は1辺が60cm以上はあるものを選ぶ。その姿からは想像しにくいのだが、ものに登ることが結構上手なので、金網のケージでは伝って登っていき、落下することで思わぬ事故の原因となることがある。できれば登ることができない、水槽での飼育をお勧めする。その場合水槽の高さは、ハリネズミの体長よりも高いことが大切だ。床材はカットタイプの牧草が適している。潜った際に、ハリネズミの姿がみえなくなるくらいの厚さに敷いてやると落ち着くだろう。餌入れには、ハリネズミが上に乗ってもひっくり返らないような、十分な重さのある陶器製の物を使用するようにする。
水をよく飲むので、給水器は大きめのものを選びたい。衛生面を考えても、ボトルタイプのものが適している。ハリネズミが隠れたり、休息するための巣箱も必要だ。市販されている巣箱でもかまわないが、木材で自作してもいいだろう。意外と遊び好きな動物なので、回し車などがあると喜んで遊ぶ。ただし、ハムスター用のものなどではサイズが合わないため、不適合といえるだろう。最近では我が国でも、ハリネズミ用の回し車を扱っているショップが少しずつ増えてきている。ただし、回し車の隙間に足を取られて骨折することがあるという報告もあるため、その点で心配ならば避けたほうが無難だ。ハリネズミは一定の場所でフンをする習性があるので、ケージ内にトイレを設置してそこでフンをさせるようにしよう。




■ え さ
できれば市販のペレットタイプ(固形飼料)のもので、ハリネズミ専用のフードを与える。ただ現時点では入手がなかなか困難なので、手に入らなければフェレットフードやドッグフード、動物質のキャットフードなどで代用する。おやつ程度に昆虫を与えると喜ぶだろう。野外で捕まえてきたものには農薬がついていることがあるので、ペットショップでミールワームやコオロギを購入して与えた方が無難だ。たまに小松菜やキャベツ、リンゴなどの野菜や果物も少量与えると良い。




■ 健康上の注意点
ケージが狭すぎると、トイレできちんと排泄しないことがあるが、ハリネズミのフンは乾燥していて臭いも少ないため、掃除は比較的楽といえる。こうしたケージの掃除は、2〜3日に1度くらいのペースでやれば十分だ。人に慣れている個体なら、ケージから外に出して遊ばせることができる。ただし、はじめのうちは厚手の皮手袋などをして取り扱うようにしないと、痛い目をみることになるだろう。ひとたび飼い主に馴れてしまった個体は、手の上に載せても体の針を逆立てないようになる。




■ その他
ケージは隙間風や直射日光、冷暖房の風が当たらない、静かで落ち着ける場所に設置する。ハリネズミにとって理想的な気温は25度前後とされている。極端に蒸し暑い日本の夏場は、ハリネズミにとってかなりきつい環境だ。また、反対に気温が15度以下になると一種の冬眠状態になってしまう。できれば周年を通して20〜28度くらいの室温で飼育してやりたいものだ。ハリネズミは唾液を針に塗る習性がある。また、興奮すると口から泡を吹いているようにみえることがあるが、これは病気ではなくハリネズミ特有の習性だ。適切な飼育環境下では、決して弱い動物ではないが、いくつかの病気に悩まされることもある。ダニ、外部寄生虫、下痢、アレルギー、皮膚病など、何かおかしいと感じることがあれば、早めに獣医師に相談することが肝心といえるだろう。