はじめまして、マコです。
みなさま、最近脳みそがシューシュー音を立て溶けてしまいそうなほど
暑い日が続いておりますが、体調管理は万全ですか?
暑いと疲れがたまりやすいので
水分をたくさんとって、夏休みもちゃんと取って、今年の夏もお互い頑張りましょうね。
そんな私は先月夏休みを頂き、シンガポールへ行ってきました。
初めての一人旅!ということで、少し緊張しながらも自由気儘に
シンガポールを満喫してきました。
そんな初めての一人旅は、5分で到着するところを1時間もかかってしまった
という過去を持っている私の方向音痴っぷりを知っている人からは、
本当に心配・反対されました。
確かに、シンガポールで毎日迷ってはたくさんの通行人に助けられましたが
「それも旅〜♪道はつながっているのさぁ〜♪」と少し冷や汗を掻きながらも
自分を励ましながら、迷子も楽しむことができました。
今回の旅ではショッピング・観光名所巡りなどはもちろんしたのですが、
印象深く残っていることが2つあります。
1つ目は、「Ballet Under the Stars」という
バレエを星の下で観る、というかなり有名な野外ダンスショー。
芝生の上でピクニックをしながら観るバレエは、気軽さと贅沢が絶妙な
バランスで交じり合った最高ひと時でした。
2つ目は、「Happy Ending」というお芝居です。
『滞在中にやっていて、劇団としてのクオリティも高く、そう遠くない劇場』という条件で
探してあったのがこれだけだったので、とりあえず内容は分からないけどチケットを購入。
当日劇場に向かうと、なにやら雰囲気がおかしい・・・。
1000名くらい収容できる劇場に集まってくるお客さんは、やたらと男性が多い。
女性は私を含め両手で数えられるくらいしかいない・・・。
多くの人たちが、タンクトップマッチョ(←タンクトップを着ているマッチョの意)
一つひとつの仕草がやたらと、しなやか。
男性同士でペアルック。
そうなんです。ゲイの方たちだったんです。
もちろん、お芝居の内容もゲイ。俳優もゲイ。
360°ゲイの方たちに囲まれながら、ゲイのお芝居を観覧。
かなり貴重な体験をさせて頂きました。
そしてお芝居のクオリティも高く、笑いあり・涙ありで
大満足でした。
インターバルでは、隣のゲイカップルに
「あんた、一人で来たの??クレイジーなことをするわねー!
もしかして、あんたの彼氏が実はゲイです!ってカミングアウトしてきて、
ショックだけど、彼を理解したい!と思って観に来たんじゃないの?!
(そういう内容のお芝居だった・・・)」
と勝手に私の恋愛と芝居をリンクさせ、「がんばって!」と「可哀想ね」が
交じり合った眼差しで私を見つめる彼と彼の恋人の彼。
私は、それを右から左へ受け流しました。
お芝居が終わり、「面白かったね!」と言い合いながら
成り行きでそのカップルとお茶をすることに。
二人が付き合うまでの道のりや、将来のことなど色々と話をしてくれました。
人間が人間に惹かれて、たまたまそれが同性だった・・・それだけのことです。
全然違和感はなく、自然の原理に身をゆだねての結果だったように感じました。
そんなこんなで私の初めての一人旅は終わりましたが、
旅行中ずっと風邪を引いていてため食欲がなく、ちゃんとしたご飯を
一回しか食べられなかったことが唯一の心残り。
ぜひ次回は、「食」も楽しみたい!と心に決めたM子(小)なのでした。
皆さんも良い夏休みを!